説明

MEMSデバイス

【課題】梁部の損傷が抑制されたMEMSデバイスを提供する。
【解決手段】支持基板(11)と、該支持基板(11)から高さ方向に浮いた浮遊部(15)と、該浮遊部(15)と支持基板(11)とを連結するアンカー(30)と、を有するMEMSデバイスであって、浮遊部(15)は、錘部(17)、及び、該錘部(17)とアンカー(30)とを連結する梁部(20)を有し、梁部(20)は、錘部(17)の端部と連結される第1部位(21)、アンカー(30)と連結される第2部位(22)、及び、第1部位(21)と第2部位(22)とを連結する2つの連結部(23)を有し、平面形状が環状を成しており、連結部(23)は、平面形状が弧状を成し、2つの端部の内の一方が、第1部位(21)の端部と連結され、残りもう一つの端部が、第2部位(22)の端部と連結されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、支持基板と、該支持基板から高さ方向に浮いた浮遊部と、該浮遊部と支持基板とを連結するアンカーと、を有するMEMSデバイスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に示されるように、半導体基板の一面側に、力学量の印加に応じて所定方向へ変位可能な可動電極およびこの可動電極に対向して配置された固定電極が形成されたセンサチップを備える容量式力学量センサ装置が提案されている。上記した半導体基板は、第1シリコン基板と第2シリコン基板との間に、酸化膜が挟まれて成るSOI基板であり、上記した可動電極及び固定電極は、SOI基板を周知のマイクロマシン加工を施すことで形成される。
【0003】
半導体基板には、酸化膜を介さずに、第1シリコン基板から第2シリコン基板が浮いた可動部と、酸化膜を介して、第1シリコン基板に第2シリコン基板が固定された固定部と、が形成されている。可動部は、細長四角形状の錘部、及び、所定方向にバネ性を有する梁部を有し、固定部は、梁部を第1シリコン基板に連結するアンカー部を有する。錘部に上記した可動電極が形成され、所定方向にて可動電極と固定電極とが対向して、コンデンサが構成されている。梁部は、平行な2本の梁がその両端で連結された矩形枠状を成しており、2本の梁の長手方向と直交する方向(上記した所定方向)にバネ性を有する。錘部は、2つの梁部を介してアンカー部に連結されており、1つの梁部を構成する2本の梁の内の一つが錘部の端部と連結され、残り一つがアンカー部に連結されている。これにより、錘部が所定方向に変位可能となり、所定方向への加速度の印加によって、上記したコンデンサの静電容量が変動する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−340608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に示される容量式力学量センサ装置では、梁部は、平行な2本の梁がその両端で連結された矩形枠状を成しており、1つの梁に、錘部及びアンカー部のいずれか一方が連結される構成となっている。この構成によれば、錘部の所定方向への変位時に、矩形の梁と、2本の梁を連結する矩形の連結部との連結部位に応力集中が生じるため、過度な加速度が印加されると梁部が損傷する虞がある。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、梁部の損傷が抑制されたMEMSデバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、支持基板(11)と、該支持基板(11)から高さ方向に浮いた浮遊部(15)と、該浮遊部(15)と支持基板(11)とを連結するアンカー(30)と、を有するMEMSデバイスであって、浮遊部(15)は、錘部(17)、及び、該錘部(17)とアンカー(30)とを連結する梁部(20)を有し、梁部(20)は、錘部(17)の端部と連結される第1部位(21)、アンカー(30)と連結される第2部位(22)、及び、第1部位(21)と第2部位(22)とを連結する2つの連結部(23)を有し、高さ方向に直交する平面の形状が環状を成しており、連結部(23)は、高さ方向に直交する平面の形状が弧状を成し、2つの端部の内の一方が、第1部位(21)の端部と連結され、残りもう一つの端部が、第2部位(22)の端部と連結されていることを特徴とする。
【0008】
このように本発明によれば、連結部(23)が弧状を成している。したがって、連結部が矩形である構成と比べて、梁部(20)に応力集中が生じ難くなる。これにより、梁部(20)に損傷が生じることが抑制される。
【0009】
請求項2に記載のように、連結部(23)と第1部位(21)との連結部位、及び、連結部(23)と第2部位(22)との連結部位それぞれは、連続的な形状である構成が好適である。これによれば、連結部位が不連続な形状である構成と比べて、連結部位に応力集中が生じ難くなる。これにより、梁部(20)に損傷が生じることが抑制される。なお、請求項2に記載の「連続的な形状」とは、急激に形が変化する部位がない形状のことである。換言すれば、形状を関数で表した際に、その関数が全領域で微分可能なことである。
【0010】
なお、請求項2に記載の構成の具体例としては、請求項3に記載のように、第1部位(21)及び第2部位(22)は、同一形状を成し、それぞれ、一方の連結部(23)から他方の連結部(23)に延びる形状を成しており、連結部(23)は、高さ方向に直交する平面の形状が、円弧状を成す構成を採用することができる。更に具体的には、請求項4に記載のように、連結部(23)の円弧の曲率を決定する中心点と両端部とを結ぶ2つの線分の間の角度が、180度である構成を採用することができる。
【0011】
請求項5に記載のように、浮遊部(15)は、錘部(17)に形成された第1可動電極(18)と、2つの連結部(23)が並ぶ方向にて、第1可動電極(18)と対向する第1固定電極(19)と、を有する構成が良い。これによれば、2つの連結部(23)が並ぶ方向に加速度が印加され、それによって錘部(17)が変位した際に、第1可動電極(18)と第1固定電極(19)とによって構成される第1コンデンサの静電容量が変動する。これにより、変動した静電容量に基づいて、加速度を検出することができる。
【0012】
請求項6に記載のように、第1可動電極(18)と第1固定電極(19)は、櫛歯電極である構成が良い。これによれば、第1可動電極及び第1固定電極それぞれが平板電極である構成と比べて、MEMSデバイス(100)の体格の増大を抑制しつつ、第1コンデンサの静電容量を大きくすることができる。
【0013】
請求項7に記載のように、浮遊部(15)は、錘部(17)に形成された第2可動電極と、2つの連結部(23)が並ぶ方向と高さ方向とに直交する方向にて、第2可動電極と対向する第2固定電極と、を有し、第1可動電極(18)に、一定電圧が印加され、第1固定電極(19)に、周期的に極性が反転する電圧が印加される構成が良い。これによれば、錘部(17)は2つの連結部(23)の並ぶ方向に振動するので、高さ方向に角速度が印加されると、2つの連結部(23)が並ぶ方向と高さ方向とに直交する方向に沿うコリオリ力が錘部(17)に生じ、そのコリオリ力によって、第2可動電極と第2固定電極とによって構成される第2コンデンサの静電容量が変動する。これにより、変動した静電容量に基づいて、角速度を検出することができる。
【0014】
請求項8に記載のように、第2可動電極と第2固定電極は、櫛歯電極である構成が良い。これによれば、第2可動電極及び第2固定電極それぞれが平板電極である構成と比べて、MEMSデバイス(100)の体格の増大を抑制しつつ、第2コンデンサの静電容量を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】第1実施形態に係るMEMSデバイスの概略構成を示す上面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】梁部を示す拡大上面図である。
【図5】梁部の変形例を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るMEMSデバイスの概略構成を示す上面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は、梁部を示す拡大上面図である。なお、各図面においては、MEMSデバイス100を構成する部材の境界が不明瞭である場合、必要に応じて、各部材を破線で囲んでいる。また、以下においては、互いに直交の関係にある2方向をx方向、y方向と示し、これら2つの方向に直交する方向をz方向と示す。z方向が、特許請求の範囲に記載の高さ方向に相当する。
【0017】
図1に示すように、MEMSデバイス100は、半導体基板10に微細構造が形成されたものである。図2及び図3に示すように、半導体基板10は、2つの半導体層11,12の間に絶縁層13が挟まれて成るSOI基板であり、この半導体基板10に、上記した微細構造に相当するセンサ素子14が形成されている。なお、第1半導体層11が、特許請求の範囲に記載の支持基板に相当する。
【0018】
センサ素子14は、周知の露光技術を用いて、第2半導体層12と絶縁層13とを所定形状にエッチングすることで形成される。センサ素子14は、絶縁層13を介さずに、第1半導体層11に対して第2半導体層12が浮いた浮遊部15と、絶縁層13を介して、第1半導体層11に対して第2半導体層12が固定された固定部16と、を有する。
【0019】
浮遊部15は、質量中心を成す錘部17、該錘部17に形成された可動電極18、該可動電極18とy方向にて対向する固定電極19、及び、y方向にバネ性を有する梁部20を有する。固定部16は、梁部20を支持する第1アンカー30、及び、固定電極19を支持する第2アンカー31を有する。
【0020】
図1及び図2に示すように、錘部17は、y方向に長手方向が沿う平面矩形状を成し、その両端それぞれに梁部20が1つ連結され、梁部20を介して第1アンカー30と連結されている。この構成により、錘部17(可動電極18)はy方向に変位可能となっている。
【0021】
図1及び図3に示すように、錘部17の側面からは、x方向に長手方向が沿う可動電極18が櫛歯状に形成され、第2アンカー31の側面からは、x方向に長手方向が沿う固定電極19が櫛歯状に形成されている。そして、y方向にて互いに対向するように、櫛歯状の電極18,19が互いに噛み合わさり、第1コンデンサが構成されている。第1コンデンサの静電容量は、錘部17(可動電極18)のy方向への変位によって変動される。
【0022】
図1に示すように、第1アンカー30には一定電圧を入力するための第1パッド32が形成され、第2アンカー31には、第1コンデンサの静電容量変化を外部素子(図示略)に出力するための第2パッド33が形成されている。図1に白抜き矢印で示すように、y方向に沿う加速度がMEMSデバイス100に印加されると、その印加された加速度の大きさに応じて錘部17が変位し、その変位量が、第1コンデンサの静電容量に変換される。この変換された静電容量が、加速度の検出信号として、第2パッド33を介して外部素子に出力される。
【0023】
次に、本実施形態に係るMEMSデバイス100の特徴点である梁部20を図4に基づいて説明する。上記したように、梁部20は、y方向にバネ性を有し、錘部17を第1アンカー30に連結する機能を果たす。梁部20は、錘部17の端部と連結される第1部位21、第1アンカー30と連結される第2部位22、及び、第1部位21と第2部位22とを連結する2つの連結部23を有している。そして、連結部23は、平面形状が弧状を成し、2つの端部の内の一方が、第1部位21の端部と連結され、残りもう一つの端部が、第2部位22の端部と連結されている。これにより、梁部20は、平面形状が環状を成している。
【0024】
本実施形態に係る部位21,22は、同一形状を成し、それぞれ、一方の連結部23から他方の連結部23に向かう方向(x方向)に延びる平面矩形状を成している。そして、第1部位21の中央に錘部17の端部が連結され、第2部位22の中央に第1アンカー30が連結されている。なお、本実施形態に係る連結部23は、平面形状が円弧状を成し、連結部23の円弧の曲率を決定する中心点と両端部とを結ぶ2つの線分の間の角度(扇の成す中心角)が、270度となっている。なお、図4では、梁部20の構成要素21〜23を明りょうとするために、部位21,22にハッチングを施し、各部位の境界を破線で示している。
【0025】
次に、本実施形態に係るMEMSデバイス100の作用効果を説明する。上記したように、連結部23は弧状を成している。したがって、連結部が矩形である構成と比べて、梁部20に応力集中が生じ難くなる。これにより、梁部20に損傷が生じることが抑制される。
【0026】
電極18,19は、櫛歯電極である。これによれば、電極それぞれが平板電極である構成と比べて、MEMSデバイス100の体格の増大を抑制しつつ、第1コンデンサの静電容量を大きくすることができる。
【0027】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
【0028】
本実施形態では、連結部23の円弧の曲率を決定する中心点と両端部とを結ぶ2つの線分の間の角度(以下、中心角と示す)が、270度である例を示した。しかしながら、中心角としては上記例に限定されず、例えば図5に示すように、中心角として180度を採用することができる。
【0029】
図5に示す梁部20の変形例の場合、円弧を成す連結部23の端部の接線方向と、部位21,22の長手方向とが沿っている。そのため、連結部23と第1部位21との連結部位、及び、連結部23と第2部位22との連結部位それぞれは、連続的な形状となっている。この構成によれば、連結部位が不連続な形状である構成と比べて、連結部位に応力集中が生じ難くなる。これにより、梁部20に損傷が生じることが抑制される。なお、上記した「連続的な形状」とは、急激に形が変化する部位がない形状のことである。換言すれば、形状を関数で表した際に、その関数が全領域で微分可能なことである。図5は、梁部の変形例を示す上面図である。なお、図5では、図4と同様にして、梁部20の構成要素21〜23を明りょうとするために、部位21,22にハッチングを施し、各部位の境界を破線で示している。
【0030】
本実施形態では、MEMSデバイス100が、加速度を検出する構成を有する例を示した。しかしながら、MEMSデバイス100が、角速度を検出する構成を有しても良い。この場合、浮遊部15は、錘部17に形成された第2可動電極と、x方向にて第2可動電極と対向する第2固定電極と、を有する。そして、可動電極18に、一定電圧が印加され、固定電極19に、周期的に極性が反転する電圧が印加される。これによれば、錘部17はy方向に振動するので、z方向に角速度が印加されると、x方向にコリオリ力が錘部17に生じ、そのコリオリ力によって、第2可動電極と第2固定電極とによって構成される第2コンデンサの静電容量が変動する。これにより、変動した静電容量に基づいて、角速度を検出することができる。なお、この変形例の場合、浮遊部15は、x方向にバネ性を有する新たな梁部(図示略)を有し、固定部16は、新たな梁部を支持する新たなアンカーを有する。錘部17は、新たな梁部を介して新たなアンカーに連結される。これにより、錘部17がx方向に変位可能となる。ちなみに、新たな梁部の平面形状としては、梁部20をz方向周りに90度回転した形状を採用することができる。
【0031】
なお、上記した第2可動電極と第2固定電極は、電極18,19と同様にして、櫛歯電極である構成が良い。これによれば、第2可動電極及び第2固定電極それぞれが平板電極である構成と比べて、MEMSデバイス100の体格の増大を抑制しつつ、第2コンデンサの静電容量を大きくすることができる。
【0032】
なお、第2部位22における、第1アンカー30との接続部位は、第1半導体基板11から浮いていなくともよく、絶縁層13を介して、第1半導体層11に第2半導体層12が固定されていても良い。すなわち、第2部位22における、第1アンカー30との接続部位は、固定部16の一部でも良い。この場合、浮遊部15は、梁部20の全てを有さず、固定部16が、梁部20の一部を有することとなり、梁部30の平面形状は、略環状となる。
【符号の説明】
【0033】
10・・・半導体基板
17・・・錘部
18・・・可動電極
19・・・固定電極
20・・・梁部
21・・・第1部位
22・・・第2部位
23・・・連結部
100・・・MEMSデバイス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持基板(11)と、該支持基板(11)から高さ方向に浮いた浮遊部(15)と、該浮遊部(15)と前記支持基板(11)とを連結するアンカー(30)と、を有するMEMSデバイスであって、
前記浮遊部(15)は、錘部(17)、及び、該錘部(17)と前記アンカー(30)とを連結する梁部(20)を有し、
前記梁部(20)は、前記錘部(17)の端部と連結される第1部位(21)、前記アンカー(30)と連結される第2部位(22)、及び、前記第1部位(21)と前記第2部位(22)とを連結する2つの連結部(23)を有し、前記高さ方向に直交する平面の形状が環状を成しており、
前記連結部(23)は、前記高さ方向に直交する平面の形状が弧状を成し、2つの端部の内の一方が、前記第1部位(21)の端部と連結され、残りもう一つの端部が、前記第2部位(22)の端部と連結されていることを特徴とするMEMSデバイス。
【請求項2】
前記連結部(23)と前記第1部位(21)との連結部位、及び、前記連結部(23)と前記第2部位(22)との連結部位それぞれは、連続的な形状であることを特徴とする請求項1に記載のMEMSデバイス。
【請求項3】
前記第1部位(21)及び前記第2部位(22)は、同一形状を成し、それぞれ、一方の前記連結部(23)から他方の前記連結部(23)に延びる形状を成しており、
前記連結部(23)は、前記高さ方向に直交する平面の形状が、円弧状を成すことを特徴とする請求項2に記載のMEMSデバイス。
【請求項4】
前記連結部(23)の円弧の曲率を決定する中心点と両端部とを結ぶ2つの線分の間の角度が、180度であることを特徴とする請求項3に記載のMEMSデバイス。
【請求項5】
前記浮遊部(15)は、前記錘部(17)に形成された第1可動電極(18)と、2つの前記連結部(23)が並ぶ方向にて、前記第1可動電極(18)と対向する第1固定電極(19)と、を有することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のMEMSデバイス。
【請求項6】
前記第1可動電極(18)と前記第1固定電極(19)は、櫛歯電極であることを特徴とする請求項5に記載のMEMSデバイス。
【請求項7】
前記浮遊部(15)は、前記錘部(17)に形成された第2可動電極と、2つの前記連結部(23)が並ぶ方向と前記高さ方向とに直交する方向にて、前記第2可動電極と対向する第2固定電極と、を有し、
前記第1可動電極(18)に、一定電圧が印加され、
前記第1固定電極(19)に、周期的に極性が反転する電圧が印加されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のMEMSデバイス。
【請求項8】
前記第2可動電極と前記第2固定電極は、櫛歯電極であることを特徴とする請求項7に記載のMEMSデバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−64667(P2013−64667A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−203981(P2011−203981)
【出願日】平成23年9月19日(2011.9.19)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】