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Fターム[4D020DB05]の内容

吸収による気体分離 (12,080) | 制御、検知、数値限定の対象 (1,159) | 吸収剤供給量 (81)

Fターム[4D020DB05]に分類される特許

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【課題】効率良く安定して石灰石の反応性を向上させ、プラントの運転コストを低減させると共に排煙の浄化性能の向上を図ることができる排煙脱硫装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る排煙脱硫装置10は、排ガス17中のSOx、煤塵を除去する脱硫吸収塔11と、脱硫吸収塔11内に設けられるスプレーパイプ12と、脱硫吸収塔11内に石灰石を吸収剤とした吸収剤スラリーを含む吸収液21を供給する吸収液供給手段13と、スプレーパイプ12に設けられ、脱硫吸収塔11内に吸収液21を噴霧するノズル14と、脱硫吸収塔11内にアルカリ剤含有溶液44を供給するためのアルカリ剤供給手段15と、脱硫吸収塔11から排出される吸収液21を固液分離した後、得られるろ液55を排水58として排出するための排水排出管16とを有し、アルカリ剤含有溶液44の脱硫吸収塔11内への供給量が排水58の排出量に基づいて調整されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高石灰石濃度、低Cl濃度、低温度の吸収液を排ガスに噴霧して排ガスの脱硫を効率的に行い、海水を利用することで排ガス脱硫に必要な工業用水を低減すること。
【解決手段】排ガス1中に含まれる硫黄酸化物・酸性ガスを石灰石スラリ16を用いて除去するために、排ガス流れ方向に複数段配置されたスプレ部6と液溜部5とからなる吸収塔4と、石灰石25と水とで石灰石スラリ16を生成するスラリタンク24と、液溜部5の吸収液を複数段のスプレ部6にそれぞれ送給する複数の循環ポンプ28,29と、を備えた湿式石灰石−石膏法脱硫装置であって、石灰石スラリ16を生成する水として海水27を用い、スプレ部6の最上段に吸収液を送給する循環ポンプ28の吸い込み側に、海水27を用いた石灰石スラリ16を供給するようにすること。この構成によって、海水利用と排ガス脱硫の効率化を同時に達成できる。 (もっと読む)


【課題】吸収液の熱交換においてガス発生を抑制し、再生工程へ投入する吸収液を高い温度で安定的に供給可能な二酸化炭素の回収方法及び回収装置を提供する。
【解決手段】二酸化炭素の回収装置は、二酸化炭素を含有するガスを吸収液に接触させて吸収液に二酸化炭素を吸収させる吸収塔と、吸収塔で二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱して二酸化炭素を吸収液から放出させて吸収液を再生する再生塔と、吸収塔から再生塔へ供給される吸収液と再生塔から吸収塔へ還流される吸収液との間で熱交換する熱交換器と、吸収塔から再生塔へ供給される吸収液が加圧状態で熱交換器に供給されるように吸収液を加圧する加圧手段とを有する。吸収液は、150kPaG以上の加圧状態で熱交換され、熱交換工程から再生工程へ供給される吸収液温度と、再生工程から熱交換工程へ供給される吸収液温度との差が10℃未満に設定される。 (もっと読む)


【課題】wetタイプ(溶液使用)の窒素酸化物(NOx)の除去(deNOx)装置において、コンパクトな構成で実現する。
【解決手段】溶液とNOxガスとを剪断方式のマイクロバブル発生器のミキサー54で混合しdeNOx反応を行わせる。ミキサー54は、筒状に形成され、軸方向上流側のガイドベーン室541と、下流側のカッター室542と、カッター室542にNOxガスを注入するエゼクターパイプ543とを備える。前段のポンプから溶液が注入されると、ガイドベーン室541のカッター5411,5412で螺旋回転が与えられ、カッター室542のキノコ状の衝突体5421で注入されたNOxガスとともに超微細に砕かれて、マイクロバブルとなる。これによって、NOxガスの溶液内での滞留時間を長くし、また接触面積を多くすることで反応効率を高め、高いdeNOx機能をコンパクトに実現できる。 (もっと読む)


【課題】湿式排煙脱硫装置の吸収塔のスプレ部における水平断面方向での落下液量分布を均一化することにより、塔内壁部でのガス吹抜けを抑制し、高い脱硫性能で運転コストが安価な湿式排煙脱硫装置と方法を提供すること。
【解決手段】吸収塔において、排ガスの流れ方向に複数段設置したスプレ段の、最上段を除く少なくとも1段以上のスプレ段を対象に、塔内中央部に比べて塔内壁部近傍における単位断面積当りの吸収液の噴霧液量を多くすることにより、吸収液の落下液量分布を均一化して、塔内壁部近傍でのガス吹抜けを抑制する。噴霧液量を多くする手段として、スプレ段の吸収塔内壁部近傍に噴霧量の大きな大容量ノズルを設置し、中央部には小容量ノズルを設置する。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素の吸収液としてアミン化合物の水溶液を用いた二酸化炭素吸収装置からのアミン化合物の外部への放出を防止すること。
【解決手段】燃焼排ガスとアミン化合物の水溶液を向流接触させ、該排ガス中に含まれる二酸化炭素(CO2)を除去するCO2除去装置を用い、アミン化合物の水溶液と燃焼排ガスが向流接触する接触部の燃焼排ガス流れの後流側に、アミン化合物の水溶液の再生塔の還流水とCO2 が除去された脱CO2 排ガスが向流接触する洗浄部を一段または複数段設け、前記洗浄部の最後流側の段の洗浄水中の炭酸イオン濃度または/および前記洗浄部の最後流側の段のガス中に含まれるアミン化合物の濃度を測定し、前記最後流側の段の排ガスに同伴されるアミン成分の濃度が所定値以下になるように、最後流側の段の洗浄水の流量を調整する燃焼排ガスの脱炭酸装置の制御方法。 (もっと読む)


【課題】ガラス溶融炉から排出される排ガスからホウ素酸化物及び酸化硫黄を略完全に除去するとともに、排ガス処理に伴って回収したホウ素酸化物と石膏との比率を所望の範囲に制御することを可能にする排ガス処理装置、及び排ガス処理方法を提供する。
【解決手段】不純物を含有する排ガスが導入される第一処理塔1と、水噴霧手段3と、第一処理液の水素イオン濃度を計測する第一pHセンサ4と、第一処理ガスが導入される第二処理塔5と、アルカリ液噴霧手段6と、第二処理液の水素イオン濃度を計測する第二pHセンサ7と、第二処理液の少なくとも一部を第一処理塔に搬送して第一処理液と混合する送液手段8と、pHに基づいて、アルカリ液噴霧手段6、及び送液手段8の動作を制御する制御手段9と、不純物の一部を硫酸塩として回収する回収手段10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】化石燃料を燃焼する時、発生する亜硫酸ガスとアンモニアガスをオゾン酸化して硫安を安価に製造する排煙脱硫方法及びその装置。
【解決手段】 硫酸アンモニウムは化学式(NHSOから分かる様にNHのアンモニア2モルに対してHSO硫酸1モルが化合して得られるものである。亜硫酸を含んだ気体に約2倍のアンモニアガスを気気接触させ更にオゾン酸化を行なうと無色透明の結晶が析出する。この結晶が即ち硫酸アンモニウムで硫安と略称される。
気気接触には本人特許の球形サイクロン「第2420865号米4,908,049英0307821B1(欧州連合特許)仏0307821B1独P,3876910.7−08豪606207墨172006加1,332,048伯P18801778−8を改良したディンプル球形サイクロンを使用すると更に効果的である。」 (もっと読む)


【課題】CO回収装置の制御により各種市場価格に応じて発電設備の運転費用の低減化を図ること。
【解決手段】発電設備にて排出される排ガスと吸収液とを接触させて排ガス中のCOを除去する吸収塔と、COを吸収したリッチ溶液である前記吸収液を前記発電設備で発生する蒸気によって加熱しつつ前記吸収液からCOを放出させる再生塔とを備え、前記再生塔でCOを除去したリーン溶液である前記吸収液を前記吸収塔で再利用する発電設備用CO回収装置の運転制御システムであって、前記CO回収装置を含む前記発電設備の運転に応じて生じる収入価格から、前記CO回収装置を含む前記発電設備の運転に応じて生じる支出価格を差し引いた評価指数Eが最大となる態様で、前記吸収塔に送る排ガスの流量、前記吸収塔に送るリーン溶液の送液量、および前記再生塔に送るリッチ溶液の送液量を設定する管理装置を備える。 (もっと読む)


【課題】アミン化合物を含有する吸収液中の二酸化炭素濃度をインラインで連続的かつ自動的に測定可能な二酸化炭素濃度測定装置、二酸化炭素濃度測定方法、及び二酸化炭素回収システムを提供する。
【解決手段】実施形態の二酸化炭素回収システムは、二酸化炭素を含有するガスと、アミン化合物を含有する吸収液とを接触させて、二酸化炭素を吸収液に吸収させる吸収塔と、吸収塔から吸収液が供給され、吸収液から二酸化炭素を放出させる再生塔と、再生塔から吸収液が供給され、吸収液を加熱して再生塔に戻すリボイラーと、吸収液が試料セル内を流れることで生じるコリオリ力により、試料セルが振動することを利用して、吸収液中の二酸化炭素濃度を測定する1台以上の二酸化炭素濃度測定装置とを備える。 (もっと読む)


【課題】 高価な、又は特殊な反応剤を使用することなく、SO濃度が高い排ガスを乾式脱硫することができるようにした乾式脱硫方法及び装置を提供する。
【解決手段】 SO濃度が高く、塩素及び/又は塩素化合物をガス成分として含み、存在比Cl/SOが、モル比でCl/SO>0.8の排ガスを乾式脱硫するための乾式脱硫方法であって、第一段のバグフィルタ1に導入される上記排ガスに、Ca(カルシウム)系アルカリ剤を投入し、第一段の乾式脱硫を行うステップと、該第一段の乾式脱硫を行うステップを経て、第二段のバグフィルタ2に導入される排ガスに、Clの補給を行いつつ、Ca(カルシウム)系アルカリ剤を投入し、第二段の乾式脱硫を行うステップであって、上記第二段のバグフィルタ2への投入比Cl/SOが、モル比でCl/SO>0.5となるように調整するようにしたステップとを含むとした。 (もっと読む)


【課題】大気へのアミンの飛散を抑制し、かつ処理済みガスに同伴するアミンを効率良く回収・再利用するアミン回収システム及び二酸化炭素回収システムを提供する。
【解決手段】実施形態のアミン回収システムは、二酸化炭素含有ガスと、アミン含有吸収液とを接触させて、二酸化炭素を吸収液に吸収させる二酸化炭素回収部と、二酸化炭素回収部からの排出ガスを洗浄液で洗浄して同伴するアミンを回収する第1洗浄装置と、第1洗浄装置からの排出ガスを洗浄液で洗浄して同伴するアミンを回収する第2洗浄装置と、第2洗浄装置で使用された洗浄液中のアミン濃度を計測する第2計測器と、第2計測器にて規定値を上回るアミン濃度が検知された場合に、第2洗浄装置で使用された洗浄液を第1洗浄装置に送液する送液機構と、吸収液ミストを捕捉する吸収液デミスターと、洗浄液ミストを捕捉する洗浄液デミスターとを備える。 (もっと読む)


【課題】硫黄スケールの発生を効果的に抑え、メンテナンスを大幅に少なくすることができる湿式脱臭装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る湿式脱臭装置1は、硫黄系臭気成分を含む臭気ガスの流入口24と脱臭されたガスの流出口21とを有する脱臭塔2と、洗浄液5を貯留した貯留槽25と、脱臭塔の内部であって流入口および貯留槽の上方に脱臭用担体6を充填するための充填部23と、脱臭塔の内部であって流出口の下方かつ充填部の上方に洗浄液を充填部に噴射する噴射部22と、貯留槽と噴射部とを繋ぐ第1の管路3と、洗浄液を貯留槽から噴射部に送るためのポンプ4とを備え、洗浄液が噴射された脱臭用担体により臭気ガスを脱臭する湿式脱臭装置であって、さらに、洗浄液自体を酸化させることを目的とする酸化触媒7を備える。湿式脱臭装置1は、酸化触媒7で洗浄液5に含有する硫黄を水溶性の硫黄含有イオンにまで酸化させる。 (もっと読む)


【課題】排ガスの脱硫率の調整を容易に行うことができる海水排煙脱硫システムおよび発電システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る海水排煙脱硫システム10は、排ガス25と海水21aとを気液接触して排ガス25を洗浄する排煙脱硫吸収塔11と、排煙脱硫吸収塔11の後流側に設けられ、硫黄分を含んだ硫黄分吸収海水27を海水21bと希釈混合する希釈混合槽12と、海水21aを排煙脱硫吸収塔11に供給する海水供給ラインL12と、排煙脱硫吸収塔11の塔内と塔外との何れか一方または両方で海水供給ラインL12から分岐し、海水21aを希釈混合槽12に供給する余剰海水分岐配管L21、L22とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素の分離回収を安定的に行うシステムを提供する。
【解決手段】二酸化炭素を吸収液に吸収させ、吸収液から二酸化炭素を放出、回収するシステムにおいて、吸収液の温度と吸収液の超音波伝播速度あるいは電気伝導率の測定値により吸収液中の二酸化炭素溶存濃度を算出し、算出された二酸化炭素溶存濃度に基づいて、再生塔リボイラー109への投入熱量、吸収塔への二酸化炭素の供給流量、吸収液の循環液流量、及び吸収液を溜めるための吸収液緩衝タンク115の攪拌条件の少なくともいずれかを制御する。 (もっと読む)


【課題】吸収液の再生における熱効率を改善し、費用削減が可能な二酸化炭素の回収方法及び装置を提供する。
【解決手段】吸収塔において、二酸化炭素を含有するガスを吸収液に接触させて二酸化炭素を吸収させ、再生塔において、吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させて吸収液を再生する。再生塔で再生される吸収液を、減圧タンクにおいて再生塔より低圧に減圧して吸収液から水蒸気を発生させ、減圧タンクで発生する水蒸気を圧縮器によって再生塔と同等圧に加圧して再生塔へ供給する。 (もっと読む)


【課題】 液体が上方から噴霧されても、低圧側導圧管の内部が液体により閉塞されるのを防止できる配管構造を提供する。
【解決手段】 低圧側導圧管320は、タンク1の内部にて上方から噴霧されて落下する液体が内部に浸入するのを防止すべく、先端部320aがタンク1の内部に配置され且つ先端部320aに下方を向いた開口部320bが配設されて構成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】吸収液の濃度等を経時的に検知し、安定した二酸化炭素回収性能の発揮や、条件変動等への対応が可能な適用性の高い二酸化炭素の回収方法及び装置を提供する。
【解決手段】二酸化炭素を含有するガスGを吸収塔10において吸収液に接触させて吸収液に二酸化炭素を吸収させ、再生塔20において吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させて吸収液を再生する。全有機炭素計40を用いて吸収液の全有機炭素量を検知して吸収液の吸収剤濃度を決定し、制御部43は、これに基づいて吸収液の吸収剤濃度を調節する。又、循環速度や加熱の調節によって、吸収液の循環系としての二酸化炭素回収性能を制御する。 (もっと読む)


【課題】除害の副産物であるHFが水に溶けることによって、アノード電極が腐食され、電極の寿命が短くなることを防止したガス処理装置及びガス処理システムを提供する。
【解決手段】水供給管61より分岐された中性のH2Oは給水孔59a、給水孔59b、給水孔59cを通りアノード電極25内部に形成された中央通水溝57a、内側環状通水溝57b及び外側環状通水溝57cに対し供給される。中央通水溝57a、内側環状通水溝57b及び外側環状通水溝57cのそれぞれの容積を超えた分のH2Oがアノード電極25の上面より溢れ出る。このとき、内側貯留槽42に水没されているアノード電極25の上面には中性のH2Oのバリアが形成される。従って、アノード電極25の上面付近ではHFの濃度が薄まり、アノード電極25がHFに晒され難くなる。 (もっと読む)


【課題】吸収液の流量が変動した際に、吸収液の再生工程で必要となる熱エネルギーの増加を抑制する。
【解決手段】二酸化炭素分離回収システムは、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液に吸収させる吸収塔3と、吸収塔3からリッチ液4aが供給され、リッチ液4aから蒸気を含む二酸化炭素ガスを放出させるとともに吸収液を再生し、放出された二酸化炭素ガス及び蒸気を含む排出ガスを排出する再生塔5と、吸収塔3と再生塔5との間に設けられ、再生塔5から吸収塔3に供給される再生された吸収液(リーン液4b)を熱源として、吸収塔3から再生塔5に供給されるリッチ液4aを加熱する複数の再生熱交換器41、51、61と、を備える。 (もっと読む)


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