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Fターム[3J048AD06]の内容

防振装置 (35,941) | 振動の消去、振れ止め、その他 (2,946) | 外的な制振エネルギーによらない振動の消去 (1,654) | 慣性効果を利用するもの (799)

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【課題】第2の弾性体が引張領域から圧縮領域に入る際の剛性変化による上下応答の励起を緩和する。
【解決手段】
弾性範囲内の圧縮領域において荷重が大きくなると剛性が同じ又は小さくなる特性を有し減衰対象物100を支持減衰対象物200に対して上下方向に相対移動可能に支持する第1弾性体10と、圧縮領域においては引張領域よりも剛性が大きくなる特性を有し減衰対象物100を支持減衰対象物200に対して上下方向に相対移動可能に支持する第2弾性体20と、を備え、第2弾性体20が圧縮力を受けるときは第1弾性体10の剛性が弾性範囲内にあるときの第1弾性体10の剛性の平均値よりも小さくなるように第1弾性体10は減衰対象物100から圧縮力を受け、第2弾性体20が引張力を受けるときは第1弾性体10の剛性が弾性範囲内にあるときの第1弾性体10の剛性の平均値よりも大きくなるように第1弾性体10は減衰対象物100から圧縮力を受けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】支持面における上方構造物を支持する部分での法線が上方構造物の重心の下方の所定の場所に向く場合であっても、上方構造物を下方から安定して支持する接続構造及び制振構造物を提供する。
【解決手段】上方構造物2と、上方構造物の下方に設けられ上方構造物を支持する下方構造物3との間に設けられる接続構造4a、4bであって、上方構造物の重心Gを含む鉛直面S1上において、下方構造物の上部に設けられ、上方構造物の重心を含む鉛直線L1に対して対称に配置された一対の支持部7a、7bと、上方構造物の下部に設けられ、鉛直線に対して対称に配置されるとともに、上方に向かうに従って互いに離間するように配置された一対の支持面8a、8bと、を備え、一対の支持面は、鉛直面上を一対の支持部にそれぞれ当接しながら移動する。 (もっと読む)


【課題】地震力を受けた免震建築物を建築物自体の揺動により制震し、地震エネルギーが建築物の内部に流入を抑止し、かつ、地震力を減衰させることを可能とする。
【解決手段】 建築物100を吊る架構体200を設け、この架構体200を構成する梁部220から建築物100を吊部材300により両側から吊り、変位拡大作用により吊部材300のバネ定数を増大させ、かつ地震力による建築物100自体の揺動が免震作用、動吸振作用、変位拡大作用等の多重作用により地震力を減衰させる。
建築物100を両側から吊る吊部材300は、揺動に伴い、一方に引張り力が働くと、他方には圧縮力が働く。このとき、鉛直方向に対するバネ定数は増大し建築物100の上下動が制震され、建築物内部への地震エネルギーの流入が軽減されて建築物100の加速度変位が抑えられ、居住者への安全性向上が図られ、学校等の公共建築物等への耐震対策を可能とする。 (もっと読む)


【課題】安価な構造で被支持構造物の大きな荷重を支持しながら、滑り部の離間を防止。
【解決手段】支持構造物1と、この支持構造物1の上方に所定間隔を設けて構築される被支持構造物2との間に、滑り支承体3を配設し、滑り支承体3と支持構造物1との間に、支持構造物1に対して滑り支承体3の水平方向への移動を許容する滑り部4を形成して、被支持構造物2の下端部に設けた第1接当部5を、滑り支承体3の上端部に設けた第2接当部6に面接当させて被支持構造物2の荷重を受けさせると共に、第1接当部5と第2接当部6とを互いに上下に離間自在に形成し、夫々に互いに上下に嵌合する嵌合部7を設けて被支持構造物2と滑り支承体3との横方向への相対移動を阻止する横ずれ防止部を構成し、上端部と下端部とが離間する方向に付勢する付勢手段8を設けてある。 (もっと読む)


【課題】液状化現象を利用した免震を、地盤の質にかかわらず確実に行うことができ、なおかつより簡単な構造で行うことができる免震構造物を提供する。
【解決手段】免震構造物1は、地表面が掘削された掘込みAに形成され、水を貯留可能な土槽10と、土槽10の底面10a上に設けられ、構築物Bの水平移動を許容し且つ構築物Bの鉛直荷重を支える水平移動装置11と、土槽10内に充填され、土槽10内の液状化を誘発して構築物Bの水平振動を減衰させる液状化誘発土12と、土槽10内の液状化誘発土に水を供給する水供給装置13とを有している。水平移動装置11は、構築物Bの鉛直荷重を支え転動可能な複数の球体20と、複数の球体20を収容し囲む枠体21を有している。 (もっと読む)


【課題】想定外の大地震が発生しても、建造物に損傷等を与えることなく、免震装置の大変形を、弾性的に拘束することができる免震構造を提供する。
【解決手段】建造物8と、それの基礎9との間に、それらの両者に固定して設けた、弾性体を主体とする免震装置4と、この免震装置の周りに所定の間隔をおいて、弾性体を主体とする変形制限装置5とを具えてなる。 (もっと読む)


【課題】免震装置に作用する過大な変位を抑制し、免震装置の破損や機能低下を防ぐことができるうえ、既存の免震装置に対して容易に後付け施工することができる。
【解決手段】フェールセーフ機構1は、上部基礎2Aと下部基礎2Bとの間に設けられた免震装置3の周囲に配置されるとともに上部基礎2Aに固定され、下面にすべり材12を有するすべり支承11と、下部基礎2Bに設けられ、すべり材12を免震装置3の中心軸線を中心とした半径方向に滑らせるための摺動板13とを備え、摺動板13の摺動面13aは、半径方向で外周側に向かうにしたがって上方へ向けて傾斜してなり、上部基礎2Aと下部基礎2Bとの間に相対変位が生じていない状態ですべり材12のすべり面と摺動板13の摺動面13aとの間にクリアランスが設けられ、相対変位が生じた状態ですべり面と摺動面13aとが接触するようにした。 (もっと読む)


【課題】高い弾性率と高い減衰特性とを両立する免震構造体用ゴム組成物を提供する。
【解決手段】ゴム成分中、1,4−トランス結合含有量が90%以上のポリブタジエンを2質量%以上且つ50質量%未満含むことを特徴とする免震構造体用ゴム組成物である。 (もっと読む)


【課題】既存高層建物を簡易にかつ確実に制震改修するための工法を提供する。
【解決手段】既存高層建物の低層階を対象として該低層階における既存耐震要素1を撤去して制震機構2を設置する。改修対象の低層階の層数nを既存高層建物全体の層数の7%以上かつ20%以内とする。改修対象の低層階の層剛性を当該階の直上の非改修階の層剛性より小さくする。改修対象の低層階に設置する制震機構における減衰要素の減衰係数ciを、当該階で支持する質量Mi、建物の一次固有振動数f1に基づき、 ci=(5〜25)nf1Mi の範囲に設定する。改修対象の低層階に設置する制震機構としてオイルダンパー3と慣性質量ダンパー4とを併用し、また、慣性質量ダンパーの慣性質量ψiを ψi=(0.5〜2.0)Mi の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】 地震発生時であっても能動型の制振機能を発揮可能とする。
【解決手段】 制御理論部16にて制振装置14のアクチュエータ5により制振対象構造物を制振するよう可動マスを往復駆動するための指令値U1を生成し、この指令値U1で可動マスを駆動する時の往復動の実変位と同じ値となる振幅及び位相を制振装置制御系の特性評価部17で求め、次いで、予見制御部18にて可動マスの実変位の応答よりも所要時間先の時点における可動マスの変位を算出した後、自動利得制御部19で、所要時間先までの範囲における可動マスの変位のピーク値を基に、可動マスを制振装置14の許容ストローク範囲内で制御するための利得を求め、その後、その利得の割合を、利得係数処理部20において制御理論部16で生成した指令値にかけることで得られる指令値を、制振装置14のアクチュエータ5へ与えて可動マスを往復駆動させる。 (もっと読む)


【課題】簡単な製造方法によって大量生産が可能な球状黒鉛鋳鉄によって球状体を構成し、鋳鋼によって形成される鍛造球に対応できる如く強度、延性を改良した免震構造用鋳鉄球を提供する。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄に通常含有されるC:3.2〜4%、Si:2.0〜2.6%、S:0.02%以下、Mg:0.02〜0.06%にMn:0.3%以下、Cr:0.05%以下、P:0.05%以下の溶湯を、1300〜1340℃で無押湯により鋳込み、凝固膨張により得た健全な免震構造用球状黒鉛鋳鉄製球体。
【選択図】図5
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【課題】ダンパー内でトルクを処理し、固定部にトルクを作用させないようにした。
【解決手段】回転慣性質量ダンパー1は、2部材のうちいずれか一方の部材に基端部が固定されたボールネジ2と、ボールネジ2のネジ21に螺合して回転すると共に、2部材のうち他方の部材に対して回転可能に支持されたボールナット3と、ボールナット3に一体的に固定され、そのボールナット3と共にボールネジ2の回転中心Oを回転軸として回転する固定錘体7と、複数に分割され、それぞれが固定錘体7に対して移動可能に設けられたフライホイール6と、ボールネジ2に対してネジ軸方向に摺動可能に支持された摺動支持部材43に対してネジ軸方向に変位自在で、且つボールネジ2の回転を規制するボールスプライン23とを備えている。 (もっと読む)


【課題】建物等の構造物を免震支承する免震支承部材でありながらも振動減衰作用を奏し得て、振動減衰装置の設置数の削減を通じて建設費を低減する。
【解決手段】構造物とその下方の整地面Gとの間に介装されて前記構造物を免震支承する免震支承部材11である。前記免震支承部材11は可撓性を有するとともに、その内部に鉛直方向に沿って形成された複数のスリット部13を有する。前記スリット部13は、前記構造物と前記整地面Gとの間の水平振動を減衰する減衰機能を有する。 (もっと読む)


【課題】免震層により免震支承されるべき構造物の最下部をなすコンクリート部分のコンクリート型枠の設置作業負荷を軽減する。
【解決手段】免震層10を介して整地面G上に支承された構造物1の構築方法である。可撓性を有する複数のブロック状の免震支承部材11を前記整地面G上に敷き詰めて並列配置することにより前記免震層10を形成する免震層形成工程と、形成された前記免震層10の上面をコンクリート型枠30として用いて、コンクリート40を打設することにより前記構造物1の最下部のコンクリート部分を形成する最下部形成工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 既設、新設の建物に関わらず、制振機能を付加することができる制振方法、制振構造、及び耐震補強方法を提供する。
【解決手段】 既存又は新築の建物を制振する制振方法であって、建物の躯体1面に対向するように質量体5を設けて、この質量体5を支持手段18によって前記建物と異なる動きができるよう移動可能に支持し、質量体5と建物の躯体1との間を制振装置10を介して連結する。質量体5は、建物の躯体1面に支持手段18を介して前記建物と異なる動きができるよう移動可能に支持される。質量体5をMD4の質量体5として機能させて振動を打ち消させることにより、又は制振装置の減衰により、又はその両方の効果により、建物の振動を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】振動入力時に剛体球による構造物の安定した支持機能、弾性体球による安定した制振機能を発揮させることができる制振装置を備えた免震装置を提供する。
【解決手段】制振装置を備えた免震装置1は、振動入力側の上面を円錐状面12aとし、この円錐状面12aの外周部に円形ガード部を設けた下皿体11と、免震対象物側の下面を前記下皿体11の円錐状面と異なる角度の円錐状面22aとし、この円錐状面22aの外周部に円形ガード部を設けた上皿体21と、両円錐状面12a、22aの中央間に配置した剛体球27と、を有する免震用剛体球支承10と、振動入力側の上面を円錐状面12aとした下皿体11と、制振対象物側の下面を円錐状面22aとした上皿体22と、両円錐状面12a、22aの中央間に配置されて前記剛体球27よりも大径で転がり摩擦抵抗を生じる弾性体球29と、を有する制振用弾性体球支承30との組み合わせからなる。 (もっと読む)


【課題】床面の局所的な沈下量を補正する除振装置内の空気ばねの鉛直方向駆動量および防振対象のステージ位置に因らず固有振動数を所定の値にすることを可能とする除振装置を提供する。
【解決手段】製造に用いる装置の大型化に伴い、その荷重を支持する床が経年変化して局所的に沈下する。これにより装置全体がねじれて防振対象のステージ等の製造に用いる装置に影響を与えることがないよう、装置の構造体20を支持する除振装置内の空気ばね部21を鉛直方向に駆動させる。この駆動に伴って空気ばねの内容積が変化し、除振装置の固有振動数が変化するので所定の制振性能が得られない可能性がある。空気ばね21に接続されたエアタンク25の内容量を可変に制御することで固有振動数を所望な値に変化させることが可能な除振装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】水平力が作用した際に滑らかに挙動しつつ、しかも上部構造体が軽量で、断面積が小さな柱の下端部にすべり材が設置されても、上部構造体と下部構造体の支承部分が鉛直荷重に充分に耐え得る免震建物を提供する。
【解決手段】上部構造体2にすべり材12を設け下部構造体3にすべり板23を設けたすべり支承型の免震装置4を備えた免震建物1において、下部構造体3は、剛体からなる耐圧盤5と、耐圧盤5の上面に設けられた弾性体からなる変形層21と、変形層21の上面に設けられた剛体からなる台座部22と、を有する。すべり材12は、上部構造体2の柱10の下端部に設置され、すべり板23は、台座部22上に設置されている。 (もっと読む)


【課題】構造物の振動特性に制約されることなく優れた制震効果が得られる連結制震構造を実現する。
【解決手段】制震対象の主構造物(建物A)に並設した従構造物(建物B)を免震装置4により免震支持するとともに、従構造物の免震層に免震装置と並列に慣性質量ダンパー3を設置し、主構造物と従構造物とを連結バネ要素1および連結減衰要素2により連結して、慣性質量ダンパー3、連結バネ要素1、連結減衰要素2の各諸元を主構造物の応答(加速度応答倍率あるいは変位応答倍率のピーク)を最小化するように設定する。 (もっと読む)


【課題】地震などの振動による什器または機器類の損傷を防ぐことができる。
【解決手段】構造物10の天井スラブ11に梁部材2が固定されて、ラック3が吊り部材4を介して梁部材2から吊り下げ支持される。吊り部材4は、梁部材2に固定されたピン構造の吊り下げ支点5と、吊り下げ支点5とラック3とを連結する連結部材6とから構成される。ラック3は吊り下げ支点5を支点として振り子運動可能で、下方の二重床13との間にスペースをあけた状態となる。連結部材6の長さを調整して、吊り下げられたラック3の固有周期が地震の卓越周期帯域から外れるように、吊り下げ支点5からラック3の重心Gまでの長さLを設定する。 (もっと読む)


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