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Fターム[4C096AB32]の内容

磁気共鳴イメージング装置 (34,967) | 目的 (5,481) | 磁場特性の向上 (583) | 静磁場の (235)

Fターム[4C096AB32]に分類される特許

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【課題】観測領域における静磁場の磁場強度の均一性を劣化させることなく、より高い磁場強度を過分極用に提供できる核磁気共鳴装置を提供する。
【解決手段】核磁気共鳴現象を生じさせる領域8に静磁場を生成させるために、磁力線13を発生させる超電導主コイル3fと、外側に生成する漏れ磁場の強度を低減させるために、磁力線13が超電導主コイル3fとの間を通るように超電導主コイル3fと逆向の電流を流す超電導シールドコイル3gとを有する核磁気共鳴装置1において、標識核種を含んだ物質9を超電導主コイル3fと超電導シールドコイル3gとの間に配置して、標識核種を過分極処理する過分極処理部2を有し、過分極処理された標識核種に領域8おいて核磁気共鳴現象を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】磁気共鳴イメージング装置の磁場を効率的にシールドできる超電導マグネット用磁気シールド体及びそれを用いた磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】超電導マグネット用磁気シールド体10は、円筒状の金属基材の外周がA15化合物からなる超電導体で覆い、第1ステージ8から第2ステージ9にわたる冷却器21(コールドヘッド22を含む)周囲に円筒状の表面にA15化合物からなる超電導体を成膜によって形成された金属基材を配置する。超電導体が配置された位置の温度は定常状態で15Kで、金属基材はCuを使用し、A15化合物からなる超電導体にはNb3Al超電導体を使用する。Nb3Alの成膜には溶射法を適用し、磁気シールド体10は、A15化合物として直径が0.5mmのNb3Al線材等の線材を用い、円筒状の金属基材の外周に6ターン巻回することにより超電導体を形成する。 (もっと読む)


【課題】MRI装置の超伝導磁石の製造方法において、超伝導磁石の製造コストを抑えること。
【解決手段】MRI装置の超伝導磁石の製造方法は、マンドレルの外周に溝を削成する溝削成ステップ(ステップS1)と、所要温度でマンドレルの材料が有する軸方向の線膨張率に対応する巻き角度でマンドレルの外周に巻き付けられたG−FRPによってG−FRP層を形成するG−FRP層形成ステップ(ステップS2)と、超伝導線を嵌合するために、G−FRP層内の外周部分に嵌合溝を削成する嵌合溝削成ステップ(ステップS3)と、嵌合溝に超伝導線を嵌合して、マンドレルの外側に超伝導コイルを形成させる超伝導コイル形成ステップ(ステップS4)と、を有すること。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルを安価に製造すると共に小型化し、僻地の診療所、さらには発展途上国等においても磁気共鳴イメージング装置を設置できるようにする。
【解決手段】高温超電導材からなる超電導コイルを冷却容器内に収容していると共に該冷却容器内に液体窒素を充填している磁気共鳴イメージング装置であって、前記超電導コイルは、複数個のダブルパンケーキコイルとシングルパンケーキコイルのいずれか一方または両方からなる積層体からなり、液体窒素流入用の切欠を周方向に間隔をあけて放射状に設けた絶縁スペーサを、前記コイルの積層体の長さ方向両端のコイルの外側と、コイルの積層体の間のいずれか一方または両方に配置している。 (もっと読む)


【課題】長期間かけての室温変化に対しても磁性材の温度変化は小さく抑えられて磁場均一度の変化が少なく、一方、磁性材の温度を短時間で変更することも可能な超伝導磁石装置を提供する。
【解決手段】磁場を発生させる環状の超伝導コイル11a、11bと、超伝導コイル11a、11bを冷媒14と共に収納するコイル容器9と、コイル容器9を包囲し内部が真空に保持された真空容器3と、真空容器3の内側に設置されコイル容器9から断熱支持され磁場を補正する磁性材12a、12b、13a、13bとを有する超伝導磁石装置2において、真空容器3の外側に設けられ真空容器3に熱的に接続され熱を供給または吸収する第1熱供給吸収部44と、真空容器3の内側に設置され真空容器3と磁性材12a、12b、13a、13bとに熱的に接続する第1熱伝導材25、27とを有する。 (もっと読む)


【課題】液体窒素で冷却する高温超電導材を用いた磁気共鳴イメージング装置において、液体窒素の管理を容易とすると共に運転コストを低減できるようにする。
【解決手段】クライオスタットの上側外面に極低温の冷凍機を搭載すると共に、該冷凍機のコールドヘッドを前記クライオスタットから冷却容器を貫通させて、該冷却容器の内面に露出させ、かつ、該コールドヘッドの露出面の下端に設けた複数の再凝縮フィンを前記収容室内の上部に突出させる一方、前記収容室内に充填する前記液体窒素は、前記超電導コイルを浸漬するが、前記再凝縮フィンの先端より低位置に液面を設定して、収容室内に上部空間を設け、前記冷却容器の収容室内で、液体窒素が蒸発して前記上部空間に溜まる窒素ガスを前記再凝縮フィンに接触させて液化させ、液体窒素と窒素ガスとを前記収容室内部でクローズドサイクルで循環している。 (もっと読む)


【課題】超電導コイル装置をコンパクトに構成でき、しかも超電導コイルを効率的に冷却して安定性を向上させる。
【解決手段】超電導コイル装置は、複数個の超電導コイル1をトロイダル状に等間隔に配列して構成された超電導コイル群2と、各超電導コイル1を冷却する冷凍機4を備えている。冷凍機4は、漏れ磁場の影響を受けない超電導コイル群2のトロイダル状の中心部となる空所に配設されている。この冷凍機4のコールドヘッド4aは、熱伝導率の高い接続部材5を介して超電導コイル1の両側面部および外周面部のうち、少なくとも一つの面部に配設された冷却板3に熱的に接続されており、各超電導コイル1に対して短距離で均一に伝導冷却する。 (もっと読む)


磁気共鳴撮像システム10は、全身直角位相コイル32によって誘起される共鳴信号を受信するための局部コイル40を含む。局部コイル40は、複数の受信コイル60, 74, 76, 78並びに受動B0及びB1磁場シム62, 82が取り付けられる誘電体成形具68を含む。受動シムは、局部領域において受動的に磁場を遮蔽及び強化する導電性の反磁性、常磁性、強磁性材料の複数の容量結合された素子64を含む。これらの素子の表面構成は、局部B1均一性を最適化するように調整され、これらの素子の質量は、局部B0磁場均一性を最適化するように構成される。
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強磁性体コア(50,72)と、導電性巻線(34,76)を流れる電流が強磁性体コアを磁化するように強磁性体コアの周囲に備えられた導電性巻線と、導電性巻線が強磁性体コアを磁化するときに、強磁性体コアにおける渦電流生成を抑制する渦電流キャンセル超伝導電流を支援するように備えられた超伝導フィルム(60,80,82)と、を有する電磁石について開示している。磁気共鳴スキャナの実施形態は、静止磁界を生成する主磁石(20)と、静止磁界に選択された磁界勾配を重畳する複数の前記電磁石(34,50,60)を有する磁界勾配システム(30)と、を有する。
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【課題】2T以上の超高磁場においても、磁束の拡散を抑えて、磁束を遠方まで維持可能とし、また、磁束を局部に集中可能とすることのできる新しい技術手段を提供する。
【解決手段】 少なくとも磁束発生源と、磁束発生源より発生される磁束が導入され誘導される内部空間を有する磁束誘導部材とを備え、磁束誘導部材は、超伝導体で構成されると共に、磁束の誘導方向に垂直な内部空間の断面積が前記磁束発生源から離れるに従って漸減する漸減部を有し、かつ、磁束の周りを周回する電流が生じない構成とされていて、磁束発生源により発生された磁束が磁束誘導部材に導入され、漸減部内を誘導されて、漸減部の内部空間断面積の最小部近傍で局所的に収束されることを特徴とする磁束集中化装置とする。 (もっと読む)


【課題】主磁場の変化すなわちドリフトを制御するためのシステム、方法及び装置を提供する。
【解決手段】磁気共鳴撮像(MRI)内の超伝導マグネットの常温ボアの温度を制御するための装置(300)は、常温ボアの表面上に位置決めされた複数の常温ボア熱センサ(320)と、常温ボアの表面上に位置決めされた複数のヒータ素子(324)と、を含む。ヒータ素子熱センサ(326)は複数のヒータ素子(324)の各々と結合されると共に対応するヒータ素子(324)の温度を監視するように構成される。複数の常温ボア熱センサ(320)及び複数のヒータ素子熱センサ(326)には制御器(322)を結合させている。制御器(322)は、複数のヒータ素子(324)の各々を制御して常温ボアの所定温度を維持するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】低うず電流超伝導マグネットアセンブリを提供する。
【解決手段】マグネットアセンブリ(52)は、複合材料から製作された内側円筒(90)、外側円筒(88)及び該内側と外側の円筒(90、88)を接続するための1対のテーパ付きフランジ(92、94)を含んだ真空容器(72)を含む。外側円筒(88)及びフランジ(92、94)は、磁束帰還経路に低うず電流を提供する幾つかの磁気セグメント(88a、92a)から構成される。セグメント(88a、92a)は互いに結合させかつ互いから電気的に絶縁させている。真空容器(72)の内部には、非導電性円筒構造(102)及び超伝導コイル(106)を含む超伝導マグネットコイルアセンブリ(86)を配置させている。熱伝導性のエンベロープを形成するように円筒構造(102)及びコイル(106)の周りに熱伝導性のケーブル(108)が巻き付けられている。 (もっと読む)


患者イメージングシステムは患者支持台、および円筒形磁石を含むMRIシステムを有する。磁石は、台上に患者を受け入れるための円筒形ボアを画定して、この台に長手方向の移動を可能とするレール上に担持された旋回リング上で縦軸を中心にして回転するように装着される。磁石は2部屋又は3部屋診察構成で構成され、保持ベイは磁石を収容する。診察患者は、磁石が回転するときに磁石ベイと共働する三つの部屋に入れられる。制御システムは、磁石が移動させられる、又は第二のイメージングシステムが磁石に近づけられるとき、シミングパラメータを自動で入力してシミングを調整するように、環境に対する磁石の異なる位置または条件を規定するデータを入力するために、かつそれぞれの組のシミングパラメータを規定して保存される各々の異なる条件データために備えられる。 (もっと読む)


【課題】渦電流による磁場不均一を低減し高精度な磁気共鳴スペクトル画像を得ることが可能な磁気共鳴イメージング装置を実現する。
【解決手段】非水抑圧計測(リファレンス計測)を実行することにより非水抑圧時のスペクトル情報を取得する(ステップ601)。ステップ601で得られたk空間の磁気共鳴信号)の時間変化特性(渦電流に起因)から、静磁場不均一の時間変化を算出する(ステップ602)。ステップ602で算出した「磁場不均一の時間変化」を打ち消すために必要な磁場調整量を算出する(ステップ603)。ステップ603で算出した「磁場調整量」に基づいた磁場調整を行いながら、水抑圧時の磁気共鳴信号を計測する(ステップ604)。最後にステップ604で得られた水抑圧時の磁気共鳴信号にフーリエ変換を施し、磁気共鳴スペクトル画像を算出する(ステップ605)。 (もっと読む)


本発明は円筒状管体における巻回の形成工程を含む、電流が通過した際にいわゆる強磁場を発生させるコイルの製造方法に関する。
前記巻回の形成工程は、前記コイル巻回の1周回毎に少なくとも1つの凸部を形成する工程、さらには隣接する1巻回上に前記凸部に対応する形状の少なくとも1つの凹部を形成する工程からなり、その配置の結果前記凸部は前記凹部に対してコイル軸線方向に突起し、電磁力がもたらす機械的応力及び熱的起源による機械的変形を吸収することを特徴とする。
また本発明は、導電体を素材とする管体をそなえ、該管体上に全螺旋状に設けられた切欠線に沿って切り出しされることにより巻回を形成し、電流が通過した際にいわゆる強磁場を発生させるコイルに関し、該コイルは巻回の1周回毎に少なくとも1つの凸部をそなえ、該凸部は隣接する1巻回上に形成された凹部に対してコイル軸線方向に突起することを特徴とする。
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【課題】 電磁的干渉によるノイズに影響されることなく超電導磁石の安全運転を行なう高磁場オープンMRI装置を提供する。
【解決手段】 静磁場発生磁石102は一対のクライオスタット117が連結管201で接続されて被検者の配設される空間118を挟んで上下に配置されており、それぞれ液体ヘリウムが満たされた中に超電導コイルが収納されている。クライオスタット117には磁場を減衰させる緊急減磁ユニット120や内部情報をモニターする計測ユニット121が付属しており、これらの信号ケーブルはフィルター回路122を介して静磁場発生磁石102の内部回路に接続されている。MRI装置の傾斜磁場や高周波磁場が駆動されても、それにより誘起される高周波の電流は、フィルター回路122により遮断され、クライオスタット117の外装ケースを通り接地点123に流れ、クライオスタットの内部回路に影響を与えることがない。 (もっと読む)


【課題】永久磁石の磁気エネルギーの利用効率が良いマグネットシステム、および、そのようなマグネットシステムを備えたMRI装置を実現する。
【解決手段】マグネットシステムは、互いに逆極性の磁極が間隔をあけて対向する平行な1対の板状の永久磁石を有するマグネットシステム(100)であって、前記1対の永久磁石(102)は、厚み方向と同じ方向に磁化された主体部分(310)と、厚み方向とは異なる方向に磁化された周縁部分を具備する。前記周縁部分は、前記1対の永久磁石が互いに対向する側の磁極の縁辺部分(330)および前記1対の永久磁石の側周部分(320)である。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、磁性蓄冷材の往復振動による振動磁場の磁場強度を、均一磁場空間において、小さくすることが可能な超電導磁石装置を提供する。
【解決手段】磁場強度が略均一な均一磁場空間7が形成されるように配置された複数の超電導コイル13と、磁性を持つ磁性蓄冷材9を往復振動させ、超電導コイル13を冷却する冷凍機3とを有する超電導磁石装置2であって、冷凍機3の磁性蓄冷材9の振動方向11が、鉛直より傾いている。 (もっと読む)


【課題】主コイルまたはシールドコイルにクエンチが発生しても超電導限流器に大電流が流れるのを抑制することができるアクティブシールド型の超電導電磁石装置を提供する。
【解決手段】第1主コイル1a及び第2主コイル1bと第1シールドコイル2a及び第2シールドコイル2bと第1超電導永久電流スイッチ5bとが直列に接続された主開閉回路と、超電導限流器4と第2超電導永久電流スイッチ5aとが直列に接続したバイパス回路6が、第1主コイル1aと第2主コイル1bの直列回路に対して、並列に接続されたサブ開閉回路と、第1主コイル1aと第1シールドコイル2aの少なくとも1つと第1クエンチ保護回路8aとが直列に接続された第1閉回路7aと、第2主コイル1bと第2シールドコイル2bの少なくとも1つと第2クエンチ保護回路8bとが直列に接続された第2閉回路7bとを有する。 (もっと読む)


【課題】測定機器周辺の保護のための放射線保護基準値をできるだけ良好に満たし、かつ測定機器への妨害的な環境影響を排除する。
【解決手段】陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置は、検査空間2からの陽電子消滅放射線を検出する放射線検出器4を備えた陽電子放出断層撮影装置3と、検査空間2内に静磁場を発生する静磁場磁石コイル6、検査空間2内に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル7および検査空間2内へ励起パルスを送信しかつ検査空間2からの磁気共鳴信号を受信する高周波アンテナ装置8を備えた磁気共鳴断層撮影装置5とを含み、放射線検出器4および傾斜磁場コイル7が同軸にてかつほぼ同じ軸方向高さにて検査空間2の周りに配置されている。車両ハウジング11の外側における静磁場および傾斜磁場ならびに消滅放射線を減弱させるための遮蔽要素15を有する遮蔽装置14が設けられている。 (もっと読む)


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