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Fターム[4D012CA03]の内容

吸着による気体の分離 (9,689) | 使用目的 (1,782) | CO2の除去 (169)

Fターム[4D012CA03]に分類される特許

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【課題】含炭素燃料を原料として水素製造と二酸化炭素回収を同時に実施するに際しシステムコスト上昇を抑え効率を向上させる。
【解決手段】含炭素燃料から水素を製造するとともに二酸化炭素を回収する水素製造および二酸化炭素回収方法であって、含炭素燃料を改質して水素と二酸化炭素を含有する水素含有ガスを得る工程;圧力スウィング吸着装置を用いて水素含有ガスを第一の水素富化ガスとPSAオフガスとに分離するPSA工程;二酸化炭素分離膜を用いてPSAオフガスを二酸化炭素富化ガスと二酸化炭素分離膜オフガスとに分離する工程;および、水素分離膜を用いて二酸化炭素分離膜オフガスを第二の水素富化ガスと水素分離膜オフガスとに分離する水素膜分離工程を有する。この方法を実施するための装置。 (もっと読む)


【課題】前処理装置の吸着剤を再生するための再生エネルギーの削減を可能ならしめるようにした空気分離設備の前処理装置を提供する。
【解決手段】空気分離設備の前処理装置10を、空気圧縮機2で加圧された高温の原料空気を受入れ、受入れた原料空気から水分を除去して前段前処理空気とする前段前処理装置20と、この前段前処理装置20から前段前処理空気ライン26を介して前段前処理空気を受入れ、受入れた前段前処理空気から炭酸ガスを除去して前処理空気とする後段前処理装置40とから構成し、前記前段前処理装置20を、高温の原料空気により水分を除去する水分除去機能を発揮する状態と、第1プレクーラ30で冷却された吸着剤再生後の原料空気から水分を除去する水分除去機能を発揮する状態になるように開閉弁で切換操作される第1前段吸着塔21と、第2前段吸着塔22とから構成する。 (もっと読む)


【課題】取り扱い容易で、破損し難く、薄く軽量の二酸化炭素吸着要素を提供する。
【解決手段】二酸化炭素吸着要素1は、高分子材製のベースフィルム15の少なくとも一面が担体フィルム16により覆われる。担体フィルム16は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のフォイルの表層を酸化することで形成され、その表層が多孔質の酸化アルミニウム製担持層16aとされ、残部がアルミニウムまたはアルミニウム合金製支持層16bとされる。担持層16aの各孔16a′の内面に二酸化炭素吸着用アミン基17が付着される。 (もっと読む)


【課題】一定温度で、かつ周囲温度で作動する二酸化炭素除去システムを提供すること。
【解決手段】CO2除去システム10が、通常、第1の吸着床12、第2の吸着床14、流入路16、入口弁18、流出路20、出口弁22、二酸化炭素流路24、二酸化炭素弁26、負圧源28、および制御装置30を含む。第1の吸着床12と第2の吸着床14とは熱的に接続され、これらの床の間で熱が伝達される。一方の吸着床から引き出された熱をエネルギーとして利用し、他方の吸着床を再生する。CO2除去システム10を再生するのに必要なエネルギーの一部が吸着側の吸着床と脱離側の吸着床との間の熱伝達によってまかなわれるので、CO2除去システム10の再生に必要とされる総合的な所要電力が減少する。一実施例において、第1の吸着床12と第2の吸着床14とが熱的に接続されることにより、CO2除去システム10の性能が約30%向上する。 (もっと読む)


【課題】原料ガスからCOを効率的に回収できるようにする。
【解決手段】吸着塔2A(2B、2C)に原料ガスを導入して、原料ガスに含有されているCOを吸着剤3に吸着させる吸着工程と、吸着塔2A、2B、2Cに洗浄用ガスを導入して、吸着剤2A(2B、2C)からCO以外のガスを離脱させる洗浄工程と、吸着剤3からCOを離脱させて吸着塔2A(2B、2C)から導出する回収工程とを行う。その際、洗浄工程において吸着塔2A(2B、2C)から導出したオフガスを、オフガス貯留部42に貯留させるようにした。このオフガス貯留部42に貯留したオフガスを原料ガスに混合させることにより、吸着塔2A(2B、2C)に導入する原料ガスのCO濃度を調節するようにした。 (もっと読む)


本発明は、供給材料であって、主として水素を含有し、並びにより少ない割合の不純物であって、本質的には、二酸化炭素、一酸化炭素、メタンおよびより重質の炭化水素からなるものを含有する供給材料から非常に高い純度の水素を製造する方法に関する。水素吸着精製法は、PSA法等の供給材料圧より低い圧力における脱着工程を含み、脱着流を製造するためおよび、主として、加圧された二酸化炭素および高純度の水素を高収率で回収するために用いられ得る。この性能は、本発明の方法の連続的な工程を、新しい族の吸着剤であって、高い脱着圧力におけるその動的容量が従来の吸着剤の動的容量より高いものの使用と結び付けることによって達成される。
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【課題】温度変化に応じて潜熱の吸収及び放出を生じる相変化物質がマイクロカプセルに封入された蓄熱体と吸着材とを吸着塔に充填して備えたPSA装置において、マイクロカプセルからの相変化物質の漏出を防止して、吸着性能を長期間に亘って維持することができる技術を提供する。
【解決手段】温度変化に応じて潜熱の吸収及び放出を生じる相変化物質1がマイクロカプセル2に封入された蓄熱体4と吸着材とを吸着塔に充填して備え、前記吸着材の圧力増減に伴う特定成分に対する吸着量の変化を利用して原料ガスに含まれる前記特定成分を前記吸着材に吸着させて分離するPSA装置であって、前記マイクロカプセル2の表面が、樹脂からなる外層3により被覆処理されている。 (もっと読む)


酸素の供給源と、酸素を用いて炭素質燃料を燃焼させ、それにより主な成分としてCO、水、及び過剰酸素を含む燃焼ガスを作るための燃焼チャンバとを有する、炭素質燃料を燃焼させる発電所から出る燃焼ガスからCOを回収する方法及び装置。燃焼ガスの少なくとも一部分が約6MPa(60バール)を超える圧力まで圧縮され、COの第1の部分を凝縮して、液体CO流れ、並びに、酸素及び過剰のCOを含む高圧排気ガス流れを作ることによりCOの第1の部分を回収するために、圧縮された燃焼ガスが1次CO分離ユニット内で冷却され、液体CO流れが発電所から排出され、COの第2の部分を吸着物質に吸着させることによりCOの第2の部分を回収するために、高圧排気ガス流れが2次CO分離ユニットへ送られる。
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本発明は、複数の成分を含有するガス状混合物の吸着分離および/または精製のためのPSA法に関し、これは吸着剤粒子上でガス状混合物の少なくとも1種の成分を吸着するための吸着剤粒子の少なくとも1つの床をそれぞれ含む1つ以上の吸着体を用いることを含み、各吸着体は、吸着工程および脱着工程を伴う吸着/脱着サイクルを受けるところ、各吸着体において含まれる前記少なくとも1つの吸着剤床は、少なくとも1種の相変化物質(PCM)をさらに含み、前記PCM粒子は、複数のPCMマイクロカプセルの凝集体の形態にあり、前記凝集体は、吸着剤粒子と混合されて、上記吸着剤粒子と上記マイクロカプセル封入されたPCMを含む複合床を形成する。PCM凝集体の密度は、複合床において混合される少なくとも1種の吸着剤の密度とは異なる。複合床におけるPCM凝集体の密度と吸着剤粒子の密度の比(R密度)は:R密度≦5.5−(2.R直径)であり、式中、R密度はPCM凝集体の密度と吸着剤粒子の密度との比であり、R直径は、PCM凝集体の等価直径と、吸着剤粒子の等価直径の比であり、R密度≒1およびR直径≒1である。
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【課題】原ガス(炭化水素)からの有機珪素系不純物の吸着除去に用いて好適である吸着剤を用いたガス精製装置を提供することにある。
【解決手段】硫黄系不純物1a、有機珪素系不純物1b、および水分1cを含有する原ガス1を精製するガス精製装置10であって、不純物1a,1bをそれぞれ吸着する吸着剤12,13が配置された吸着塔11と、水分1cを吸着する吸着剤24が配置された吸着塔21とを有し、吸着剤12をシリカライトとし、吸着剤13をSBA−1、SBA−3、SBA−7、SBA−15のうちの何れかとし、吸着剤24をシリカゲルとした。 (もっと読む)


【課題】、炭化水素の吸着量、保持力が大きく、十分な耐熱性を有する炭化水素吸着材、および、ガス中に含有されている炭化水素を前記の吸着材によって吸着除去する炭化水素の吸着方法を提供する。
【解決手段】炭化水素吸着材は、炭素数7以上の直鎖パラフィン、炭素数7以上の直鎖オレフィン及び多環芳香族化合物の群から選ばれる炭化水素を室温で吸着させ、温度を上昇させて前記の炭化水素を脱着させた際、200℃以上における脱着量が全脱着量の40質量%以上である。また、炭化水素の吸着方法においては、上記の吸着材に気体を接触させることにより、当該気体中の炭素数7以上の直鎖パラフィン、炭素数7以上の直鎖オレフィン及び/又は多環芳香族化合物炭化水素を吸着する。 (もっと読む)


本発明は、ガス混合物をESVタイプのゼオライトと接触させ、該ガス混合物を形成するガスの少なくとも1種の選択的吸着を得る工程を含む、ガスの分離方法に関する。本発明は、吸着剤として好適な特別なゼオライト系組成物にも関する。 (もっと読む)


【課題】硫黄系不純物および水分を含有する原ガスを低コストで安定して精製することができるガス精製装置を提供することにある。
【解決手段】硫黄系不純物1a、および水分1cを含有する原ガス1を精製するガス精製装置10であって、不純物1aを吸着する吸着剤12が配置された吸着塔11と、水分1cを吸着する吸着剤24が配置された吸着塔21とを有し、吸着剤12をシリカライトとし、吸着剤24をシリカゲルとした。 (もっと読む)


【課題】 オフガスに水素ガスが含まれる場合であってもオフガスを原料炭酸ガスに混合させ、回収効率を向上させることができる液化炭酸ガス精製装置を提供する。
【解決手段】 H−PSA装置31を用いて液化器11から排出されるオフガス中の水素ガスを除去することでオフガス中の炭酸ガスを回収して原料炭酸ガスと混合する。オフガス中の炭酸ガスを回収するためには、H−PSA装置31の吸着槽における吸着時間を、水素の精製を目的とする場合に比べて意図的に長く設定する。 (もっと読む)


水素流から軽質炭化水素を除去するための圧力スイング吸着法であって、該方法は、高い吸着圧力で該水素流を金属有機骨格構造体材料上を通過させ、低下した炭化水素含量を有する流出物流を生成させる。その後、該方法は、該金属有機骨格構造体材料上の圧力を下げて、該材料から炭化水素を放出し、炭化水素を有する流を生成する。さらに、該方法は、金属有機骨格構造体材料を含む複数の吸着床を使用し、続いて床を通して圧力を循環して連続プロセスをつくりだす。
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【課題】簡単な構成で一酸化二窒素を確実に吸着除去することができ、既設の前処理装置にも容易に適用が可能な空気液化分離装置の前処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】原料空気中の水分、二酸化炭素を吸着除去する一対の第1吸着器11A,11Bの下流側に原料空気中の一酸化二窒素を吸着除去するための一つの第2吸着器12を設け、前記第1吸着器11A,11Bの吸着工程中に、前記第2吸着器12の再生工程と吸着工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】簡単かつ安価な構成であるにも拘わらず、水素ガスを適切に冷却する一方、再生ガスを有効に加熱して吸着部材の再生を効果的に行わせる。
【解決手段】水素ガスを圧縮する圧縮手段1と、圧縮された水素ガスが流入し、水素ガスから含有される不純ガスを吸着する吸着部材が収容されると共に、圧縮手段1によって圧縮された水素が供給される加熱部6が設けられる、少なくとも2つの除去手段5とを備える。圧縮手段1から吐出させる水素ガスを、少なくともいずれか1つの除去手段5の加熱部6に供給して放熱させた後、残る他の除去手段5に供給する加熱ラインL3を設ける。また、圧縮手段から加熱部6に水素ガスが供給される除去手段3に再生ガスを供給する再生ラインL2を設ける。そして、加熱ラインL3と再生ラインL2を切り替えるための切替手段を設ける。 (もっと読む)


【課題】 簡便な機能によって効率性が高く、酸素濃度の安定したCDAを供給できる圧縮空気製造方法および製造装置を提供すること。
【解決手段】 ゼオライト系の吸着剤を全部もしくは一部に充填した2塔以上の吸着塔を切換えて原料空気を精製するとともに、該吸着塔の内の少なくとも1塔の吸着塔に充填された吸着剤を再生ガスによって順次再生させる圧縮空気製造方法において、再生工程にある吸着塔(R)が精製工程へ移行するに際し、精製された空気によって前記吸着剤のパージを行う工程を有するとともに、パージ工程にある吸着塔(R)の内部圧力を、精製工程にある吸着塔(P)の内部圧力との差圧を規定値以内に制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】特別な入手ルートを必要としない安価な物質又は産業廃棄物となりうる物質を有効利用して、地球温暖化現象の原因物質の一つである二酸化炭素を効率良く吸着分離し、さらには、脱着させた二酸化炭素を不用意に系外に排出させてしまうことなく、最終的に効率よく二酸化炭素の排出量を削減することができる新規なシステムを提供する。
【解決手段】ボーキサイト粉末、バイヤー法おいて副生する沈殿物の乾燥粉末、または懸濁液を作製すると上澄液pHが7以上となる多孔質粉末から選ばれる少なくとも1種の無機粉末成分を主成分とする吸着剤を、ガス供給口及びガス排出口を有する円筒状または直方体状の吸着容器に充填し、二酸化炭素含有ガスをガス供給口に導入し、吸着容器内で前記吸着剤に二酸化炭素を選択的に吸着させ、ガス排出口から二酸化炭素濃度を減少させたガスを排出させることを特徴とする。 (もっと読む)


極低温蒸留によって空気を分離する一組の装置を調節する方法において、この組はN個の空気分離装置(1、2、3、4)を具備し、N>1であり、実質的に同一な組成を有しているガスがN個の装置から消費ユニット(5)へと送られ、各装置は、ガス混合物、特には空気を蒸留する複数の蒸留塔からなるシステム(1B、2B、3B、4B)と、少なくとも2つの吸着器が使用され、高サイクル圧での吸着相と減圧を伴う再生相とが互いの後に続き、吸着器の減圧で終了する同一のサイクルに位相のずれを有して従うタイプのガス混合物、特には空気を吸着するユニット(1A、2A、3A、4A)とを具備し、この方法は、1つのユニットの吸着器が並列に配置され、各装置は吸着サイクル時間を有し、或る装置を再加圧するステップが他の装置の再加圧の開始とは異なる時刻に始まるように精製ユニットの少なくとも幾つかの動作が調節されることを特徴とするステップを含む。 (もっと読む)


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