説明

Fターム[3D048EE14]の内容

Fターム[3D048EE14]の下位に属するFターム

Fターム[3D048EE14]に分類される特許

1 - 20 / 45


【課題】乱流に起因する作動応答遅れや作動音の発生を抑制する。
【解決手段】負圧式倍力装置では、ハウジング10内を負圧室R1と変圧室R2に区画する可動隔壁21に連結されたバルブボデー22の軸孔22aに、バルブボデー22に対して進退可能なプランジャ32、負圧室R1と変圧室R2間を連通・遮断する負圧弁及び変圧室R2と大気間を連通・遮断する大気弁を備えた弁機構V、プランジャ32とバルブボデー22の前端部が後面に係合可能な反動部材34、反動部材34の前面に後端部にて係合する出力軸35が組付けられている。プランジャ32の外周には、整流部材61が一体的に組付けられている。整流部材61は、テーパー状の大気弁座32dの前方にてその前端部にある剥離部(最大径部)に当接していて、プランジャ32の後端部に設けた大気弁座32dに沿って流れて同大気弁座32dから剥離する際に発生する高いエネルギーを有する乱流を吸収する。 (もっと読む)


【課題】乱流に起因する作動応答遅れや作動音の発生を抑制する。
【解決手段】負圧式倍力装置では、ハウジング10内を負圧室R1と変圧室R2に区画する可動隔壁21に連結されたバルブボデー22の軸孔22aに、バルブボデー22に対して進退可能なプランジャ32、負圧室R1と変圧室R2間を連通・遮断する負圧弁及び変圧室R2と大気間を連通・遮断する大気弁を備えた弁機構V、プランジャ32とバルブボデー22の前端部が後面に係合可能な反動部材34、反動部材34の前面に後端部にて係合する出力軸35が組付けられている。大気弁を通過後の大気は、バルブボデー22に設けた軸方向連通路X(主に、円筒状の内側通路X1)と径方向連通路Yを通して変圧室R2に流入する。軸方向連通路Xは、円弧状整流壁22eと円弧状内周壁部22b1により、プランジャ32の外周に形成される円筒状の内側通路X1と、内側通路X1の外周に形成される外側通路X2とされている。 (もっと読む)


【課題】 負圧式倍力装置にて、作動応答性を維持しつつ、吸気音を低減すること。
【解決手段】 負圧式倍力装置は、ハウジング10に組付けられた可動隔壁20とバルブピストン30を備えるとともに、バルブピストン30に組付けられた入力部材40と出力部材50と反力部材60と制御弁70とキー部材80等を備えている。制御弁70は、入力部材40に設けた環状の大気弁部41aとにより変圧室R2と大気との連通・遮断を制御する大気制御弁部70bと、バルブピストン30に設けた負圧弁座30iとにより変圧室R2と負圧室R1との連通・遮断を制御する負圧制御弁部70aを有している。大気弁部41aおよび大気制御弁部70bの前方にて、入力部材40とバルブピストン30間に形成されている空気通路Paには、大気弁部41aの外径より小径の筒状支持部30nが設けられるとともに、大気弁部41aの外径と略同一外径で大気弁部41aと一体的な筒状整流部44が設けられている。 (もっと読む)


【課題】気圧式倍力装置において、ポペット弁の弁バネのバネ力による操作力の変動を解消する。
【解決手段】ブレーキペダルで入力ロッド133を操作し、バルブボディ111に対してプランジャ131を移動させ、カップ状の真空弁シール159及び大気弁シール172により、定圧室107(負圧)と変圧室108との連通を遮断し、変圧室108に大気を導入する。定圧室107と変圧室108との差圧により、パワーピストン106に推力を発生させ、出力ロッド128によってマスタシリンダを加圧する。マスタシリンダからの反力をリアクション部材154を介して入力ロッド133にフィードバックする。ポペット弁を使用しないので、弁体を弁座に押圧する弁バネが不要となり、弁バネのバネ力による操作力の変動を解消することができる。 (もっと読む)


【課題】制御ピストンの前進時に押圧ロッドが前進するのに応じて順次開弁する第1および第2弁手段から成るようにして液圧発生源に通じる弁室および倍力液圧発生室間に設けられる増圧弁と、制御ピストンの前進時に閉弁するようにしてリザーバに通じる解放室および前記倍力液圧発生室間に介設される減圧弁とを備えるブレーキ装置用液圧ブースタにおいて、増圧弁の開弁時に急激な液圧流動による異音が発生することを防止する。
【解決手段】第1弁手段116の開弁時に作動液が流通するようにして弁座部材119の内周および押圧ロッド124の外周間に形成される内周側通路部136と、第2弁手段117の開弁時に作動液が流通するようにして弁座部材119の外周および弁ハウジング97の内周間に形成される外周側通路部137Aとを有する流通路135Aが、作動液を弁室42から倍力液圧発生室40側に導くようにして弁ハウジング97内に形成される。 (もっと読む)


【課題】既存のポンプを用いた安価な回路を用いて、フルアーティキュレート状態でなくても小旋回ブレーキモードを起動させることで多くのハンドル旋回操作を不要としたアーティキュレート車両における小旋回制御装置を提供する。
【解決手段】小旋回スイッチがオンの状態で後車体に対し前車体を屈折させるハンドル旋回操作があると、コントローラは、電磁弁56A,56Bを閉じて左ブレーキ回路41と右ブレーキ回路42間を遮断するとともに、電磁比例リリーフ弁62のリリーフ圧を無負荷状態から設定圧までの範囲内でアーティキュレート角に応じた圧に制御することで、プライオリティバルブ59をシフトさせて、ポンプ57からバケット作業機回路60aへの流量より小旋回圧供給回路60への流量を優先させるとともに、電磁比例リリーフ弁62に基づいて小旋回圧供給回路60の圧力を制御し、左旋回の場合は左小旋回制御弁63のみを弁開状態に制御する。 (もっと読む)


【課題】電気油圧昇圧機を提供すること。
【解決手段】電気油圧昇圧機を有する制動システムは、昇圧機室と、昇圧機ピストン作動室と、昇圧機室と昇圧機作動室との間に配置された昇圧機ピストンと、高圧源、昇圧機室、および昇圧機ピストン作動室に動作可能に接続された電磁弁とを含み、線輪筒が、(i)昇圧機室および昇圧機ピストン作動室が流体連通し、高圧源から流体的に分離される第1の位置と、(ii)昇圧機室および昇圧機ピストン作動室が、互いに、および高圧源から流体的に分離される第2の位置と、(iii)昇圧機ピストン作動室および高圧源が流体連通し、昇圧機室から流体的に分離される第3の位置との間で移動可能である。 (もっと読む)


【課題】簡素でコンパクトな構成を有し、かつ緊急ブレーキ用特性が得られる際の閾値が安定した負圧式倍力装置の耐久性を向上させること。
【解決手段】スライドバルブ60を前方所定位置に保持する保持機構は、パワーピストン30に径方向にて直線的に移動可能に組付けられた係止部材64と、これを径内方に向けて付勢するガータースプリング65を備えている。係止部材64には、スライドバルブ60のバルブ側フック60bと係合離脱可能でガータースプリング65等とにより前記保持機構を構成する係止側フック64aが設けられている。パワーピストン30には、係止部材64を初期位置にて解除可能に固定するロック機構(ストッパ66とスプリング67)が設けられている。このため、車両停止時、入力部材40のパワーピストン30に対する前進量が所定値より大きくなるブレーキ操作がなされるとき、初期位置にある係止部材64の径外方への移動が規制される。 (もっと読む)


【課題】ブレーキブースタにおけるエネルギ損失を低減しつつ回生制動力を最大限活用して総合的に高いエネルギ効率を達成した車両用ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ブースタ部を有する液圧ブレーキ装置と回生ブレーキ装置とを備える車両用ブレーキ装置において、ブースタ部は出力部材とブースタ室と圧力源と弁機構97とを有して構成され、弁機構97は、駆動圧入力ポート971とブースタ室接続ポート972とが形成されているブースタシリンダ(内側ピストン部材965)と、ブレーキ操作部材に連動してブースタシリンダ965内を摺動するブースタピストン(入力部材94)とを有し、ブレーキ操作部材の操作量が所定操作量Lに達するまではブースタ部が作動せず、ブレーキ操作部材の操作量が所定操作量Lを超えるとブースタ部が作動するように構成され、所定操作量Lは、回生ブレーキ装置による回生制動力の最大値に基づいて設定されている。 (もっと読む)


本発明は、空気差圧が作用可能な少なくとも1の軸方向可動壁(2,39)により、内部を少なくとも1の作動室(3,41)と少なくとも1の真空室(4)とに分割されるブースタハウジング(1)と、作動室(3,41)を真空室(4)または大気に接続するため、制御ハウジング(5)に配置されて差圧を制御する制御弁(12)とを備え、前記可動壁(2,39)は、ダイアフラム板(8)と転動型ダイアフラム(18,39)とを有し、前記作動室(3,41)は、制御ハウジング(5)に当接し、ブレーキブースタの長手方向軸(L)に対して半径方向に張り状態に把持されたシールリング(13,47)によりシールされる、自動車用空圧ブレーキブースタに関する。特にシールリングに発生し、バックグラウンドノイズを生じさせる張り付き−スリップ及び動的作用を防止するため、本発明によると、ブレーキブースタの作動開始時に、作動室(3,4)を前チャンバ(30,42)と主チャンバ(31,43)とに分割することにより、可動壁(2,39)の効果的作用面を減少するための手段が設けられる。
(もっと読む)


本発明は、マスタシリンダに支援力を加える真空式ブレーキブースタならびに真空式ブレーキブースタを作動するための方法に関する。真空式ブレーキブースタの支援力は、調節装置ならびに主制御弁を介して調節することができる。したがって、ブレーキブースタは2つの作動モードで作動可能であり、第1作動モードでは、支援力は調節装置によって調節され、第2作動モードでは主制御弁によって調節される。本発明によるブレーキブースタは、特に液圧式ブレーキシステムおよび別のブレーキシステムの作用が組み合わされたブレーキ装置で使用することができ、液圧式ブレーキシステムのブレーキ作用は、例えば、電気自動車またはハイブリッド車両の回生ブレーキにおける別のブレーキシステムのブレーキ作用に適合される。
(もっと読む)


【課題】弁筒にその半径方向に摺動することを可能とした嵌合される連結駒が緊急ブレーキ時に弁ピストンに係合して、弁筒に対する弁ピストンの軸方向相対位置を一定に保持するようにした負圧ブースタにおいて、連結駒の摺動抵抗を減少し、連結駒の摺動作動を円滑化する。
【解決手段】弁筒20Aおよび連結駒65Aのいずれか一方に、弁筒20Aおよび連結駒65Aの他方に当接して連結駒65Aの摺動作動をガイドする摺動突部85,86が設けられる。 (もっと読む)


【課題】 負圧ブースタにおいて、緊急ブレーキ時のブレーキ操作力を軽減しつつ、出力を早期に倍力限界点に到達させる。
【解決手段】弁筒20に取付けられる係止部材30の外周に係止部32が設けられ、係止部32に前方側から係合可能な係合爪69が前端部に設けられるようにして入力ピストン25の周囲に配置される複数の連結板部67cを有する連結部材67が、係止部32に係合爪69を係合させる方向に各連結板部67cが弾発力を発揮するようにして弁ピストン35に取付けられ、連結部材67は、緊急ブレーキ時には係止部32に各係合爪69を係合させて大気導入弁座39を開放状態に維持するものの、非緊急ブレーキ時には各係合爪69を係止部32よりも後方で係止部材30の外周に当接させるように形成される。 (もっと読む)


【課題】作動アシスト機構をコンパクトにしつつ、作動アシスト機構の作動開始時に筒状部材保持部材とこの筒状部材保持部材が係止可能なバルブボディとの間の摩擦を抑制する。
【解決手段】筒状部材保持部材35がBA用筒状部材33と一体的に移動する。BA用筒状部材33はBA作動用スプリング34で後方に付勢される。負圧倍力装置1の非作動時に、BA用筒状部材33に加えられるBA作動用スプリング34の付勢力はキー部材23で支持される。BA非作動時には、筒状部材保持部材35の直線係止部35bの内側面35b2が径止溝4f内に進入し、この筒状部材保持部材35でBA用筒状部材33のバルブボディ4に対する後方移動が制限される。このとき、直線係止部35bの内側前方エッジ部35b1が径止溝4fの前壁4gに当接されるが、筒状部材保持部材35には荷重が実質的に加えられない。 (もっと読む)


【課題】 負圧ブースタにおいて、緊急ブレーキ時のブレーキ操作力を軽減しつつ、出力を早期に倍力限界点に到達させる。
【解決手段】弁筒20Aの周方向複数個所に摺動可能に嵌合されとともに弁ピストン34側に向けて弾発付勢される連結駒65Aの内端部に係合部67が設けられ弁ピストン34の外周に、緊急ブレーキ時に係合部67を係合させることで弁筒20Aに対する弁ピストン34の軸方向相対位置を一定に保持するようにして弁ピストン34を弁筒20Aに連結するための係止部68と、非緊急ブレーキ時に係合部67を摺接させて弁ピストン34の前記弁筒20Aに対する軸方向相対移動を可能とするようにして係止部68の前方に位置する摺接面69とが設けられる。 (もっと読む)


【課題】アシスト作動の長期にわたる繰り返しによる筒状部材の摩耗を筒状部材の内周側と外周側の間でほぼ均一にして、長期にわたって作動アシスト機構の作動を確実に行う。
【解決手段】通常ブレーキ非作動時、筒状部材保持部材35の一対の直線係止部35b,
35cの係止面35f,35gに、BA筒状部材33の係止部の係止面33h1,33h1′が面接触で係止する。このとき、係止面35f,35gのそれらの移動方向の長さが、係
止面33h1,33h1′の同方向の長さより小さく設定されている。これにより、BA作
動時での直線係止部35b,35cの摺擦移動中、係止面33h1,33h1′と係止面35f,35gとの接触面積が一定であるから、これらの係止面の間の面圧もほぼ一定となる
。したがって、BA作動の長期にわたる繰り返しによるBA筒状部材33の係止部の摩耗がBA筒状部材33の内周側と外周側の間でほぼ均一となる。 (もっと読む)


【課題】マスタシリンダの不作用移動は感じさせないで、運転者は直ちにブレーキ掛けしているとの印象を持たせ、運転者の操作フィーリングを向上させる。
【解決手段】空気圧式ピストンが所定の移動距離Cを移動したとき、スリーブ54を空気圧式ピストン12と軸方向に接続することのできる固定手段とを備え、ブレーキブースタにおいて、三方弁は、第一及び、又は第二の弁座48、50に対して押し付けることを目的とする弁シャッタ46とを備え、第二の弁座50は、分配装置−プランジャ32の第一の長手方向端部により支持され、第一の弁座は、スリーブ54の第一の長手方向端部により支持され、固定手段は、前記ピストンの動きに従ってスリーブを漸進的に動かす。 (もっと読む)


【課題】筒状部材と筒状部材保持部材との係止耐久性を向上して、長期にわたって作動アシスト機構の作動を確実に行う。
【解決手段】直線係止部35bの内側エッジが係止面33h1と保持部材進入凹部33iの前端面33i1との境界部に位置決めされて、直線係止部35bは保持部材進入凹部33i内に進入しない。長期間のBA作動の繰り返しで、直線係止部35bの内側エッジ部に摩耗面βが形成されると、直線係止部35bが内側エッジ部の摩耗面βの摩耗量に応じて縮閉方向eに移動して保持部材進入凹部33i内に進入する。これにより、摩耗面α,βが形成されても、係止部33hの係止面33h1と直線係止部35bの前面35b1との係止代γが確保される。したがって、筒状部材保持部材35とBA用筒状部材33との係止耐久性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 負圧式倍力装置にて、緊急ブレーキ操作時の操作力不足を補うことが可能な構成を、コンパクトで信頼性が高く生産性に優れたものとすること。
【解決手段】 負圧式倍力装置は、入力部材(プランジャ41)に設けた段部と係合・離脱可能で反力部材73から反力を受ける先端部材72と、この先端部材72の動きを制御する制御機構80を備えている。制御機構80は、バルブピストン30に径方向にて移動可能に組付けられスプリング82により径内方に向けて付勢され入力部材40のバルブピストン30に対する前進量に応じ先端部材72の動きを制御する係止部材81と、バルブピストン30に組付けられ係止部材81の径方向移動に応じ前後方向に移動する伝達部材83と、バルブピストン30が原位置に復帰するとき伝達部材83を介して係止部材81を初期位置に復帰させる解除部材84を備えていて、解除部材84はキー部材71とは別個に構成されている。 (もっと読む)


【課題】構造上の変更は殆ど行うことなく、急操作以外の通常操作時においても倍力作用の応答性改善効果を達成可能な負圧式倍力装置を提案する。
【解決手段】操作力の入力時に開く弁32により変圧室14と通じさせるべき室27を、大気圧よりも高い正圧が導かれる正圧室とし、このため、ブースタシェル11の前端筒部11aとバルブボディー17の前端部外周との間に、環状シール41,42で区画された圧縮空気室43を画成し、この室43を一方でパイプ44により正圧源に通じさせ、他方で径方向孔17aにより室27に通じさせる。操作力でプランジャ21が左行する当初は、弁体25がこれに追従変位して弁32を閉状態に保つ。弁体25が外周弁座33および最外周弁座34に接して弁35を閉状態にした後は弁体25がここに止まり、弁体21の更なる左行で内周弁座31が弁体25から離れて弁32が開かれ、負圧状態の変圧室14が正圧室27内の正圧により圧力上昇され、倍力作用を行うことができる。 (もっと読む)


1 - 20 / 45