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Fターム[3G024AA09]の内容

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【課題】隣り合う二つの吸気ポート間の流れの干渉を抑制しつつ、シリンダ内に生成されるスワール流を二つのポートによって強めることができる内燃機関の吸気装置を提供する。
【解決手段】内燃機関1の同一のシリンダ2に設けられて互いに隣り合う二つの吸気ポート4、5をそれぞれヘリカルポートとして構成し、シリンダ2内にスワール流を生成する。二つの吸気ポート4、5のうち、スワール流Fswの流れ方向の下流側に配置された吸気ポート4のヘリカル部4bの内周壁には、ヘリカル部4bの湾曲の外側に膨らむように構成され、かつシリンダ2の接線方向へ向かってシリンダ2内に吸気の一部が導びかれるように開口部4aまでの距離を徐々に詰めながら開口部4aの周方向に沿って延びる案内部41が設けられている。 (もっと読む)


【課題】過給効果を有するとともに、燃焼効率を向上させることのできる内燃機関の吸気構造を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド1内において、吸気マニホールド2から燃焼室4までを連通する吸気ポート1aに、吸気マニホールド2から圧縮空気供給路8を介して供給される、電動ポンプ9で圧縮された圧縮空気を吸気ポート1a内に噴出するリング状の微小空間1dを備えたエジェクタ機構を設けた内燃機関の吸気構造とした。 (もっと読む)


【課題】吸気ポートの開口部からシリンダ内に導かれる吸気の流れに変化を与えることができる内燃機関の吸気装置を提供する。
【解決手段】内燃機関1の吸気ポート4のシリンダ2側の開口部4aの周方向に沿うようにして延び、かつ吸気ポート4を開閉する吸気バルブ7が閉弁したときに傘部7aが隠されるように開口部4aの開口方向に延びるマスク部12を備え、そのマスク部12はコーナー部15の曲率半径Rを変化できるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックに摺動自在に嵌合されるピストンの頂部を臨ませる燃焼室の天井面に吸気弁口および排気弁口が1つずつ設けられ、吸気弁口を開閉する吸気弁ならびに排気弁口を開閉する排気弁が略V字状をなしてシリンダヘッドに開閉作動可能に配設される内燃機関において、吸気弁口での気流阻害を最小限に抑えつつ、燃焼室内で効率よく気流を攪拌して機関出力および燃費の低減に寄与する。
【解決手段】吸気弁口47に連なってシリンダヘッド25に設けられる吸気ポート60が、シリンダヘッド25の側面から吸気弁口47の近傍まで略直線状に延びる上流側通路部60aと、ピストンの軸線に直交する平面への投影図では彎曲して上流側通路部60aおよび吸気弁口47を結ぶ下流側通路部60bとから成り、燃焼室の天井面46が、吸気弁口47および排気弁口48の中心を結ぶ方向を長円方向とした楕円状の横断面形状を有してドーム形に形成される。 (もっと読む)


本願発明に係る空気分配装置10は、内燃機関のシリンダ15、16、17、18への供給用の連絡管路45、46を備えた円筒形管状本体24を有し、それらの分岐部37〜44は、管状本体の母線GA上に整列して開口する。管状本体24は、分岐部37、38の上流で、空気取入孔32に開いた180°のエルボ管30から延長され、エルボ管30は、母線GAを含む、管状本体24の直径面に対して角度αで傾斜している。

分配装置はさらに、傾斜されたエルボ管をもつ分配装置の構造によって生じる、シリンダ15上での「スワール(渦)」の低下を小さくするための、主要本体の空気の流れる領域の部分的な絞り傾斜台(ramp)48を備える。傾斜台48は、分配された第1のシリンダ15の連絡管路45、46の分岐部37、38の上流および近傍、ならびにエルボ管30の傾斜側に設置される。この傾斜台48は、上流面50および下流面52が、それぞれ小さな傾斜および大きな傾斜をもつ、非対称なスロープ(wheel ramp)の形をとる。分配装置10は、シリンダ15ごとに2本の吸気ダクト19、20を有する、ディーゼルエンジンのシリンダヘッド14の吸気面12に取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】吸入空気量の確保と点火進角を可能とすることで、出力向上を図れる内燃機関の燃焼室構造を提供することにある。
【解決手段】シリンダヘッド下面とピストン上面Fpとシリンダとで囲まれて燃焼室Cが形成される構造において、シリンダヘッド下面は、平面視円形をなし、同平面視円形のエンジン長手方向Xに向かう弦Aを挟んで一側に吸気バルブ11が他側に排気バルブ12が設けられ、ピストン上面Fpには、周縁に沿って同周縁からピストン中心方向に向かう円錐状のテーパ部16が形成され中央に凹部17が形成され、テーパ部16は弦Aの近傍位置において、排気バルブ12の配設側部位e1より吸気バルブ11の配設側部位e2の幅が小さく両部位が段差を持って連続形成された。 (もっと読む)


【課題】弁アクチュエータの損傷を抑制することができるとともに、エンジンの製造コストを安くすることができるエンジンを提供する。
【解決手段】弁アクチュエータ8を温度に応じて変形する感温変形性素材で構成し、EGR弁ケース7と隣接する水ジャケット21を設け、循環するエンジン冷却水がこの水ジャケット21を通過するようにし、水ジャケット21の放熱部22からエンジン冷却水の熱が弁アクチュエータ8に伝達されるようにし、弁アクチュエータ8の温度が所定値未満の場合には、弁アクチュエータ8の形状に基づいて、EGR弁9が閉弁状態を維持し、弁アクチュエータ8の温度が所定値以上の場合には、弁アクチュエータ8の形状に基づいて、EGR弁9が開弁状態を維持するようにした。 (もっと読む)


【課題】複式圧縮および複式膨張内燃エンジンを提供する。
【解決手段】この内燃エンジンは、第1ピストンスリーブと第2ピストンスリーブとを備えた外部ハウジングと、該外部ハウジング内に配置された往復運動可能な内部ハウジングとによって形成される。内部ハウジングは、第1圧縮室を形成するように第1ピストンスリーブ内に作動的に配置された円錐形の第1ピストン部材と、第2膨張室を形成するように第2ピストンスリーブに作動的に配置された円錐形の第2ピストン部材とを有しており、さらに燃焼を形成するように回動的に振動するシリンダスリーブバルブ内に配置された2つの往復可能に対応するピストンを備えた作動室組立体を形成している。シリンダスリーブバルブは、第1圧縮室から燃焼室へと燃焼室から第2圧縮室に選択可能な流体連通を行なう。 (もっと読む)


【課題】 気筒毎に一対に吸気弁孔を有する並列4気筒エンジンにおいて、スロットルボディ等の配置スペースのコンパクト化と、各吸気弁孔への均等な混合気の供給とを目的としている。
【解決手段】 各気筒(A1、A2)用の吸気通路(21-1、21-2)を仕切り壁(35-1、35-2)により一対の分岐吸気通路部(21-1L、21-1R、21-2L、21-2R)に分岐して、それぞれ吸気弁孔(11、11、11、11)に連通している。インジェクター(33-1、33-2)を備えたスロットルボディ(25-1、25-2)は、各吸気通路入口(22-1、22-2)に接続すると共に、インジェクター中心線(V1、V2)が、対応するボア中心線(C1、C2)に対してクランク軸長方向に変位するように配設されている。各仕切り壁(35-1、35-2)の吸気上流側の先端(T1、T2)は、対応するインジェクター中心線(V1、V2)とクランク軸長方向において略同一位置に位置している。 (もっと読む)


【課題】 シリンダ内への掃気ポート又はシリンダ内からの排気ポートにおける前記シリンダ内への開口部を,前記シリンダ内におけるピストンの往復動によって開閉するように構成して成る二サイクル内燃機関において,前記掃気ポート又は排気ポートから押し出される潤滑油を少なくして,潤滑油消費量の低減と,排気ガスの改善とを図る。
【解決手段】 前記ピストン6における外周面のうち,下部ピストンリング6bとピストンピン7との間で,且つ,前記掃気ポート8又は排気ポートにおける開口部に該当する領域の部分に,潤滑油ガイド溝11を,ピストンの円周方向に延びるように設けて,この潤滑油ガイド溝のうちピストンの円周方向に延びる二つの内面縁11a,11bのうちいずれか一方又は両方を,前記ピストンピンの軸線方向から見てピストンの軸線に対して,前記潤滑油ガイド溝におけるピストンの軸線方向の幅寸法がピストンの円周方向に次第に広がるように傾斜する。 (もっと読む)


【課題】 混合気の燃焼により生成されるNOxの量を低減しながら自着火タイミングを適切なタイミングに制御することが可能な自着火式内燃機関を提供すること。
【解決手段】 この内燃機関10は、燃焼室25内の複数の位置にて火花を発生する多点型点火装置60を備える。この内燃機関は、圧縮端温度を自着火温度より低い温度に制御する。この内燃機関は、運転状態に応じた圧縮上死点近傍のタイミングにて多点型点火装置により火花を発生させる。これにより、混合気が複数の位置にて着火され、高温且つ高圧の燃焼ガスが燃焼室内の複数の位置にて生成される。この燃焼ガスにより、未燃の混合気の温度は1つの位置にて火花が発生した場合と比較して迅速に上記自着火温度まで上昇する。その結果、未燃の混合気は自着火により燃焼する。従って、火炎の伝播により混合気が燃焼する期間を短くできるので、生成されるNOxの量を減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は内燃機関の吸気ポート構造に関し、高い断熱効果により吸気温の上昇を抑制することが可能にする。
【解決手段】 シリンダヘッドの外面に開口する吸気導入口6と燃焼室に開口する吸気弁口4とを接続する吸気通路12,14内に、シリンダヘッド2よりも熱伝導率の低い材質からなる断熱スリーブ30を配置する。この断熱スリーブ30の内周面により吸気ポート10の内壁面の少なくとも一部を構成し、断熱スリーブ30の外周面とシリンダヘッド2との間には、断熱スリーブ30の外周を取り囲むように空間40を設ける。 (もっと読む)


【課題】 エンジンの運転負荷領域に応じて好適な圧縮自己着火性能を発揮すること。
【解決手段】 圧縮自己着火運転領域において、低負荷側では、一つの排気ポート24bの再開弁動作によって生成する旋回流EXFを弱める向きに吸気を流出する吸気ポート24aのみを開き、高負荷側では、複数の吸気ポート24a、24aを開くように吸気弁および排気弁を制御する。圧縮自己着火運転領域において、低負荷側では、新気と既燃ガスとの混合が促進され、筒内全体の温度が速やかに上昇し、リーンな状態で燃え残りのない圧縮自己着火が確実になる。高負荷側では、新気が燃焼室の点火プラグ回りに偏在した状態で成層化が促進され、ノッキングが防止されつつ、着火アシストも容易になる。 (もっと読む)


【課題】高タンブル比と高流量係数を両立できる内燃機関の吸気ポートを提供すること。
【解決手段】吸気ポート1の中心線C1が燃焼室2の中心線C2に対して傾斜しており、吸気ポート1の燃焼室2に臨む領域に環状のシートリング5が配置されているとともに、当該シートリング5の内周面6は、燃焼室2の中央に近い領域6aが吸気ポート1の流路に沿って傾斜しており、燃焼室2の外周部に近い領域6bが当該燃焼室2に向かって拡がるように構成した。 (もっと読む)


【課題】 ブリーザ室をシリンダブロックとシリンダヘッドに跨りかつ潤滑油の戻り油の油路に隣接配置して、シリンダ部の大型化を防ぐとともにブローバイガスの冷却による該ガス中の水蒸気の結露を防ぎ潤滑油の水分混入による劣化防止を図る。
【解決手段】 V型シリンダブロック1の後バンク1Rと後シリンダヘッド2Rにブローバイガスのためのブリーザ室1R1,2R1が形成されており、後シリンダヘッド2Rのブリーザ室2R1上部はブリーザ管2aに接続され、ブローバイガスはブリーザ管2aから外部に排出される。シリンダブロック1の後バンク1Rと後シリンダヘッド2Rに形成されるブリーザ室1R1、2R1には仕切壁1R3,2R3を隔てて潤滑油の戻り油路1R2,2R2が隣接形成され、ブリーザ室1R1、2R1のブローバイガスは温度の比較的高い戻り油路1R2,2R2を通過する戻り油により暖められる。 (もっと読む)


【課題】吸気ポートにおいて低流速領域および第1,第2高流速領域での吸気の速度差を増大させることにより、燃焼性の向上を図る。
【解決手段】内燃機関の吸気ポート10は、第1,第2突出部41,42が設けられた吸気流制御ポート部33を有し、吸気流制御ポート部33での通路断面には、低流速領域34と、低流速領域34に比べて吸気の最大流速が大きい第1,第2高流速領域35,36とが、低流速領域34および第1,第2突出部41,42を挟んで両側に形成され、吸気は低流速領域34および第1,第2高流速領域35,36での流速の大小関係を有する流速分布で吸気口31b,32bに達する。 (もっと読む)


【課題】 直噴火花点火式内燃機関において、シリンダヘッドの改良により、燃焼性能を向上させる。
【解決手段】 燃焼室2につながる一対の吸気ポート4,4を備え、これら吸気ポート4,4間に燃焼室2内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁(8)を備える。この燃料噴射弁(8)は、機関を上側から見たときに、クランク軸方向と直交する方向のシリンダ中心線CYLCL(第1仮想平面)に対し傾けて配置する。また、機関を上側から見たときに、燃料噴射弁中心線FICL(第2仮想平面)に対し、各吸気ポート4,4の中心線IPCL,IPCLが上流側ほど離れるような開き角θを有するように配置する。この開き角θは、0°<θ≦15°の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】火炎の成長を阻害せずに燃焼室内のガス流動を十分に発生させることのできるエンジンの燃焼室構造を提供する。
【解決手段】エンジン10の燃焼室構造であって、燃焼室ルーフ面11aに近接して上死点付近でスキッシュを生成するスキッシュ生成部13を冠面に備えるピストン12と、燃焼室ルーフ面11aとスキッシュ生成部13とで形成されるスキッシュエリア17のシリンダ径方向ボア壁面側に設けられる点火プラグ16と、スキッシュエリア17に隣接して設けられ、スキッシュ生成部13が燃焼室ルーフ面11aに近接したときであっても、点火プラグ16の点火した火炎が伝播する断面拡大部20とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低負荷時には着火性を向上させると共に高負荷時には燃焼を安定させた予混合圧縮着火機関を提供する。
【解決手段】シリンダ2には、第1の吸気ポート4及び第2の吸気ポート5が接続されている。第1の吸気ポート4及び第2の吸気ポート5の端部と吸気管3との合流部3aには、第1の吸気ポート4の端部または第2の吸気ポート5の端部のいずれか一方を塞ぐシャッタ15が設けられている。混合気を生成するミキサ8が設けられ、ミキサ8には、燃料流通管10及び空気流通管9が接続している。また、ミキサ8は、混合気流通管16を介して流路切替装置12と接続され、流路切替装置12には、第1の吸気ポート4及び第2の吸気ポート5に連通する混合気導入管13,14が接続している。ミキサ8、流路切替装置12及びシャッタ15と電気的に接続する制御ユニット17が設けられている。 (もっと読む)


【課題】複数のシリンダ装置(20)を備え、各シリンダ装置(20)がシリンダヘッド(21)およびバレル(22)を有する内燃機関に関し、シリンダ装置への多数の構造部品の設置と別個の配管敷設とを不要として、単純且つコンパクトな構造とする。
【解決手段】本発明に基づいて、各シリンダ装置は冷却水・始動空気案内装置(23)を有し、この冷却水・始動空気案内装置は、シリンダヘッドおよびバレルを、そのシリンダヘッドとバレルが結合されている区域において取り囲み、冷却水・始動空気案内装置(23)並びにシリンダヘッドおよびバレルは、各シリンダ装置の始動空気入口通路、冷却水入口通路および冷却水排出通路の通路部分を境界付ける。 (もっと読む)


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