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Fターム[3J044AA12]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 目的 (1,529) | 潤滑 (215)

Fターム[3J044AA12]に分類される特許

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【課題】オイルリングによって掻き込んだオイルを逃がすオイルリターン通路をリング溝内の広いエリアに設けて円滑なオイルリターンを実現することができるエンジンのピストン構造を提供する。
【解決手段】ランド部のリング溝背面側にサイドウォール部9,10の外側に向けて下方へ開いた空間を形成する窪み16,17を形成し、この窪み16,17を利用して、リング溝5(オイルリング溝)に掻き込んだオイルを逃がすオイルリターン孔15a,15b,15c,15f,15g,15hを設け、下方からの冷却用のオイル噴射の圧力を受けることなくスムーズに掻き込みオイルを逃がすことができるようにする。 (もっと読む)


【課題】ロータリーピストンエンジンの燃焼室を構成するローターハウジングにおいて、Crめっき皮膜が形成された長円形状の内周面をシール部材が流体潤滑剤の存在下、長軸側内周面では短軸側内周面よりも小さな荷重で接触して且つ短軸側内周面よりも速い速度で周方向に摺動する摺動部材に関し、内周面の全周にわたって低摩擦化を図る。
【解決手段】ローターハウジング1の内周面3のCrめっき皮膜にクラックを形成し、長軸側内周面3aでは短軸側内周面3bよりも、クラック幅が大きく且つクラック数が多くなるようにする。 (もっと読む)


【課題】摺動部材1の内周面のCrめっき皮膜15にクラックを形成することなく、所望の摺動特性が得られるようにする。
【解決手段】プラトー部及び凹部が形成された摺動部材1の内周面の上にCrめっき皮膜15が形成され、このCrめっき皮膜15表面におけるプラトー部12の面積率が60%以上85%以下となるようにする。 (もっと読む)


【課題】オイルリング溝上面の平面度の低下を防止できるオイルリング溝形成方法を提供する。
【解決手段】ピストン周壁1aにオイル戻し穴6を貫設した後、オイルリング溝5を、その底面5aと下面5bにオイル戻し穴6が跨るようにピストン周面1bに旋削加工で形成する方法において、まず、オイルリング溝5の上面形成予定位置5c'の近傍を除く領域を形成し、次いで、バイトBを上方へスライドさせてオイルリング溝5の残りの領域を形成する。 (もっと読む)


【課題】摩擦の低減効果が摺動部材を提供する。
【解決手段】粘性流体が介在されて互いに摺動する一対の摺動部材であって、一対の摺動部材のうち少なくとも一方の摺動部材10の摺動面11に微細な凹部12が形成され、凹部12は底面12bと摺動面11から底面12bに繋がる急峻な斜面12aとから形成され、摺動部材10の摺動方向または前記粘性流体の流れの方向における、凹部12の摺動面11上の開口幅をL、摺動面11から斜面12aが始まる位置と斜面12aから底面12bが始まる位置との間隔をSとした場合、S/Lが0〜0.2以下の条件を満足し、さらに、凹部12の底面12bが湾曲している場合の曲率半径をRとした場合、1/Rが0以上の条件を満足している。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、摺動面への潤滑油供給を十分に行い、良好な油膜を形成して摩擦係数を十分に低いレベルに抑制できる被覆膜を有する摺動部材と、その被覆膜を短時間で形成することのできる製造方法とを提供することである。
【解決手段】本発明の摺動部材は、摺動面に摺動用樹脂組成物よりなる被覆膜を備え、その被覆膜は表面に開口する多数の気孔を有している。そして、この気孔の合計開口面積は被覆膜表面積の10〜85%である。気孔は、塗布された摺動用樹脂組成物を急速加熱して溶剤を突沸させることで形成される。 (もっと読む)


【課題】エンジンの運転状態に応じて必要とされるオイルリングのリング張力を得ることができるピストンの構造を提供する。
【解決手段】オイルリング23に、ピストン軸方向上下において外周側に突出する一対の上側および下側サイドレール231,232を有するリング本体233と、このリング本体233の内周側に組み合わされ、上記リング本体233を内周側から押圧して張力を付与するコイルエキスパンダ234とを備える。そして、オイルリング溝13のピストン軸方向の上面13aを、上側サイドレール231の上面231aに対し内周側から外周側に行くに従いピストン軸方向上向きに傾斜させている。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング周辺へ十分な潤滑油を供給することのできるピストンの潤滑油供給構造及びピストンリングを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の潤滑油供給構造100において、コンロッド2の内部にはコンロッド内部通路19が設けられ、ピストンピン3の内部にはピストンピン内部通路20が設けられ、ピストン1の内部にはピストン内部通路21が設けられている。これらを連続することで、潤滑油供給路22が形成される。さらに、リング溝16に設ける当該供給路22の出口位置をリング溝側面16a又はリング溝上面16bに開口することで、燃焼圧力作用時であっても、当該供給路22の出口が閉塞されず、継続して潤滑油がピストンリング周辺に供給される。また、潤滑油供給構造100は、潤滑油の蒸発を抑え、ピストンリング周辺の適切な潤滑の維持を実現する。 (もっと読む)


【課題】既存のサイドレールを有効利用し、新たな材料変更に伴うコストアップを抑えつつ、オイルの掻き落とし性能の向上およびオイルの消費量の低減を図ることができるピストンのオイルリング構造を提供する。
【解決手段】オイルリングを、ピストン軸方向上下に設けられた上側サイドレールおよび下側サイドレール232と、この各サイドレール間に組み合わされたコイルエキスパンダとで構成し、下側サイドレール232の円周方向所定間隔置きの所定位置に、そのサイドレール232の剛性を部分的に低下させる複数の低剛性部232b,232b,…を設けている。各低剛性部232bを、下側サイドレール232をピストン軸方向に貫通する貫通孔により構成し、この貫通孔を、下側サイドレール232の円周方向に長い長円孔形状に形成している。 (もっと読む)


【課題】温度条件に影響されず、安定した自己潤滑性をもった長期間無給油で使用可能な空気シリンダー用ピストンパッキンを提供することである。
【解決手段】弾性材料1bにより外周面および内周面が円錐形とされ、その小径端に閉塞端を有する円錐台状部を成形し、その円錐台状部の上面外周部から円錐形外周面および下面外周部にかけて自己潤滑性材料1aにより連続して形成する。円錐台状部の上面外周部と円錐形外周面との交差部および円錐形外周面と下面外周部との交差部に丸みを設け、上記円錐形外周面と下面外周部の交差部に設けられた丸みをシリンダーの内面に接触させるようにして、自己潤滑性材料1aの剥離を防止する。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数が極めて小さくなる低摩擦摺動機構及びこれを用いた摺動システムを提供すること。
【解決手段】摺動部材がなす2面間に相対滑りが発生し、摺動面はイオン性液体の存在により潤滑になっており、摺動部材のいずれか一方又は両方にDLCやダイヤモンドが被覆されている低摩擦摺動機構である。イオン性液体がカチオン成分とアニオン成分と極性物質とを含有して成り、該カチオン成分は、イミダゾリウム誘導体カチオン、ピリジニウム誘導体カチオン、ピロリジニウム誘導体カチオン、アンモニウム誘導体カチオンなどであり、該アニオン成分は、四フッ化ホウ素アニオン、トリフルオロメタンサルフォネートアニオン、フッ化水素アニオン、硫酸一水素アニオン、リン酸二水素アニオンなどである。
上記低摩擦摺動機構を適用した自動車用内燃機関、自動車用変速機である。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム合金製ピストンなどの基材への密着性に優れると共に、低摩擦係数で且つ耐摩耗性に優れ、初期馴染み性、耐焼き付き性にも優れた複層潤滑被膜、及びその形成に用いる複層被膜用組成物を提供する。
【解決手段】 複層潤滑被膜用組成物は、上層被膜組成物と下層被膜組成物とからなる。上層被膜組成物は、エポキシ樹脂又はポリアミドイミド樹脂50〜70wt%、窒化ホウ素5〜20wt%、窒化珪素又はアルミナ15〜30wt%からなる。下層被膜組成物は、エポキシ樹脂又はポリアミドイミド樹脂50〜70wt%、ポリテトラフルオロエチレン15〜30wt%、二硫化モリブデン5〜20wt%からなり、必要に応じてグラファイトを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】オイル消費の低減及びフリクションの低減に効果のある内燃機関用ピストン装置を提供する。
【解決手段】内燃機関のシリンダ1内を往復動するピストン2の外周面のリング溝3,4,5にピストンリング6,7,8が装着されている。セカンドリング7がシリンダ1壁から掻き落としたオイルが溜まる空間12が、セカンドリング7の下面に設けられた突出部11とセカンドリング溝4の外周側端部に設けられた切欠部10との間に形成されており、前記空間12に溜まったオイルの油圧によりセカンドリング7が外周側に押圧される。油圧を利用してセカンドリング7を押圧するため、セカンドリング7自身の張力は小さくしてある。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ピストンとシリンダライナとの間の摩擦増大を回避することのできる簡易な構造のリングレスピストンを提供することを課題とする。
【解決手段】リングレスピストン(1)は、ピストン本体(4)の側周部に、弾性によってシリンダライナ(3a)へ押し付けられる締り嵌め部(5)が設けられている。締り嵌め部(5)は、ピストン本体(4)の周側壁をバレル形状とすることによって薄肉であるスカート部(6)に設けられている。このようなリングレスピストン(1)は、締り嵌め部(5)を押し縮めてシリンダブロック内に収容、装着される。締り嵌め部(5)とシリンダライナとの間には油膜が形成され、この油膜に生じる油圧によって気体シール機能が発揮される。 (もっと読む)


【課題】ピストンの重量バランスを改善しつつピストンを軽量化する。
【解決手段】クラウン部(5)はピストンピンボス部(26)を挟んで吸気側が排気側に比べて相対的に重くなる形状を有している。ピストン(1)のランド部(20)の下面において、サイドウォール部(25)の上方領域に下方に向けて開放した窪み(30)が形成されている。窪み(30)内には、ランド部(20)とサイドウォール部(25)との間に延びる2つのリブ(31)が形成されており、ピストンピンボス部(26)を挟んで吸気側のリブ(31a)が肉厚に形成され、排気側のリブ(31b)が肉薄に形成されている。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の存在下で相対的に摺動する、ピストン及びシリンダなどの内燃機関用の摺動部材における、摺動面間に生じる摩擦及び摩耗を低減し得る低摩擦摺動部材を提供する。
【解決手段】潤滑油の存在下で相対的に摺動する内燃機関用の摺動部材の少なくとも一方の摺動部材の摺動面に多数の微細凹部を形成した低摩擦摺動部材であって、前記微細凹部は、多数の第1微細凹部間の摺動面に、摺動方向の幅及び深さが前記第1微細凹部より小さな値の第2微細凹部を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粘性流体の存在下で相対的に摺動する内燃機関用の摺動部材における、摺動面相互間に生じる摩擦や摩耗を低減するために、摺動面に形成する微細な凹部を、簡単に形成でき、深さや大きさに関するばらつきの管理も容易で、しかも、摩擦低減性能の高い低摩擦摺動部材を提供する。
【解決手段】粘性流体の存在下で相対的に摺動する摺動部材10,11の少なくとも一方の摺動部材の摺動面10a,11aに連続波形状の微細凹溝12を形成した低摩擦摺動部材であって、微細凹溝12は、波形の伸延方向が摺動部材10,11の摺動方向と一致するように形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】潤滑油として用いられる軽油等を保持することができ、ピストンリング摺動面における良好な潤滑特性、特にエンジン始動時、エンジン停止時等の良好な潤滑特性を得ることができるピストンリングを提供することを課題とする。
【解決手段】ピストンリング(1)は、リング本体(2)に複数の潤滑油保持孔(3)が設けられている。潤滑油保持孔(3)は、シリンダライナと対向するピストンリング摺動面(4)に開口しており、リング本体(2)の内周面(5)まで貫通している。潤滑油保持孔(3)は、毛細管現象により潤滑油である軽油を取り込む。潤滑油保持孔(3)に取り込まれた軽油は、流れ落ちたり、蒸発したりすることが減り、エンジン始動時にピストンリング摺動面(4)に染み出し、当該箇所の良好な潤滑特性を実現する。 (もっと読む)


【課題】低温から高温にわたって摺動部材の摩擦係数を低下させることができる摺動部材を提供する。
【解決手段】潤滑油を介して相手部材と摺接する摺動部材1は、前記相手部材と摺接する摺接面5に前記潤滑油を溜める油溜用凹部10を備え、該油溜用凹部は、温度の上昇に伴って前記油溜用凹部の容積が小さくなるように構成されている。前記油溜用凹部は、前記摺動部材を構成する母材の線膨張係数よりも大きい線膨張係数を有する材料30を前記摺接面に設けられた下穴20に前記摺接面から凹状に窪んだ状態で埋設することにより形成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、表面に微細孔を有し、その微細孔が油溜まりを形成することによって、油の潤滑効果を活用できる摺動部材を提供することを解決すべき課題とする。
【解決手段】本発明の摺動部材は、所定形状を有し一部表面が摺動面となる摺動部材であって、鉄系多孔質材と、該鉄系多孔質材を鋳包んだアルミニウム合金と、で構成され、前記摺動面は、前記鉄系多孔質材の表面と、該鉄系多孔質材の孔中に存在し、ショットブラスト処理を施されて、表面に凹部が形成された前記アルミニウム合金の表面と、からなることを特徴とする。 (もっと読む)


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