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Fターム[3J044AA12]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 目的 (1,529) | 潤滑 (215)

Fターム[3J044AA12]に分類される特許

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【課題】ショットブラスを要せずに、ボア面の上死点を含む上側領域と下死点を含む下側領域に、それらの間の中間領域と異なる窪みを形成するためのボア面加工方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るシリンダボア面の加工方法は、シリンダブロックのシリンダ孔の内周面に多数の窪みが分布する表層を形成する表層形成工程と、表層が形成された内周面のうち上死点を含む上側領域と上側領域から離間しており下死点を含む下側領域に高圧の液体を噴射する粗面化工程を含んでいる。表層形成工程によって予め多数の窪みを形成しておき、その窪みに高圧の水を噴射することによって、窪みの周縁が集中的に削られて窪みが拡径される。この方法は、非機械加工による窪みの形成とウォータージェットによって、ショットブラストのように微粒子を用いることなく、ボア面の上側領域と下側領域に中間領域とは異なる窪みを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、ガスシール性および油かき性を同時に満たすことが可能であり、かつその摺動面に形成された硬質皮膜自体が剥離することのないピストンリングを提供すること。
【解決手段】外周面に凹部が形成された母材と、前記凹部に設けられる硬質皮膜と、からなるピストンリングにおいて、前記ピストンリングの径方向に垂直な断面において、前記凹部を、母材の上下面のいずれか一方から他方に向かって、ピストンリング外周面に平行に延びる第1の面と、前記第1の面の一端からピストンリング外周面に向かって延びる第2の面と、から構成し、前記凹部に硬質皮膜を設けることで、ピストンリング外周面を、硬質皮膜が形成されている部分と母材が露出している部分とが存在し、前記凹部を形成する第2の面とピストンリング外周面とは10〜30°の角度をもって接しているようにする。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロック等の第1締結部材と、シリンダヘッド等の第2締結部材との間に押圧力伝達部材を配置することにより、締結面に開口するシリンダボア等の穴部の変形を低減できる締結構造と、この締結構造を用いてピストンの摩擦力とオイル消費量を低減できる内燃機関を提供する。
【解決手段】シリンダブロック2にシリンダヘッド3をヘッドボルト5により締結する内燃機関1において、前記シリンダブロック2の締結面に雌ねじ部2baを底部側に有するボルト挿入孔2bを穿設すると共に、前記シリンダブロック2の締結面に所定の深さD2のスペーサ挿入溝2cを設け、前記締結面より突出する厚みTを持つ押圧力伝達用スペーサ10を前記スペーサ挿入溝2cに配置し、前記ヘッドボルト5を前記雌ねじ部2baに螺合して前記シリンダヘッド3を前記シリンダブロック2に締結する。 (もっと読む)


【課題】ピストンの焼き付き等の検知漏れを防止でき、且つ、膜厚検出センサを設けるコストの低減を図ることができるエンジンシリンダ装置を提供する。
【解決手段】クランクシャフトにピストンロッドを介して接続され、シリンダライナs1に沿って往復移動自在なピストン及び、シリンダライナs1に設けられ、ピストンと対向する位置のシリンダライナs1とピストンとの間隙に形成された潤滑油の油膜の厚さを検出する複数のセンサヘッドを備えるエンジンシリンダ装置であって、センサヘッドは、上記往復移動により変化するピストンの速度に応じて、往復移動方向における所定位置において設けられる個数を異ならせて配置されているという構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】自然環境への悪影響が少なく、シリンダボア内面に潤滑油を十分に保持させることが可能なシリンダブロックの加工方法およびシリンダブロックを提供する。
【解決手段】内燃機関のシリンダブロック10に形成されたシリンダボア11の内面11aを加工するシリンダブロック10の加工方法には、水溶性クーラントを供給しながらシリンダボア11の内面11aのホーニング加工を行うホーニング加工工程(ステップST1)と、ホーニング加工後のシリンダボア11の内面11aに油膜11bを形成する油膜形成工程(ステップST2)とが含まれる。 (もっと読む)


【課題】外周側上下にシリンダ壁と摺動するレールを上下一体構造で持つオイルリングを有する組合せオイルリングにおいて、オイル消費を低減する。
【解決手段】外周側上下にシリンダ10壁と摺動するレールを上下一体構造で持つオイルリング2と、オイルリング2の内周側に配置されオイルリング2を半径方向外方に押圧するコイルエキスパンダ3とを有する組合せオイルリング1において、前記オイルリング2の上側にオイルリング軸方向に捻れの無いサイドレール4を有する。 (もっと読む)


【課題】 スカートの永久変形を抑制することができるとともに、摺動部の摩耗低減や耐焼付き性の向上のほか、軽量化やフリクションの低減や騒音の低減を図ることができ、またオイル消費量やブローバイガスの低減等も図ることが可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 ヘッド2と、ヘッド2の下部に設けられた一対の第1のピンボスおよび第2のピンボス3、4と、第1のピンボス3の側方に設けられた第1のサイドウォールと、第2のピンボス4の側方に設けられた第2のサイドウォール5とを備える内燃機関のピストン1Aであって、ヘッド2の周縁部から下方に延伸するスカート7Aが、ヘッド2の周縁部下方のうち、第1および第2のサイドウォール5A、6Aの端部に相当する部分に部分的に設けられた構成となっている。 (もっと読む)


【課題】ピストン上昇行程時のオイルを掻き上げない機能とピストン下降行程時のオイルを掻き落とす機能との両立を向上する。
【解決手段】ピストン3に設けられたリング溝に受容されたアウタリング16とプレートエキスパンダ17とによりピストンリングを構成し、リング溝の底面13aとプレートエキスパンダとの互いに接触する部分に高摩擦係数の摩擦材18を塗布する。ピストン上昇行程と下降行程との間でエキスパンダの張力変化に摩擦材の影響によるヒステリシスが生じる。これにより、ピストン下降行程時にはエキスパンダの張力増大によりアウタリングが付勢されるためオイルの掻き落とし能力が向上し、ピストン上昇行程時には下降行程時に対してエキスパンダの張力低減によりオイルを掻き上げないようにすることができ、燃焼室へのオイル流入を減らしてオイル消費量を低減できる。 (もっと読む)


【課題】シリンダ内周面に対するピストンリングの押し付け力の適切化を達成する。
【解決手段】シリンダ内周面2aの内径が燃焼室から遠ざかるにつれて漸減する形状に形成されていることにより、ピストンリングはピストン上昇行程において拡がるため、第2ピストンリング22よりもばね定数の高い第1ピストンリング21にあっては、シリンダ内周面に対する押し付け力の低減幅が大きくなり、燃焼圧の回り込みにより大きな背圧が作用して押し付け力が過大になることが抑制されるため、第1ピストンリングの外周における油膜形成が確保される。これにより、ピストンリング構造における焼き付きやフリクションを低減することができる。また、第2ピストンリングにあっては、相対的にばね定数が小さいため、上昇行程において拡がっても押し付け力の低下は小さく、オイル掻き落とし性の低下を抑制することができ、適切なオイル回収を確保し得る。 (もっと読む)


【課題】 オイルリングやコンプレッションリングの姿勢保持機能を損なうことなく、オイル上がりを防止し、また、シリンダボアの表面に安定して一様な油膜を形成する。また、コンプレッションリングとシリンダボアの表面との間の摺動抵抗を低減できる。
【解決手段】 本発明は、シリンダボア内を往復動し、ランド部12に少なくとも1つのコンプレッションリング14a、14bとその下方にオイルリング18とを備えたピストン構造であって、ランド部12の内部に形成された潤滑油貯留室20と、コンプレッションリング14bとオイルリング18との間のランド部12の周面に開口を備え、潤滑油貯留室20の下部と連絡された油路22と、潤滑油貯留室20の上部とピストン10の内部空間とを連絡する空気路24とを備えた潤滑油回収供給手段を有する。 (もっと読む)


【課題】エンジン実働時におけるボア歪を抑制することができ、シリンダボアに対するピストンの摺動にともなうフリクションを低減させることができるシリンダライナを提供すること。
【解決手段】ブロック本体1aの鋳造時に鋳包まれることで、シリンダボア4を形成するシリンダライナ10であって、ライナ外周面11に、径方向外側に向けて突出する多数のスパイニ20(突起)を有し、スパイニ20の分布密度について、ライナ外周面11における、ヘッド取付面3側(上側)の部分の分布密度が、他側(下側)の部分に対して、相対的に低くなるように設定される調整と、スパイニ20のライナ外周面11からの突出長さについて、ライナ外周面11における、上側の部分に設けられるスパイニ20の突出長さが、下側の部分に設けられるスパイニ20の突出長さに対して、相対的に短くなるように設定される調整と、の少なくともいずれかの調整が行われている。 (もっと読む)


【課題】エンジンの熱効率を低下させることなく、エンジンオイルに由来して生成される粒子状物質の排出を低減する。
【解決手段】トップリング31より上方に位置し且つ燃焼室13内に面するピストン頂面12aの外周部には、空孔が多数形成された多孔質部材36が装着されている。燃焼室13内に漏洩したオイルは、多孔質部材36の空孔に毛細管現象により染み込んで一時的に蓄積されることで、ピストン頂面12aに形成されるオイルの油膜を薄くすることができる。 (もっと読む)


【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向全域で燃料および空気を均一に混合して燃焼状態を改善しながら、ピストンの円周方向全域を均一に冷却できるようにする。
【解決手段】 ピストン13の頂面の中央部に凹設したキャビティ25をN個の仮想的なキャビティ区分に区画したとき、各々の仮想的なキャビティ区分の容積を略等しくすることで、燃料および空気の混合状態を均一化することができる。しかもキャビティ25の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル26を円周方向に設け、キャビティ25とクーリングチャネル26との最短距離dが円周方向に略均一になるように、クーリングチャネル26の高さを円周方向に変化させたので、キャビティ25の冷却状態も各々の仮想的なキャビティ区分において略等しくなり、キャビティ25における混合気の燃焼状態を更に均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンの抜け止めに供する止め輪とこれを保持する環状溝の干渉に伴う環状溝の摩耗を防止し得る内燃機関用ピストンの製造方法等を提供する。
【解決手段】ピストンピン10が挿入されるピストンピン孔4と、該ピストンピン孔4のピストン径方向外側に切欠形成され、ピストンピン10の軸方向移動を規制する止め輪9が嵌着される環状溝11と、を有する内燃機関用ピストン1について、環状溝11に陽極酸化処理を施して該環状溝11の内面全体を陽極酸化皮膜12によって保護することで、止め輪9との摩擦によって生ずる環状溝11の摩耗を抑制した。 (もっと読む)


【課題】従来のセミオープンデッキ構造のシリンダブロックは、加工時にライナ上部が変形することがあり、これにより、ライナに歪みが発生して潤滑油の消費が多くなる、という問題があった。
【解決手段】セミオープンデッキ構造のシリンダブロック100において、ライナ12上部(厚肉部12b)の肉厚t2を、ライナ12の他の部分の肉厚t1よりも厚く構成した。また、厚肉部12bを、ピストン4が上死点に位置した時のトップリング4aの位置よりも上側に配置した。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤をシリンダ内に留めて循環利用して駆動手段を駆動させる多段式ジャッキ装置を得る。
【解決手段】第1のシリンダ2と第3のシリンダ4に両端部を固定された駆動手段5と、第2のシリンダ3及び第3のシリンダ4の内側に固定され、駆動手段5を覆う第1のシールド9及び第2のシールド10とを備え、第2のシリンダ3は第1のシリンダ2よりも大径に、第3のシリンダ4は第2のシリンダ3よりも大径に形成され、第2のシールド10は第1のシールド9よりも小径に形成され、多段式ジャッキ装置1の最大長において、第2のシールド10の下端部は第1のシールド9に対して内設すると共に、第1のシールド9の下端部は第1のシリンダ2に対して内設する。 (もっと読む)


【課題】製造工程に要する時間の延長を抑制しつつ、シリンダ内周面の潤滑性を適切に調節することのできるエンジンブロックの製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダライナ12の内周面を研削工具によって水溶性切削油を用いて研削する研削工程を備えるエンジンブロック10の製造方法において、研削工程が終了した後に、シリンダライナ12の内周面のうち、同内周面に沿って往復動するピストン13に設けられたピストンリング14が摺動する部位のみにプラズマを照射する照射工程を備える。 (もっと読む)


【課題】 オイルリング溝の強度およびオイルリングの座り率を維持したままで、オイル上がり量を減少して、オイル消費量を低減する内燃機関用ピストンを提供すること。
【解決手段】 シリンダ2内を往復動し且つオイル戻し穴24を有するオイルリング溝20を備える内燃機関用ピストン1であって、オイルリング溝20は、下面22にオイルリング30が回収したオイルをオイル戻し穴24に導くための円周状の凹部23を備える。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の保持特性を良好に維持すると共に、耐スカッフ性及び耐摩耗性を向上させてフリクションの低減を図ことができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】スカート部20の少なくともスラスト方向外周面にSnメッキ層30が形成されると共に、Snメッキ層30上にスカート部のスラスト方向中央部分を残して略ロ字状に硬質炭素皮膜40が形成されている。また、硬質炭素皮膜40の上辺縁部40Aは、オイルリング溝18の側壁縁18Aに接している。 (もっと読む)


【課題】ピストンとコネクティングロッドとがピストンピンを介して連結されている構成において、ピストンピンに対する潤滑油の供給を効率的に行い得る内燃機関を提供すること。
【解決手段】この内燃機関のピストン構造では、ピストン4と、コネクティングロッド5とが、ピストンピン7を介して連結されている。この内燃機関のピストン構造では、ピストンピン7が、筒状構造を有する筒状部71と、発泡金属から成る共に筒状部71の内部に充填される発泡金属部72と、発泡金属部72を筒状部71の側面から露出させる開口部73とを有している。 (もっと読む)


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