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Fターム[3J056BC03]の内容

機械的に作動されるクラッチ (12,772) | 耐久性の改善 (296) | クラッチの耐熱性向上 (61)

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【課題】軸方向にコンパクトな二重スプリング式一方向クラッチにおいて、クラッチスプリングの耐久性の向上と組立性の向上とを図ることである。
【解決手段】駆動ギヤ1の内側に組み込まれるクラッチスプリング21に大径コイルスプリング部22と、その巻き終わり端に連設部23と、その連設部23の小径端に巻き方向が大径コイルスプリング部22の巻き方向と相違する小径コイルスプリング部24とを設ける。クラッチスプリング21の連設部23を巻き方向が大径コイルスプリング部22の巻き方向と同じとなる内向き渦巻き状として、回転トルクの伝達時に、連設部23に大きな応力が負荷されることのないようにしてクラッチスプリングの耐久性の向上を図る。駆動ギヤ1の他端の開口を環状の蓋体31の組込みにより閉塞し、その蓋体31を駆動ギヤ1に連結して、蓋体31、クラッチスプリング21および駆動ギヤ1をユニット化して、組立性の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】車両の燃費の悪化を防止しながら、ダブルクラッチ機構の構成部品の温度上昇を抑制して、その耐久性を向上させる。
【解決手段】クラッチ温度制御手段(20)は、ダブルクラッチ式の変速機(3)が備える第1クラッチ(C1)と第2クラッチ(C2)のいずれか一方をクリープ状態で締結して所定の変速段を設定している状態で、当該クリープ状態で締結している第1クラッチ(C1)又は第2クラッチ(C2)の温度が許容範囲を超えて上昇したと判断する場合、クリープ状態で締結していない第1クラッチ(C1)と第2クラッチ(C2)のいずれか他方に対応する第1ギヤ群(11,13)又は第2ギヤ群(12,14)のギヤ列を非係合状態に切り換えると共に、当該クリープ状態で締結していない第1クラッチ(C1)又は第2クラッチ(C2)を完全締結させる制御を行う。 (もっと読む)


【課題】ケーシング内で発生する熱を効率的に冷却し、Oリング周辺部位を含むケーシング内の温度上昇を抑制できる湿式動力断続装置の冷却構造を提供する。
【解決手段】密封されたケーシング11A内の空間12に交互に積層された摩擦板及び相手板をピストンにより押圧して相互に摩擦係合させるとともに、ケーシング11Aの内部に潤滑油供給源から潤滑油を供給して循環させる湿式多板ブレーキ装置の冷却構造において、ケーシング11Aを複数の部材に分割し、各部材間の結合部にOリング17を配設して密封する分割構造とし、潤滑油供給源から供給される潤滑油をOリング17の内周側に沿って流す冷却流路20を設けた。 (もっと読む)


【課題】代替可能な繊維基材によって摩擦係数を安定化させフェードやビルドアップの発生を抑えることができる摩擦材及びブレーキ装置の制輪子を提供する。
【解決手段】摩擦材4bは、繊維基材として生体溶解性繊維を含有する。このため、代替可能な生体溶解性繊維を使用することによって、現状の鉄道車両のディスクブレーキ装置に使用される摩擦材とほぼ同一の摩擦係数を維持しつつ、フェードやビルドアップの発生を抑えることができる。また、将来的に入手が困難になる可能性があるセラミックス繊維に代えて、代替可能な生体溶解性繊維を使用することによって、セラミックス繊維を含有する摩擦材とほぼ同一の摩擦係数を維持しつつ摩擦材4bを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】長期にわたって半クラッチ範囲を広い範囲に設定可能なクラッチ装置を提供する。
【解決手段】フライホイール10とプレッシャプレート23間にクラッチ板5、6を挟持して、エンジンの回転力をトランスミッションへ伝達するクラッチ装置1であって、プレッシャプレート23に、ダイヤフラムスプリング21による押圧方向に対して微少移動自在に中間リング24を設け、中間リング24とプレッシャプレート23間に、内周側と外周側とを連通するエア通路31を周方向に一定間隔おきに放射状に設け、エア通路31内に、中間リング24とプレッシャプレート23を相互に離間する方向へ常時付勢する板バネ25を、一端部をプレッシャプレート23に固定し、他端部を中間リング24に当接させて設け、ダイヤフラムスプリング21による押圧操作力を中間リング24と板バネ25とを介してプレッシャプレート23に伝達する。 (もっと読む)


【課題】軽量、耐熱性、耐衝撃性などに優れた摩擦係合装置用摩擦材支持体用繊維補強複合材料を提供する。
【解決手段】繊維材料がシート面内でランダム配向する繊維シートとバインダー成分を含むシート基材からなる繊維補強複合材料であって、下記a)〜b)を満足すること特徴とする繊維補強複合材料。
a)該繊維材料が、芳香族ポリアミド繊維および炭素繊維を含む湿式不織布であること。
b)該繊維補強複合材料の任意方向の曲げ強度が100MPa以上であり、かつ曲げ強度等方性係数が0.8以上であること。 (もっと読む)


【課題】大型化することなく摩擦材の高耐熱性および高摩擦係数が両立する低コストな車両用摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】摩擦材40は、相対的に耐熱性が高い第1摩擦部材42と、第1摩擦部材42に比較して摩擦係数が高い第2摩擦部材44とで構成され、セパレータ32および摩擦プレート34は、それらが軸心C方向に挟圧される際に、先ず、第1摩擦部材42を介して摩擦係合され、次いで、第1摩擦部材42に加えて第2摩擦部材44を介して摩擦係合されることから、セパレータ32と摩擦プレート34との相対回転速度が高くて高耐熱性が必要な摩擦係合の初期段階では第1摩擦部材42を介して摩擦係合が行われ、セパレータ32と摩擦プレート34とを完全係合状態とするために高い摩擦係数が必要な摩擦係合の終期段階では第1摩擦部材42および第2摩擦部材44を介して摩擦係合が行われる。 (もっと読む)


【課題】熱伝達を改善しかつホットスポットの発生を少なくしたカップリング組立体を提供する。
【解決手段】力を伝達するのに使用するカップリング組立体10は、回転ディスク18を少なくとも部分的に包囲し、回転ディスク18に係合する環状の力伝達表面を有するプレート部分60を含むハウジング32を有する。冷却流体通路64は、力伝達表面から反対側のプレート部分の側面によって少なくとも部分的に形成され、この力伝達表面の内側面60bに複数のくぼみ61が配置される。くぼみ61は、冷却流体通路64を通って冷却流体が流れる径路に乱流及び二次流を作り出す。冷却流体入口68は、冷却流体通路の径方向外側部分に流体連通する断面積の大きな部分を有する通路を含む。入口通路部分70は、小さい断面積を有し、冷却流体通路64の径方向内側部分に流体連通する。選択的にリブが、冷却流体通路の径方向内側及び外側部分を横切って伸びている。 (もっと読む)


【課題】セパレータプレートと摩擦プレートとの間での引きずりトルクの発生を緩和し、摩擦材の表面性状の変化を防止することができる多板摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】第1摩擦プレート4A及び第3摩擦プレート4Cの各表面に設けられる摩擦材41の配設位置を外周側に設定し、第2摩擦プレート4Bの表面に設けられる摩擦材41の配設位置を内周側に設定して、摩擦材41の配設位置が軸心方向で互いにラップしない位置とする。これにより、各摩擦プレート3A,3B,3Cとセパレータプレート4A,4B,4Cとの間のクリアランスを不均一にし、摩擦熱の発生箇所を分散化させる。その結果、引きずりトルクの発生を解消でき、摩擦熱の影響による摩擦材41の表面性状の変化を回避できる。 (もっと読む)


【課題】プレッシャプレートの放熱性を向上させて、クラッチ滑りの発生が防止できる耐久性の優れたクラッチ装置を提供する。
【解決手段】クラッチ装置1のフライホイール2とプレッシャプレート4との間に、フライホイール2に対するプレッシャプレート4の軸方向への移動を許容するとともにプレッシャプレート4の一部をフライホイール2に当接させた状態を維持可能な当接手段11を設ける。これにより、当接手段11の当接部分を介してプレッシャプレート4の熱をフライホイール2に伝達して放熱させ、プレッシャプレート4の温度上昇を抑制する。 (もっと読む)


【課題】回転体及び前記回転体と摩擦係合する摩擦相手部材との間に発生する摩擦熱を効率よく放散できる摩擦材及び電磁クラッチの提供を課題とする。
【解決手段】ロータ11、及びロータ11と摩擦係合する摩擦相手部材であるアーマチュア12の摩擦面16a,19aに設けられる摩擦材25である。この摩擦材25は、ロータ11又はアーマチュア12の回転方向に沿って間欠的に設けられた静電植毛を有する。ロータ11及びアーマチュア12が回転する際に、一方の静電植毛が他方の静電植毛に接触する状態と、一方の静電植毛が他方の金属表面に接触する状態とが交互に出現する。静電植毛と金属表面とが接触する場合は、ロータ11及びアーマチュア12間に発生した摩擦熱が熱伝導率の高い金属表面を介して効率よく放散される。 (もっと読む)


【課題】摩擦材において、フェード性能等の耐熱性と、鳴き性能との両立を図る。
【解決手段】この摩擦材10は、樹脂結合材1と、樹脂結合材1中に分散、保持された炭化造粒物2とを備えている。炭化造粒物2は、繊維基材と、樹脂結合材と、少なくとも一種のフィラーとを含む造粒物を炭化処理して得られた炭化処理生成物である。炭化造粒物2中には、樹脂結合材等の有機物が含有されていないので、樹脂結合材を含む造粒物が分散、保持された従来の摩擦材と比べて、摩擦材中における樹脂結合材等の有機物の含有量が大幅に減少し、フェード性能等の耐熱性が大幅に向上する。炭化造粒物2間に樹脂結合材1が充填されているため、有機材料を炭素化して結合材とした従来の摩擦材と比べて、摩擦材におけるばね定数が小さくなり、鳴き性能が向上する。 (もっと読む)


【課題】摩擦材の耐久性を向上させることができる摩擦係合装置を提供すること。
【解決手段】第2の環状プレート13の円周方向に沿って延在する外周側摩擦材15および内周側摩擦材16を設けるとともに、外周側摩擦材15および内周側摩擦材16を第1の環状プレート11および第2の環状プレート13を介して押圧する外周側ピストン部材19および内周側ピストン部材20を設け、第1の環状プレート11および第2の環状プレート13の係合時と解放時に応じて外周側ピストン部材19および内周側ピストン部材20を使い分けるようにした。 (もっと読む)


【課題】多板式クラッチにおいて、衝突音の発生を抑制し、ドラグトルクによる摩擦板の摩耗や発熱を抑制した上で、生産性を向上させる。
【解決手段】フライホイール3とトラスミッションの入力軸2との間に介装される多板式クラッチ1は、プレッシャープレート13、中間プレート20、第1および第2クラッチディスク30,31を有する。プレッシャープレート13側はストラップ16を介してクラッチカバー6に保持されている。中間プレート20はディスタンスロッド4に摺動自在に支持されるカラー23が一端に取り付けられたストラップを介してディスタンスロッド4に保持されている。カラー23とばね座27との間に第1の圧縮コイルばね25が弾装され、カラー23とフライホイール3との間に第2の圧縮コイルばね26が弾装されている。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦クラッチから排出された潤滑油がその周囲に充満して、冷却効率が低下したり湿式摩擦クラッチの間の撹拌抵抗が増大するのを防止する。
【解決手段】変速機ケース10の前後方向中間部に隔壁10aを設けるとともにその前部を前部カバープレート11により液密に閉じ、隔壁と前部カバープレートの間のクラッチ室12内に、外周に開口16aを設けたクラッチケース16を有する多板摩擦クラッチ15を回転自在に支持する。クラッチケースと同軸的に配置されて軸線方向一端部が前部カバープレートに取り付けられた案内筒21によりクラッチケースの外周を一定の隙間をあけて覆い、クラッチケースの外周に取り付けられて外側縁が案内筒の内周面に接触しない程度に接近されたらせん状突起20の回転により、クラッチケースと案内筒の間の潤滑油を案内筒の端部からクラッチ室内に掻き出す。 (もっと読む)


【課題】変速段グループごとのクラッチの冷却を、プリシフト用クラッチ潤滑油量低減制御に支障を及ぼすことなく、効果的に行い得るようにする。
【解決手段】総クラッチ潤滑油量Qtotalがクラッチ温度Tc1に応じた最大油量にされている。N→Dセレクト時t1からt2までの間に、奇数変速段グループの1速へのプリシフト(Nc1の低下)と、2-4カップリングスリーブの2速方向シフト動作による偶数変速段グループの2速へのプリシフト(Nc2の低下参照)とを行う。Qtotalが最大油量で偶数変速段クラッチの潤滑油量Qc2が多く、引き摺りトルクにより2速へのプリシフトが不能なため、Qtotalを、引き摺りトルクが2速へのプリシフトに支障を生じないものとなるよう低下させる。t3に発進のためアクセルを開きエンジン回転数Neを上昇させると、t4より奇数変速段クラッチのスリップ締結が開始され、Nc1の上昇から明らかなように車両を発進させ得る。 (もっと読む)


【課題】クラッチの摩擦面のヒートマスを十分に確保しつつ、クランクシャフトの取付面からクラッチの摩擦面までのオフセット量の低減を可能とした2つの質量体を有するフライホイールを提供する。
【解決手段】クランクシャフト100に連結されるプライマリフライホイール2と、クランクシャフト100の駆動力によって駆動される被駆動軸200にクラッチ機構300を介して連結されるセカンダリフライホイール3と、これらの間に連結され、クランクシャフト100の捩り振動を減衰させるトーションスプリング5と、を備え、プライマリフライホイール2は、連結部2Aより外径側がセカンダリフライホイール3の内部に相対回転自在に配置され、トーションスプリング5を保持するスプリング保持部4Aが、セカンダリフライホイール3の内部のプライマリフライホイール2の外径側に形成されている。 (もっと読む)


【課題】
CCコンポジットのような炭素/黒鉛材料を使用することによって摩擦クラッチの高温域や高回転域において高い伝達動力を達成すると共に、軽量化を図った上で、低温域での動力伝達特性をも改良することを課題とするものである。
【解決手段】
摩擦クラッチにおいて、摩擦ディスク組立をセンターハブ部と摩擦ディスクによって構成し、当該摩擦ディスクに第一の摩擦面と第二の摩擦面とを備えさせると共に、当該第一の摩擦面に対向したフライホイールに第三の摩擦面を備え、更に当該第二の摩擦面に対向したプレッシャープレートに第四の摩擦面を備え、これら第一乃至第四の摩擦面の少なくとも一つ以上が炭素/黒鉛材料と金属/セラミックス材料を組合せた異種材料によって構成し、炭素/黒鉛材料が炭素/黒鉛材料系摩擦面を、金属/セラミックス材料が金属・セラミックス材料系摩擦面を形成する構成とした。 (もっと読む)


【課題】表面の繊維束が酸化雰囲気の高温圧力下で焼尽する摩擦体の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維束により強化されセラミックスマトリクスを含む、2以上の複合材料からなる摩擦又は滑り体に関する。第一複合材料は摩擦層として滑り体の外側を形成し、第二複合材料は摩擦層に面接合された支持体を形成する。摩擦層の繊維束長は支持体の繊維束長よりも著しく短い。摩擦層の繊維束は、これに関して表面に対して垂直に整列されている。摩擦層の表面は1.2mm以下の直径を持つ遊離炭素の十分に小さな領域からなり、表面上の遊離炭素領域の総面積は35%以下である。表面は非常に微細なクラック構造であり、摩擦層は実質的に表面近傍に応力を持たない。 (もっと読む)


特にセンサ装置のための連結装置であって、少なくとも1つの連行体(30)を備えており、該連行体(30)は、回転可能な軸と結合されるようになっており、該連行体(30)は、端面で、連行体歯列(24)を備えており、該連行体歯列(24)は、ロータ(28)に回転運動を伝達するために、該ロータ(28)のロータ歯列(22)と噛み合うようになっており、ロータ歯列(22)および連行体歯列(24)は、該ロータ歯列(22)と連行体歯列(24)とが噛み合うと自由空間(20)が形成されるように、形成されており、自由空間(20)が形成される際に、自由空間(20)において、ロータ歯列(22)と連行体歯列(24)とは、機械式に接触していない。
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