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Fターム[3J044BB15]の内容

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【課題】凹凸のある部品の表面や部品内部孔の表面であっても摺動抵抗が低くかつ表面の硬度の高い摺動面を形成し、高性能な摺動部品およびガイド部品を安価に製造できるようにする。
【解決手段】構造母材101の摺動部表面にめっき膜102を成膜しその最表面に分散したダイヤモンド微粒子103を共析させることにより、凹凸のある表面や部品内部孔の表面にあっても摺動抵抗の低い摺動面を形成するとともに、めっき面の熱処理によってめっき膜の硬度を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】短時間に且つ安価に遮熱膜を内燃機関の燃焼室内壁に形成する。
【解決手段】内燃機関10におけるシリンダボア12とシリンダヘッド15下面とピストン13頂部とで区画される燃焼室16の内壁に遮熱膜23を形成する方法であって、中空の金属製又は合金製のマイクロカプセル25が含有されたメッキ液を用いて燃焼室16の内壁にメッキを施すことで、メッキ層24及びメッキ層24内に介在するマイクロカプセル25を含む遮熱膜23を燃焼室16の内壁に形成する。 (もっと読む)


【課題】車両の定常走行時には高燃費かつ高効率なエンジン性能の発揮に供し、車両のエンジン始動時には温度を上昇し易くしてHCやPMの発生を効果的に解消することのできる陽極酸化被膜を具備したピストンを提供する。
【解決手段】内燃機関10を構成するピストン3であって、ピストン3の頂面3aには、低熱伝導率で低熱容量の陽極酸化被膜5が形成されており、陽極酸化被膜5のうち、燃料噴射領域Ainの表面には陽極酸化被膜5よりも相対的に熱容量の高い金属被膜6が配されている。 (もっと読む)


【課題】MoDTCが摩擦低減剤として添加された潤滑油中であっても、低摩擦性及び耐摩耗性のいずれの性質にも優れた硬質皮膜を有するピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング基材1と、ピストンリング基材1の少なくとも外周摺動面上に設けられる硬質皮膜3とを有し、その硬質皮膜3が、10〜26原子%のCと、18〜28原子%のFeと、35〜65原子%のNとを含有するように構成したピストンリング10により、上記課題を解決した。ピストンリング基材1には、予め窒化処理をして窒化層6を形成したり、硬質皮膜3の下地膜2としてCr−N膜又はCr−B−N膜を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】 アウターチューブにめっきが施されるフロントフォークの改良に関し、倒立型に設定したときアウターチューブのバリでキャップ部材が変形することを防止する。
【解決手段】 車体と車軸との間に介装されて、車体側に連結されるアウターチューブ1と、このアウターチューブ1の車体側開口部に装着されるキャップ部材2とを備えてなり、上記アウターチューブ1の両端開口をマスキング部材6で密栓して上記アウターチューブ1の両端面及び外周面にめっきを施したフロントフォークにおいて、上記キャップ部材2は、装着状態において上記アウターチューブ1の外部に配置される蓋体20と、アウターチューブ1内部に配置されるキャップ本体21とを備え、上記蓋体20は、外周部が上記アウターチューブ1の車体側の端面10に衝合する蓋部23を有し、この蓋部23に上記車体側の端面10の内周部に対向する円周溝23aを形成した。 (もっと読む)


【課題】シリンダ内周面における潤滑油の保持性を高めてシリンダ内周面とピストンとのフリクションを低減すると共に、シリンダの生産性を向上すること。
【解決手段】ピストン11が収容されるボア12を画成するシリンダ内周面13にめっき皮膜14が形成された内燃機関のシリンダ製造方法であって、シリンダ内周面13にボーリング加工を施して複数本の線状のボーリング加工凸部29Aを形成し、次に、シリンダ内周面13にめっき処理を施して、ボーリング加工凸部29Aに沿ってめっき用金属が粒成長するめっき凸部31Aとこのめっき凸部間のめっき凹部31Bとを備えるめっき層31を形成し、次に、めっき凹部31Bを残すようにめっき凸部31Aをホーニング加工してめっき皮膜33を形成し、このめっき皮膜に平滑なプラトー面28を形成すると共に、めっき凹部31Bを、不規則に延び且つ潤滑油35を保持可能なオイルポケット27として機能させる。 (もっと読む)


走行面として機能する周面(2,2’)が所定の層厚さ(a,b)を有する耐摩耗性の層(3)を備えるように、少なくとも1つのベースボディ(1)を加工する、ピストンリング特に圧縮ピストンリングを製造する方法において、複数のピストンリング(1)特に圧縮ピストンリングを1つの集合体(P)にまとめて該集合体(P)の周面(2,2’)の領域で円筒形に加工し、加工が完成した円筒形の周面(2,2’)に電気めっきにより形成される耐摩耗性のクロム層(3)を取り付け、その際、耐摩耗性の層(3)は、全ての集合体(P)の範囲内で一定の層厚さを有し、次いで層(3)を加工して、最大層厚さを有する1つの領域と最小層厚さを有する少なくとも1つの領域とを備えた走行面(4)を形成する。
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【課題】本発明は、複層潤滑被膜用組成物が傷ついても、この複層潤滑被膜用組成物に被覆される金属製品の寿命を延ばすことができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】被覆対象物11に被せられる下層被膜19と、この下層被膜19に被せられる上層被膜22とからなる複層潤滑被膜23を組成する複層潤滑被膜用組成物であって、下層被膜19を組成する下層被膜組成物は、被覆対象物11のビッカース硬度よりも高いビッカース硬度である、ことを特徴とする。
【効果】下層被膜組成物は、被覆対象物11のビッカース硬度よりも高いビッカース硬度である。ビッカース硬度の高い下層被膜19は、傷がつきにくい。下層被膜19が傷つきにくいことで、被覆対象物11の露出を防ぎやすくなる。露出を防ぐことで、被覆された金属製品20の長寿命化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】厳しい潤滑条件下においても、耐摩耗性及び低摩擦性が得られるように摺動部材を構成する。
【解決手段】相互に摺動する摺動面を有する第1部材と第2部材とが組み合わされてなる摺動部材であって、第1部材の摺動面が、Cr成分及び有機スルフォン酸を含有するメッキ浴から電解析出させてなるCrを含有するメッキ皮膜によって形成され、第2部材の摺動面が、窒化ケイ素によって形成されている。 (もっと読む)


【課題】鋳包まれたシリンダライナとシリンダブロックとの界面での隙間の発生を防止してシリンダライナの変形を抑えるとともに、硬質メッキの密着性を向上させ、かつ充分良好な加工性が得られるエンジンのシリンダライナを提供する。
【解決手段】7〜12mass%のSiを含むエンジンのシリンダブロック2で鋳包まれるシリンダライナ4である。このシリンダライナ4は、組成が20〜30mass%のSi,0.05〜2.0mass%のCu,0.1〜1.5mass%のMg,0.04〜0.35mass%のCr及び2.0mass%以下のFeを含み、残部がアルミニウム及び不可避不純物であるアルミニウム合金である。また、このシリンダライナ4は、前記組成の急冷凝固粉末を焼結固化後、熱間押出し法により形成され、前記急冷凝固粉末の初晶Si粒子の大きさが最大20μm以下、平均5μm以下であるとともに、熱膨張係数がシリンダブロック2の熱膨張係数の90%以下のものである。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックとの密着力を部分的に向上させ、シリンダボア冷却能に分布を持たせることのできるシリンダライナを遠心鋳造のみにより製造すること。
【解決手段】シリンダライナ製造用金型11は、その内周の右側約半分の範囲13に、その内周に沿って円環状に形成された複数の溝部12を有する。遠心鋳造によるシリンダライナの製造方法は、(1)第1の工程で、製造用金型11を回転させながら、その内周の溝部12に溶融ハンダ16を鋳込む。(2)第2の工程では、製造用金型11を回転させながら内周全体に溶融アルミニウムを鋳込むと共に、先に鋳込まれたハンダの上から溶融アルミニウムを鋳込む。(3)第3の工程では、製造用金型11を2分割することで、鋳造されたシリンダライナ1を型抜きする。 (もっと読む)


【課題】ピストン温度の低減を図り、板バネの張力の熱減退を低減し、板バネ付きピストンリングの耐久性向上を図る。
【解決手段】熱伝導率が100W/m・K以上の板バネ4がピストンリング5の内周面5a及びピストン1のリング溝3の底面3aに当接して、ピストンリング5をシリンダ2の内周面2aに押圧する。ピストン1のリング溝3底における上下の角部曲率半径をRa、板バネ4内周における上下の角部曲率半径をRb、ピストン1のリング溝3底の軸方向直線部長さをLa、板バネ4内周の軸方向直線部長さをLbとしたとき、Ra≧RbかつLa≧Lbである。また、ピストンリング5の熱伝導率が100W/m・K以上、ピストンリング5及び板バネ4の少なくとも一方の材質がクロム銅又はベリリウム銅、ピストンリング5及び板バネ4の少なくとも一方に銅めっき又は銀めっきが被覆されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の保持特性を良好に維持すると共に、耐スカッフ性及び耐摩耗性を向上させてフリクションの低減を図ことができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】スカート部20の少なくともスラスト方向外周面にSnメッキ層30が形成されると共に、Snメッキ層30上にスカート部のスラスト方向中央部分を残して略ロ字状に硬質炭素皮膜40が形成されている。また、硬質炭素皮膜40の上辺縁部40Aは、オイルリング溝18の側壁縁18Aに接している。 (もっと読む)


【課題】 非晶質炭素被膜と有機モリブデン化合物との化学的な反応による非晶質炭素被膜の摩耗を確実に抑制することができる摺動構造を提供する。
【解決手段】 相互に摺動する一対の摺動部材20,30のうち、一方の摺動部材20の摺動面23に非晶質炭素被膜22が形成された一対の摺動部材20,30と、該一対の摺動部材20,30の間に存在し、有機モリブデン化合物としてジアルキルジチオカルバミン酸モリブデン41を少なくとも含む潤滑剤40と、を少なくとも備えた摺動構造1であって、前記他方の摺動部材30の摺動面33には、酸素元素を含まない硬質被膜32が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング溝の上下面に対し、耐Al凝着性と耐摩耗性に優れたピストンリング、及び、ピストンリングの外周摺動面のシリンダライナに対する初期なじみ性、耐摩耗性及び耐スカッフ性に優れたピストンリングの提供。
【解決手段】少なくとも上面8及び下面9に硬質炭素膜2が形成されたピストンリングであって、その硬質炭素膜2は、酸素含有量が1原子%以上10原子%以下であり、水素含有量が10原子%以上40原子%以下であり、ケイ素含有量が0.1原子%以上20原子%以下であり、その硬質炭素膜2の組織形態が柱状組織2xである第1ピストンリング10で、外周摺動面6に形成された硬質炭素膜2の組織形態は、上記柱状組織2xとは異なる緻密組織2yになっている。また、外周摺動面に硬質炭素膜が形成された第2ピストンリングは、形成された硬質炭素膜の表面形態が粒状形態を有し、その粒状形態が平均粒径で700nm以下である。 (もっと読む)


【課題】掃気ポート7におけるシリンダ2内への開口部を,前記シリンダ内を往復動するピストン6によって開閉するように構成して成り,前記ピストンにおける外周面のうち上端部分に上部ピストンリング10を,下端部分に下部ピストンリング11を各々設けて成る二サイクル内燃機関において,前記ピストンに対する潤滑性の向上を図る。
【解決手段】前記ピストン6における外周面のうち,前記上部ピストンリング10と下部ピストンリング11との間の部分で且つシリンダ2の軸線方向から見て前記掃気ポート7の開口部に対応しない部分に,前記ピストンの外周面より外向きに隆起する少なくとも一対の縦向き堰部13,14を,円周方向に適宜間隔を隔てて前記ピストンの軸線方向に延びて前記上部ピストンリングと下部ピストンリングとに到達するように設ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は、上下レール方向に方向性のある2ピースオイルリングの上下方向判別が容易な2ピースオイルリング用線材を提供することを目的とする。
【解決手段】2ピースオイルリング用線材本体のウェブに設けられる通油孔を、レール外周側から見て、上下レール方向で一方向に揃えられた非対称形状の通油孔を含むものとすることで、2ピースオイルリングの上下方向判別を容易にする。具体的な通油孔形状は略台形、略三角形等である。 (もっと読む)


【課題】エンジンのピストンの外周面に複数の条痕を密に形成する構成では、条痕間の頂部の面圧が非常に高くなって摩耗し易く、摩擦抵抗が増し、スカッフが発生し易い。
【解決手段】 スカート部の外周面には周方向へ延び且つ摺動方向に離間した複数の条痕と、隣接する条痕間に形成された複数のプラトー部とが形成されると共に、少なくとも複数のプラトー部には多数の微細なクラックを有するCrメッキ皮膜が形成され、スカート部の外周面のうちの、外周側へ膨らんだバレル部の最大径部からその上側所定領域を第1領域、それ以外の領域を第2領域とし、プラトー部幅/(条痕幅+プラトー部幅)の値をプラトー比率としたときに、第1領域のプラトー比率が第2領域のプラトー比率よりも大きく設定され、第1領域における平均クラック幅が第2領域における平均クラック幅よりも小さく設定された。 (もっと読む)


【課題】表面にクラックを有するCrめっき皮膜が形成された摺動面の、幅方向の端へ流体潤滑剤が抜けていく摺動部材において、良好な低摩擦の摺動特性が得られるようにする。
【解決手段】Crめっき皮膜のクラックは、平均クラック幅を0.1μm以上5.0μm以下とし、クラック密度を600本/cm以上1300本/cm以下とし、且つ摺動面3の幅方向の両端部と、該幅方向の中間部とでは、上記平均クラック幅及びクラック密度が互いに異なり、上記中間部では上記端部よりも平均クラック幅及びクラック密度を共に大きくする。 (もっと読む)


ピストンリングは、実質的に環状の摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面と、画定された合い口隙間を備えた合い口開口部とを有する本体を備え、各合い口面における摺動面側合い口端部の移行部が、鋭い端部として構成され、摺動面が、少なくとも前記各摺動面側合い口端部まで、10μm以下の少なくとも1つのPVD被覆層を備えている。
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