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Fターム[3C081BA43]の内容

マイクロマシン (28,028) | 形状、構成 (11,743) | 可動部 (6,256) | 可撓性を有するもの (4,428) | 片持ち梁 (473)

Fターム[3C081BA43]に分類される特許

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【課題】振動体と検出電極との位置ずれを抑えることで静電容量変化の検出精度をより高くすることのできるMEMS構造体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】支持構造部11と前記支持構造部11に対して変位可能に支持された振動体12bとからなる振動体部1Aと、基板21と前記基板21上に形成された検出電極22aとからなる検出電極部2Aとを備えるとともに、振動体12bと検出電極22aとが間隔を空けて対向するようにして前記振動体部1Aと前記検出電極部2Aとが接合され、振動体12bと検出電極22aとの間の静電容量の変化を検出するように構成されたMEMS構造体において、振動体部1Aにおける検出電極部2Aとの対向面に、検出電極部2Aの外周形状に嵌合する内周形状を持つ振動体部側の凹部15が形成されていることにより、振動体部1Aと検出電極部2Aとの接合時に生じる振動体12bと検出電極22aとの位置ずれを抑えることができるようにしている。 (もっと読む)


【課題】 圧電駆動型MEMS素子の、バリキャップのQ値の増加、又はスイッチの通過損失の低減を目的とする。
【解決手段】 圧電駆動型MEMS素子は基板と前記基板上に梁の一方の端部を固定して、梁の少なくとも一部を中空状に保持する固定部と、下部電極膜と,前記下部電極膜上に形成された下部圧電膜と,前記下部圧電膜上に形成された中間電極膜と,前記中間電極膜上に形成された上部圧電膜と,前記上部圧電膜上に形成された上部電極膜とを有する梁と,前記梁の下部電極膜及び上部電極膜と,中間電極膜との間に電圧を印加する電源部と,前記梁の固定部とは反対側の端部と電気回路を構成する基板上に配置された固定電極とを備え,前記下部電極膜,前記中間電極膜,前記上部電極膜のうちいずれか1つ又は2つの電極膜が他の前記電極膜より厚いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
MEMSアクチュエータにおいて、駆動電圧の上昇を伴うことなく、長い安定移動範囲を提供する。
【解決手段】
MEMSデバイス用の静電櫛形駆動アクチュエータは、曲げスプリングアセンブリと、曲げスプリングアセンブリの相対向する側にそれぞれ連結された第1の櫛形駆動アセンブリ及び第2の櫛形駆動アセンブリとを含む。第1及び第2の各櫛形アセンブリは、固定櫛形駆動フィンガと、曲げスプリングアセンブリに連結された、固定櫛形駆動フィンガに向けて延びる可動櫛形駆動フィンガとを含む。櫛形駆動フィンガは、第1の櫛形駆動アセンブリと第2の櫛形駆動アセンブリとの間で均等に分割され、曲げスプリングアセンブリの対称軸の周りに対称に配置されている。電気的に励起されと、第1及び第2の櫛形駆動アセンブリの可動櫛形駆動フィンガは、第1及び第2の櫛形駆動アセンブリの固定櫛形駆動フィンガに向けて同時に移動する。 (もっと読む)


【課題】簡単な製造工程によりクラックなどの形状不良が生じない微小デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】一表面側に凹所22が形成された半導体基板1と、この半導体基板1の一表面側に固着され前記凹所22を閉塞するベース3とを備え、半導体基板1の凹所22の底面と一表面側と反対側の他表面側との間の部位は薄肉部23であり、薄肉部23は梁部形成予定領域24と、エッチング予定領域25と、を備え、エッチング予定領域25にエッチングを施し、梁部形成予定領域24に梁部14が形成される微小デバイスの製造方法であって、エッチング予定領域25内に全体に亘って薄肉部23を貫通させてなる貫通孔27を複数形成することにより、網目状部26を薄肉部23に形成する工程と、前記工程の後、エッチング予定領域25にエッチングを施し、網目状部26を除去し、梁部14を形成する工程と、を備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】所望の周波数特性が得られ、歩留まりが向上する電子装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】 基板6と、機能素子7と、機能素子7を配置する空洞部5を素子周囲構造体8とを有し、機能素子7が、固定電極71と、可動板722および連結部723からなる振動系724を備える可動電極72とを有する電子装置1の製造方法であって、素子周囲構造体8が、空洞部5に連通する複数の細孔332を有する被覆層331を有する調整前電子装置を用意する工程と、振動系724の固有振動数を測定する固有振動数測定工程と、細孔332を介して連結部723に錘材料9を堆積することにより、振動系724の固有振動数を調整する固有振動数調整工程と、細孔332を封止する封止工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】構造が簡易で製造がしやすく、コンパクトな構成にでき、かつ情報信号や電流のオン、オフがノイズに影響されにくく、確実にオン、オフ切り替えを行えるRF−MEMSスイッチとする。
【解決手段】カンチレバー部2を取り付ける下部基板3と固定側RF入、出力信号伝送路4、5があるカバー側の上部基板を組み立ててなるスイッチである。下部基板3が備えるカンチレバー部2は圧電アクチュエータを構成し、一端を下部基板3に固定し、コンタクト部6を上面に備えた他端が上下方向に揺動可能である。カンチレバー部2が上方へ曲がるとコンタクト部6も上方へ移動し、上部基板にあるRF入力信号伝送路4と出力信号伝送路5の双方へ当接し、両伝送路4、5を導通させる。またカンチレバー部2の揺動部分の下側には下部基板3が存在せず、空間となる構造とする。 (もっと読む)


【課題】所望の周波数特性が得られ、歩留まりが向上する電子装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】電子装置1の製造方法は、基板6と、機能素子7と、機能素子7を配置する空洞部を画性素子周囲構造体とを有し、機能素子7が、固定電極71と、可動板722を備える可動電極72とを有し、素子周囲構造体8が、空洞部5に連通する複数の細孔332を有する被覆層331を有する調整前電子装置を用意する工程と、可動板722の固有振動数を測定する固有振動数測定工程と、細孔332を介して可動板722上に錘材料9を堆積することにより、可動板722の固有振動数を調整する固有振動数調整工程と、細孔332を封止する封止工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】 シリコン基板とガラス基板との間の接合強度を高める。
【解決手段】 加速度センサ1を、ガラス基板3が表面に取付けられたシリコン基板2を用いて形成する。シリコン基板2には、固定部4、可動部5および支持梁6を形成すると共に、可動部5等を取囲んで第1,第2の封止枠11,13を形成する。そして、第1の封止枠11とガラス基板3との間には、陽極接合によって接合された陽極接合部12を形成する。一方、第2の封止枠13とガラス基板3との間には、陽極接合時の静電力を用いて接合膜15,16が加圧接合された加圧接合部17を形成する。 (もっと読む)


本発明は、MEMSセンサーおよび3つの互いに直交する空間軸x,yおよびzの少なくとも1、好ましくは2に沿った加速度および回転速度をMEMSセンサー(1)によって測定する方法に関し、少なくとも1の駆動マス(6;6.1,6.2)および少なくとも1のセンサーマス(5)が基板(2)上に移動可能なように配置され、前記少なくとも1の駆動マス(6;6.1,6.2)は、駆動振動数において前記少なくとも1のセンサーマス(5)に対して移動可能であり、前記センサーの外側の加速が起きたとき、駆動マス(6;6.1,6.2)およびセンサーマス(5)は、駆動振動数において傾けられ、前記センサー(1)の外側の回転速度が起きたとき、回転速度振動数において傾けられ、前記加速度振動数と回転速度振動数は異なる。前記MEMSセンサーにおいて、前記駆動マス(6;6.1,6.2)およびセンサーマス(5)は、前記基板(2)上に配置され、前記少なくとも1のアンカー(3)により静止状態において、バランスされる。この少なくとも1のアンカー(3)における周期的な振動の時、駆動モードでは、前記駆動マス(6;6.1,6.2)は前記駆動マス(6;6.1,6.2)と前記センサーマス(5)のこの少なくとも1のアンカー(3)に対する不釣合いが生じ、前記センサー要素は、加速度振動数および/または回転速度振動数による、生じたトルクおよびコリオリ力による前記駆動およびセンサーマスの偏向を検出する。
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【課題】密封状態とすることによって電気部品の信頼性を確保するとともに、密封状態となる完成前に検査を行うことを可能とすること。
【解決手段】肉薄部21と、肉薄部を画定する肉厚部22と、を含む固定部120と、肉薄部に形成されたスリット141により画定される可動部110と、肉厚部上に設けられる配線電極132bと、肉薄部上に設けられる接点電極132aと、可動部の上方に延在する第1駆動電極131と、を含む金属電極と、肉厚部上に設けられ、可動部および金属電極を包囲する側壁23と、側壁上に固定され、可動部および金属電極を封止する平板部13とを備える。 (もっと読む)


【課題】製造プロセスが容易で小型化可能、かつ、高い信頼性を有する中空封止構造を備えたMEMSデバイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】基板1と、基板1上に、この基板1と空隙9を介して形成され、穴16が設けられた可動部12と、基板1上に形成され、穴16の内側を可動部12に非接触に貫通する支柱13と、支柱13によって支持され、可動部12上に可動部12と空隙9を介して形成されたキャップ部7、8を有することを特徴とするMEMSデバイスおよびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】機能素子の寸法を精度よく求めることができ、精度よく機能素子の周波数特性を推定することのできる機能素子の寸法の測定方法を提供すること。
【解決手段】 機能素子の寸法の測定方法は、基板2と、基板2上に設けられた固定電極31および可動電極32を有する機能素子3とを有する機能素子付き基板1に対し、機能素子3の寸法を測定する方法であって、固定電極31の形成と同時に、固定電極31と同様の方法で第1の検査用膜41を形成する工程と、可動電極32の形成と同時に、可動電極32の形成と同様の方法で第2の検査用膜42を形成する工程と、第1の検査用膜41と第2の検査用膜42とからなる検査体4の所定の部位の寸法を測定する工程と、測定の結果から、機能素子3の所定の部位の寸法を求める工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つのビーム型エレメント(210)を有するマイクロメカニカルシステム(200)に関しており、このビーム型エレメントは、自由端部(211)を有しており、またその他方の端部(212)がマイクロメカニカルシステム(200)の別のエレメントに連結されている。本発明ではマイクロメカニカルシステム(200)の機械的な特性を最適化するため、ビーム型エレメント(210)に凹部(213)を設けて、このビーム型エレメント(210)の質量を自由端部(211)に向かって減少させる。さらに本発明には、少なくとも1つのビーム型エレメント(210)を有するマイクロメカニカルシステム(200)を作製する方法が含まれている。
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【課題】 電気信号により抵抗値を連続的に変化させることが可能な小型の可変抵抗を提供する。
【解決手段】 電極Bは電極Cと間隙を挟んで対向するように一端が固定されている。電極Cにおける電極Bとの対向面には複数の突起状の抵抗体rが面状に配列されている。電極Dは、電極Cとの間に絶縁層204を挟んで電極Cに固定されている。電極Aは、電極Bとの間に絶縁層209を挟み、電極Dと対向している。電極AおよびD間には、制御電圧が与えられる。制御電圧を大きくすると、電極AおよびD間の吸引力が大きくなって電極Bが電極Cに向かって撓み、電極Bと電極Cの抵抗体rとの接触面積が増加し、電極BおよびC間の抵抗値が低下する。 (もっと読む)


【課題】備える機能素子を直接測定することなく、機能素子の寸法を精度よく測定することにより、機能素子の状態が把握されることができる電子装置を提供すること。
【解決手段】電子装置1は、基板2と、基板2上に配置され、固定電極31および固定電極31と空隙を隔てて対向配置された可動板322を備える可動電極32を有する機能素子3と、基板2上に設けられ、機能素子3が配置された空洞部6を画成する素子周囲構造体5と、基板2上の空洞部6の外部に設けられ、固定電極31に対応する第1の検査用膜41と、可動電極32に対応する第2の検査用膜42とを有する検査体4とを有し、検査体4は、所定の部位の寸法が測定されることにより、機能素子3の所定の部位の寸法を求めるために用いられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】破壊や特性の劣化を抑制しつつ、所望の変位を実現することが可能なアクチュエータ、該アクチュエータを用いた駆動装置および撮像装置を提供する。
【解決手段】移動対象物を移動させるアクチュエータであって、所定の部分が変位する可動部と、該可動部が固設される基準部とを備える。また、該アクチュエータでは、可動部が、第1層と、加熱に応じて第1層とは異なる膨張または収縮を行う第2層と、発熱する第3層とを含む複数層が積層されて構成されるとともに、放熱性が高い領域ほど、該可動部のうちの所定領域当たりにおける第3層の発熱量が増加するように構成される。そして、可動部では、第3層の発熱に応じて可動部が曲がることで所定の部分が変位する。 (もっと読む)


【課題】MEMS構造体と半導体基板との間の寄生容量を低減させるMEMSデバイスを提供する。
【解決手段】半導体基板10上に絶縁層を介して形成された固定電極20と可動電極26とを有するMEMS構造体30が備えられたMEMSデバイス1であって、固定電極20の下方の半導体基板10にウェル13が形成されており、固定電極20に正の電圧が印加されウェル13がp型ウェルである。そして、ウェル13が空乏状態となるようにウェル13には電圧が印加されている。この電圧はウェル13が空乏状態を維持する電圧となっている。 (もっと読む)


【課題】多数の生物個体に取り付けて、健康や環境のモニタリングを行うことに適するセンサを実現するための技術を提供する。
【解決手段】本発明によるバイモルフ素子は、MEMSテクノロジによって製造されるMEMSデバイスであり、互いに向かい合うように、且つ、変位方向が相手に接近する方向となるように配される、2枚のバイモルフ板を有することを特徴とする。実施形態によっては、これら2枚のバイモルフ板は、いずれも、その板面が、前記バイモルフ板を支持する基体の底面及び/又は頂面に対して垂直になるように配されてもよい。実施形態によっては、バイモルフ板の上側部は前記基体の高さを超えず、その下側部は前記基体の底面の高さより低くはならないように配されてもよい。 (もっと読む)


【課題】有機樹脂からなる犠牲層を用いて構造体を形成する場合に発生する残渣を、より容易に除去できるようにする。
【解決手段】犠牲層105を除去した後、下部電極141および上部電極構造体171が形成されている基板101を、フッ化水素ガス中に所定の時間配置する。例えば、密閉可能な所定の容器内に基板101を配置し、この容器にフッ化水素ガスを導入すれば、基板101の上に形成された下部電極141および上部電極構造体171などに付着している残渣111を、フッ化水素ガスに晒すことができる。これにより、フッ化水素を残渣111に作用させ、残渣111をエッチング除去する。 (もっと読む)


【課題】固定電極に対する可動電極(可動部)の形成位置に関わらず、所望の振動特性を発揮することができるアクチュエータおよび電子装置を提供すること。
【解決手段】アクチュエータ1は、基板2と、基板2上に設けられた固定電極3と、可動電極4とを有している。可動電極4は、可動部42と、可動部42を支持する支持部41と、可動部42と支持部41とを連結する連結部43を有している。また、可動部42は、連結部43を介して支持部41に片持ち支持されるとともに、固定電極3と空隙を隔てて対向配置されている。このような可動電極4には、可動電極4から固定電極3の連結部43側の縁部の少なくとも一部が露出するように、開口5が形成されている。 (もっと読む)


201 - 220 / 473