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Fターム[4D006NA46]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜の製造方法 (6,891) | 膜の複合化 (1,093) | コーティング (555)

Fターム[4D006NA46]に分類される特許

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【課題】帯状の支持体を一定方向に搬送しながら、支持体上に二酸化炭素分離膜を高い生産性で安定して製造する。
【解決手段】帯状の支持体12が送り出しローラ14により送り出され、支持体12が複数の裏面支持ローラ24に支持されて一定方向に搬送される。吸水性ポリマーと、二酸化炭素キャリアと、ゲル化剤と、水とを含み、かつ、溶液膜厚1mm以下において12℃で放置したときに120秒以内でゲル化し、液が重力により落下しないような性質を有する二酸化炭素分離膜形成用の塗布液が50℃以上で調製され、塗布装置16により塗布液が支持体12上に塗布される。支持体12は冷却ユニット18に搬送され、塗布膜が12℃以下で冷却されてゲル膜が得られる。さらに、支持体12が乾燥ユニット20に搬送され、支持体12上のゲル膜が温風器32の温風及びハロゲンヒータ34により乾燥されることで二酸化炭素分離膜が得られる。 (もっと読む)


【課題】液体ろ過用膜の製造において用いることができる、ポリアクリロニトリル(PAN)ベースの両親媒性グラフトコポリマーを提供する。
【解決手段】本発明は、ポリアクリロニトリル主鎖とポリエチレンオキシドを含む複数の親水性側鎖とを含む両親媒性グラフトコポリマーを含む液体ろ過用膜を提供し、該親水性側鎖が、鎖の一端に重合性アクリレート基を有し、かつ親水性反復単位としてエチレンオキシドを有する共重合化マクロモノマーによって提供され、該グラフトコポリマーが微小相分離しており、該親水性側鎖が主鎖のポリアクリロニトリルを含む疎水性ドメインと相互散在したナノメートル規模のドメイン内に凝集されており、そして、該両親媒性グラフトコポリマーが、対応するポリアクリロニトリルポリマーによって吸着されるタンパク質の約20%未満を吸着する。 (もっと読む)


【課題】使用する洗浄液の量を抑制した効率的な膜の洗浄方法によって、透水性、分離特性、低ファウリング性に優れた分離膜を提供する。
【解決手段】分離膜の形成後に、分離膜に蒸気および/または液体を5m/s以上の流束で接触させる分離膜の製造方法であって、蒸気および/または液体に接触した後の平均粒径0.083μmのポリスチレン微粒子の阻止率が80%以上である、分離膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
簡素なプロセスで、均質で高透水性能を有するポリフッ化ビニリデン系平膜を提供することを目的とする。
【解決手段】
ポリフッ化ビニリデン系樹脂からなる多孔質膜において、該多孔質膜の表面及び断面方向に平均孔径が0.01〜10μmの細孔を有し、純水透過係数が1×10−9/m・s・Pa以上である、スキン層を含まないポリフッ化ビニリデン系多孔質膜であって、ポリフッ化ビニリデン系樹脂を5〜35重量%含む溶液を、基材の片面に塗布した後、平均粒子径が1〜30μmの水滴が均一に分散している気相と接触させてポリフッ化ビニリデン系樹脂を半凝固させ、次いで、該樹脂溶液を塗布した基材を水中に浸漬して完全凝固させることにより製造する。 (もっと読む)


【課題】高温で乾燥させても複合半透膜の透水性や溶質除去率を損なわない品質低下の小さい複合半透膜および複合半透膜エレメントを提供する。
【解決手段】複合膜に、ポリグリセリン類、またはポリグリセリン類およびグリセリンを含有させる。 (もっと読む)


【課題】支持体の坪量を軽くして薄くしながら、接着面に膜を形成する状態で、幅方向の湾曲を抑制して、製造ラインにおける不具合を低減する。接着面に膜が形成された状態で、膜の収縮によって筒状にカールされるのを有効に防止して、製造ラインの次工程における不具合を解消する。
【解決手段】膜の支持体は、接着面12に膜2が付着される支持体であって、繊維を立体的に集合してなる複数の不織布シート1を積層すると共に、加熱加圧処理によって、不織布シート1の繊維を結合してシート状としている。支持体は、幅方向の引張強度(f1)に対する長さ方向の引張強度(f2)の比率(f2/f1)である引張強度の縦横比(k)が異なる複数の不織布シート1を積層しており、加熱加圧処理された状態において、膜2の接着面12を幅方向に、中央凸に湾曲させている。 (もっと読む)


【課題】不織布からなり、精密ろ過膜、限外ろ過膜、ナノろ過膜および逆浸透膜等の分離膜を支持する際の優れた製膜性および高い機械的強度を有し、さらには分離膜の性能向上に寄与する分離膜支持体とその製造方法を提供する。
【解決手段】その表面上に分離機能を有する膜を形成させる分離膜支持体であって、親水性を有する不織布からなることを特徴とする分離膜支持体。 (もっと読む)


本発明はポリフッ化ビニリデン複合補強型液体分離膜の製造方法を開示し、優れた力学的性能を有するだけでなく、高い遮断精度をも有し、使用において皮層が剥離し難い膜の製造方法を提供する。サーモトロピック分離法で作られたポリフッ化ビニリデン液体分離膜、又はポリプロピレン液体分離膜を基膜として、水、弱極性有機液体のいずれかを用いて浸漬させ、基膜の膜穴内に液体を充満させる。浸漬した基膜表面にポリフッ化ビニリデンの製膜液を塗布し、再び速やかに凝固浴中に浸入し十分に凝固させ、ポリフッ化ビニリデン複合補強型液体分離膜を得る。本発明の方法は、優れた力学的性能を有するサーモトロピック分離法で得られるポリフッ化ビニリデン液体分離膜、又はポリプロピレン液体分離膜を補強体として、十分に浸漬したことで、その外部にポリフッ化ビニリデンの製膜液を複合させ、得られる液体分離膜は、優れた力学的性能および高い遮断精度を有する。 (もっと読む)


【課題】
有機物やタンパク質、血小板付着などの付着が少なく、使用時の膜性能劣化の少ない、経時的な膜性能安定性に優れたポリスルホン系中空糸膜モジュールを提供する。
【解決手段】
内蔵されたポリスルホン系中空糸膜表面におけるX線電子分光法(ESCA)によるエステル基由来の炭素のピーク面積百分率が0.5(原子数%)以上、10(原子数%)以下であり、かつ前記膜表面に存在する前記疎水性ユニット量比が膜内部に存在する前記疎水性ユニット量比よりも30%以上大きく、さらに内蔵された中空糸膜が波高0.1〜0.5mm、波長5.0〜10.0mmのクリンプ構造を有することを特徴とする中空糸膜モジュール。 (もっと読む)


【課題】ノズル表面への結露・水滴付着を防止しつつ、膜形成性樹脂溶液の吐出温度、及び空走部の雰囲気露点を自由に設定でき、自由度の高い膜構造制御を可能とする中空状多孔質膜の製造装置を提供すること。
【解決手段】本発明の中空状多孔質膜の製造装置は、膜形成性樹脂溶液を賦型吐出する紡糸ノズル2と、紡糸ノズルから賦型吐出された膜形成性樹脂溶液が導入される第1の開口22と、水分を含んだ気体が導入される供給口26と、水分を含んだ気体と接触した膜形成性樹脂溶液が導出される第2の開口24とを備えた容器6と、凝固液14を収容し、気体と接触した膜形成性樹脂溶液が導入される凝固槽16と、紡糸ノズルと第1の開口との間に設けられ、第1の開口から流出した気体を吸引する気体吸引装置8を備えている。 (もっと読む)


【課題】分離性能が均一なシート状分離膜を高速で製造することができるシート状分離膜の製造方法を提供する。
【解決手段】多孔性基材上に微多孔性層を形成したシート状分離膜の製造方法において、ポリマーを溶媒に溶解した製膜溶液を多孔性基材上に塗布する製膜溶液塗布工程と、製膜溶液が塗布された多孔性基材に液膜落下方式により凝固液を塗布する凝固液塗布工程と、凝固した微多孔性層から溶媒を除去する溶媒除去工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】透水性、分離特性、低ファウリング性に優れたポリフッ化ビニリデン系樹脂多孔質膜を提供する。
【解決手段】多孔質基材に多孔質樹脂層が積層されてなる多孔質膜であって、該多孔質樹脂層がポリフッ化ビニリデン系樹脂と、ポリビニルピロリドン系樹脂と、重量平均分子量が1万以上20万以下のポリアクリル酸エステル系樹脂および/またはポリメタクリル酸エステル系樹脂とを有することを特徴とする多孔質膜。 (もっと読む)


【課題】上水や淡水を手軽に得ることができる濾過用フィルタの製造方法を提供する。
【解決手段】ポリマーAとポリマーBの混合物13を細孔11を有するセラミック基材12の細孔11に充填し、ポリマーAとポリマーBを共重合させて、母材となるポリマーB内にポリマーAから成る複数の微細なシリンダーが形成されたジブロックコポリマー14を調製し、該調製されたジブロックコポリマー14をポリマーAを溶解し且つポリマーBを溶解しない溶媒に浸漬し、ポリマーAを溶出させて母材15にシリンダーの径に相当する開孔径の微細孔16を形成する。 (もっと読む)


【課題】支持層の厚さを薄くする。
【解決手段】焼結後にセラミックスを成す粉体に、溶剤と、バインダーと、焼結過程で焼失する材料で形成されたビーズとを混入して支持層用のスラリーを生成し(S1)、ドクターブレード法により、該支持層用のスラリーで目的の厚さの平板状のスラリー層に成形して(S2)、未焼結支持層を形成する(S3)未焼結支持層形成工程(A)と、焼結後に酸素透過物を成す粉体に、溶剤を混入して透過層用のスラリーを生成し(S4)、溶剤が混入している透過層用のスラリーで目的の厚さのスラリー層を未焼結支持層上に形成して(S5)、未燒結支持層及び未燒結透過層とから成る未焼結透過体を形成する(S6)未焼結透過体形成工程(B)と、未焼結透過体を焼結する焼結工程(S8)と、焼結で得られた酸素透過層の表面を研磨する研磨工程(S9)とを実行する。 (もっと読む)


【課題】 大気空気の工業的利用の際に必要な、除湿、除二酸化炭素を効率的に行うためのゼオライト分離膜を利用した膜分離による大気空気の除湿・除二酸化炭素連続処理方法、および処理装置を提供する。
【解決手段】 膜分離を利用した大気空気の除湿・除二酸化炭素連続処理方法は、水(水蒸気)および二酸化炭素を含む大気空気を、除湿用分離膜3を具備する除湿ゾーン1に導入し、膜透過により空気中の水分を選択的に除去するとともに、膜の非透過側に、二酸化炭素を含む乾燥空気を形成する工程と、引き続き、二酸化炭素を含む乾燥空気を、多孔質基体上にゼオライト膜が形成された乾燥状態のゼオライト分離膜4を具備する除二酸化炭素ゾーン2に導入し、膜透過により空気中の二酸化炭素を選択的に除去するとともに、膜の非透過側に、水(水蒸気)および二酸化炭素が低減した乾燥浄化空気を形成する工程とよりなる。 (もっと読む)


【課題】アルカリ溶液に対する十分な耐性を有し、強度が強く、製造安定性、半透膜塗布適性に優れ、半透膜溶液の非塗布面への裏抜けがなく、半透膜と半透膜支持体との接着性に優れる半透膜支持体を提供する。
【解決手段】支持体の少なくとも一方の面に半透膜を設けて用いる半透膜支持体において、該支持体がポリプロピレンを芯成分、高密度ポリエチレンを鞘成分とする芯鞘型複合繊維を30質量%以上含有し、該芯鞘型複合繊維の示差走査熱量分析により得られるDSC曲線で低融点側の高密度ポリエチレンに由来する融解ピーク面積(A)と高融点側のポリプロピレンに由来する融解ピーク面積(B)の比(A/B)が1.00以上2.50以下であり、該芯鞘型複合繊維を含めたすべてのポリオレフィン系繊維の含有率が90質量%以上であり、通気度が1.0〜30.0cc/cm/secであることを特徴とする半透膜支持体。 (もっと読む)


【課題】半透膜塗布面の平滑性に優れ、半透膜溶液が非塗布面に裏抜けせず、半透膜と半透膜支持体との接着性、半透膜支持体と樹脂フレームとの接着性が良好であり、カールがなく、半透膜を設けた際にも皺や収縮がなく、作業性の良好な半透膜支持体を提供することが課題である。
【解決手段】合成繊維からなる主体繊維及びバインダー繊維を主成分として含み、かつ2層以上を積層した不織布で、一方の表面層が少なくともポリオレフィン繊維を1〜50質量%含有し、不織布の通気度が2.0〜80.0c/cm/secである半透膜支持体。ポリオレフィン繊維がポリプロピレン繊維であること、主体繊維がポリエステル繊維であること、表面層が、バインダー繊維として、芯部がポリステル繊維であり、かつ鞘部の融点が120〜160℃である芯鞘型複合繊維を1〜50質量%含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
下水再生の高度処理や海水淡水化などに用いられる逆浸透膜において、逆浸透膜表面に水中の溶解有機物が吸着して目詰まりを起こし、水の透過量を低下させ、逆浸透膜モジュールを交換する頻度が高いことが課題である。
【解決手段】
溶存有機物を効率よく除去するために、吸着表面積の大きなハニカム構造のセラミックフィルタを用い、セラミックスフィルタの連通孔を流路として用い、流路の一部を目封止して被処理水が隔壁を通過するようにし、かつ、隔壁にアミド基を含む高分子重合体のある逆浸透膜で処理する。被処理水は流路の隔壁を通過する際にろ過されるため清浄度が高くなり、逆浸透膜への有機物の付着を抑えることができる。また、流路がマイクロオーダと広いので目詰まりしにくい。 (もっと読む)


【課題】ゼオライト膜を用いて含水有機化合物から有機化合物を脱水濃縮するにおいて、有機化合物が有機酸である場合の脱水濃縮にも適用可能な、含水有機化合物の脱水濃縮方法、及びそれに用いる脱水濃縮装置を提供する。
【解決手段】無機多孔質支持体表面に分離膜としてのゼオライト膜を有する分離体が備えられた分離体モジュールに含水有機化合物を供給して該有機化合物を脱水濃縮するに当たり、2以上の異なる種類のゼオライト結晶を含む層を有し、前記2以上の異なる種類のゼオライト結晶のうち少なくとも2以上が、X線回折によるX線パターンにより検出され、且つ、水10重量%とイソプロピルアルコール90重量%の混合液を該混合液の液温75℃、大気圧条件下で浸透気化分離したとき、測定開始から45分後における透過流束Qが1kg/(m・時間)以上で、分離係数αが500以上であるゼオライト膜を用いる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、極めて繊維径が細く、かつ、親水性の高いセルロース系ナノファイバーを含んでなる流体透過性のある多孔質体を提供すること及び多孔質体を低コストで製造することである。
【解決手段】本発明に係る多孔質体は、多数の孔が連通した多孔質の支持体の孔内で、ナノファイバーが絡み合って網目状構造体を形成した多孔質体であって、前記ナノファイバーが、セルロース系ナノファイバーであり、かつ、数平均繊維径が1〜100nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


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