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Fターム[3J048AD06]の内容

防振装置 (35,941) | 振動の消去、振れ止め、その他 (2,946) | 外的な制振エネルギーによらない振動の消去 (1,654) | 慣性効果を利用するもの (799)

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【課題】 構造物の固有振動数との多重同調に必要な複数の固有振動数を有するマスダンパを1基で実現できるとともに、構造物の制振効果を向上させることができるマスダンパおよび制振装置を提供する。
【解決手段】 本発明のマスダンパ1は、構造物3を含む系内の2つの部位の間に設けられ、構造物3の振動を抑制する。マスダンパ1は、第1回転マス7を有し、構造物3の振動に伴って発生する2つの部位3a、3aの間の相対変位を第1回転マス7の回転運動に変換する慣性接続要素60と、第1弾性要素70および第1粘性要素80を介して、第1回転マス7に直列に回転自在に取り付けられた第2回転マス9と、を備える。また、本発明の制振装置2は、上記のマスダンパ1と、マスダンパ1に直列に接続された支持部材5を備え、構造物3の2つの部位の間に設けられる。 (もっと読む)


【課題】層間変位によって付加質量体が回転する構成と比較し設置の制限を少なくする。
【解決手段】付加質量体170を回転させることで得られる回転慣性質量は、付加質量体170との実際の質量よりも大きな付加質量体を付加したことと等価となり、付加質量体170を回転させない構成と比較し、大きな振動低減効果が得られる。また、層間変位によって付加質量体が回転する構成と比較し、設置の制限が少なく、しかも、付加質量体を回転させない一般的なTMDと比較し、鉛直方向の振動に対する大きな制震効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成をもって周波数の変化に動的に対応可能な制振用ダンパを得る。
【解決手段】相互に逆ねじ構造となる第1ねじ結合部15a及び第2ねじ結合部17aを両端にそれぞれ有する継手部13と、継手部13に第1ねじ結合部15aを介してねじ結合される第1腕部15と、継手部13に第2ねじ結合部17aを介してねじ結合される第2腕部17と、を備える。継手部13は、慣性質量体を有するマス部31を備える。マス部31は、第1腕部15及び第2腕部17に入力された振動エネルギを、第1及び第2ねじ結合部15a,17aを介して継手部13の回動力に変換する時の前記両ねじ結合部15a,17aの摩擦力により動的に緩衝する。 (もっと読む)


【課題】付加バネを不要として構成を簡略化し得る有効適切な制振機構を提供する。
【解決手段】多層建物の地上階の低層部における任意の階を制振階としてその上下の層間に慣性質量ダンパー1と減衰機構2を並列設置する。慣性質量ダンパー1の慣性質量ψと減衰機構2の減衰係数cを、制振階の層剛性k、制振階の上層の質量m、多層建物の制振階より上部の全質量M、多層建物の1次固有周期T1に基づいて設定して1次モードの振動を制御する。上下に連続している複数階の全体を制振階とする場合にはその合成層剛性に基づいて同調を行う。制振階とは別の階に第2の制振階を設定してその層間に第2の慣性質量ダンパー3と第2の減衰機構4を並列設置し、それらの慣性質量ψtと減衰係数ctを第2の制振階の層剛性ktと高次固有周期Tsに基づいて設定して高次モードの振動を制御する。 (もっと読む)


【課題】防振性を高められより確実に防振することができ、発振器の特性の低下を防止できる防振構造を提供すること。
【解決手段】防振構造60は、開口部45と、ベース11と保持部40との少なくとも一方とに配設され、筐体10の外部から保持部40に伝達した振動に対して発振器20を防振する。
防振構造60は、開口部45に挿入され、端部43を挟み込むことで外部から保持部40に伝達した振動に対して発振器20を防振する防振部材61と、開口部45に挿入される防振部材61と開口部45とに嵌り込み、振動による端部43と防振部材61との当接を防止して振動による当接からそれぞれを保護する保護材67と、保持部40をベース11に固定すると同時に、防振部材61の一部65と保護材67とを端部43に密着させる固定構造69と、振動を緩衝する弾力性を有し、振動に対して防振部材61と保護材67と発振器20とを防振する緩衝部材90とを具備している。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でより免震機能または制振機能を発揮できる免震又は制振機構を提供しようとする。
【解決手段】架台本体110と該架台本体110に固定され特定方向に延びたレール面を前記特定方向に沿って並列に第一レール面と第二レール面とに区分けし前記第一レール面を形成する第一レール部材121と前記第二レール面を形成する第二レール部材122とを持つレール部材120とを有する架台100と、台車本体210と該台車本体210に回転自在に固定され前記第一レール面に接して案内され前記特定方向に移動自在に転動できる車輪220とを有する台車200と、を備え、前記第二レール部材122は粘弾性素材でできており、自由状態で前記レール面の前記特定方向に沿った少なくとも一部の範囲において前記第二レール面が前記第一レール面よりも前記車輪の側に盛り上がっている、ものとした。 (もっと読む)


機械力の制御に用いられる装置が提供される。前記装置は、使用時、機械力を制御するシステムの構成要素に接続され、個別に移動可能な第1および第2端子を備える。前記装置はさらに、これらの端子の間に接続されるとともに流体を収容する油圧手段を備える。前記油圧手段は、使用時、前記端子の相対移動に応じて流体の流れを起こして前記流体の質量に起因して慣性力を発生させ、前記各端子における前記機械力を制御して前記端子間の相対加速度に略比例させる。
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【課題】二部材同士の間に介装されて二部材の相対変位の抑制効果を高めることができ、特定の方向の寸法を小さくすることができ、しかも安価な制振装置を提供する。
【解決手段】隣り合って配された二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の前記相対変位を抑制する制振装置10であって、前記二部材のうちの一方の部材5aに設定された支点周りに揺動可能に支持された揺動部材21と、前記揺動部材21を前記二部材のうちの他方の部材5bに連結する連結部材31と、前記揺動部材21において前記相対変位よりも大きく移動する位置に一体に設けられた質量体27と、を有する。前記揺動部材21の揺動動作に応じて、前記連結位置Pjが前記揺動部材21の揺動回転に係る回転半径方向に移動可能で、前記相対変位が前記支点Ps及び前記連結部材31を介して前記揺動部材21に入力されて前記揺動部材21が揺動することにより、前記相対変位を抑制する。 (もっと読む)


【課題】振動低減床側からその支持構造物に作用する加振力を低減することができ、かつ支持構造物への付加を増加させることなく、振動低減床の応答も実用的な範囲内に収めることが可能となる床の加振力低減構造を提供する。
【解決手段】支持構造物10上に、加振力吸収部材11を間に介して振動低減床12を支持し、かつこの振動低減床12と支持構造物10との間に、振動低減床12の鉛直方向の変位によって回転することにより振動低減床に付加質量を付与する回転慣性質量ダンパー13を設け、かつ回転慣性質量ダンパー13による付加質量をΔM、加振力吸収部材11が支持する振動低減床12の総質量をMとしたときに、ΔM/(M+ΔM)を、0.3〜0.7の範囲に設定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製造コストを削減できると共に、軽量化および小型化を図ることができる防振装置を提供すること。
【解決手段】防振装置1は、上側突出部33又は取付部材10の少なくとも一方に配設されたバウンドストッパゴム部と、上側突出部33及び下側突出部15に形成された上下重なり部および上下対向部と、上下重なり部または上下対向部の少なくとも一方に配設されたリバウンドストッパゴム部とを備えている。その結果、上側連結部材30のリバウンド側への大変位が規制される。これらは、車体フレーム側に固設された取付部材10の上面に、上側連結部材30を防振基体40で連結した下側連結部材20を取着し、上側突出部33を下側突出部15と取付部材10との間に位置させることにより配設される。よって、部品点数を削減して組み付け工程や追加部品に係る製造コストを削減できる。 (もっと読む)


【課題】全体として高い強度が得られるとともに、狭い作業スペースであっても、既設の機器類をジャッキアップするのみで免震化工事を施工することが可能になる分割型免震装置およびこれを用いた既設機器類の免震化工法を提供する。
【解決手段】一対の免震ユニット1、2は、床面上に設置される下盤3と、下盤上にX方向に移動可能に配置された移動盤4と、移動盤上にY方向に移動可能に配置されて免震対象物が固定される上盤5とを有し、移動盤4の対向辺間に配設された移動盤連結部材14と、上盤5の対向辺間に配設されて上盤連結部材15とによって着脱自在に連結されてなり、かつ上盤連結部材15は、その下面が移動盤連結部材14の上面よりも上方に位置するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】免震装置によって支持される構造物が二方向にずれてしまった場合でも、そのずれを修正することができる免震装置の固定構造、免震装置の水平方向変位差を修正する方法を得る
【解決手段】施工後の基礎梁のコンクリートが乾燥収縮して第2支持プレート38が水平方向へ移動し、免震装置18のゴム28が弾性変形して免震装置18の積層体32が傾く。免震装置18のゴム28が弾性復帰しようとすると、ボルト20が一方向長孔22内を移動することで一方向のずれが修正され、さらに、ボルト20が直交方向長孔40内を移動することで直交方向のずれが修正される。これにより、免震装置18の傾きが是正され、基礎梁に設けられた第2ベースプレートの水平方向のずれが修正される。 (もっと読む)


【課題】免震効果を向上させることができる免震装置を提供することを目的とする。また、このような免震装置において、床面の歩行性の悪化を抑制することを目的とする。
【解決手段】免震対象体1を支持するとともに免震対象体1に伝達される鉛直方向の振動を低減する免震装置100であって、水平面内にて回転可能とされた円盤21と、免震対象体1に作用する鉛直方向の運動を円盤21の回転運動に変換する運動変換機構22とを備え、円盤21の回転慣性質量が、免震対象体1の質量の0.05倍以上0.3倍以下とされた免震装置100を採用する。 (もっと読む)


【課題】ラバーブシュのバネ定数を低くし、かつラバーブシュの取付アイからの抜けを防止することが可能な流体圧緩衝器の提供。
【解決手段】端部に一体的に取付アイ20が設けられ、取付アイ20の内側にラバーブシュ21が設けられた流体圧緩衝器であって、ラバーブシュ21は、取付アイ20に接する外側ラバー32と外側ラバー32の内側に一体的に設けられた内側ラバー31とを有し、外側ラバー32の硬度が内側ラバー31の硬度よりも高く設定されている。 (もっと読む)


【課題】樹脂金型の構造を簡素化することができる防振装置を提供すること。
【解決手段】軸短および軸長取付部材50,51に加硫接着された薄肉および圧肉弾性体46が圧入される脚部13およびその脚部に連続して形成される本体部11を有すると共に樹脂材料から構成される連結部材10と、内筒30を連結部材10の本体部11に連結すると共にゴム状弾性体から構成される防振基体40とを備え、脚部13に形成され両弾性体45,46が圧入される圧入穴の軸心方向と、内筒30の軸心方向とが互いに平行に構成されているので、連結部材10を射出成形した後、防振装置1を樹脂金型から抜き取る場合に、その抜き取り方向を同じ方向とすることができる。よって、樹脂金型の割り構造を単純化して、その樹脂金型の構造を簡素化することができる。 (もっと読む)


【課題】インサート材が樹脂部材にインサート成形される場合に、インサート材が樹脂部材から抜けることを防止できる防振装置を提供すること。
【解決手段】車体側に取り付けられる金具プレート20は、エンジン側に取り付けられる内筒に防振基体を介して連結される連結部材の脚部13にインサート成形されており、一対の取付部21と、取付部21から上方傾斜する一対の平坦状の傾斜部22及び一対の傾斜部22を連結する平坦状の平板部23とを有する脚部13にインサート成形される段差部24と、一対の傾斜部22及び平板部23のそれぞれに穿設され脚部13に埋没される貫通孔23aとで構成され、傾斜部22及び平板部23の脚部13から突出する領域が脚部13の外周を全周に亘って取り囲んでいる。 (もっと読む)


【課題】樹脂金型の構造を簡素化することができる防振装置を提供すること。
【解決手段】防振装置1の内筒30及び取付金具50の軸心方向は、互いに平行に構成されている。よって、内筒30、防振基体40及び一対の取付金具50を第1樹脂金型に設置し、第1樹脂金型と第2樹脂金型とを型締めして樹脂材料を成形した後、成形品である防振装置1を樹脂金型から抜き取る場合に、第1樹脂金型及び第2樹脂金型の抜き取り方向を、同じ方向にすることができる。従って、防振装置1は、樹脂金型の割り構造を単純化して、その樹脂金型の構造を簡素化することができる。 (もっと読む)


【課題】地震時に基礎下に滑りを生じさせて建物を免震する基礎下免震構造において、免震時に建物が回転運動するのを効果的に抑制することができる基礎下免震構造を提供する。
【解決手段】建物のコンクリート基礎1が発泡樹脂板4を介して地盤2上に支承されると共に、該発泡樹脂板4とコンクリート基礎1との間に、重ね合わせ状態にした上下の滑りシート5,5が介設され、地震による横揺れによって上下の滑りシート5,5間に滑りを生じて建物が免震されるようになされている。 (もっと読む)


【課題】原点復帰が容易な回転慣性付加装置を提供する。
【解決手段】回転慣性付加装置は、アーム7、コネクタ9,回転装置11等からなり、支持構造物と、支持構造物に水平方向に移動可能に支持される免震対象物との相対移動を回転質量体29の回転運動に変換する。回転慣性付加装置は、回転摩擦機構(コネクタ9)を有している。コネクタ9は、支持構造物に軸支される第1スライダ13と、支持構造物に軸支され、第1スライダ13と摺動可能であるとともに第1スライダ13との間の摩擦力を介して第1スライダ13の回転が伝達される第2スライダ15とを有している。また、コネクタ9は、被滑動面9aから回転質量体29への回転の伝達経路に設けられている。 (もっと読む)


【課題】免震対象物の相対変位を好適に抑制可能な振り子型免震装置を提供する。
【解決手段】免震装置1は、凹曲面11aを有するレール11と、凹曲面11aを転がる車輪13とにより、支持構造物A2に対して免震対象物A1を水平方向に移動可能に支持する。また、免震装置1は、車輪13の回転が伝達される回転質量体21と、車輪13から回転質量体21までの回転の伝達経路に設けられた回転摩擦機構とを有する。回転摩擦機構は、車輪13と、車輪13との間の摩擦力を介して車輪13の回転が伝達されるシャフト17とを有する。車輪13とシャフト17との静摩擦係数は凹曲面11aと車輪13との静摩擦係数よりも小さい。 (もっと読む)


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