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Fターム[4C096AB32]の内容

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Fターム[4C096AB32]に分類される特許

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【課題】シミングの計算結果で2次成分のシミング補正値が供給可能な最大電流値を超える場合にも、2次成分を補正するシムコイルを活かして静磁場の均一性を向上させる。
【解決手段】本発明のMRI装置では、演算部は、撮像領域の磁場強度分布を均一化するための補正磁場の磁場強度分布を以下のようにして決定する。即ち、演算部は、補正磁場における少なくとも1成分の磁場強度を制限する可変パラメータを設定し、MRI装置の補正磁場発生部が発生できる最大磁場強度および計測磁場強度分布に応じて可変パラメータの値を変えることで、最大磁場強度を超えないように補正磁場の磁場強度分布を決定する。 (もっと読む)


【課題】単純な冷媒送達システムを有する冷却システムを提供する。
【解決手段】超伝導マグネット(78)を冷却するため、クライオスタットの冷却経路内にクライオスタット外部にある入力部分から気体を導入する。冷却経路内の熱交換器はクライオスタット外部にある冷凍機(86)によって冷却される。熱交換器からの低温気体または液体冷媒は接続チューブを通ってマグネット冷却チューブまで流れる。低温気体を高温気体に、又は液体冷媒をボイルオフ気体にすることによって超伝導マグネットからの熱が除去される。高温気体の再冷却またはボイルオフ気体の再凝縮を行い超伝導マグネットを超伝導温度までさらに冷却するために、高温気体またはボイルオフ気体を熱交換器に戻すように送達させる。超伝導マグネットを超伝導温度未満に維持するために閉ループとなった冷却経路を形成するように入力部分が閉じられる。 (もっと読む)


遮蔽され、電磁的に非対称であり、ストレスの低い磁石を用いて患者側の近傍に良好なサイズのイメージング領域を形成する磁気共鳴システムが提供されている。磁石は2層構造となっている。一次層では、磁石は、その2つの端部に少なくとも2つの最強コイル(端部側コイル)を有しており、これらの端部側コイルでは、同一方向に向けて電流が流れる。磁石は、端部側コイルの近くに、その端部側コイルとは反対の方向に向けて電流が流れる少なくとも1つのコイルを有するようになっていてもよい。磁石には、一次層の中央領域に複数(4〜7)の小さなサイズのコイル(大きな端部側コイルに比べ)が用いられており、これらのコイルはイメージング領域の中心に対して非対称に配置されている。磁石は、複数(1〜5)の遮蔽コイルによって保護されており、これらの遮蔽コイルには、電流が、一次層の端部側コイルの方向とは反対の方向に向けて流れている。従来のショートボア磁石と比較して、本発明の磁石は、イメージング領域が著しく拡大されたアクセス可能なイメージング領域を提供し、たとえば体の一部のイメージングまたは全身のイメージングに用いることができる。
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【課題】 超電導磁石の消磁や励磁回数を少なくして、超電導磁石のクエンチの防止および液体ヘリウムなどの寒剤の消費低減を図り、かつシミング調整工数の低減を可能にする。
【解決手段】 円筒状の超電導磁石3により、被検体が配置される円柱状ボア6に均一な静磁場を発生し、前記円柱状ボア6の内周軸方向に前記静磁場の均一度を調整する磁性体シムを収納したシムトレイによる磁場調整手段を備える。この磁場調整手段は、所要の磁性体シム量を収納した複数の第1シムトレイ1aと、この第1シムトレイ1aの磁性体シム量よりも少ない磁性体シム量を収納した複数の第2シムトレイ1bと、を備え、これらのシムトレイを前記円柱状ボア6の軸中心より、ほぼ同一径の位置に、前記超電導磁石3の周方向に任意の角度間隔に配置する。そして、前記第1のシムトレイ1aを取り付け、前記超電導磁石3を励磁して静磁場の粗調整を行い、この励磁状態を保ったままで、前記第2シムトレイ1bを取り付けて静磁場の微調整を行う。 (もっと読む)


【課題】MRI装置において高精度な磁場調整を支援する手法と装置を提供する。
【解決手段】計測した誤差磁場分布を特異値分解により得た固有モード成分に分解し、各モードに対応した鉄片配置を組み合わせてシムトレイ上に配置する。補正する固有モードは到達可能な磁場精度(均一度)と鉄片配置量の適切さで選択する。到達できる磁場精度(均一度)を把握しながら調整できるので、間違った調整も把握でき、また繰り返し調整する中で自動的に補正できる。実施例1及び実施例2による方法でまたこの方法を内蔵した装置による支援で、磁場調整を行うと確実に磁場調整が繰り返し作業の中で完了していく。その結果磁場精度の良い装置を提供できる。また到達可能均一度を調べることで、不良な磁石を早期に検知できる。開放型MRIである垂直磁場型の磁石装置及び水平磁場型MRIの磁石装置に適用できる。 (もっと読む)


【課題】 残留磁場の影響を受けやすい撮像シーケンスや磁石においても、残留磁場における不整磁場の変動に基づくアートファクトを低減して、良質な画像を得る。
【解決手段】 磁場の均一度を調整するシミングを、所定のシミングシーケンスを用いて行うシミング手段と、所定の撮像シーケンスを用いて、静磁場中に配置された被検体からのエコー信号の計測を制御する計測制御手段と、を備え、シミング手段は、撮像シーケンスの傾斜磁場波形の少なくとも一部を模した形状を有する傾斜磁場波形を、残留磁場低減パルスとして、シミングシーケンスに付加してシミングを行う。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、永久電流スイッチ加熱時の超電導コイルの温度上昇を抑制した伝導冷却型超電導マグネットを提供することである。
【解決手段】本発明の伝導冷却型超電導マグネットは、超電導コイルと、該超電導コイルに接続された永久電流スイッチと、前記超電導コイルと前記永久電流スイッチを冷却するための冷凍機と、前記超電導コイルと前記永久電流スイッチと前記冷凍機のコールドヘッドをつなぐ伝熱手段と、前記超電導コイルと前記永久電流スイッチと前記伝熱手段を格納するための真空容器から構成される、伝導冷却型超電導マグネットであって、低温を保持するための蓄冷材が、前記伝熱手段とつながっており、前記蓄冷材の前記伝熱手段との接続位置は、前記永久電流スイッチから前記超電導コイルまでの伝熱経路上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】撮像領域を狭めることなく磁性材保持板14の温度分布を均一にでき、小さな渦電流を発生させながら変動磁場を減衰できるMRI装置を提供する。
【解決手段】被検体の撮像領域に静磁場を発生させる磁石と、パルス電流を流し撮像領域に磁場強度が勾配した磁場を発生させるとともに不均一に発熱して低温領域とその低温領域より高温になる高温領域が生じる傾斜磁場コイルと、傾斜磁場コイルに沿って配置され複数の磁性材13を保持し静磁場の均一度を向上させる磁性材保持板14を備えたMRI装置において、磁性材保持板14は、スリット19を備えた良導体であって、高温領域に近接する高温近接領域29と低温領域に近接する低温近接領域37、38を有し、スリット19は、高温近接領域29と低温近接領域37、38の間を横切らないように設けられている。 (もっと読む)


【課題】MRI装置の被検体を配置する空間において、その空間内の静磁場均一度を広域に渡り且つ安価で測定する。
【解決手段】被検体を配置する空間に静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記空間における静磁場を均一に調整するための静磁場均一度調整手段と、MR信号を発生するファントムを備え、前記ファントムに電磁波を照射し、前記ファントムからMR信号を受信するRFプローブを前記空間内に固定する。RFプローブを固定する、複数の箇所に配置した固定治具を有するプレートを設置し、前記複数の固定治具の内、所望の固定治具にRFプローブを設置すると共に、前記所望の固定治具に設置したRFプローブによって前記空間の静磁場均一度を測定する。測定によって得られた静磁場均一度に基づいて、前記空間を挟んで対向するベース板に磁気片を配置し、前記空間の静磁場を均一に調整する。 (もっと読む)


【課題】強磁性体部材15、16の配置において製作誤差が生じても、静磁場均一度を高く維持可能な開放型電磁石装置2を提供する。
【解決手段】超電導主コイル7と超電導シールドコイル8を冷媒9aと共に内包して冷却する冷却容器9と、冷却容器9に支持される強磁性体部材15、16とを有する開放型電磁石装置2において、冷却容器9内に配置されそれぞれで囲まれる内側の領域の面積S1、S2が互いに略等しい第1超電導コイル23と第2超電導コイル24を、それぞれが作る磁場の向きが互いに逆となる様に直列接続した第1閉回路32を有し、第1超電導コイル23と第2超電導コイル24とは、超電導主コイル7の中心軸11方向から透視して、互いに重なっていない領域を有する。 (もっと読む)


【課題】少ない計測点M1〜M4で磁場空間の表面上を計測しても、磁場空間の高精度な均一度を取得できる磁場分布測定方法を提供する。
【解決手段】磁場空間に磁場を発生させる磁場発生源と、複数の磁性材を不均一に配置し磁場空間内の磁場の均一度を向上させる磁場均一度調整装置とを備えた磁石装置での磁場空間の磁場分布測定方法において、磁性材の磁場均一度調整装置に配置する位置を変えながら、磁性材が磁場空間の表面に作る磁場分布を取得し、磁場分布のピーク位置θに対する磁場分布の半値半幅dθの関数を設定し、磁場空間の表面上に配置し磁場を計測する複数の計測点M1〜M4の間隔dθa、dθb、dθcを、計測点M1〜M4を置いた位置に一致するピーク位置θから関数によって導かれる半値半幅dθ以下になるように、計測点M1〜M4の位置によって間隔dθa、dθb、dθcの大きさを変えている。 (もっと読む)


【課題】クエンチ発生時に保護回路を用いて超電導コイルを保護するとともに、保護回路の発熱による冷媒の消費を抑えることができる。
【解決手段】磁気共鳴イメージング装置が有する静磁場磁石10が、冷媒を収容する冷媒容器12内に配置された超電導コイル13と、超電導コイル13にクエンチが発生した際に超電導コイル13を保護する保護回路14とを有する。そして、保護回路14は、冷媒容器12外の常温環境に設置されている。また、電流リード15が、冷媒容器12に固定され、超電導コイル13と保護回路14とを接続する。そして、電流リード15は、クエンチが発生した際に、冷媒が気化することによって冷却されて超電導状態となる高温超電導体で形成されている。 (もっと読む)


【課題】磁気共鳴イメージング装置において、金属シムの動きを抑制することで、画像に生じるノイズを低減させる。
【解決手段】MRI装置100が、静磁場の均一度を調整する複数の板状の鉄シムと、複数の鉄シム71を積層させた状態で保持するシムトレイ61とを備える。そして、複数の鉄シム71が、それぞれ、所定の位置を所定の角度に折り曲げることで形成された折り曲げ突部を有し、一つの鉄シム71が有する折り曲げ突部が他の鉄シム71が有する折り曲げ突部の裏側に当接するように積層される。 (もっと読む)


本発明は、主磁場の生成のための少なくとも1つの永久磁石(2)、勾配磁場生成のための装置(3)および高周波の生成および受信のための少なくとも1つのコイル(4)を有する、測定領域としての頭部の画像撮影のためのMRTシステム(18)の磁場ユニット(1)に関する。磁場ユニット(1)は保持部(19)に固定され、これにより垂直方向に延びる軸を有する磁場ユニット(1)の長軸(A)が最大±45°の角度(α)を有し、また磁場ユニット(1)および患者(P)が相対的に互いに位置することができるため、磁場ユニットが患者(P)の頭部の周囲を移動することができる。 (もっと読む)


【課題】渦巻状の電気導体32の電気抵抗を増加させることなく、渦巻状の電気導体32における電流中心の偏りを矯正可能な磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】渦巻状の電気導体32の厚さが、電気導体32の幅方向で異なり、電気導体32の湾曲部11では、幅方向を曲率半径の半径方向として、半径方向の湾曲部11の外側は内側に比べて、電気導体32の厚さが厚くなっている。電気導体32は、厚さが略一定の定厚部材と、定厚部材の上に局所的に設置される追加部材とを有する。また、電気導体32は、厚さが略一定の定厚部材を有し、定厚部材には、略一定の厚さより薄い異厚部が局所的に設けられている。そして、電気導体32は、傾斜磁場コイルと、シムコイルと、高周波照射コイル、高周波受信コイルの内の、少なくともいずれか1つである。 (もっと読む)


【課題】主コイルがクエンチした場合に、外乱磁場補償コイルをできるだけ安全に保護し、不具合を生じにくくする。
【解決手段】
撮像空間内に静磁場を発生させるための主コイルと、外部から流入する変動磁場の影響を撮像空間において抑制する外乱磁場補償コイルとを備え、前記主コイルは少なくとも2つのダイオード回路に分割されており、前記外乱磁場補償コイルは前記主コイルの各ダイオード回路との相互インダクタンスが最小となるように少なくとも一つのマイナスターンのコイルを有している。 (もっと読む)


【課題】コイルを支持する巻枠及び支持部材の材料及び加工費を減少化させた超電導マグネットを得る。
【解決手段】磁場発生用主コイル2である第1のコイル群と、前記第1のコイル群と同軸に配置され前記第1のコイル群と逆方向の磁場を発生し、外部に漏洩する磁場を打ち消すシールドコイル3である第2のコイル群とを備える超電導マグネットにおいて、前記第2のコイル群の軸方向の配置は、前記第2のコイル群が前記第1のコイル群から受ける軸方向の電磁力と、前記第2のコイル群が発生する軸方向の電磁力とが均衡し相殺する位置である。 (もっと読む)


【課題】クライオスタット内への熱侵入量を低減することができる超電導電磁石装置の励磁方法と超電導電磁石装置を提案する。
【解決手段】複数の超電導シムコイルの中の少なくとも1つの特定の超電導シムコイルによる補正磁界を調整する場合に、励磁電源から超電導メインコイルに流れる励磁電流を変化させる状態で、特定の超電導シムコイルに接続された永久電流シムスイッチをオン状態とし、特定の超電導シムコイルに誘導電流を流し、この誘導電流に基づいて励磁電流を流す。 (もっと読む)


【課題】輸送時及び保管時の超電導コイルの温度上昇を抑制することができ、冷凍機停止時の超電導コイルの温度上昇をも抑制して冷媒再注液時の冷媒の消費量を低減する。
【解決手段】 真空容器15中に設けられ、冷却用の冷媒8を収容した冷媒容器2中に配設された超電導コイル7と、上記真空容器15を経て上記冷媒容器2の上部に設けられた冷凍機1と、上記冷凍機1の低温ステージ6と上記超電導コイル7とを熱短絡する伝導冷却部材30とを備えた構成とする。 (もっと読む)


【課題】クエンチの発生を抑えられ、かつ、MRI装置を軽量化可能な電磁石装置を提供する。
【解決手段】均一磁場領域4を挟んで対向する上下一対のコイル11と、引き合う上下一対のコイル11を互いに離して支持する第1支持部材16と、コイル11から離れ、均一磁場領域4を挟んで対向する上下一対の強磁性体部材15と、上下一対の強磁性体部材15の一方を床部から支持する第2支持部材17と、第1支持部材16から離れ、上下一対の強磁性体部材15の他方を、床部3a又は上下一対の強磁性体部材15の一方から支持する第3支持部材18とを有し、上下一対の強磁性体部材15の最外径はコイル11の最内径よりも大きい。 (もっと読む)


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