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Fターム[4B064CD24]の内容

微生物による化合物の製造 (77,679) | 培養又は酵素反応時に添加される物質 (5,498) | 有機化合物 (4,588) | 廃物 (526) | 植物性 (359)

Fターム[4B064CD24]に分類される特許

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【課題】 古紙の成分の一つである炭酸カルシウムは酵素による糖化反応を阻害するが、古紙中の炭酸カルシウムの含有率はこれから増える一方。酵素糖化反応を促進するためにバイオマス中の炭酸カルシウムを除去する必要があるが、強酸の使用は安全性の面でもコストの面でも好ましくない。本発明はより省エネルギー省コストで安全に炭酸カルシウムを除去でき、酵素の糖化反応を促進できる方法の探索を研究の課題とした。
【解決手段】 二酸化炭素を、好ましくはバイオエタノール発酵工程で発生した二酸化炭素を、炭酸カルシウム含有バイオマスの水性スラリーに投入し、炭酸カルシウムを溶解度が高い炭酸水素カルシウムに変換させ、固液分離により炭酸カルシウムを除去する。 (もっと読む)


【課題】アラキドン酸を経済的に生成し、それを配合した食品を提供する。
【解決手段】好ましくは複合窒素源成分を含有する発酵培地において、モルティエラ シュマッカリ亜属の微生物を培養する。アラキドン酸は幼児の栄養素として重要なエイコサノイドの前駆体であり、食品にモルティエラ シュマッカリ亜属の微生物、又はこれらの微生物から分離される脂質を配合して、アラキドン酸含量を向上させた幼児用調合乳やベビーフードが製造される。 (もっと読む)


【課題】綿を含む廃棄材料から回収された回収綿を原料とするエタノールの製造方法、並びに該製造方法により製造されたエタノール、該エタノールを用いて合成されたエチル−t−ブチルエーテル、及びガソリンの提供。
【解決手段】本発明に係るエタノールの製造方法は、綿を5質量%以上含む廃棄材料から下記(1)〜(4)の条件、(1)不純物含有量:15質量%以下、(2)平均粒径:0.01〜300μm、(3)硫黄含有量:500ppm以下、(4)重合度(DP):50〜300、を満足する回収綿を生成する回収工程と、該回収綿を原料として糖化反応によって糖化液を生成する糖化工程と、該糖化工程で生成した糖化液を発酵させてエタノールを生成する発酵工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】稲わらの各部位における糖化性や粉砕性を考慮して、稲わら中の糖質を効率良く且つ安定的に回収できる方法の提供。
【解決手段】稲茎葉部を、重量比で全体の7割以上の断片が10cm以下の長さになるように裁断した後、稲茎葉部から稈とそれ以外の茎葉部とを分離した後に稈が濃縮された画分をセルロース分解酵素、澱粉分解酵素、β-(1→3),(1→4)グルカン分解酵素及びヘミセルロース分解酵素からなる群より選ばれた少なくとも一種類の酵素を含む条件において酵素糖化する、稲の糖化法、及び該方法を用いるエタノールの製造法。 (もっと読む)


【課題】糖化反応が良好に行われるとともに、糖化反応に用いた酵素を効率良く回収できる糖化液の製造方法を提供する。
【解決手段】水13の存在下で、セルロース及び夾雑物を含む廃棄物系バイオマス1中のセルロースを酵素11によって分解して夾雑物を含む糖化液を得る糖化反応槽3と、糖化液から夾雑物を分離して糖化液を精製する第一の分離装置9と、第一の分離装置9で分離された夾雑物15,16に付着している酵素11を含む付着物を洗浄液で洗い流す洗浄装置20と、付着物と洗浄液とを含む洗浄回収液を糖化反応槽3に供給するために貯蔵する回収タンク23と、を備える糖化システム100。 (もっと読む)


【課題】草本系バイオマスのリグニンを十分に除去して、酵素によるセルロースの糖化反応を容易にすることができる草本系バイオマスの糖化前処理方法を提供する。
【解決手段】草本系バイオマスに白色腐朽菌Phanerochaete flavido-albaを植菌し、該草本系バイオマスと共に培養することにより、該草本系バイオマスのリグニンを分解する。前記草木系バイオマスは、80〜120℃の範囲の温度で滅菌処理した後、前記培養に供する。前記草木系バイオマスは、70〜90重量%の範囲の含水率で前記培養に供する。前記培養は、20〜35℃の範囲の温度で行う。前記培養は、pH2.0〜7.0の範囲で行う。白色腐朽菌Phanerochaete flavido-albaを培養した後、前記草本系バイオマスを湿式摩砕処理する。前記草本系バイオマスは、70重量%以上の範囲の含水率で前記湿式摩砕処理に供する。前記湿式摩砕処理は、ディスクミルを用いて行う。 (もっと読む)


【課題】バイオマス原料からセルロース主体の成分を分離することができるバイオマスの水熱分解装置及び方法、バイオマス原料を用いた有機原料の製造システムを提供する。
【解決手段】バイオマス原料11を常圧下から加圧下に供給するバイオマス供給装置31と、供給されたバイオマス原料11を、下端部側から傾斜型装置本体42の内部に搬送スクリュー43により搬送すると共に、バイオマス原料11の供給箇所とは異なる上端部側から加圧熱水15を装置本体42内部に供給し、バイオマス原料11と加圧熱水15とを対向接触させつつ水熱分解し、加圧熱水15中にリグニン成分及びヘミセルロース成分を移行し、バイオマス原料11中からリグニン成分及びヘミセルロース成分を分離してなる水熱分解装置41Aと、装置本体42の上端部側からバイオマス固形分17を加圧下から常圧下に抜出すバイオマス抜出装置51とを具備する。 (もっと読む)


【課題】木質バイオマスを原料とした微生物による糖化発酵システムにおいて、酵素を再利用してコストを低減させるとともに、五炭糖の蓄積による糖化率の低下を回避して、高い生産性で発酵生成物を得ることのできる糖化発酵システムを提供する。
【解決手段】木質系バイオマスを原料として、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ及び微生物を加えて糖化発酵を行って糖化発酵液を得る第一の工程、該糖化発酵液から蒸留により生成物を分離する第二の工程、該蒸留残渣に含まれる五炭糖を生物学的に発酵する第三の工程、該五炭糖発酵液を糖化発酵工程に戻す第四の工程を有することを特徴とする糖化発酵システム。 (もっと読む)


本出願は、無水マレイン酸の製造方法に関し、この方法は以下の段階、即ちa)再生可能原料を発酵させ、場合により精製することで、少なくともブタノールを含む混合物を生成する段階と、b)一般に300から600℃の範囲の温度で、バナジウム酸化物および/またはモリブデン酸化物を主体とする触媒を用いて、ブタノールを酸化して無水マレイン酸にする段階と、c)段階b)が終了して得られる無水マレイン酸を単離する段階と、を含む。本出願は、再生可能原料から得られる無水マレイン酸、前記無水マレイン酸を含む共重合体および組成物、ならびにこの無水マレイン酸の使用にも関する。 (もっと読む)


【課題】限られた資源を有効に活用しながら効率よく可燃液体を製造する可燃液体の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の可燃液体の製造方法は、綿を含む繊維製品と、β−グルコシダーゼ及びそれ以外のセルラーゼと接触させて、繊維製品の糖化液を得る糖化工程と、前記糖化液を、微生物を用いて発酵させる発酵工程と、前記発酵によって得られた可燃液体を回収する回収工程と、を含むものである。 (もっと読む)


【課題】マンノシルエリスリトールリピッドを生産する能力を有する新たな微生物を見出し、その培地組成及び培養条件を最適化することによって、製造に要する期間を短縮し、より安価にマンノシルエリスリトールリピッド(MEL)を製造することができる方法を提供すること。
【解決手段】栄養素と炭素源を含む培養液中でマンノシルエリスリトールリピッドを生産する能力を有する微生物を培養してマンノシルエリスリトールリピッドを製造する方法において、前記マンノシルエリスリトールリピッドを生産する能力を有する微生物が、シュードジーマ ツクバエンシス(Pseudozyma tsukubaensis)であることを特徴とするマンノシルエリスリトールリピッドの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】有機性固形物から効率よく短期間で還元糖リッチ溶液やエタノールを製造する方法を提供する。
【解決手段】醗酵タンク本体と、タンク下方に設けられた固定濾過体と、該固定濾過体の上方に設けられ、上下動可能な可動濾過体と、醗酵タンク本体上部に設けられたエア導入部と、醗酵タンク本体に設けられた温度制御手段とを備える醗酵装置に、有機性固形物と微生物製剤を投入し、低位置にある可動濾過体上に載置された有機性固形物を加温水中浸漬状態で固液混合醗酵させ、次いで上方の高位置に移動させた可動濾過体上の有機性固形物にエアを吹き込みながら固体醗酵させると同時に、固体醗酵により生じる熱を可動濾過体下方の培養液に利用させながら液体醗酵させた後、可動濾過体を再度低位置に移動させ、低位置にある可動濾過体上の有機性固形物部分を冷却しながら固液混合醗酵させる。 (もっと読む)


【課題】廃棄バイオマスや未利用バイオマスを利用し、バイオエタノールを安全かつ低コストで製造する方法を提供すること。
【解決手段】(A)セルロース含有材料をセルラーゼで処理してグルコースを得る工程、及び(B)工程(A)で得られたグルコースにエタノール発酵酵母を作用させてエタノールを生成する工程を含むバイオエタノールの製造方法において、
(C)セルロース含有材料が、植物の非食用部分、紙、綿製品、再生繊維、木材からなる群から選ばれる少なくとも1種であること、
(D)セルラーゼが、細菌、糸状菌、又は原生生物由来のセルラーゼであること、及び
(E)エタノール発酵酵母がSaccharomyces cerevisiaeであることを特徴とする方法。 (もっと読む)


本発明は、(i)グルコース、セロビオース、キシロース、マンノース、ガラクトース、ラムノース、アラビノースまたは他のヘミセルロース糖の少なくとも1つを生成する条件下にて、セルロース、ヘミセルロースおよびリグニンの少なくとも1つの混合物に、セルロース、ヘミセルロースおよびリグニンの少なくとも1つを加水分解する1つ以上のセルラーゼ、ヘミセルラーゼおよびラッカーゼを生成する少なくとも1つの微生物株を接種するステップと、(ii)上記少なくとも1つの微生物株の増殖を抑制するステップと、(iii)少なくとも1つの藻株が1つ以上の脂肪酸を生成する条件下にて、ステップ(ii)の混合物に、上記グルコース、セロビオース、キシロース、マンノース、ガラクトース、ラムノース、アラビノースまたは他のヘミセルロース糖の少なくとも1つを代謝する上記少なくとも1つの藻株を接種するステップと、任意で、(iv)上記少なくとも1つの藻株から上記1つ以上の脂肪酸を回収するステップと、による、脂肪酸を生成する方法に関する。
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【課題】大量のセルロースを効率的に糖化処理することができ、かつ、バイオエタノールを大量にかつ効率的に生産することができるエネルギー効率の高いセルロース糖化システムおよびエタノール製造システムを提供する。
【解決手段】セルロースを原料として糖類に加水分解するための前処理工程1と糖化処理工程3とを有するセルロース糖化システムにおいて、前記前処理工程1は、前処理容器25に導入された粗粉砕処理されたセルローススラリーを、温度が140〜220℃及び圧力が当該温度におけるスラリーの飽和圧力以上となる高温高圧下で湿式粉砕する工程からなり、前記糖化処理工程3は、湿式粉砕された前記セルローススラリーを酵素により糖化処理する工程からなる。 (もっと読む)


【課題】バイオマス生成物を効率的に製造することが可能なバイオマス生成物の製造装置及びバイオマス生成物の製造方法を提供する。
【解決手段】生分解性有機材料の原料Cを発酵菌Mで発酵させることによりバイオマス生成物Eを製造する。このとき、原料Cと発酵菌Mを発酵槽1に供給して原料Cを高温で乾式発酵させ、発酵槽1に繋げて設けられた分離濃縮装置2に発酵槽1内の気体Pを導出させるとともにこの分離濃縮装置2によって気体Pに含まれるバイオマス生成物Eを分離及び/又は濃縮してバイオマス生成物Eを製造する。 (もっと読む)


【課題】有機物質中に比較的多く含まれるセルロース、へミセルロース、リグニン等を利用でき、二酸化炭素、硫酸化合物や窒素化合物などを大気圏や水中に放出することのないようなエタノールの生成方法を提供する。
【解決手段】有機物質を準備する第1の工程;並びに、好気性条件もしくは嫌気性条件下で、アルコール生成能を有する真菌、ザイモモナス菌及びへテロ型乳酸菌からなる群より選択される一種以上を用いてエタノール発酵を行うことにより、前記有機物質からエタノールを抽出し、肥料前駆成分を得る段階(a)と、好気性条件下で、前記肥料前駆成分を微生物に分解させることにより、有機物質を得るとともに、場合によりエタノールを抽出しうる段階(b)と、微生物の同化作用によって無機物質から有機物質を得るとともに、場合によりエタノール抽出しうる段階(c)と、からなる群より選択されるいずれか2種以上の段階を1回以上有する、第2の工程;を含む、エタノールの生成方法である。 (もっと読む)


ポリペプチドスオレニンを用いてセルロース性バイオマスから糖製造のセルラーゼの効率を向上させることに関し組成物と方法が述べられている。
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【課題】可及的に狭いスペースで装置構成もシンプルで、しかも効率的に原料バイオマスを粉砕し、微小粉砕粉のみを効果的に回収できる粉砕回収装置と粉砕回収方法を提供する。
【解決手段】粉砕回収装置10は、被粉砕物質Bを収容する容器1と、容器1内で自転および/または公転し、該容器1の内側面との間で摺動した姿勢で被粉砕物質Bを粉砕する粉砕棒2と、粉砕棒を自転および/または公転させる回転機構と、容器1および粉砕棒2に繋がれた短絡回路4,3と、粉砕粉を一定方向に流すエア流れ生成機構(溝21)と、短絡回路3,4を非導通状態とし、回転機構によって粉砕棒を自転および/または公転させて被粉砕物質Bを磨り潰して微小粉砕粉Fを生成し、次いで、短絡回路3,4を導通状態とし、粉砕棒2および容器1に付着した微小粉砕粉Fを浮遊させ、エア流れ生成機構にて微小粉砕粉Fを一定領域に流して回収する、制御機構と、からなる。 (もっと読む)


【課題】反応槽内の糖の濃度の上昇を抑制して、糖化酵素の糖化活性を維持することができるエタノールの製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースを含むバイオマスを収容した反応槽に糖化酵素を加え、該セルロースを酵素糖化させる工程と、該セルロースの酵素糖化の残渣であるバイオマス残渣を除去する工程と、該酵素を除去する工程と、該反応槽にエタノール醗酵菌を加え、エタノールを得る工程と、該菌を除去する工程とを含むエタノールの製造方法において、該酵素と共に、該菌を加え、該セルロースを酵素糖化させる工程と、該酵素糖化による糖をエタノール醗酵させる工程とを同時に行い、その後、該バイオマス残渣、該菌、該酵素の順に除去を行う。前記菌は、精密濾過膜により除去され、前記酵素は、限外濾過膜により除去される。前記バイオマス残渣は、20〜200μmの孔径の不織布を用いて除去される。 (もっと読む)


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