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Fターム[3C081AA07]の内容

マイクロマシン (28,028) | 目的、効果 (2,695) | 強度、剛性向上 (109)

Fターム[3C081AA07]に分類される特許

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【課題】梁部が疲労破壊することを抑制できるMEMS振動子を提供する。
【解決手段】本発明に係るMEMS振動子100は、シリコン基板10と、シリコン基板10の上方に配置された窒化シリコン層30と、窒化シリコン層30の上方に配置された第1電極40と、第1電極40との間に空隙を有した状態で配置され、シリコン基板10の厚み方向に静電力によって振動可能となる梁部54、および窒化シリコン層30の上方に配置され、梁部54を支持する支持部56を有する第2電極50と、を含み、第1電極40および第2電極50の材質は、導電性を有する単結晶シリコンである。 (もっと読む)


【課題】梁部の損傷が抑制されたMEMSデバイスを提供する。
【解決手段】支持基板(11)と、該支持基板(11)から高さ方向に浮いた浮遊部(15)と、該浮遊部(15)と支持基板(11)とを連結するアンカー(30)と、を有するMEMSデバイスであって、浮遊部(15)は、錘部(17)、及び、該錘部(17)とアンカー(30)とを連結する梁部(20)を有し、梁部(20)は、錘部(17)の端部と連結される第1部位(21)、アンカー(30)と連結される第2部位(22)、及び、第1部位(21)と第2部位(22)とを連結する2つの連結部(23)を有し、平面形状が環状を成しており、連結部(23)は、平面形状が弧状を成し、2つの端部の内の一方が、第1部位(21)の端部と連結され、残りもう一つの端部が、第2部位(22)の端部と連結されている。 (もっと読む)


【課題】全体の大形化を抑えながらも、外部応力に起因する可動電極部の変形を効果的に防止する。
【解決手段】支持基板2上に絶縁層3を介して設けられた単結晶シリコン層4に溝を形成することにより、可動電極部6及び固定電極部7,8からなるセンサエレメント5を設ける。可動電極部6は、錘部6aから櫛歯状に延びる可動電極6dを有し、錘部6aの前後両端部に梁部6bを有すると共に、前端側に第1のアンカ部6cを有している。アンカ部6cの上面に、アルミ製の電極パッド9を設ける。アンカ部6cに、応力遮断用の2本のスリット12を単結晶シリコン層4全体が除去される深さで形成する。各スリット12は、アンカ部6cの左右の両側縁部から、電極パッド9の左右両端縁部を延ばした仮想延長線を横切る位置まで内側に延びている。スリット幅寸法cを5μm以上とする。 (もっと読む)


【課題】ミラー基板の高剛性化と軽量化を同時に実現できる電磁型マイクロミラー装置を提供する。
【解決手段】電磁型マイクロミラー装置1は、ミラー基板2と、ミラー基板2を往復振動させるための駆動手段とを備えている。ミラー基板2の表面2aには、光ビームを反射するためのミラーが形成されている。ミラー基板2の裏面2bには、構造補強材10が形成されている。この構造補強材10は三次元規則配列多孔体から構成され、構造補強材10中には磁性材料が含まれている。 (もっと読む)


【課題】微小流量の流体輸送を精密に制御することが可能であって、強度や安定性を備え、電源や配線の不要な自律駆動型の開閉部材、開閉機構および流路デバイスを提供する。
【解決手段】刺激応答性開閉部材1は、1又は2以上のスリット3が設けられたシート状の可撓性材料2の少なくとも片面に、刺激応答性高分子ゲル4が固定化されている開閉部材であって、スリット3は、直線状のスリットであり、平面視上、スリットを挟んだ両側の領域に、刺激応答性高分子ゲルが固定化されている。 (もっと読む)


【課題】 金属結合部の接合界面に作用する応力の均一性を向上させるMEMSセンサを提供することを目的としている。
【解決手段】 機能層10には、動作領域15と外部領域16とを区画する枠体14とが形成される。前記枠体14と支持基板1間は第1の絶縁層3aを介して接合される。枠体14と配線基板2間は、金属結合部30aを介して接合されている。金属結合部30aでは、配線基板2の表面に第1の金属層31aが形成され、枠体14の表面に第2の金属層32aが形成され、第1の金属層31aと第2の金属層32aとが加熱され加圧されて互いに接合されている。第1の絶縁層3aの外周側面3cは、枠体14の外周側面14aよりも前記動作領域の方向に後退している。第1の金属層と前記第2の金属層との接合界面Aの外周端部Bは、前記第1の絶縁層3aの外周側面3cよりも前記動作領域から離れる方向である外側に位置している。 (もっと読む)


【課題】複雑な可動フレーム構造を必要とせず簡便に作製でき、耐久性に優れたミラー駆動装置及びミラー駆動方法を提供する。
【解決手段】ミラー部12の両側に一対のアクチュエータ部30が連結され、さらにその外側の両側に一対のアクチュエータ部20が連結される。外側アクチュエータ部20の一端は固定部22として支持部材に固定され、他端は内側アクチュエータ部30に連結される。各アクチュエータ部20,30は、圧電体の変形によって屈曲変位を行うものであり、それぞれ対応する駆動電圧供給部28,38から駆動電圧が印加される。一方の駆動電圧供給部(例えば28)から、対応するアクチュエータ部(例えば20)に対して共振を励起する周波数の駆動電圧が供給され、これと同時に他方の駆動電圧供給部(例えば38)から、他のアクチュエータ部(例えば30)に非共振でミラー部12を傾ける駆動電圧を供給する。 (もっと読む)


【課題】低電圧で駆動したいという要望を満足でき、可動枠体の板厚方向及びこの板厚方向と直交する方向の剛性の向上を図ることのできるMEMS揺動装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るMEMS揺動装置は、可動体30B、可動体を揺動可能に支持する第1バネ部33Bを有する可動枠体34B、可動枠体を揺動可能に支持する第2バネ部311B、312T1、312T2とを有する固定枠体38Bとを有し、第2バネ部は可動枠体の厚さ方向から見て厚さ方向に間隔を開けてクロスされた独立変位可能な二本の板バネ体311B、312T1から構成され、この板バネ体は、可動枠体の厚さ方向から板バネ体を見たときのバネ幅が可動枠体の厚さ方向と直交する方向から板バネ体を見たときのバネ幅よりも小さい。 (もっと読む)


【課題】駆動感度を損なうことなく、ミラー面垂直方向の加重に対する可動部の耐性が向上された光偏向器を提供する。
【解決手段】光偏向器100は、ミラーユニット110と電極基板140を備えている。ミラーユニット110は、可動部112と一対の複合トーションバー114と一対の固定部116を備えている。一対の複合トーションバー114は、可動部112が固定部116に対して回転軸118の周りに回転変位すなわち傾斜し得るように可動部112と固定部116を機械的に接続している。各複合トーションバー114は、回転軸118に平行に延びている複数のトーションバーと、隣接する各二つのトーションバーの一端を互いに連結している複数の連結バーで構成されている。複数のトーションバーは、回転軸118に近いものよりも回転軸118から遠いものの方が高いねじり剛性を有している。 (もっと読む)


【課題】MEMS製造技術を用いた単一チップ上に作られた面内加速度計と面外加速度計の両方を含む超頑強、かつ、高性能な、3軸加速度計を提供する。
【解決手段】物体に堅固に取り付けられた基板付きの面内加速度計及び一体成形の材料からなる、基板104の上方に可動自在に所定の距離を離間される、プルーフマス102を含む。プルーフマスは102、プルーフマスと基板との間に異なる高さの隙間を形成するためにプルーフマスから下に伸びる複数の電極突部116を含む。プルーフマス102は、物体が加速しているときに、複数の基板電極108,110の各々の上面に平行な方向に動く構成で、隙間の領域の変化及び基板とプルーフマスとの間の容量の変更をもたらす。面内加速度計は面外加速度計の製造に使用される技術と同じ技術を用いて製造可能で高い衝撃用に適する。 (もっと読む)


【課題】梁部に高い振動疲労特性と揺動部に高剛性を持たせつつ小型化された振動素子を提供する。
【解決手段】振動素子は、基体3と、前記基体3から梁状に設けられた梁部2と、前記梁部2の前記基体3側とは反対の側に設けられたミラー部4とを備え、前記揺動部4の少なくとも一部及び前記梁部2は金属ガラスで一体に形成される。次に、真空中でYAGレーザ10を振動素子のミラー部4に照射して局所的な構造緩和を行う。 (もっと読む)


【課題】半導体リソグラフィにおいて、シリコンウェハに同一パターンを複数形成するときに破断を起こしにくいパターン配置方法及びパターニングされたシリコンウェハを提供すること。また、そのパターン配置方法が用いられた半導体デバイスを提供すること。
【解決手段】本発明によると、シリコンウェハに、第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に平行に配置された複数のチップパターンを有し、前記複数のチップパターンは、前記第1の方向及び前記第2の方向に配置され、直線状に配置された一つ以上のパターンを含み、前記シリコンウェハのへき開面と前記シリコンウェハの前記パターンを配置する面とが直交する軸と、前記第1の方向とが、異なるように前記複数のチップパターンを配置することを特徴とするシリコンウェハが提供される。 (もっと読む)


【課題】MEMS素子の耐衝撃性、気密性、信頼性を向上させ、低背化することができるMEMSデバイス及びその製造方法を提供する。
【解決手段】固定部、固定部に対して変位する可動部、及び固定部に配置された端子を有するMEMS素子と、可動部に対向して配置され、貫通電極を有する貫通電極基板と、端子及び貫通電極との間に配置され、端子及び貫通電極を電気的に接続する導電性部材と、少なくとも導電性部材の配置位置の周囲の一部に導電性部材と接して配置された樹脂層、を備え、導電性部材及び樹脂層の高さは、それぞれ、可動部の変位を貫通電極基板で規制する高さであり、導電性部材及び/又は樹脂層は、可動部と前記貫通電極基板とを封止することを特徴とするMEMSデバイス。 (もっと読む)


【課題】往復振動するミラー基板を有するマイクロミラー装置において、ミラー基板の重畳増加を最小限に抑えつつ剛性を向上させて、ミラー基板を高速で往復振動させた場合でも、該ミラー基板の動的変形を確実に防止する。
【解決手段】ミラー基板103は、一対の捻り梁102で揺動可能に支持され、該捻り梁102をねじり回転軸として往復振動する。このミラー基板103の光反射面とは反対側の裏面に、該ミラー基板103の動的変形を抑えるための構造補強部材104を設け、これを三次元規則配列多孔体で構成する。三次元規則配列多孔体は、多数の微粒子による最密充填構造体を形成した後に、前記微粒子とは異なる材料からなる物質を空隙に充填して固化し、その後、微粒子を選択的に除去することによって、該微粒子の占めていた領域が空隙として残された構造のいわゆるインバースオパール構造体である。 (もっと読む)


【課題】MEMSデバイスを構成する絶縁構造体において応力による強度低下を回避する技術を提供する。
【解決手段】母材100(a)に設けた絶縁部形成領域に平行配列する複数の溝を形成する(b)。この溝は、絶縁部形成領域の上端側では溝200が溝201よりも上端側に突出し、下端側では溝201が溝200よりも下端側に突出する。溝を形成した絶縁部形成領域を熱酸化処理する。熱酸化処理で母材表面に成長した酸化膜により溝が完全に埋められた場合(c)、酸化領域300は、接続する導電性領域101,102に対して十分な幅を持つ板状の支持構造になり、構造体にかかる応力に対して高い強度をもつ。熱酸化処理で溝が完全に埋められなかった場合(d)、酸化領域301の両側に接続する導電性領域101,102は、つづら折れ形状の梁からなるばねにより支持される状態となる。ばね形状の構造による緩衝作用により構造体にかかる応力を緩和する。 (もっと読む)


【課題】マイクロチップの接合力と、マイクロチップの形状の維持とを両立することのできるマイクロチップの製造方法を提供する。
【解決手段】表面に流路用溝を有する樹脂製の基板と、流路用溝をカバーする樹脂製のカバー部材と、が熱接合されたマイクロチップの製造方法において、基板の表面から所定の深さより深い内部領域の密度、又は基板の表面から前記所定の深さ以内の表面領域の密度を均一にする処理工程を有する。 (もっと読む)


【課題】保護カバーウェーハを破損させることなく、容易に保護カバー付きデバイスを製造する。
【解決手段】ボンディングパッド13に対応した保護カバーウェーハ2上の領域に溝22を形成するとともに、その裏面の中央を研削して凹部を形成して環状凸部に囲繞された状態とし、デバイスウェーハ1のボンディングパッド13に溝22を対応させてデバイスウェーハ1のデバイス形成面と保護カバーの溝形成面とを貼り合わせ、保護カバーウェーハ1を溝22に沿って切削してボンディングパッド13を露出させ、分割予定ライン11に沿ってデバイスウェーハ1を分割し、保護カバー付きデバイスを製造する。エッチングをすることがないためエッチャントの管理などの煩わしさが解消される。また、保護カバーウェーハ2に環状凸部を形成して強度を高めることにより、保護カバーウェーハ2の破損を防止して保護カバーウェーハ2を薄化することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】シリコン単結晶材料を用いる機械構造部品は、強度を補うために結晶方位の異なる単結晶材料を積層した、複合基板が用いられるが、積層面の接合部にシリコン酸化膜を用いるため、高精度の加工が困難であるという課題があった。
【解決手段】本発明の機械構造部品は、積層するシリコン単結晶の接合面に、高融点金属シリサイド膜を用いる。高融点金属シリサイド膜は、従来用いられるシリコン単結晶のエッチング加工と同様のドライエッチングによって、シリコン単結晶と共に連続的に加工することができ、部品の加工精度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】クリープによる変形を抑えることができるアクチュエータを提供する。
【解決手段】基板の上に配置された下部電極と、前記下部電極に対向する可動の上部電極と、前記上部電極を基板に対して支持すると共に上部電極よりもクリープ耐性の高い支持体と、前記下部電極と上部電極との間に駆動電圧を供給する駆動部とを備え、前記上下両電極間の電位差の絶対値を増加させたときに上下両電極が接触し始める駆動電圧であるプルイン電圧を印加したときの前記下部電極と上部電極との間の静電容量をプルイン静電容量としたとき、前記電位差の絶対値をプルイン電圧以上に増加させたときにプルイン静電容量に対する静電容量の比率の変化率が急激に変化する第1の領域と、前記電位差の絶対値をさらに増加させたときに前記変化率が前記第1の領域よりも緩やかに変化する第2の領域とが存在し、前記駆動部は前記第2の領域における前記駆動電圧を供給する。 (もっと読む)


【課題】耐荷重性をより一層向上させることのできる静電容量式センサを得る。
【解決手段】静電容量式センサ1は、絶縁基板2、3と、この絶縁基板2,3に接合されたシリコン基板と、を備えている。このシリコン基板には、絶縁基板2,3に接合されるフレーム部40と、一面に可動電極5a,6aが形成された錘部5,6と、当該錘部5,6を回動自在に支持する1対のビーム部7a,7b、8a,8bと、が形成されている。そして、1対のビーム部7a,7b、8a,8bのうちいずれか一方のビーム部7b,8bが他方のビーム部7a,8aよりも太さが太く長さが長くなるように形成されている。 (もっと読む)


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