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Fターム[3C001KA05]の内容

工作機械の自動制御 (2,390) | 目的 (508) | 熱変位、熱膨張の防止、対策 (125)

Fターム[3C001KA05]に分類される特許

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【課題】 切削加工において高精度の加工を行う場合、加工機械の駆動精度向上に加え、加工中に発生する熱による工具の熱変形も防ぐ必要がある。しかし、切削チップで発生する熱の一部が工具シャンクに伝導し工具変形するため、高精度加工ができない。
【解決手段】 切削チップを取り付ける工具シャンクと、工具シャンクの温度を計測し工具シャンクの温度情報を出力する温度センサと、温度センサから出力された温度情報を入力し工具シャンクの所望の温度に対して温度が上昇している場合は温度を低下させ、温度が低下している場合は温度を上昇させて工具シャンクが所望の温度となるような制御信号を出力する計算機と、計算機より出力された制御信号を入力し工具シャンクの温度を所望の温度となるように温度調整する温度調整機とを備えた切削加工装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】ボールネジにおいて、稼動段階の発熱を原因とする各位置の温度分布を考慮したうえで、各作動時間において、指令位置を適切に補正する方法を提供すること。
【解決手段】ボールネジ1の両端、及びメネジ2につき、所定の時刻毎に温度測定を行い、時間間隔(Δt)及び単位区間幅(Δx)に基づく差分方程式の解による各区分単位の温度分布を、当該所定の時間の経過毎にマイクロコンピュータによって算定することによるボールネジ1における温度分布の算定方法、及び当該温度分布に基づいて、各所定の位置の固定端11からの距離の増加量を算定し、必要に応じて引張応力が加えられている場合、及び当該引張応力による機械的変形量を考慮し、前記距離の補正を行うことによって、前記課題を達成することができるボールネジにおける指令位置の変位を補正する方法。 (もっと読む)


【課題】温度センサの異常を簡単に検知可能とする。
【解決手段】S1で各温度センサによる温度計測を行い、デジタル信号化して温度数値として得る。次に、S2において、パラメータ記憶装置に記憶されている演算式及び特性係数を用いて、対応する温度センサの検知温度と同等の検知温度であるTb’を算出し、S3でTaとTb’との温度差の絶対値ΔTを求める。そしてS4で、算出した絶対値ΔTを制限値γと比較し、ΔTが制限値γよりも大きい場合には、Ta或いはTbが異常と判断してS5でアラーム等で警告し、S6では、補正装置に異常となる前の補正量から変更しないように指令する。 (もっと読む)


【課題】 回転速度による熱変位時定数の変化を無くし、簡単な演算処理で熱変位補正を実現する。
【解決手段】 工具6をエアブローするエア流量調整装置15及びエアノズル7と、NC装置14から入手した主軸回転数情報を基にエアノズル7のエア吹き出し量を制御するエアブロー制御装置16とを設けた。熱変位推定演算器13は、予め実験あるいは数値解析により得た主軸の熱変位時定数、及び温度時定数を主軸回転数に依存しない定数として記憶し、これら定数を使用した所定演算により熱変位を推定した。 (もっと読む)


【課題】環境温度が変化しても、スケールによる移動軸の位置検出値に対して誤差補正を的確に行うことにより、移動軸の位置制御を正確に行ってワークを高精度に加工する
【解決手段】ワークWと工具を相対移動させるX,Z,Y移動軸の位置をX,Z,Y軸スケール14,15,16で検出し、この位置検出値にもとづいてX,Z,Y移動軸を位置のフィードバック制御により作動させてワークWを加工する工作機械2における位置補正方法は、Y軸スケール16のスケール温度TsとワークWのワーク温度Twを検出し、それらの線膨張係数の差による伸縮量の差をピッチ誤差補正値としてY移動軸の位置検出値を補正する場合に、実際に加工したワークWに残った加工誤差、または基準尺を測定することにより判明した誤差をNC装置3の補助指令設定部3fからの補助指令によりピッチ誤差補正値に加減算して位置検出値を誤差補正する構成とされている。 (もっと読む)


【課題】微細加工用工具を用いて、精度よくかつ実用的に微細精密加工を行なうことのできる工作機械及び加工方法の提供を目的とする。
【解決手段】工具6を工作機械1の主軸5に取り付ける工具取付け工程(S4)と、主軸5を実加工と同じ条件で回転させる主軸回転工程(S5)と、主軸5の位置を安定化させる安定化工程(ステップS6)と、工具6を被加工体7の近辺まで接近させて、工具6と被加工体7との間の放電現象を検知する放電検知工程(S7)と、放電された位置データより被加工体7の加工原点を算出する原点算出工程(S8)と、算出された被加工体7の加工原点に基づいて加工位置へ主軸6を移動させ加工を開始する加工工程(S9)と、加工条件が変化しているときは、主軸回転工程(S5)から加工工程(S9)までの工程を再度実行する方法としてある。 (もっと読む)


【課題】主軸ユニットの温度が変化した場合であっても加工精度(穴の深さ精度)を向上させることができるプリント基板の加工方法およびプリント基板加工機を提供する。
【解決手段】スピンドルの運転時間とこのスピンドルに保持させた工具先端の軸線方向の変位量δとの関係を予めスピンドルの回転数毎に求めておき、加工をするために設定されたスピンドルの回転数と加工開始後の経過時間に基づき、工具の切り込み量を予め求められた変位量δだけ補正する。また、スピンドルの回転を第1の回転数(20万回転/分)から第2の回転数(3万回転/分)に変えた場合の、変更後のスピンドルの運転時間とこのスピンドルに保持させた工具先端の軸線方向の変位量δとの関係を予め第1と第2の回転数毎に求めておき、第2の回転数と第2の回転数に変更後の経過時間に基づき、工具の切り込み量を予め求められた変位量δだけ補正する。 (もっと読む)


【課題】 対象物の加工、切削、搬送等を行なう際の対象物搭載部分およびリニアスケール等の位置検出器部分の温度を検出し、温度変化に伴う対象物搭載部分および位置検出器部分の熱膨張量または熱収縮量等の補正量を算出し、補正量に基づいて移動体の移動量を補正し、対象物の加工精度、切削精度、搬送位置決め精度を向上させることができる位置決め制御装置および位置決め制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 前記位置決めステージの温度変化である検出信号を処理する温度信号処理部と、前記位置検出手段および前記位置決め対象物の熱膨張または熱収縮に伴う位置ずれを、位置補正量として算出する位置補正処理部とを備え、前記位置補正量に基づいて、前記モータを位置決め制御する。 (もっと読む)


【課題】放電加工機において、複雑な機構を有することなく容易に、かつ効果的に所定方向の相対変位量を抑制する。
【解決手段】放電加工機1は、電極6と被加工物Wとの極間Dに放電を発生させ、放電エネルギにより被加工物Wの加工を行う放電加工機1において、電極6と被加工物Wとの所定方向の相対位置に変化を生じさせる2つの部位のうち、温度変化に対する前記所定方向の熱応答速度の遅い一方の部位の内部又は外面に、予め実験的に求められた、温度変化に伴う電極6と被加工物Wとの前記所定方向の相対位置の変化が最も少なくなる風量の外気を送風する。 (もっと読む)


【課題】 熱により機械的構造に変形があっても精度よく工具と加工対象物との相対位置関係のずれを補正し加工精度の向上を図る。
【解決手段】 放電加工装置1の温度データ検出位置において検出された温度データと、工具電極Eの標準熱変位量データ検出位置αにおいて検出された標準熱変位量データYαに対して標準熱変位量データ検出位置における変形に基づく変位量ΔYαを加算若しくは減算して得られた補正ベースの標準熱変位量データyαと、の相関関係を多変量解析により演算式として得るとともに、この演算式により得られた補正ベースの標準熱変位量演算値yβ(=yα)に対し、演算された工具電極Eの熱変位量補正位置βにおける変形に基づく変位量ΔYβを加算若しくは減算して熱変位量Yβの演算および熱変位補正を行う。 (もっと読む)


【課題】 熱媒体の制御目標温度に対する温度変動を緩衝させることにより構造体の熱変位を低減し加工精度の向上を図る。
【解決手段】 構造体として、基部をなすベース2と、ベース2に立設されたコラム3と、コラム3に設けられ、ワークWを加工する工具電極Eを装着する加工ヘッド4と、ワークWを配置するワーク保持ユニット5と、を有する放電加工装置1において、冷却媒体を流通させる流路21cを含み、ベースおよびコラムの外周面に装着された熱交換プレート20と、冷却媒体の温度を制御目標温度に制御する冷却媒体温度制御装置50と、を備え、熱交換プレート20は、冷却媒体を流通させる流路21cとベースおよびコラムの外周面との間に熱伝導緩衝板22を介在させた構成を含む。 (もっと読む)


【課題】部品点数を低減して、コストを低減することができるとともに、熱変位量の測定精度を向上することができ、さらに取付位置の自由度を向上することができる送り装置における送りねじの熱変位量演算装置を提供する。
【解決手段】送りねじ16の基端部16cを軸受台12により軸方向の移動不能に支持し、先端部16dを軸受台13により軸方向の移動可能に支持する。前記送りねじ16に形成された螺旋溝16bに向かって、エア噴射ノズル25からエアを噴射するとともに、送りねじ16を回転させて、前記エアの圧力を圧力検出器29により検出し、前記送りねじ16の回転量と、圧力検出器29により検出された圧力とに基づいて、送りねじ16の軸方向の座標を演算し、先に演算され記憶された基準の座標と新たに演算して得られた実際の座標とに基づいて、送りねじ16の熱変位量を演算する。 (もっと読む)


【課題】環境温度の変化に関わらず簡便かつ高精度な加工を可能とする加工装置および加工方法を提供する。
【解決手段】加工装置1に、ワーク2を所定姿勢で固定するワーク固定部4と、加工工具10を回転可能に担持する加工工具担持部5と、ワーク固定部4および加工工具担持部5の相対位置を検出するターゲット孔7および光センサ8と、ワーク固定部4および加工工具担持部5の相対位置に基づいてワーク固定部4および加工工具担持部5を移動して相対位置を補正する相対位置補正部14bと、ワーク2の温度を検出するワーク温度センサ9と、ワーク2の温度および予め設定されたワーク2の熱膨張係数に基づいて予め設定されたワーク2の加工条件を補正するワーク加工条件補正部14cと、ワーク2の加工条件に基づいて、加工工具10の回転および、ワーク固定部4および加工工具担持部5の移動を制御する加工動作制御部14dと、を具備した。 (もっと読む)


【課題】NC工作機械の主軸先端に装着された工具の刃先位置を高精度に測定すること。
【解決手段】NC工作機械の主軸14に装着された工具Tの刃先位置の測定方法において、主軸14が所定位置にあるときの工作機械の座標系における予め測定された主軸14の基準部位の座標位置と、主軸14を所定時間回転させた後に測定した主軸14の基準部位の座標位置との偏差を求め、主軸14の基準部位に対する主軸に装着された工具Tの刃先位置を主軸14の停止中に測定し、主軸14が任意の位置にあるときの座標系における主軸14の基準部位の座標位置と前記2つの測定値から、前記座標系における工具の刃先の座標位置を演算して求めるようにした。 (もっと読む)


この発明の目的は、固定ベアリング及び浮動ベアリングにより旋回するボールねじを有する、少なくとも1つの旋回式又は回転式工具を具えるワークピースを機械加工する機械であって、かかるボールねじ(1)の伸長した分の長さを測定する装置(4)を有する機械である。また、この発明は、ボールねじ(1)の長さUを検出するステップと、ボールねじ(1)の軸の長さIを検出するステップと、軸の伸長した長さIと軸の基準長さIとの差ΔIを算出するステップと、差値を補正値に補償するステップとを含む、前述の請求項のいずれか1項の熱変位を測定して、補償する方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】送り軸の移動方向反転時や、停止からの移動開始時における送り機構の動摩擦力や静摩擦力の変化を考慮して高精度な加工を行えるようにすること。
【解決手段】数値制御装置の読取解釈部から取り込んだ数値制御プログラムデータを移動指令分配制御部及びサーボ制御部で実行し、その実行結果を送り軸モータ駆動手段から送り軸モータに出力し、送り機構を介して移動体を移動させる数値制御工作機械の制御方法において、送り軸の移動方向反転前の負荷トルクの符号反転値に予め設定した定数を乗算した値を前記送り軸の移動方向反転後の負荷トルクの目標値として設定するようにした。 (もっと読む)


【課題】コラムに作用する曲げモーメント(転倒モーメント)に起因するコラムの変形の補償(コラムの前倒れ補正)を、すべり面(案内面)の湾曲カーブ加工に依らずに行い、高度な加工精度を確保すること。
【解決手段】左右のコラム13、14の各々に、左側のコラム13に負荷された重量による転倒モーメントを打ち消す方向のモーメントを当該コラム13に付与する左側の逆モーメント付与手段40と、右側のコラム14に負荷された重量による転倒モーメントを打ち消す方向のモーメントを当該コラム14に付与する右側の逆モーメント付与手段50とを設ける。 (もっと読む)


【課題】機械本体の複数個所の温度測定に基づいて加工点における熱的な変位量を推定し補正する機能を備えた工作機械における、補正に用いられる所定の関係式に適合する最適な温度測定位置を容易に求める。
【解決手段】温度測定位置決定の処理にあたっては、まず工作機械本体の解析用の3Dモデルが作成され(S21)、温度測定ブロックが設定されると共に各ブロック毎に複数個の候補点が設定される(S22)。ブロックは、例えば工作機械本体のベースの前部上面側、前部下面側、後部上面側、後部下面側、テーブル、主軸ヘッド、コラムの7つとされる。次いで、解析処理(CAE)により、工作機械本体に所定の温度変化を与えた際の、時系列毎の各候補点の温度変化Δt、及び加工点における変位量δの温度データが算出される(S33)。その温度データから、遺伝的アルゴリズムを用いて各ブロックに1個ずつの最適な温度測定位置が求められる(S24)。 (もっと読む)


【課題】工作機械の主軸に装着された工具の主軸軸線方向の熱変位を打ち消すための補正量を高精度に設定することができる熱変位補正装置を提供する。
【解決手段】熱変位補正装置1は、制御装置22から得られる、工具交換装置33の工具マガジンに格納された工具の中から、交換対象の工具を特定するための識別データを基に、これに対応した工具の使用直後の温度を認識し、認識した使用直後の工具温度と、制御装置25から得られる、識別データに対応した工具の前回使用時からの経過時間とを基に、使用直前の工具温度を推定する処理と、推定した使用直前の工具温度と主軸の温度とを基に、使用中の工具温度を推定する処理とを実行する工具温度推定部14と、推定された使用中の工具温度を基に、工具の主軸軸線方向の熱変位量を推定し、これを打ち消すための補正量を設定する補正量設定部16と、設定された補正量を基に補正を行う補正実行部17とを備える。 (もっと読む)


【課題】 工作機械の構造物の熱変位を補正して被加工物を高精度に加工し得るようにする。
【解決手段】 旋盤10はベッド11とこれに固定される主軸台12とを有し、ベッド11には往復台16が移動自在に設けられ往復台16には横送り台18が移動自在に設けられている。ベッド11と主軸台12は固定構造物となっており、往復台16と横送り台18は移動構造物となっており、被加工物Wは加工工具Tにより加工される。加工工具Tに吹き付けられる切削液に、構造物の熱的特と対応した熱的特性を有する等価金属体41がさらされ、同様の等価金属体41aは電動モータ23を冷却する冷却油にさらされる。それぞれの等価金属体41,41aに設けられた温度センサからの信号は、加工工具Tの送り移動を制御する制御部に送られて、送り移動量が補正される。 (もっと読む)


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