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Fターム[3J044AA12]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 目的 (1,529) | 潤滑 (215)

Fターム[3J044AA12]に分類される特許

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【課題】 内燃機関用ピストンにおいて、燃焼室内が負圧の状態でもオイルが燃焼室内に吸引されることを抑制し、オイル消費を低減するピストンを提供すること。
【解決手段】
内燃機関のシリンダに往復動自在に設けられ、シリンダとの間で燃焼室を形成する内燃機関のピストンであって、リングを挿入するためにピストンの外周に形成された複数のリング溝と、リング溝間に形成された環状のランドと、ピストンピンを挿入するためのピン孔と、を備える内燃機関用ピストンにおいて、ピストンの頂面から一番目のリング溝と2番目のリング溝との間に形成されたセカンドランドと、ピン孔の上部とを連通する連通孔を設けた。 (もっと読む)


【課題】ピストン本体にオイルリング溝とピストン本体の内側の空間とを連通するオイル戻し孔を設けることなく、内燃機関おいてオイル消費の増大を抑制することが可能なピストンを提供する。
【解決手段】ピストン本体10の外周面には、上下のサイドレール41,42と、各サイドレール41,42を外周方向に付勢するエキスパンダ43とによって構成されるオイルリング40が装着されるオイルリング溝13が設けられている。下側のサイドレール42の下面42aがオイルリング溝13の下側の壁面13cに当接可能となっている。ピストン本体10の外周面には、オイルリング溝13に連通し且つピストン本体10のスカート側に開放するオイルスリット18が少なくとも1つ形成されている。オイルスリット18の最深部18aの壁面18bとサイドレール42の内周面42bとの間には、クリアランスC1が設けられている。 (もっと読む)


【課題】スカートの表面に万遍なく潤滑油を供給できると共に滞留させることなく排出することができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1のスカート3の表面に、潤滑油を溜めることが可能な波状のコーティング部10をピストン1の周方向に沿って設けると共に該波状のコーティング部10をピストンの軸方向に間隔をおいて複数設けた内燃機関のピストン1であって、上記波状のコーティング部10にこれを分断することによりピストン1の往復動によって上記潤滑油がスカート3の表面をピストンの軸方向又は螺旋方向に沿って流通し得る潤滑油通路13を設けている。 (もっと読む)


【課題】条痕の加工を廃止することができると共にスカッフの発生を防止することができ、製造コストの低減及び燃費の向上が図れる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1のスカート3の表面に、微粒子状の固体潤滑材10をショットピーニングにより埋め込んで成る。 (もっと読む)


【課題】ピストンの往復運動に伴いシリンダボア壁面との間に生じる面圧が高くなるスカート中央部において、好適にオイルが保持されるようにすることで、ピストンの潤滑性能を向上させる。
【解決手段】一対のスカート14,15を有するピストン1は内燃機関のシリンダボアの中で上下に往復運動する。スカート14,15の外周面14a,15aには互いに並行な複数のオイル保持用の条痕9がピストンの往復運動方向に対して直交する方向に延びるよう形成される。条痕9の深さは、スカート14,15の外周面14a,15aの端部においては浅く(d2)、中央部に向かうにつれて徐々に深くなるよう形成されており、この中央部における深さd1がスカート14,15の周方向において最も深くなるよう形成されている。 (もっと読む)


【課題】スラスト側においてシリンダボアに対するピストンリングの面圧が高くなって過大な摺動抵抗が発生することを避けることができるようにする。
【解決手段】ピストン3の外周にピストンリング15が嵌挿されるリング溝23が設けられ、このリング溝が、スラスト側の部分において、少なくともスラスト・反スラスト方向に直交するクランク軸方向に位置する部分より深さが大きくなるように形成されたものとする。特に、リング溝が、ピストン軸方向視における底面の外形が、スラスト・反スラスト方向を短径とした略楕円形状をなすように形成されたものとする。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングが摺動する領域において、ピストンリングとシリンダの内壁面との往復動摩擦を低減することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンリングを備えるピストンが内壁面を摺動するシリンダにおいて、前記シリンダの内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部をシリンダの軸方向に所定の間隔をもって形成し、前記間隔を、シリンダ内壁面を摺動するピストンリングの中で、その外周摺動面のシリンダ軸方向長さが最も小さいピストンリングの外周摺動面のシリンダ軸方向長さよりも小さくし、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計が15〜70%の範囲内とし、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部を形成しない。 (もっと読む)


【課題】ピストンのリング溝内に導入されたオイルのシリンダへの再付着を抑制し、オイル消費を抑制する。
【解決手段】本発明に係るピストン1は、外周面部2にリング溝5を有し、リング溝5の上面6及び下面7の少なくとも一方に付勢溝9,10を有する。付勢溝9,10は、リング溝5内に導入されたオイルをピストン内周側に方向付けるよう、断面が非対称に形成されている。リング溝5とこれに嵌入されたピストンリングとの間でオイルが押し潰さたとき、断面非対称の付勢溝9,10により、オイルをピストン内周側に積極的に流すことができる。これによりオイルのシリンダへの再付着を抑制し、オイル消費を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】オイルシール機能と摩擦力低減機能とを共に向上させるオイルリング本体を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】オイルリング本体2と、このオイルリング本体2と同一径のリング状スペーサ11とを交互に配し、シリンダ軸方向からみて、当該オイルリング本体2を構成する第1レール及び第2レールと当該リング状スペーサ11とを密着させて、その外周が略真円となるように治具の回転軸に整列固定させる配列ステップと、当該オイルリング本体2を構成する第1レール及び第2レールと当該リング状スペーサ11の外周面に研磨部材を押圧した状態で、オイルリング本体2と当該リング状スペーサ11とを交互に整列固定した当該回転軸を駆動させ、当該第1レール及び第2レールのシリンダライナ内壁面と接触する外周摺動面の接触領域の円周端部を面取り加工するR加工ステップとを備える。 (もっと読む)


【課題】ピストンのオイルリング上方の空間内のオイル量を適切にコントロールして摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立させる。
【解決手段】ピストン2のオイルリング溝13上方のランド部16にピストン内方に連通する連通孔17を設け、該連通孔17が開口しオイルジェット15から噴射されたオイルを導入可能な開口部18を有するオイル溜め部19をピストン2内部に設け、ピストン2の頂部裏面に、オイルを開口部18へ誘導するオイル誘導斜面23とオイルを開口部18から逸らせるオイル制限斜面24とを有するピストン側凸部22を設け、コネクティングロッド7の小端部8にコンロッド側凸部25を設け、ピストン上昇時にオイルジェット15から噴射されたオイルがオイル溜め部19に入り、ピストン下降時には同オイルがオイル溜め部19に入らないようにする。 (もっと読む)


【課題】シリンダボア5の内周面の摩擦抵抗を十分に低減しつつ、ピストン9が上死点に達したときにシリンダボア5の内周面と最も燃焼室11側寄りのピストンリング15Aの間の油膜切れを防止する。
【解決手段】内側にシリンダボアを有し、ピストン9の外周面に複数本の周溝13が形成され、複数本の周溝13にシリンダボア5の内周面に摺動可能なピストンリング15それぞれ嵌合して設けられ、複数本のピストンリング15のうち最も燃焼室11側寄りのピストンリング15の外周面に、放電エネルギーによってポーラスな被膜27が形成されていること。 (もっと読む)


【課題】オイルの流入が阻害されることなく、またオイルが逆流して流出することを防止可能なピストン構造及びオイルジェットシステムを提供する。
【解決手段】オイルジェットから噴射されたオイルが流れ込み、オイル流れ方向に延設される入口流路11と、入口流路11に連続してピストン冠面裏に形成され、縦断面で見たときに入口流路11に近づくにつれて流路幅を拡大するスロープ部121と、そのスロープ部121に連続してスロープ部121に沿って逆流したオイルの流れ方向を変更する逆流防止壁部122と、を含む冠面裏流路12と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングが摺動する領域において、ピストンリングとシリンダの内壁面との往復動摩擦を低減することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンが内壁面を摺動するシリンダにおいて、前記シリンダの内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部を形成し、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計を1〜80%の範囲内とし、かつ、当該行程中央部領域における、シリンダ周方向の全ての断面には、前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部を形成し、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部を形成しない。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナ内壁面との間に生じる摩擦力を低減することによる燃費の向上と共にオイル消費の低減を図ることができる内燃機関用オイルリングの提供を目的とする。
【解決手段】オイルリング本体の内周面に形成されるコイルエキスパンダ収容凹部には、その内周方向に沿って、掻き落としたオイルをピストン裏面へスムーズに戻すためのオイル戻し溝部が形成され、当該オイル戻し溝部は、オイルリング本体の径方向断面において、径方向深さをAとし、ウェブの径方向厚さをBとした場合、A/B=0.22〜0.77であり、且つ、当該オイル戻し溝部は、オイルリング本体の径方向断面において、シリンダ軸方向高さをXとし、コイルエキスパンダ収容凹部の略半円状部の円弧長さをYとした場合、X/Y=0.04〜0.5であることを特徴とする内燃機関用オイルリングを採用する。 (もっと読む)


【課題】デポジットの堆積防止,側面凝着の防止,耐摩耗性の向上,シリンダ内壁との接触抵抗の低減,シリンダ内壁に対する攻撃性の低減等の効果を同時に得ることができる内燃機関用ピストンリングを得る。
【解決手段】鉄系合金製のピストンリング表面に,例えばチタン,スズ,亜鉛,タングステン,ジルコニア等の酸化により光触媒機能を発揮する金属元素(触媒化金属元素)を含む平均粒径20〜400μmの被膜形成用噴射粒体を噴射速度80m/s以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させる。この噴射,衝突により,前記被膜形成用噴射粒体中の前記触媒化金属元素を前記ピストンリングの表面付近に拡散浸透させると共に酸化させて,前記ピストンリングの構成金属と酸化した前記触媒金属元素とが合金化した酸化被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンに設けられるシールのための2つのパッキンおよびピストンとシリンダチューブとの間の摺動のための潤滑油を、簡単な構造によって供給できること。
【解決手段】ピストン12には、シリンダチューブ11との間をシールするための、2つのパッキン31,32が互いに距離をあけて設けられ、かつ、パッキン31,32の中間にOリング33が設けられており、シリンダチューブ11には、その少なくとも一方のストローク端において、内径が拡張されかつパッキン31,32が滑らかに移動可能な径大部が設けられ、ピストン12がストローク端に移動したときに、パッキン31,32のいずれかとシリンダチューブ11との間におけるシール性が径大部41,42によってなくなるように、かつ、Oリング33とシリンダチューブ11との間におけるシール性がなくならないように、径大部41,42の位置および寸法が選定されている。 (もっと読む)


【課題】自身の摩擦と共に、コンプレッションリングとシリンダーボア間の摩擦をも低減することができるオイルリングと、このようなオイルリングをコンプレッションリングと共に備え、シリンダーボアとの間の摩擦力を低減することができる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】オイルリングRoの外周面に、硬質炭素、CrN、TiNの少なくとも1種を被覆すると共に、外周先端における摺動方向の曲率半径rを0.3mm以上のものとし、このようなオイルリングRoを内燃機関用ピストンにコンプレッションリングと共に配設する。 (もっと読む)


【課題】エンジンオイルの変性に起因するオイルスラッジの付着及び堆積防止に有効なエンジン部品用コーティング組成物及びそれを被覆したオイルリング等のエンジン部品を提供する。
【解決手段】アルコキシシリル基、オルガノポリシロキサン基、及び親油基を含有するエンジン部品用コーティング組成物をエンジン部品に被覆する。また、前記組成にさらに、ポリフルオロアルキル基及びポリフルオロポリエーテル基の少なくとも一方を含有させたエンジン部品用コーティング組成物をエンジン部品に被覆する。 (もっと読む)


ピストン(20)は、縦軸(L)に沿って延在し、かつ互いに対向する1対の凸形状の外面(42)を有するピストンスカート(30)を含む。外面(42)の各々は、ピンボア軸(P)の上方のオイル溜め(44)と、ピンボア軸(P)の下方の、介在オイル拡散領域(48)によってオイル溜め(44)から間隔が置かれているオイル逃げ(46)とを含む。オイル溜め(44)およびオイル逃げ(46)の各々は、外面(42)の領域に広がり、かつ傾斜側壁(52)によって囲まれた底部(50)を含む。オイル逃げ(46)およびオイル溜め(44)は、外面(42)との移行部に、および底部(50)に、丸みを帯びた角部(54)を有し、これによってオイル溜め(44)、オイル逃げ(46)、および外面(42)には鋭い端縁または角部がない。
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【課題】ショットブラスを要せずに、ボア面の上死点を含む上側領域と下死点を含む下側領域に、それらの間の中間領域と異なる窪みを形成するためのボア面加工方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るシリンダボア面の加工方法は、シリンダブロックのシリンダ孔の内周面に多数の窪みが分布する表層を形成する表層形成工程と、表層が形成された内周面のうち上死点を含む上側領域と上側領域から離間しており下死点を含む下側領域に高圧の液体を噴射する粗面化工程を含んでいる。表層形成工程によって予め多数の窪みを形成しておき、その窪みに高圧の水を噴射することによって、窪みの周縁が集中的に削られて窪みが拡径される。この方法は、非機械加工による窪みの形成とウォータージェットによって、ショットブラストのように微粒子を用いることなく、ボア面の上側領域と下側領域に中間領域とは異なる窪みを形成することができる。 (もっと読む)


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