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Fターム[3J044AA12]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 目的 (1,529) | 潤滑 (215)

Fターム[3J044AA12]に分類される特許

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【課題】オイル保持性と異物除去性とを両立させることのできる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1のスカート部4の表面4aに、条痕9(筋になって残った痕)が矢印Aに示すピストン1の摺動方向に対して斜めに延びるように形成されている。条痕9は矢印Aに示す摺動方向に対して斜めに延びるように形成されているため、条痕を設ける目的である、オイル保持による異常摩擦や焼き付き防止、すなわち潤滑作用を奏することができる。また、ピストン1外周面とシリンダボア面2aとの間に異物を噛み込んだとしても、条痕9に沿ってピストン1の摺動方向に異物を移動させることができる。したがって、ピストン1外周面における異物の除去性を向上させることができるため、オイル保持性と異物除去性とを両立させることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンを剛性を維持しつつ軽量化すると共に、ピストンピンとピストンとの間の潤滑性能を向上させる。
【解決手段】ピストンピン20の内部に発泡金属30が充填されていると共に、発泡金属30は、オイルジェットからのオイルを捕集可能にピストンピン20の端部から突出している。これにより、ピストンピンを剛性を維持しつつ軽量化できるとともに、発泡金属30のオイル捕集機能により、ピストンピン20とピストン本体10との間の潤滑性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】オイルリング溝内に連通する連通孔からピストン内側に潤滑油を良好に排出可能なピストンを提供する。
【解決手段】ピストン20は、外周面(30a,40a)にオイルリングが装着されるオイルリング溝36が形成されており、さらにオイルリング溝36内とピストン内側とを連通させる連通孔であるオイル排出孔80が設けられている。オイル排出孔80のピストン内側開口80cよりスカート裾40e側には、内周面(30c,40c)からピストン中心軸C側に突出する突出壁90が設けられている。ピストン下降時において生じるスカート裾40e側から頂面22側に向かう気流又はオイル流により、オイル排出孔80のピストン内側開口80cが塞がれてしまうことを抑制することができる。オイルリングがシリンダ壁から掻き落としてオイルリング溝36内に取り込んだ潤滑油を、オイル排出孔80からピストン20の内側に良好に排出することができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】 ピストンリング本体と、該ピストンリング本体の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリングの上面と下面の両方に形成される表面皮膜とからなるピストンリングにおいて、前記表面皮膜を耐熱樹脂と該耐熱樹脂中に含有された所定の材料からなる粉体とから構成する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの気筒内壁面と摺接するスカート部の外表面に複数の条痕溝が周方向に形成されたエンジンのピストンにおいて、条痕溝のオイル保持量の増大と周方向へのオイル逃げの抑制とを図り、ピストンスカート部の外表面と気筒内壁面との間に均一な潤滑性を確保する。
【解決手段】エンジンの気筒内壁面と摺接するスカート部の外表面に複数の条痕溝7…7が周方向に形成されたエンジンのピストンにおいて、条痕溝7…7を波状に形成する。条痕溝7の長さが大きくなり、条痕溝7のオイル保持量が相対的に多くなる。波状条痕溝7の変位部分A,Bがオイル逃げの障害になり、条痕溝7内のオイルが周方向に逃げるためには蛇行しなければならず、条痕溝7内のオイルが条痕溝7に沿って周方向に逃げ難くなる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの気筒内壁面と摺接するスカート部の外表面に複数の条痕溝が周方向に形成されたエンジンのピストンにおいて、ピストンスカート部の高面圧領域におけるスカッフ発生の問題と低面圧領域における摺動抵抗長期持続の問題とを共に良好に抑制する。
【解決手段】ピストン1のスカート部4の外表面において、気筒内壁面との間の面圧が相対的に高い高面圧領域アは、相対的に低い低面圧領域イよりも、条痕溝7の深さを大きくし、かつ、隣接する条痕溝7,7間の頂部の幅と条痕溝7の幅との和(条痕溝7のピッチ)に対する隣接する条痕溝7,7間の頂部の幅の割合を小さくする。 (もっと読む)


【課題】コンロッド小端部内側の潤滑に寄与するオイル量を増やすことの可能なコンロッドの潤滑構造を提案する。
【解決手段】コンロッド1における小端部1aの頭頂部分に貫通形成された油孔1bと、ピストン裏面2aの略中央に突出させた凸部3と、を含んで構成されることを特徴とする。ピストン裏面に形成した凸部が、ピストン裏面に付着するオイルを集約する核となり、ここから滴となってオイルがコンロッド小端部の油孔へ滴下されるので、小端部内側で潤滑に関与するオイル量が増し、潤滑特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの気筒内壁面と摺接するスカート部の外表面に複数の条痕溝が周方向に形成されたエンジンのピストンにおいて、たとえ隣接する条痕溝間の頂部が若干摩耗し、条痕溝の深さが小さくなっても、条痕溝の保油量の減少を抑制する。
【解決手段】アルミ合金を母材としてピストンを鋳造する際に、ピストンのスカート部に焼結部材8を鋳包む。スカート部における焼結部材8の鋳包み部と非鋳包み部とに亘って連続する条痕溝7…7を形成する。その際、条痕溝7…7の表面に焼結部材8が露出するように条痕溝7…7を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンの潤滑のために充分量の潤滑油の安定的な供給が可能なピストンを提供する。
【解決手段】ピストンピンが挿入されるピストンピン孔31hを画定するブッシュ30と、ブッシュ30が圧入される圧入孔11の一部を画定するように設けられ、潤滑油を浸透保持する多孔質材20と、を備え、ブッシュ30は、多孔質材20に浸透保持された潤滑油をピストンピン孔31hへ導く油孔30hを備えている、構成とした。 (もっと読む)


【課題】表面にクラックを有するCrめっき皮膜が形成された摺動面の、幅方向の端へ流体潤滑剤が抜けていく摺動部材において、良好な低摩擦の摺動特性が得られるようにする。
【解決手段】Crめっき皮膜のクラックは、平均クラック幅を0.1μm以上5.0μm以下とし、クラック密度を600本/cm以上1300本/cm以下とし、且つ摺動面3の幅方向の両端部と、該幅方向の中間部とでは、上記平均クラック幅及びクラック密度が互いに異なり、上記中間部では上記端部よりも平均クラック幅及びクラック密度を共に大きくする。 (もっと読む)


【課題】シリンダ内壁面とピストン周面との間に十分な油量を常時保持可能として、ピストンの摺動摩擦の低減維持、および摺動性能の向上を図る。
【解決手段】シリンダS中空部内で往復摺動するピストン1のスカート部3にエンジンオイルを保持するようにした凹部状のオイル溜め部5を、螺旋状条痕Rの一部を切除し、またその凹部底面を粗面にして形成する。オイル溜め部5は、開口大きさが1mmから10mm程度、深さが2μmから30μm程度、開口形状が円形、楕円形、三角形、四角形、多角形、台形、菱形、星形更には数字、文字、記号のいずれかによって形成する。また、オイル溜め部5は、開口大きさ、深さ、数量を調整することにより、ピストン1自体のサブグラムレベルでの重量均一性を可能とし、開口形状、配列パターンの調整で、製造履歴情報等を刻印状に記録してピストン1自体の個別化による識別を可能とする。 (もっと読む)


ピストンリングは、摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面とを有する本体を備え、これらの側面の少なくとも1つが、少なくともPVD被覆層を備え、PVD被覆層の膜厚が、半径方向外側から内側へ向かって徐々に減少している。
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ピストンリングは、実質的に環状の摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面と、画定された合い口隙間を備えた合い口開口部とを有する本体を備え、各合い口面における摺動面側合い口端部の移行部が、鋭い端部として構成され、摺動面が、少なくとも前記各摺動面側合い口端部まで、10μm以下の少なくとも1つのPVD被覆層を備えている。
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【課題】潤滑油の保持能力に優れた摺動面を有する内燃機関用部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による内燃機関用部品は、シリコンを含むアルミニウム合金から形成され、摺動面101に複数のシリコン結晶粒1、2を有する。摺動面101の十点平均粗さRzJISは0.54μm以上であり、摺動面101の切断レベル30%における負荷長さ率Rmr(30)は20%以上である。 (もっと読む)


【課題】開口内壁に潤滑油が留まり易くなるように開口内壁を焼き入れしたシリンダブロックを提供することである。
【解決手段】シリンダブロック20の開口内壁71を、螺旋状に焼き入れする。開口内壁21が、複数の傾斜した線に沿って焼き入れされる。開口内壁71が複数の傾斜した線を単位として加熱され、加熱箇所を前記単位毎に移動させて、開口内壁71が焼き入れる。直前の加熱箇所を冷却する。誘導加熱コイル10をシリンダブロック20の開口70内に挿入し、開口70内において誘導加熱コイル10の一部がシリンダブロック20の開口内壁71に近接しており、誘導加熱コイル10に高周波電流を通電しつつ回転させ、同時に誘導加熱コイル10を軸方向に移動させて開口内壁71を加熱し、開口内壁71が螺旋状に焼き入れされる。 (もっと読む)


内燃機関のピストンにコネクティングロッドの小さなコネクティングロッド穴を結合するためのピストンピン(40)と、ピストンピンを製造する方法。ピストンは、ピストンピンを受容するための小さなコネクティングロッド穴と整合したボス穴を有している。ピストンピンの表面は、懸濁した固体潤滑粒子を含む樹脂から成る被膜(42)が提供されている。
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【課題】改善された走行挙動および高い耐摩耗性を有する大型2ストローク・ディーゼル・エンジン用のピストンを提供すること。
【解決手段】本発明のピストンは、ピストン・リング・パック2を形成するオイル収集リング1を含む。ピストン・リング・パック2は、シリンダ5の燃焼室6の最も近くに位置し且つ第1走行面701を有する第1ピストン・リング7と、収集リング走行面101を有するオイル収集リング1とを含む。第1走行面701および収集リング走行面101が動作時にシリンダ壁4のシリンダ走行面401と摩擦接触するように、第1ピストン・リング7およびオイル収集リング1はピストン3の第1ピストン・リング溝702内および収集リング溝102内に配置される。ピストン3は、収集リング溝102の近くに潤滑用オイル・アパーチャを有し、そこを通して潤滑オイルがピストン3の内側からシリンダ走行面に塗布されるように設計される。 (もっと読む)


【課題】加工工数を増やすことなく生産性の向上を図ることができ、且つ断面略W形状の凹部と同様、摩擦抵抗の少ない摺動部材及び摺動面への微細凹部形成方法を提供する。
【解決手段】相互に摺動するピストンとシリンダボア1のうちシリンダボア1のボア内壁1aに微細な凹部11を複数形成するに際して、前記ボア内壁1aにレーザhvを断続的に照射して断面形状を略U字状とした微細な第1凹み11Aを同一列上に複数形成した後、同一列上に形成された前記第1凹み11Aに対して、その配列方向において一つずつレーザhvの照射位置を互い違いの位置にずらしてレーザhvを照射して前記第1凹み11Aと連接する第2凹み11Bを形成する。 (もっと読む)


【課題】Crめっき皮膜が形成された長円形状の内周面を備え、該内周面をシール部材が周方向に摺動する摺動部材に関し、Crめっき皮膜を結晶配向性及び摩擦係数の速度依存性の観点から改良して、低摩擦化を図るとともに、異常摩耗を防止する摺動部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Crめっき皮膜における(222)配向結晶の存在率を他の配向の結晶の存在率よりも高くするとともに、シール部材2の摺動速度が漸次上昇する領域AではCrめっき皮膜の摩擦係数の速度依存性が負勾配の特性を示し、シール部材2の摺動速度が漸次低下する領域BではCrめっき皮膜の摩擦係数の速度依存性が正勾配の特性を示すようにする。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法で微細な凹部を形成することができ、生産効率を低下させることなく凹部の形状を任意に変えることのできる摺動面への微細凹部形成方法を提供する。
【解決手段】相互に摺動する2つのピストンとシリンダボアのうち、シリンダボアのボア内壁に微細な凹部11を複数形成する摺動面への微細凹部形成方法において、ボア内壁1aにレーザhvを照射して断面形状を略U字状とした微細な第1凹み11Aを形成した後、そのレーザhvの照射センター位置C2を摺動方向にオフセットして前記第1凹み11Aの脇にさらにレーザhvを照射して第1凹み11Aと連接する第2凹み11Bを形成し、さらに照射センター位置C3をオフセットして第2凹み11Bとは反対側であって第1凹み11Aの脇にレーザhvを照射して第1凹み11Aと連接する第3凹み11Cを形成することで微細な凹部11を断面略W形状とする。 (もっと読む)


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