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Fターム[3G024HA07]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | 材質 (1,032) | 金属材料 (524) | 軽金属 (256) | アルミ合金 (233)

Fターム[3G024HA07]に分類される特許

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本発明は、静的条件と疲労条件における高い機械的耐性、さらに熱間クリープに対する高い機械的耐性を有するアルミニウム合金製の鋳造品を対象とし、該合金の組成は、Si:3%〜11%、好ましくは5.0%〜9.0%、Fe<0.50%、好ましくは<0.30%、より好ましくは<0.19%さらには0.12%、Cu:2.0%〜5.0%、好ましくは2.5%〜4.2%、より好ましくは3.0%〜4.0%、Mn:0.05%〜0.50%、好ましくは0.08%〜0.20%、Mg:0.10%〜0.25%、より好ましくは0.10%〜0.20%、Zn:<0.30%、好ましくは<0.10%、Ni:<0.30%、好ましくは<0.10%、V:0.05%〜0.20%、より好ましくは0.10%〜0.19%、Zr:0.05%〜0.25%、好ましくは0.08%〜0.20%、Ti:0.01%〜0.25%、好ましくは0.05%〜0.20%、その他の元素がそれぞれ<0.05%で合計0.15%であり、残りがアルミニウムである。該鋳造品は、より特徴的には過給ディーゼルまたは過給ガソリン内燃機関エンジンのシリンダーヘッドに関するものである。 (もっと読む)


【課題】インサート部材の内部に充填物を配置することなく、高圧ダイカスト鋳造であっても、所望形状のウォータジャケットを形成することができるクローズドデッキタイプのシリンダブロック及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】
内部をピストンが摺動する複数のシリンダ12と、シリンダ12を冷却する冷却水を流通するウォータジャケット16を備えるクローズドデッキタイプのシリンダブロック10は、内筒部30aと外筒部30bとを備え、内筒部30aの内壁面と外筒部30bの内壁面とを連結する複数の連結部材45(突起37,38)が分散して設けられている冷却用中空材30が、シリンダ12の周囲に配置されて鋳包まれ、高圧ダイカスト鋳造により製造される。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナを鋳包んだシリンダブロックにおいて、エンジン実働時におけるシリンダボアの真円度を高める。
【解決手段】アルミニウム合金製のシリンダブロック本体2に鋳鉄製のシリンダライナ3を鋳包む。このとき、隣接するシリンダライナ3を鋳包むシリンダ壁5の結合部の窪みに肉盛部9を形成して、窪みを小さくする。そして、シリンダライナ3のシリンダボア4を機械加工によって真円に仕上る。肉盛部9を設けたことにより、シリンダライナ3の鋳包み時に、シリンダブロック本体2とシリンダライナ3との熱膨張差によって生じる残留歪が均一化されるので、エンジン実働時に温度上昇によってその残留歪が解放されたとき、シリンダボア4の4次変形が緩和されることになり、その真円度を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】ショットブラスを要せずに、ボア面の上死点を含む上側領域と下死点を含む下側領域に、それらの間の中間領域と異なる窪みを形成するためのボア面加工方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るシリンダボア面の加工方法は、シリンダブロックのシリンダ孔の内周面に多数の窪みが分布する表層を形成する表層形成工程と、表層が形成された内周面のうち上死点を含む上側領域と上側領域から離間しており下死点を含む下側領域に高圧の液体を噴射する粗面化工程を含んでいる。表層形成工程によって予め多数の窪みを形成しておき、その窪みに高圧の水を噴射することによって、窪みの周縁が集中的に削られて窪みが拡径される。この方法は、非機械加工による窪みの形成とウォータージェットによって、ショットブラストのように微粒子を用いることなく、ボア面の上側領域と下側領域に中間領域とは異なる窪みを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダボアの内周面に潤滑油の保持性に優れ、容易に形成することができる潤滑油保持部を設ける。
【解決手段】先ず、シリンダライナ1の内周面1Aに、金型の円筒状の凸部を押付けて環状溝3を形成する。次に、環状溝3の中心に金型の円錐状の凸部を押付け、塑性変形によって円錐状の凹部4を形成する。このとき、環状溝3の内周縁部が径方向外側に押出され、押出し部5によって環状溝3の開口部が窄められて、溝内部に開口部よりも径方向に広がったオイル溜り7が形成される。このようにして、潤滑油保持部2を容易に成形することができる。そして、環状溝3の開口部を窄めたことにより、潤滑油を保持する溝の容積を大きくしつつ、溝から流出する潤滑油の量を抑えることができるので、潤滑油の保持性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】肉盛欠陥の発生を抑制してバルブシートを有するシリンダヘッドを製造する技術を提供する。
【解決手段】本発明に係る製造方法は、鋳造工程と、研削工程と、肉盛工程と、バルブシート形成工程を有する。鋳造工程は、吸排気ポートの開口部周縁に肉盛用の溝を有するシリンダヘッド鋳造粗材2を鋳造する。研削工程は、1mm以下の厚みDで溝4の表層を除去する。肉盛工程は、表層が除去された溝16に金属を肉盛する。バルブシート形成工程は、肉盛部の表面を研削してバルブシートを形成する。金属の鋳造品は、鋳造時の冷却速度が速いほど組織が微細化するので、このシリンダヘッド鋳造粗材は、肉盛する溝16の表層に従来よりも微細化された組織を残すことができる。従って、溝16の近傍には残存油分や水分が少なく、肉盛欠陥の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関を冷却した際に冷媒が奪った熱を吸気加熱に十分に利用することができる小型化された内燃機関の冷却装置を提供する。
【解決手段】シリンダ1c回りに位置する冷媒室1dと、冷媒室の上部へ液相冷媒を噴射する第一噴射弁13とを具備し、冷媒室内の上部は液相冷媒と同一物質の気相冷媒によって満たされ、冷媒室の下部は液相冷媒によって満たされ、冷媒室内の液相冷媒の一部が膨張行程中にシリンダ内から熱を奪って気相に変化し、冷媒室の気相冷媒の圧力は大気圧より高い設定圧力に上限管理され、冷媒室内の気相冷媒の一部が吸気行程中にシリンダ内の吸気を加熱して液相へ相変化し、機関負荷が設定負荷より高い時には、第一噴射弁によって液相冷媒を排気行程において噴射する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、端部の欠けや割れを生じることなく鋳造型に固定することができるシリンダライナーを提供する。
【解決手段】円筒状のシリンダライナー10であって、ピストン摺動領域18が初晶シリコンを含有しているアルミニウムにより形成されており、一方の端部12が初晶シリコンを含有していないアルミニウムにより形成されている。したがって、端部12を鋳造型の入子に勘合させても、端部12に欠けや割れが発生し難い。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナをシリンダボア位置に鋳包んでなるシリンダブロックにおいて、シリンダライナとシリンダブロック本体との接合力を高めたシリンダブロックおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一部が内周面4から外周面5に亘って貫通するように、シリンダライナ2に対して多数の微小孔3を設け、このシリンダライナ2の外周面5に対してプラズマを照射する。その後、シリンダライナ2をシリンダブロック1のシリンダボア位置に鋳包み、シリンダライナ2の内周面4に対して研削処理を施して閉塞された微小孔3を開口する。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性と接合強度が高く、薄肉化も可能な鋳包構造体を提供する。
【解決手段】突起を外周鋳肌面4に複数有する鋳鉄製シリンダライナ2がアルミニウム合金に鋳包まれている鋳包構造体10において、鋳包構造体10は、突起基底までの鋳鉄部肉厚をL1、鋳鉄部とアルミニウム合金部との一体部肉厚をL2としたとき、L1/L2=0.45の条件の下で測定した熱伝導率が35〜80W/m・Kの値を有している。突起を有するシリンダライナ2の外周鋳肌面4の表面積が、突起の無いシリンダライナの外周鋳肌面の表面積に対して140〜230%であることが好ましい。また、突起の高さが0.2〜0.7mmで、突起の個数が1cm当たり70〜150個であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】エンジンの実働時に生じるライナの熱4次歪を、効果的に低減する。
【解決手段】端気筒のボアピン20Bよりも早いタイミングで、中気筒のボアピン20Aの冷却を開始することにより、中気筒のボアとなる部分の溶湯に対する冷却を促進する。中気筒に係る溶湯の凝固の後、端気筒に係る溶湯を含むアルミシリンダブロック10全体の溶湯の凝固を促進し、アルミシリンダブロック10全体の凝固を完了する。中気筒に係る溶湯の凝固の際に、端気筒のアルミ収縮の影響を受けることが無くなることから、ボア間の凹みの発生を防止し、エンジン実働時における中気筒の熱4次歪を効果的に減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】オイルパン1には深くしたオイル溜まり部8が設けられ,このオイル溜まり部内に潤滑油ポンプへのオイル吸い込み口15が,当該オイル溜まり部の底板7aに近接して開口し,前記オイルパンにおける一方の長手側面板4における外側面に,当該一方の長手側面板のうち前記オイル溜まり部の部分に,エンジン補機取付け用のボス部9,10の複数個が一体に設けられている内燃機関において,前記エンジン補機の取付け支持部の補強と,前記オイル吸い込み口に対する潤滑油の確保とを図る。
【解決手段】前記オイルパンの内部に,前記オイル溜まり部の仕切り板16が,前記一方の長手側面板のうち前記ボス部の部分と,前記オイル溜まり部の底板とを連結するように一体に設けられ,この仕切り板は,上下方向には前記オイル吸い込み口を越えた高さの部位にまで延びている一方,横方向には前記オイル吸い込み口を越えてこのオイル吸い込み口と他方の長手側面板5との間の部位にまで延びている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の機関本体の端部を軸方向から覆うと共に該端部と協働して内空間を形成する壁部を有するカバー体において、該内空間内においてブローバイガスを円滑に導くことが可能なブリーザ通路を形成しながら、軸方向でのカバー体の小型化および壁部の振動の抑制を図る。
【解決手段】チェーン室25を形成するチェーンカバー40の壁部50は、第1バンク部40aにおいて、クランク軸6の軸方向で機関本体の端部と対向する低壁部53aと、軸方向で前記端部と対向すると共に低壁部53aよりも軸方向で前記端部から離隔し、かつ軸方向の段差部51を介して低壁部53aと段違いに形成される高壁部53bとを有する。高壁部53bは、前記端部をシリンダブロックの下部からシリンダヘッドに渡って覆うと共に、クランク室内のブローバイガスを動弁室に導くブリーザ通路54を形成する。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄製の内燃機関のシリンダライナ等を、アルミニウム合金等で鋳包む際の、相互の界面での密着性をより安定させ、且つ、従来と比してより製造コストの低い製品の提供を目的とする。
【解決手段】上記課題を達成するため、粗化した外周壁面を備える円筒形状の鋳包み用鋳鉄部材であって、当該外周壁面は、周方向に高速回転する円筒形状の鋳鉄部材の当該外周壁面に、溶融金属の溶滴を衝突させ瞬間凝固した溶滴スプラッシュを付着させて形成した複数の突起部で粗化した溶射被膜を備えることを特徴とする鋳包み用の鋳鉄部材を採用する。そして、その前記突起部は、針状、海綿形状、板状形状の溶滴スプラッシュ形状を含んで構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】高出力エンジンにおいても十分な耐久性(耐剥離性)を発現でき、優れた耐摩耗性や耐スカッフ性を併せて実現し得る鉄系溶射被膜、その形成方法及び摺動部材を提供すること。
【解決手段】アルミ合金製母材の表面を被覆する鉄系溶射被膜である。鉄系溶射被膜の主原料である線材又は粉末が鉄を主成分とし、記線材又は粉末に含まれる炭素量(C)が、0.12≦C(質量%)の範囲にある。
プラズマ溶射によって、線材又は粉末の溶滴をアルミ合金製母材の表面に噴射する鉄系溶射被膜の製造方法である。
アルミ合金製母材と、その表面に形成された鉄系溶射被膜を備える摺動部材である。鉄系溶射被膜が上記の鉄系溶射被膜から成る。 (もっと読む)


本発明は、カムシャフト(3)を支持するための軸受装置(2)を備えたシリンダヘッドカバー(1)に関する。この軸受装置(2)は、カムシャフト(3)を支持する少なくとも2つの軸受ブロック(4)と1つの接続部品(5)とを備えている。軸受ブロック(4)は、支持しようとするカムシャフト(3)が第1貫通開口部(6)に挿通され、互いに整列された位置で接続部品(5)を介して固定されている。軸受ブロック(4)は、接続部品(5)及びカムシャフト(3)と共に、予め組み立てておくことのできる組立品を形成し、この組立品が、シリンダヘッドカバー(1)と共にシリンダヘッドに対して取り付け可能である。 (もっと読む)


【課題】異物の除去率を向上させることができるシリンダヘッド洗浄方法を提供すること。
【解決手段】流路を狭くする狭小空間部Zと、狭小空間部Zより流路を広くする大空間部Yとを含むウォータジャケット15が内部に形成され、ウォータジャケット15に連通する複数の孔部12A〜12R,13,14,16A〜16Cが設けられたシリンダヘッド1を洗浄するシリンダヘッド洗浄方法において、複数の孔部12A〜12R,13,14,16A〜16Cのうち選択した孔部16A,16Cからウォータジャケット15内に洗浄ノズル28A,28Cを挿入し、洗浄ノズル28A,28Cから狭小空間部Zへ向けて洗浄液を噴出し、狭小空間部Zから大空間部Yへ流れた洗浄液を、大空間部Yに連通する孔部16Bからシリンダヘッド1の外部へ排出する。 (もっと読む)


【課題】プリフォームに空洞が発生することを防止でき、プリフォームの破損を防止することができるダイカスト鋳造技術を提供することを課題とする。
【解決手段】中央ゲート25からプリフォーム12に直接的に供給される溶湯は、ピンガイド孔31で吸引されるため、矢印(11)〜(13)のように進む。左ゲート23から供給される溶湯は、ピンガイド孔31で吸引されるため、矢印(14)〜(16)のように進む。右ゲート24から供給される溶湯は、ピンガイド孔31で吸引されるため、矢印(17)〜(19)のように進む。
【効果】溶湯が、プリフォーム載置面21に向かって流れるため、プリフォーム12の内部を一方向で浸透する。このため、空洞ができることはない。また、プリフォーム12を包むように溶湯を作用させることで、プリフォーム12の破損を防止することができる。 (もっと読む)


内燃機関に用いられるシリンダブロック(1)であって、該シリンダブロック(1)内に、一体に形成されたライナ複合体(9)が、ダイカスト法で鋳包まれており、該ライナ複合体(9)が、一列に配置された、ウェブ(2,3,4)を介して互いに結合された少なくとも2つのシリンダライナ(5,6,7)を有している形式のものが提案される。熱的にかつ機械的に高負荷可能なライナ複合体を備えた廉価に製作可能なシリンダブロックは、ライナ複合体(9)の側面が、粗面構造を有していて、シリンダブロック(1)により形成された鋳包み周壁(26)によって取り囲まれており、ウェブ(2,3,4)に、冷媒の導入および導出のための開口(31,32)を備えたそれぞれ1つの冷媒貫通路(14,15,16)が成形されており、少なくとも1つの開口(32)が、鋳包み周壁(26)を介してウォータジャケットのための切欠き(25)に開口している場合に得られる。
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【課題】内燃機関のシリンダヘッドにおいて、内燃機関の冷却効率を向上すると共に製造コストの増加を抑制可能とする。
【解決手段】複数の燃焼室16にそれぞれ連通する複数の吸気ポート17と複数の排気ポート18を設け、吸気ポート17の周囲に吸気側ウォータジャケット47を設ける一方、排気ポート18の周囲に排気側ウォータジャケット45,46を設け、排気側ウォータジャケット45,46を上下連通路54により連通すると共に、上部排気側ウォータジャケット45と吸気側ウォータジャケット47を水平連通路55に連通し、排気側ウォータジャケット45,46を隔壁49により各燃焼室16に対応する複数の空間部に区画すると共に、この隔壁49により区画された複数の空間部を燃焼室16から離間する側の端部で挿通部50,51により連通する。 (もっと読む)


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