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Fターム[4D006PB14]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 被処理物 (13,421) | 被処理流体 (7,920) | 油−水系、有機液体−水系 (205)

Fターム[4D006PB14]に分類される特許

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【課題】本発明によれば、隣接する液体セル間において分子膜を隔てた液体の輸送を可能とし、その液体セルの体積を能動的に操作できる方法を提供しうる。
【解決手段】両親媒性分子を含有する、2つの液相または液相と気相が微細流路内部に交互に並んだ状態を作成し、該微細流路の壁面の片側あるいは両側に設けた分岐微小流路により2つの液相のうち一方、または液相と気相より気相、を導出して隣り合う残った液相同士を接触させて両親媒性分子からなる分子膜の並列構造を形成させる際に、2つの液相として有機相および水相を用い、または気相とともに用いる液相として有機相もしくは水相を用い、分子膜形成後に、微細流路内で分子膜を介して濃度の小さい水相もしくは有機相から濃度の大きい水相もしくは有機相へ、の液相輸送を生じさせ、水相もしくは有機相内物質の濃縮および希釈を行うことを特徴とする微細流路における液相輸送方法。 (もっと読む)


【課題】第1に含水溶剤の高脱水を低ランニングコストで実現し、第2に該脱水により生じた水相液を浄化する。
【解決手段】含水溶剤の蒸気を分離膜10の高圧側に供給するとともに、水と相分離するパージ用物質の蒸気を分離膜10の低圧側に供給して、分離膜10の高圧側に存在する水蒸気を選択的に分離膜10の低圧側に透過させ、分離膜10の低圧側に透過した透過蒸気および分離膜10の低圧側に供給されたパージ用物質蒸気の混合蒸気を凝縮し、この凝縮液を水相および油相に分離して、油相液をパージ用物質としてリサイクル使用するものとする。該分離処理により生じた水相液の蒸気を分離膜10の高圧側に供給する一方で、分離膜10の低圧側を減圧手段により減圧して、分離膜10の高圧側に存在する水蒸気を選択的に分離膜10の低圧側に透過させ、透過蒸気を凝縮することで浄化された水を得る。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高分離係数および高透過流束を有する分離膜、特に、パーベーパレーション法及びベーパーパーミエーション法により、共沸混合物から所望の成分を分離するのに好適な複合膜を高収率で製造する方法及び該複合膜を用いて共沸混合物から所望の成分を分離する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 有機高分子を結合剤として、表面にゼオライト微結晶を付与した多孔質支持体を、ゼオライトの原料を含む合成液に接触させ、水熱合成を施すことにより、多孔質支持体の内表面あるいは外表面の少なくとも一方の表面にゼオライト結晶膜を形成することを特徴とする複合膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】VOC(揮発性有機化合物)が含まれる被処理気体からVOCをリサイクル用に回収する回収装置であって、より高純度のVOCを回収でき、収率を一層高めることが出来るVOCの回収装置を提供する。
【解決手段】VOCの回収装置は、被処理気体中のVOCを吸着剤によって捕集する吸着装置(1)と、VOCが含まれる脱着ガスを凝縮する凝縮器(2)と、凝縮液を比重差でVOCを主成分とする被処理液と水に分離する分離槽(3)と、被処理液を分離膜によって更に水分が含まれる透過液と水分が除去された濃縮液とに分離する膜分離装置(6)とから主に構成され、膜分離装置(6)で分離された透過液を分離槽(3)に返流し、膜分離装置(6)で分離された濃縮液を回収する様に構成される。 (もっと読む)


【課 題】水とアルコールの液体混合物等の液体混合物よりアルコールを選択的に透過分離するための分離膜を提供すること。
【解決手段】通気性を有する織物、編物等の支持体上にゼオライトが固定されてなる分離膜であって、ゼオライトがアミノ基を含むシラン化合物とホウ素化合物との反応物と、金属アルコキシドの加水分解物からなるガラス質ゲルを含む皮膜剤によって上記支持体に固定されてなる分離膜。 (もっと読む)


【課題】蒸留処理の際の熱源として用いられるスチームの使用量を削減することができ、これによって省エネルギ化を十分に図ることのできる醗酵エタノールの精製処理方法およびそのシステムを提供する。
【解決手段】蒸留塔5による蒸留処理と分離膜10を用いた脱水処理との組み合わせによって醗酵エタノールから無水エタノールを精製するに際して、無水エタノール単位量当たりの蒸留塔5供給スチーム量が最小となるエタノール−水混合蒸気のエタノール濃度を目標エタノール濃度として定め、蒸留塔5で生成されるエタノール−水混合蒸気のエタノール濃度がその目標エタノール濃度となるように、還流手段(6,7)による凝縮液の還流量を還流量制御手段(21〜25)によって制御する。 (もっと読む)


本発明は、イオン液体中に溶解したセルロース又はセルロース誘導体を含む溶液を多孔性支持体層上にコーティングするプロセスによって作製された、セルロース又はセルロース誘導体を含むコーティング層と、ナノファイバーを含む多孔性支持体と、を有する膜を提供する。本発明は、水の流束を向上させ、油/水エマルジョンに対する除去率を高めるのに有用である。本発明は、本発明の膜を組み込んだ、UF、NF、RO、及びFOにおける流体分離システムも提供する。 (もっと読む)


【課題】分離効率および分離性能をさらに向上させることが可能である、分離膜モジュールを提供する。
【解決手段】モジュール本体11にアッパータンク22およびロアタンク24が設けられている。アッパータンク22に被分離流体入口31および分離流体出口32が設けられている。アッパータンク22およびロアタンク24に複数の垂直棒状膜分離部材12が渡されている。各膜分離部材12は、管状分離膜41と、分離膜41を間隔をおいて取り囲んでいる外管42とよりなる。分離膜41の上端開口は、アッパータンク22の外に開放され、その下端開口は、閉鎖されている。分離膜41および外管42間の間隙の上端は、アッパータンクに連通させられ、その下端は、ロアタンク24に連通させられている。アッパータンク22内に、被分離流体入口31および分離流体出口32を区画するように仕切28が設けられている。 (もっと読む)


【課題】動力源を必要とせず、水分を膜透過させる駆動力を高め、ひいては透過量(脱水処理量)を増大させ得る、含水有機化合物の脱水方法を提供する。
【解決手段】膜分離手段により含水有機化合物を脱水し、濃縮された有機化合物を取出す、含水有機化合物の脱水方法において、前記膜分離手段における膜を透過した水分を吸水性物質に吸収させ、吸水性物質による水分吸収を、濃度40〜64質量%、温度15〜50℃、循環比(膜透過量に対する吸水性物質供給量の比)50以上の条件で行うことを特徴とする、含水有機化合物の脱水方法。 (もっと読む)


特定の細孔充填剤を使用して多孔性担体上に多孔性無機コーティングを調製する方法、および多孔性無機コーティングによりコーティングされた多孔性担体。多孔性無機コーティングは、例えば液体−液体、液体−微粒子、気体−気体、または気体−微粒子分離用途に有用な膜として利用し得る。
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円筒形の多孔質セラミックモノリス内の複数の導管の内面にゼオライト膜を形成するための方法が提供される。導管はモノリスの端から端へとのび、かつ単一の環内に配置され、この方法は次のステップを含む。すなわち、ゼオライト開始剤を含む前処理液体(50)を導管内へ流すステップ;処理液体のキャリア液体成分の少なくとも一部を導管からモノリス本体の中へ、かつモノリス本体を通して外側へ流すステップ;キャリア液体成分がモノリスの中へ流れる際に、導管の多孔質内面にゼオライト結晶を堆積させるステップ。基体は、以下を含む方法によって、膜形成のために前処理されてもよい。すなわち、(a)ゼオライト粒子の水性懸濁液を作るステップと、(b)懸濁液を、(i)管状導管を通して、かつ(ii)管状導管の壁を通して外へと、交互に通過させ、管状導管の多孔質内面上にゼオライト粒子を堆積させるステップ。ここで多孔質基体は、例えば環状に配置されたチャンバ(62)内で処理され、懸濁液は、第一の共通マニホルド(58)から各配送管を介してチャンバへと供給され、第二の共通マニホルド(66)へ通じる回収管を介して回収される。第一のマニホルドと第二のマニホルド、および供給管と回収管は、各チャンバを行き来する分岐路が実質的に同じであるように構成される。前処理後、ゲル結晶化によってゼオライト粒子上にゼオライト膜を堆積もしくは結晶化することによって、膜形成がなされてもよい。各々が5から9mmの内径を持つ管状導管が内部に形成され、各導管の内面上にはゼオライト膜が形成されている、管状多孔質セラミックモノリスを含む膜構造もまた提供され、5本もしくはそれ以上の導管が単一の環内に配置される。本発明はまた、例えばエタノールもしくはブタノールから残留水を除去するため、あるいは、高純度の水を作り出すために、上記の膜構造を用いて、有機液体、塩、もしくは他の汚染物質から水を除去するための方法と、水を精製するための方法も提供する。
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【課題】多孔質支持体の表面の細孔内部までゼオライトが成長するのを抑制し、ひいては、ゼオライト膜の膜厚制御を容易にし得る、分離膜の製造方法を提供する。
【解決手段】 セラミック焼結材からなる多孔質支持体1と、同支持体1の表面に成膜されたゼオライト膜4からなる活性層とを備えた分離膜の製造方法において、多孔質支持体の孔3内部を予め液体で湿潤状態に保持しておいて、ゼオライト膜形成用のゼオライト結晶を含む懸濁液を用いた含浸によりゼオライト結晶2を多孔質支持体1に担持させ、水熱合成により多孔質支持体1の表面にゼオライト膜4を形成することを特徴とする、分離膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 膜性能の向上を図った脱水システム及び脱水方法を提供する。
【解決手段】 脱水装置本体1内に、液体を通すための上下に延びる一以上の流路を有す
る水分離膜の下部に液体入口を、上部に液体出口を有してなる水分離膜部10と、該水分
離膜部の外側面と、装置本体内壁とで規定されるシェル部11とを備え、該液体の出口付
近の該シェル部に加熱手段12が設けられ、該液体の入口付近の該シェル部に減圧手段1
3との接続口14が設けられ、該液体が該水分離膜を上昇するにつれて、該液体中の水分
が、該水分離膜を透過してシェル部に移動し、該液体が脱水される脱水装置1。 (もっと読む)


【解決課題】本発明は、装置内の汚染水、処理水等における有害物質の分解処理の進行状況を確認しながら十分に分解処理を行うことを可能とした有害有機物質油含有水の処理装置および処理方法を提供する。
【解決手段】ポリクロロビフェニル(PCB)油を含有する有害物質の汚染水を収容する汚染水タンク2と、この汚染水を供給するための供給配管3と、供給配管3から供給される汚染水を収容し、内部に設けた光触媒4により前記汚染水中に含まれる有害有機物質を分解処理する光触媒反応容器5と、光触媒4に紫外線を照射する紫外線ランプ6と、光触媒反応容器5内で分解処理された処理水を排出するための排出配管7と、排出配管から排出される処理水を回収する回収タンク8と、光触媒反応によるPCBの分解処理の進行状況を確認する濃度検出手段9と、からなる有害有機物質油含有水の処理装置1。 (もっと読む)


【課題】低い熱エネルギーコストで、廃液(レジスト、溶剤、及び水を含有する混合液体)から溶剤を精製する(リサイクルする)ことができる溶剤精製方法を提供する。
【解決手段】分離膜15aの一の面側に、レジスト、溶剤、及び水を含有する混合液体を、この混合液体が分離膜15aの一の面に接触するように供給し、分離膜15aの他の面側を減圧するとともに、分離膜15aを透過しないレジストを回収し、溶剤及び水を選択的に透過させて透過ガスを得る工程、及び透過ガス中の水を除去して脱水された溶剤を得る工程、を備える溶剤精製方法。 (もっと読む)


【課題】長期間に亘る運搬であっても運搬後の脱水を必要とせず。運搬後に直ちに使用できる流体の運搬方法を提供する。
【解決手段】運搬手段によって運搬中の運搬流体の一部を、水を透過する分離膜を備える脱水システムを用いて脱水し、得られた脱水物を該運搬流体に戻すことにより、該運搬流体中の含水量を一定の範囲に維持することを特徴とする流体の運搬方法を提供する。実施の一つの形態では、上記運搬流体が、液体であり、上記脱水システムが、該液体をその液体を沸騰させない範囲内の温度に加熱する加熱手段と、加熱された液体を脱水する膜分離装置とを備え、該膜分離装置が、該液体を下部から導入し上部から導出させる上下に延びる一次側室と、該一次側室に接して該液体中の水分をガスとして透過させる分離膜と、該分離膜を隔てて該一次側室とは反対に位置し該一次側室よりも減圧である二次側室とを備えるPV法装置である。 (もっと読む)


【課題】電気浸透流ポンプの性能を向上させる。
【解決手段】両面に電極が設けられた電気浸透材と、電気浸透材が収容される内空が形成されたホルダーと、ホルダーの両面から挟み込み、電気浸透材の両面の電極と導通する引き出し電極と、を有し、引き出し電極には、電気浸透材の外周と同じか外周の外側まで広がる開口が形成され、この開口53a,54aの周縁部に、内側に入り込み電気浸透材51と導通する電極接続部55A,56Aが設けられ、導電性接着剤により接着されている。 (もっと読む)


円筒形の多孔質セラミックモノリス内の複数の導管の内面にゼオライト膜を形成するための方法が提供される。導管はモノリスの端から端へとのび、この方法は次のステップを含む。すなわち、ゼオライト開始剤を含む前処理液体を導管内へ流すステップ;処理液体のキャリア液体成分の少なくとも一部を導管からモノリス本体の中へ、かつモノリス本体を通して外側へ流すステップ;キャリア液体成分がモノリスの中へ流れる際に、導管の多孔質内面にゼオライト結晶を堆積させるステップ。基体は、以下を含む方法によって、膜形成のために前処理されてもよい。すなわち、(a)ゼオライト粒子の水性懸濁液を作るステップと、(b)懸濁液を、(i)管状導管を通して、かつ(ii)管状導管の壁を通して外へと、交互に通過させ、管状導管の内面上にゼオライト粒子の層を堆積させるステップ。ここで多孔質基体は、例えば環状に配置されたチャンバ内で処理され、懸濁液は、第一の共通マニホルドから各配送管を介してチャンバへと供給され、第二の共通マニホルドへ通じる回収管を介して回収される。第一のマニホルドと第二のマニホルド、および供給管と回収管は、各チャンバを行き来する分岐路が実質的に同じであるように構成される。前処理後、ゲル結晶化によってゼオライト粒子上にゼオライト膜を堆積もしくは結晶化することによって、膜形成がなされてもよい。各々が(5)から(9)mmの内径を持つ管状導管が内部に形成されている、管状多孔質セラミックモノリスを含む膜構造もまた提供され、各導管の内面上にはゼオライト膜が形成され、4本の導管があり、かつモノリスが600 mmよりも長いか、あるいは5本以上の導管があるかのいずれかである。本発明はまた、例えばエタノールもしくはブタノールから残留水を除去するため、あるいは、高純度の水を作り出すために、上記の膜構造を用いて、有機液体からを水を除去するための方法と、水を精製するための方法も提供する。
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【課題】
中空糸膜を孔拡散型膜分離システムへ適用した膜分離システムを展供する。
【解決手段】
濃縮工程を孔拡散型中空糸膜分離装置の前に設け、該装置内に特定された平均孔径、空孔率、膜厚を持つ中空糸膜を採用し、間欠運転するか、あるいは一本の中空糸膜の中空部を流れる液体の速度i(mℓ/秒)が下記条件を満足する孔拡散型膜分離システム。
i<(π/128ηl)(10)、lは糸長、dは内径、ηは液体の粘度 (もっと読む)


例えば、無機膜のためのαアルミナ支持体を製造するための組成物が記載されている。結果として得られるαアルミナ無機膜支持体の所望の気孔率、細孔径分布および強度特徴を助長させる、アルミナと細孔形成剤の粒径および他のプロセス変量を制御する方法が記載されている。 (もっと読む)


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