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Fターム[3G024AA02]の内容

Fターム[3G024AA02]に分類される特許

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【課題】低熱伝導率かつ低熱容量であって、しかも、熱膨張と熱収縮の繰り返しに追随できる変形性能を有するとともに、シリンダブロック等の金属母材の壁面との間で熱変形差に起因する界面剥離の生じ難い遮熱膜と、この遮熱膜を壁面に形成する方法を提供する。
【解決手段】金属母材の壁面Wに形成される遮熱膜10であって、複数のセラミックス中空粒子1,…が金属相2と点接合することで相互に接合されて遮熱膜10を形成しており、遮熱膜10を形成するセラミックス中空粒子1と壁面Wもそれぞれが金属相2と点接合することで相互に接合されている。 (もっと読む)


【課題】エンジンの冷却損失の低減等に利用することができる断熱構造体を提供する。
【解決手段】金属製母材11の表面に多数の中空粒子14が密に充填された状態に設けられてなる中空粒子層12が設けられ、該中空粒子層12が皮膜13で覆われている構造とする。 (もっと読む)


【課題】熱効率を大幅に向上させて、燃費性能を大幅に向上させ得るリーンバーンエンジンを提供する。
【解決手段】リーンバーンエンジン1は、燃焼室17を有するエンジン本体と、エンジン本体の運転を制御する制御手段100と、を備える。燃焼室17を区画する面の少なくとも一部は、母材の表面側に設けられた燃焼室断熱層61〜65によって構成される。エンジン本体は、幾何学的圧縮比εが20≦ε≦50に設定され、制御手段100は、エンジン本体が、少なくとも部分負荷の運転領域にあるときには、燃焼時の空気過剰率λを2.5≦λ≦6に設定する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの冷却損失の低減等に利用することができる断熱構造体を提供する。
【解決手段】アルミ合金製母材11の表面に陽極酸化処理によるポーラス層12を形成し、該ポーラス層12の上に上記母材11よりも熱伝導率が低い被覆層13を設けた構造とする。 (もっと読む)


【課題】小型化を維持した状態で冷却性能を十分に確保することができる冷却手段付き液冷エンジンを提供する。
【解決手段】冷却手段付き液冷エンジン10は、ラジエータ16で冷却された冷却液を冷却通路54に流すことにより燃焼室49の周囲を冷却する冷却手段43を備えている。冷却通路54は、シリンダブロック/ヘッド31(シリンダブロック32、シリンダヘッド33)に埋設されている。さらに、冷却通路54は、冷却液がラジエータ16から燃焼室49の周囲を冷却するように導かれた後、燃焼室49の排気口149を開閉する排気弁52の周囲を周回してラジエータ16へ戻るように一筆書き状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 簡素な構造で燃焼室近傍を冷却することができる冷却水通路を備えた内燃機関を提供する。
【解決手段】 シリンダ列17と、シリンダ列の側部を囲み、シリンダ列の配列方向に沿って冷却水を流通させるブロック冷却水通路18と、シリンダ列およびブロック冷却水通路の端部が開口するブロック側接合面13とを備えたシリンダブロック12と、ヘッド側接合面14、燃焼室凹部21、排気集合通路24およびヘッド冷却水通路33を備えたシリンダヘッド15とを有する内燃機関10であって、ヘッド側接合面の排気集合通路側には、ブロック冷却水通路の端部に沿って連続し、シリンダの配列方向に延在する冷却水溝41が設けられ、ブロック冷却水通路の冷却水の流れ方向における下流側に対応する冷却水溝の端部には、ヘッド冷却水通路と連通する第2冷却水流入通路47が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内燃機関において、熱損失の原因の1つである燃焼室内の乱流熱伝達を抑制することである。
【解決手段】内燃機関10は、燃焼室26を構成する各要素を燃焼室母材として、燃焼室母材の熱伝導率よりも低い熱伝導率と、燃焼室母材の単位体積当り熱容量よりも低い単位体積当り熱容量とを有する断熱膜40,42が燃焼室26に面する壁面に形成される。ピストン12の上面30またはヘッド部の下面32には、その中央部から放射状に延びる凹凸形状50が形成される。凹凸形状50は、ピストン12の上面等に予め形成され、その上に断熱膜40,42が設けられる。凹凸形状50の高さは0.1mmから0.2mmである。 (もっと読む)


【課題】ポーラス構造の断熱膜を有する内燃機関において、その断熱性を維持することである。
【解決手段】内燃機関10は、燃焼室26を構成する各要素を燃焼室母材として、燃焼室母材の熱伝導率よりも低い熱伝導率と、燃焼室母材の単位体積当り熱容量よりも低い単位体積当り熱容量とを有する断熱膜40,42が燃焼室26に面する壁面に形成される。断熱膜40,42は、多数の空孔を含むポーラス構造を有する陽極酸化膜から構成され、その空孔の内部には、隣接する粒子の間の隙間が予め設定される大きさの空隙となるように複数の封入粒子が封入される。設定される空隙の大きさは、例えば、燃焼室26の高温高圧の気体分子の平均自由行程よりも小さく設定される。 (もっと読む)


【課題】吸気ポートから燃焼室内に流入する吸気の流動を改善できるエンジンの燃焼室構造を提供する。
【解決手段】燃焼室11は、ペントルーフ頂部を境に、吸気側斜面15と排気側斜面16とを有している。吸気側斜面15に吸気ポート20a,20bが形成され、排気側斜面16に排気ポート21a,21bが形成されている。吸気側斜面15には、排気ポート21a,21bから遠い側にシュラウド部40が形成されている。吸気側斜面15から排気側斜面16にわたって吸気流動加工部50が形成されている。吸気流動加工部50は、ペントルーフ頂部を境に吸気側斜面15と同じ側に形成された吸気フロー面51と、ペントルーフ頂部を境に吸気フロー面51とは反対側に形成された排気側ガイド面52とを有している。排気側ガイド面52は排気側斜面16の一部をなす排気面53に連なっている。 (もっと読む)


【課題】気筒毎の燃焼室容積を目標の容積に調整することにより、気筒毎の燃焼室容積の収縮誤差に起因する燃焼への影響を抑制し、高圧縮比に設定した場合の異常燃焼を抑制する。
【解決手段】気筒毎に燃焼室の一部を形成する凹部2とシリンダブロックとの合わせ面3を備えたシリンダヘッドを有し、複数の気筒を列状に配置した多気筒エンジンの燃焼室容積調整方法において、シリンダヘッドの各凹部2の頂部に平坦な基準面10を備えたシリンダヘッド素材を鋳造する鋳造工程と、シリンダヘッド素材にシリンダブロックとの合わせ面3を切削加工する合わせ面加工工程と、シリンダヘッドの合わせ面3から基準面10までの高さ方向距離を気筒毎に計測する計測工程と、計測された高さ方向距離に基づき凹部2表面の切削加工対象部21の加工削り代を調整する調整加工工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】燃焼室の吸気弁側へのエンドガスの偏りを抑制してノッキング発生を低減することができる内燃機関、シリンダヘッドおよびピストンを提供する。
【解決手段】エンジン1は、燃焼室21の内壁面に沿って配置され、ピストン6の摺動方向から見た燃焼室21の内壁面側から中央部側に向かって突出する一対の突起部24を備えることで、吸気弁16の開弁時に流入した吸気のうち燃焼室21の内壁面に沿って流れる吸気を燃焼室21の中央部方向に誘導し、燃焼室21内の火炎の伝播方向と吸気流の方向とを一致させることができる。よって、燃焼室の吸気弁側へのエンドガスの偏りを抑制してノッキング発生を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】混合気燃焼式内燃機関において、排気性能を損なうことなく強いタンブル流を生成させて燃費を向上させる。
【手段】シリンダヘッド1のルーフ面5には2つの吸気ポート10と2つの排気ポート11とが対称状に配置されている。シリンダヘッド1はシリンダブロック2の上面よりも上に位置しており、このためシリンダヘッド1は内周面6を有する。シリンダヘッド1の内周面6のうち吸気ポート10と排気ポート11との対の外側に部位に、吸気ポート10と排気ポート11との両方に外接する接線19と略重なって延びる直線状ガイド壁18が形成されている。直線状ガイド壁18のうち排気ポート11に近い終端部には、排気ポート11との間に空間20を空けるための凹所18bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関燃焼室内の圧縮比を高くしながら自己着火(ノッキング)を抑制して、出力の向上と燃費向上を図った内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダ6と、該シリンダ6内部を摺動するピストン2と、該ピストン2の頂部21に対向して燃焼室5を形成する内燃機関1において、燃焼室5のエンドガス部近傍に酸素吸蔵部材を配設したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】デポジット付着抑制能が高い撥水撥油性被膜を有する内燃機関用構成部材、及びその被膜を形成するための方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の内燃機関用構成部材は、一般式:Rf−M(ORn−m[式中、Rfは、式:CF−(CF−R(ただし、Rは互いに同一又は異なって炭素数2〜10のアルキレン基である)で表されるフルオロアルキル基であり、mは前記フルオロアルキル基の数であり、Mは金属原子であり、Rは互いに同一又は異なって炭素数1〜5のアルキル基であり、nは金属原子Mの原子価である]で表されるフルオロアルキル基置換金属アルコキシドを含む溶液から形成される撥水撥油性被膜を表面に有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】均一燃焼を行う際の吸気によるタンブル流の保存性を損なうことなく、成層燃焼を行う際の混合気の良好な成層化を実現できる筒内噴射エンジンを提供する。
【解決手段】吸気ポート23の反排気ポート24側の一部領域において吸気弁25のリフト方向に立設され、吸気弁25が設定リフト量以下の低リフト状態にあるとき吸気ポート23の開放を一部禁止するマスク部23aを設けると共に、ピストン15の頂面のスキッシュエリア12aよりも内側の領域を平滑面で形成する。ECU50は、エンジンの運転領域が始動直後のファーストアイドル領域にあるとき、可変動弁機構による吸気弁25の最大リフト量を吸気弁25がマスク部23aを超えるリフト量であって且つマスク部23aによって一部領域での吸気の流量を他の領域に比して制限する中リフト量に設定するとともに、インジェクタ31による燃料噴射タイミングを圧縮行程に設定する。 (もっと読む)


【課題】エンジンオイルが変成、劣化したオイルスラッジのエンジン部品への付着及び堆積の防止に有効なエンジン部品用コーティング組成物、並びにそれを用いたオイルコントロールリング等のエンジン部品を提供する。
【解決手段】ポリフルオロアルキル基及びポリフルオロポリエーテル基の少なくとも1種、オルガノポリシロキサン基、並びにアルコキシシリル基を含有することを特徴とするエンジン部品用コーティング組成物をエンジン部品に被覆する。 (もっと読む)


【課題】タンブル流を効果的に生成・持続させて出力を向上させると共にノッキングも防止した内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関はシリンダボア1とピストン3とシリンダヘッド4とを有しており、シリンダヘッド4の燃焼室8は傾斜ルーフ面9を有する台錘状になっている。シリンダヘッド4の冠面には、スキッシュ面15で囲われたメイン凹所18が形成されている。メイン凹所18は排気口13に近い側の第1エリア22と、吸気口11に近い側の第2エリア23と、これらの間に位置した第3エリア24とからなっている。第1エリア22の最大曲率半径R1はシリンダボア1の半径R0の1〜0.85場合に設定され、第2エリア23の最大曲率半径R2はR1の2・5〜4倍程度に設定され、第3エリア24の最大曲率半径R3はR2の数倍に設定されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドを効率良く冷却することのできるエンジンを提供する。
【解決手段】エンジン1は、クランクシャフトに取付けられた冷却ファン32と、天井部に、シリンダの軸線方向視において、クランクシャフトの軸線26方向に並ぶように、冷却ファン32に近い側に燃焼室側吸気開口27を設け、冷却ファン32から遠い側に燃焼室側排気開口28を設けた燃焼室と、シリンダの軸線方向視において、燃焼室側吸気開口27からクランクシャフトの軸線26方向から離れる第1の方向に向かって延出する吸気ポート31と、第1の方向とは異なる方向であって、燃焼室側排気開口28からクランクシャフトの軸線26方向から離れる第2の方向に向かうとともに、クランクシャフトの軸線26方向における燃焼室側排気開口28からの距離が燃焼室側排気開口28から離れるにつれて増大するように、燃焼室側排気開口28から延出する排気ポート21とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関に関し、断熱性能を向上させた構造部材を備える内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】排気通路22の内壁に隣接して断熱材26が配置されている。高温の作動ガス(排気ガス)は、断熱材26が形成する流路に沿って流れている。断熱材26は、平均粒径が0.1〜3μmのMSS(球状メソポーラスシリカ)粒子26aの各粒子が接合材26bを介して粒同士が密集した状態で積層されている。MSS粒子26aには、平均孔径1〜10nmのメソ孔26cが無数に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 シリンダヘッドの燃焼室まわりの高温部分を冷却するウオータジャケットの2本の主冷却水通路を1本の連通水路で接続した場合、連通水路における冷却水の淀みを解消する。
【解決手段】 吸気弁孔14、点火プラグ挿通孔16,排気弁孔15の近傍を冷却する一対の冷却水通路20aを流れる冷却水の流量が拮抗していると、それらを接続する連通水路20bの冷却水が淀んで冷却に寄与しなくなるが、連通水路20bが一対の冷却水通路20aに開口する一方の開口部の近傍において、吸気弁孔14が形成される壁部11eに前記冷却水通路20aの冷却水の流れ方向下流側に向かって突出する突出部11hを設けたので、連通水路20bの両端の開口部における一対の冷却水通路20aの冷却水の流れがアンバランスになり、矢印A3で示すように連通水路20bにおける冷却水の淀みが解消して冷却効果が高められる。 (もっと読む)


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