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Fターム[3H039CC08]の内容

回転型ポンプ (12,088) | 構成 (5,120) | 作動室 (1,730) | 鏡板 (463)

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旋回軸 (59)

Fターム[3H039CC08]に分類される特許

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【課題】可動スクロールが転覆しても、その摺動面への給油量が増加するのを抑制すること。
【解決手段】固定スクロール60の外縁部62の摺動面に形成された凹部82と、可動スクロール70の鏡板71に形成され且つ凹部82に開口して潤滑油を凹部92に供給する油供給路81とを備え、凹部82に開口する油供給路81の流出端は可動スクロールの公転に伴って凹部82内を公転する。凹部82の底壁の一部が突出してなる閉塞部91を備える。閉塞部91は、可動スクロール70に作用する転覆モーメントが所定値以上となる公転角度領域で、油供給路81の流出端の一部を塞ぎ、前記公転角度領域以外では油供給路81の流出端の全体を開放するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】小型で高効率なスクロール圧縮機を提供すること。
【解決手段】可動スクロールの背面側に、可動スクロールを固定スクロールに押付ける高圧作用室を設け、固定スクロールの渦巻体巻終り外側に環状のスラスト面を設けているスクロール圧縮機において、可動スクロールの渦巻体における基礎円中心Y2を、可動スクロールの鏡板中心Y1に対し渦巻体の巻終りの反対方向に偏心させると共に、高圧作用室を形成する環状シール体の中心Xを可動スクロールの鏡板中心Y1に対し、可動スクロールの渦巻体における基礎円中心Y2の偏心方向と同一方向に偏心させることで、高圧作用室の面積を小さくして、摺動損失が小さく高効率なスクロール圧縮機を提供する。 (もっと読む)


【課題】スクロール圧縮機において、冷媒を安定的且つ連続的に圧縮室に供給できるようにする。
【解決手段】インジェクション機構70は、固定鏡板部31における固定ラップ32の内周壁32b寄りに形成されて第1圧縮室に開口する第1ポート73と、固定鏡板部31における固定ラップ32の外周壁32c寄りに形成されて第2圧縮室に開口する第2ポート74とを有し、2つのポート73、74のうちの一方又は両方は、旋回スクロール40が所定の回転角度位置から少なくとも360°回転するまでの間、対応する圧縮室25に連続して連通するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素冷媒を用いて超臨界圧力まで圧縮する際の潤滑油の供給を適量にするためには、油出口部が環状シール部材から背圧室側に開口する最大面積を全面積の50%以下となる位置に配設する必要があるが圧縮機運転中に油出口部が環状シール部材を跨ぐ際に、環状シール部材の斜めカット部の先端が油出口部に引っ掛かり破損するという課題を有していた。
【解決手段】給油通路の油入口部を前記高圧空間に開口する位置に配設し、給油通路の油出口部を、旋回渦巻き部材の旋回運動によって環状シール部材を跨いで往復し、高圧空間と中間圧空間に交互に開口するとともに中間圧空間に開口する最大面積を全面積の50%以下となる位置に配設し、環状シール部材の斜めカット部の外周端の向きを油出口部が環状シール部材を跨ぐ際の旋回運動方向と一致させたものである。 (もっと読む)


【課題】圧縮機の部品点数削減により低コスト化を図ること。
【解決手段】モータによって駆動される旋回スクロールと、前記旋回スクロールと組み合わされ鏡板に渦巻状のラップを直立して形成した固定スクロールと、前記旋回スクロールの鏡板背面に押接されるシール材24とを備え、運転中に高圧領域からの潤滑油をシール材24を配置する溝51aとシール材24との間に導入しシール材24を旋回スクロールへ押接することでシール機構を構成するスクロール圧縮機であって、前記シール材24の形状を凸形にして、運転停止時にシール材を配置する溝とシール材との間に空間を確保する構成としてある。この構成により、シールバネを用いることなく起動直後のシール性を確保することが可能となるため、部品点数の少ない低コストな圧縮機を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】可変容量式スクロール型圧縮機において、可変容量動作時の圧縮効率低下を抑制する。
【解決手段】固定基板部には、第1圧縮室Vaと吸入室22eとを連通するサブバイパスポート22g、および第2圧縮室Vbと吸入室22eとを連通するメインバイパスポート22hが設けられ、旋回スクロールの旋回中心Oとサブバイパスポート22gとを結んだ線を第1の仮想線L1とし、旋回中心Oを通ると共に第1の仮想線L1に直交する線を第2の仮想線L2としたとき、メインバイパスポート22hは、第1圧縮室Vaおよび吸入室22eが連通するタイミングと第2圧縮室Vbおよび吸入室22eが連通するタイミングとがずれるように、第2の仮想線L2よりもサブバイパスポート22g側に開口している。 (もっと読む)


【課題】可動スクロールの回転角度によらず、転覆モーメントを低減できるスクロール型圧縮機を提供する。
【解決手段】スクロール型圧縮機は、可動スクロールの鏡板部の背面に固定スクロール60側への押し付け力を作用させる押し付け機構と、固定スクロール60から可動スクロールを離反させる押し返し力を可動スクロールの鏡板部の正面に作用させる押し返し機構80と、圧縮機構の吐出圧よりも低い圧力の流体で満たされる低圧部12aと、可動スクロールの転覆モーメントを低減するための第1回転角度範囲において低圧部12aと連通し、第1回転角度範囲以外の第2回転角度範囲において、低圧部12aと遮断するように、固定スクロール60の外縁部62の摺動面に形成される連通溝90とを有する調整機構120とを備えている。 (もっと読む)


【課題】固定スクロールと旋回スクロールとの最外噛合箇所でのシール性の低下を防止すると共に、吸込領域での作動流体の加熱も抑制して、エネルギー効率の向上を図る。
【解決手段】スクロール圧縮機は、固定スクロール2と、この固定スクロールと噛み合わされて旋回運動を行うことによって前記固定スクロールとの間に圧縮室100a,100bを形成する旋回スクロールと、旋回スクロールに固定スクロールへの押付力を与える背圧室と、この背圧室に圧縮機吐出側の油を導入する給油路とを有する。また、前記背圧室と閉込み開始後の前記圧縮室とのみ連通されると共に前後の差圧で開閉する背圧弁26を備え、背圧室の油を圧縮室へ流出させて前記背圧室の圧力を制御する圧縮室連通路60と、前記背圧室と前記圧縮室へ至る吸込領域105とのみ連通され、背圧室の油を前記吸込領域へ供給する吸込域連通路65とを備えている。 (もっと読む)


【課題】固定スクロールの強度を向上すると共に、圧縮性能の低下を抑制すること。
【解決手段】端板31の内面に渦巻状の壁体32が設けられていると共に、壁体32の周りを囲むように端板31と一体に外壁34が設けられており、かつ外壁34の内外に貫通する一対の流体通路36が設けられた固定スクロール3を備えるスクロール圧縮機において、流体通路36は、その中心線Sが壁体32におけるインボリュートの基礎円中心Oから外れて配置されている。 (もっと読む)


【課題】可動スクロールの背面に潤滑油路の一部をなす高圧室と中間圧室とのシール性を向上することにより背圧を適正に保持し、流体機械の性能を向上することができるスクロール型流体機械を提供する。
【解決手段】ハウジング内に設けられ、回転軸の軸心側において作動流体の吐出圧が作用する高圧室から外方側にあるフレームと可動スクロールの側面との間に形成される低圧室へ潤滑油を供給し、高圧室を減圧して中間圧室を形成するシールリング62が配置された油路とを備え、シールリングは連続した環状であり、所定位置に所定の深さの切込み62cを有している。 (もっと読む)


【課題】圧縮比が小さい場合においても潤滑油が確実に圧縮室に供給されるようにする。
【解決手段】スクロール型圧縮機は、ケーシングに収納され且つ固定スクロール60及び可動スクロールを有する圧縮機構と、可動スクロールの背面の一部に中間圧力を作用させる中間圧部とを備えている。固定スクロール60の鏡板の正面には、高圧の潤滑油が供給される固定側油溝80が形成されている。可動スクロールの鏡板の正面には、固定側油溝80が連通すると共に、固定スクロール60のラップ溝64が冷媒の吸入状態であるときにラップ溝64の最外周部に連通し、ラップ溝64が圧縮室41の形成状態であるときにラップ溝64から遮断される可動側油溝83が形成されている。 (もっと読む)


【課題】始動直後に背圧仕切帯が旋回鏡板の背面へ押圧される背圧機構を有しており、背圧仕切機構にばね部材を必要としないスクロール圧縮機を提供すること。
【解決手段】背圧仕切帯収納溝の底と軸受内側を連通させることにより、始動直後に軸受内側に供給されたオイルが遠心力により連通路を通り背圧仕切帯底面へ供給されるため、ばね部材がなくてもオイルの圧力によって背圧仕切帯が背圧仕切帯収納溝より浮上し、旋回鏡板の背面へ押圧されることで、上記の課題を達成する。 (もっと読む)


【課題】自転防止部機構としてオルダム機構を採用しながら、旋回スクロールの背面に、オイル交じりの媒体を留まらせてオルダムリングの潤滑を確実に行うと共に圧縮機構のコンパクト化を維持する。
【解決手段】旋回スクロール部材11と駆動軸を軸支するブロック部材5との間にオルダムリング18が設けられるスクロール型圧縮機において、固定スクロール部材10とブロック部材5とによって旋回スクロール部材11からの軸方向の荷重を受ける環状のスラストレース16を挟持し、このスラストレース16に旋回スクロール部材11の端面を全周に亘って摺接可能に密接させ、また、スラストレース16をブロック部材5に形成された対をなすキー溝部25b,25cよりも径方向外側までブロック部材5の端面に密接させ、旋回スクロール部材11、スラストレース16、及びブロック部材5によって停留空間を画成し、この停留空間にオイル混じりの媒体を停留させる。 (もっと読む)


【課題】膨張機構とサブ圧縮機構を背面合わせで構成するスクロール膨張機において、圧縮機構から膨張機構への熱リークを抑制し、能力低回の小さい高効率なスクロール膨張機を得る。
【解決手段】スクロール型の膨張機構5と膨張機構5で回収した動力で冷媒を圧縮するスクロール型のサブ圧縮機構6とを備えたスクロール膨張機において、膨張機構5の揺動スクロール52とサブ圧縮機構6の揺動スクロール62とを背面合わせで構成し、2つの揺動スクロール52と62の間に揺動スクロール運動空間圧となる中空の断熱空間部16を設ける。 (もっと読む)


【課題】スクロール型圧縮機を構成するブッシュとクランクピンとの潤滑を確実且つ安定的に行い、且つ、可動スクロールと固定スクロールとの間の摺動部位の潤滑も確実に行う。
【解決手段】スクロール型圧縮機10を構成する固定スクロール18には、固定側渦巻壁24に沿って供給通路26が形成され、リアハウジング14の貯油室と前記固定側渦巻壁24の先端部24aとを連通している。一方、可動スクロール20には、可動側基板部38とボス部46の円形凹部48とを連通する連通路54が形成されている。そして、可動スクロール20が旋回動作し、供給通路26と連通路54とが一直線上となった際に、潤滑油が前記供給通路26及び連通路54を通じて円形凹部48へと供給されて潤滑に供される。 (もっと読む)


【課題】従来のスクロール圧縮機では、固定スクロール天板部は両スクロールにより構成される密閉空間(圧縮室)内圧力による力を渦巻き体側に受け、吐出圧力空間の圧力による力を反渦巻き体側に受け、それらの合力により下に凸の形状に変形する。一方、旋回スクロールは、旋回スクロール背面部に作用する圧力の分布により、上に凸の形状に変形する。この変形によって両スクロール渦巻き体中央部の歯先・歯底が接触し、摺動損失増大による性能低下や、摺動面で焼き付きやかじりを発生させ信頼性低下を招く可能性があった。本発明の目的は、信頼性が高く且つ高効率なスクロール圧縮機を提供することにある。
【解決手段】上記目的を達成するため本発明は、固定スクロール天板部の上部に天板室を設け、この天板室と背圧室とを連通する連通路を設けることとした。 (もっと読む)


【課題】近年の冷凍空調機器の高効率化に伴い、スクロール圧縮機における背圧室でのオイル圧縮による動力損失低減と背圧室への漏れ低減が課題となっていた。
【解決手段】主軸受部材11の内周部に、主軸受部材11の固定スクロール12との締結面11bにおける内周部の内径D1よりも大きいD2を内径とした凹部85を設けることにより、高圧部から背圧室29へのシール長さを十分に確保しつつ、主軸受部材11の内周部11cに設けた凹部85によって、旋回スクロール13の鏡板13aの外周部と主軸受部材11の内周部11cが接近することによって生じるオイルを圧縮する動力損失を低減することができ、圧縮機全体の小型化、軽量化が可能で、かつ高効率で高信頼性を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】主軸、旋回スクロールの回転を支持するメタルの偏摩耗を有効に防ぐことのできるスクロール型圧縮機、軸受の組み立て方法を提供することを目的とする。
【解決手段】軸受メタル18、24の外周側に溝70、75が形成されることによって、主軸12、旋回スクロール20を回転自在に支持する軸受メタル18、24は、主軸12の先端に近い側の端部18a、旋回スクロール20において主軸12側の端部24aが、その径が拡がる方向に撓み、いわゆるクラウニング形状をなしている。
これにより、旋回スクロール20と固定スクロール30との間の圧縮室50においてガスを圧縮するときに、圧縮されるガスによる反発力が、主軸12に対し、その中心軸に直交する方向に作用しても、軸受メタル18、24は、弾性変形してその荷重分布に対応したクラウニング形状となっているため、軸受メタル18、24が偏摩耗しにくくなる。 (もっと読む)


【課題】近年の冷凍空調機器の高効率化に伴い、スクロール圧縮機における圧縮室間の漏れ損失の低減と安定した背圧の印加が課題となっていた。
【解決手段】吐出圧力雰囲気の高圧領域と背圧室を間欠的に連通させる第1の経路と、背圧室と圧縮室15を間欠的に連通させる第2の経路82を設け、かつ第2の経路82が、旋回スクロール13の鏡板背面部と主軸受部材11の背面規制部11aの微小な隙間Aを経由しないように、旋回スクロールの鏡板背面部に凹部85を設けることにより、流体の流動抵抗を小さくすることができ、安定した背圧の印加を実現できるとともに、圧縮室に適量のシールオイルを安定して供給することにより、高効率で高信頼性なスクロール圧縮機を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】運転圧力条件の広域化に伴って、旋回スクロール部材と固定スクロール部材の軸方向隙間が拡大する運転条件が発生し、性能が低下するという問題が生じた。
【解決手段】旋回スクロール部材の鏡板の内部に空間を設け、吸込圧と背圧の中間となる圧力を導入することで、広い圧力条件における旋回鏡板の変形量変化を抑制し、広範囲な条件下でのスクロール圧縮機の性能向上を図ることができる。 (もっと読む)


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