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Fターム[4D040AA13]の内容

Fターム[4D040AA13]に分類される特許

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【課題】高濃度の窒素を含む高窒素含有排水から、メタン発酵によりバイオガスを回収する排水処理のプロセスにおいて、メタン発酵の阻害要因となるアンモニアを系外に除去する工程を合理的に組み込んだ排水処理方法および装置を提供すること。
【解決手段】窒素を5000mg/L以上含む高窒素含有排水を、30℃〜50℃の温度において嫌気性発酵処理する嫌気性発酵工程を行い、嫌気性発酵工程により生成した排水中のアンモニアを減圧除去する減圧工程を行い減圧工程によりアンモニア含有量の低下した排水を、メタン発酵するメタン発酵工程を行い、メタン発酵によりメタンガスを得る。 (もっと読む)


【課題】 低濃度の有機物含有廃水を効率的に処理することが可能な嫌気性処理装置及び嫌気性処理方法を提供する。
【解決手段】 嫌気性微生物のグラニュールが備えられてなる槽を有し、該槽内において前記嫌気性微生物により有機物含有廃水が嫌気性処理されるように構成されてなる嫌気性処理装置であって、前記有機物含有廃水の生物化学的酸素要求量が1200mg/L以下であり、前記槽内の底部に配置された攪拌翼を有する攪拌手段が設けられ、該攪拌手段は、前記攪拌翼の末端から径方向外側に10cm離れた位置での流速が0.3m/秒を超え0.8m/秒以下となるように前記槽内を攪拌するものであることを特徴とする嫌気性処理装置。 (もっと読む)


【課題】 生物的処理において発生するメタンガスを有効活用することにより、エネルギー消費の更なる削減を図ることが可能な汚水処理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる汚水処理システム100の構成は、汚水に含まれる有機物を分解して有機酸を生成する酸生成反応槽106と、酸生成反応槽における処理後の汚水の温度を調整する温度調整槽108と、温度を調整された汚水に含まれる有機酸を分解してメタンガスを生成するメタン生成反応槽110と、メタンガスを燃焼させて蒸気を生成するボイラ140と、メタン生成反応槽における処理よりも後の汚水と冷媒との熱交換を行うヒートポンプ120と、を備え、温度調整槽における温度調整では、ボイラにおいて生成された蒸気を注入することによる加熱と、ヒートポンプにおける冷媒との熱交換による加熱または冷却とを利用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 嫌気性処理環境において、メタン生成菌によるメタン生成処理の活性を低下させることなく排水処理を行うことが可能な排水処理装置および排水処理方法を提供する。
【解決手段】 硫酸還元菌が投入され、処理対象の排水を取り込んで硫酸還元菌により排水中の硫酸イオンを還元することで有機物を分解するとともに硫化水素を生成する嫌気処理を行う硫酸還元反応槽2と、メタン生成菌が投入され、硫酸還元反応槽2で処理された排水を取り込んで、硫酸還元反応槽2で分解されなかった排水中の有機物をメタン生成菌により分解する嫌気処理を行うメタン発酵槽3と、硫黄酸化菌が投入され、硫酸還元反応槽で生成された硫化水素を取り込んで硫黄酸化菌により脱硫処理を行うことで硫酸を生成し、生成した硫酸を硫酸イオンの還元に利用させるために硫酸還元反応槽に送水する生物脱硫処理槽4とを有する。 (もっと読む)


【課題】 石油系や石炭系等の化石燃料を湿式洗浄した時に排出される排水を、コストをかけることなく確実且つ効率的に処理する方法を提供する。
【解決手段】 セレン類、フッ素類、及びホウ素類の化合物を少なくとも含む排水の処理方法であって、排水に対して酸やアルカリを添加してpH3以上7以下に調整するpH調整工程101と、pH調整工程101と同時若しくはその下流で排水にアルミニウム化合物を添加するアルミニウム添加工程102と、排水に酸素を含むガスを導入しつつ鉄材を接触させることによって排水中に鉄を溶出させる鉄溶出工程103と、鉄溶出工程103におけるpHよりも高く且つpH6以上9以下となるように鉄溶出工程103で処理された排水にカルシウム含有アルカリ剤を添加して固形分を凝集させる鉄材凝集工程104と、得られた固形分を排水から分離する固液分離工程105とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の主な目的は、ポリ乳酸を効率的に分解することにより、ポリ乳酸に対してメタン発酵等の生物学的処理による分解を受け易くすることができる、ポリ乳酸の分解方法を提供することである。
【解決手段】アミン化合物の塩を含む処理液に、ポリ乳酸を含む有機物を含浸させて処理する工程を含む、ポリ乳酸の分解方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、パルプ系排水の嫌気性処理において、浮上分離等の前処理を目的とした設備を必要とせずに、安定した処理が可能となる排水処理方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、パルプ系排水にケイ酸マグネシウム化合物を添加して嫌気性処理することによって排水中に含まれる油分(樹脂分)が与える発酵阻害を緩和し、安定した嫌気性処理が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 アナモックス菌のグラニュールを利用してアナモックス反応を行うにあたり、槽外への流出防止と槽内濃度の維持管理を容易に行う微生物担体並びに生物脱窒装置を提供する。
【解決手段】 表面に多数の通孔22を保持し、且つグラニュール23径より小さい通孔22の収容具21にグラニュール23を収容した微生物担体20を生物反応室8に複数投入し、上向流により原水を生物反応室8に供給して、アナモックス反応により脱窒処理を行う。窒素ガスのみが収容具21の通孔22から排出され、グラニュール23が槽外へ流出することがない。担体単位での取出し、補充ができるので、槽内の微生物濃度を維持管理し易い。 (もっと読む)


【課題】濾過能力の一層の向上をはかり、濾過装置の一層の小型化を可能にする。
【解決手段】 濾材を装填した濾過ケース1に、直立状の吐出パイプ62と吸水口21,32,33及び気泡発生手段26が設けられ、気泡発生手段にて発生させた気泡の上昇に伴って吐出パイプ62内に生じる上昇水流により、前記吸水口から水を吸入し、前記濾材4,5中を通過させたのち吐出パイプ62から上方へ吐出する水槽用濾過装置において、前記濾過ケース内に上下積み重ね状に第1濾材4と第2濾材5とを配置し、第2濾材5は、多孔質ブロック内に1ないし複数個の内部空間41を有して、該内部空間に粒状活性炭52が充填されたものとする一方、前記第1濾材4は、上記第2濾材5の活性炭が充填された内部空間41に対応する位置に、上下方向に貫通する1ないし複数個の導水用透孔41を形成したものとする。 (もっと読む)


【課題】低コストの設備によりエネルギーコストの節減が可能で、特に固形物などのスケーリングの原因となる成分が混入する系での長期安定運転が可能なアンモニア除去装置およびこれを用いた有機性廃棄物の処理装置ならび処理方法を提供する。
【解決手段】アンモニア性窒素を含む有機性廃棄物を水蒸気に接触させ、有機性廃棄物からアンモニア性窒素を分離して処理液を得る蒸留塔と、蒸留塔に供給される直前の有機性廃棄物と、蒸留塔の底部から排出された処理液とを熱交換する第1熱交換器と、蒸留塔の上部から排出されたアンモニア性窒素を含む水蒸気と、外部から導入された系外水とを熱交換して系外水を系内蒸気とする第2熱交換器と、蒸留塔へ凝縮液を還流するドラムと、系外蒸気が前記蒸留塔の底部へ導入される前に、系内蒸気を系外蒸気に吸引して混合するスチームエゼクタとを備えた。 (もっと読む)


【課題】供給系配管が閉塞するのを防ぎつつ、フィルターのメインテナンス性を大幅に改善できて長期間安定に運転できるメタン発酵処理装置を提供する。
【解決手段】第1発酵槽30及び第2発酵槽40、第1発酵槽30の処理液を第2発酵槽40へ供給するための供給系配管60、第2発酵槽40の処理液を第1発酵槽へ返送するための返送系配管70等から構成され、供給系配管60に第1発酵槽から第2発酵槽へ供給される処理液をろ過するフィルター80を設け、このフィルター80が返送系配管70により第2発酵槽から第1発酵槽に向けて返送される処理液により逆洗される構成とした。 (もっと読む)


【課題】被処理液に含まれる異物の効率的な除去が可能であり、保守管理の負担を十分に低減できる廃棄物処理装置を提供すること。
【解決手段】本発明の廃棄物処理装置20は、有機物及び除去すべき異物を含有する被処理液から異物を分離する分離槽5を備えるものであり、被処理液を貯留する貯留槽4と、貯留槽4内の被処理液を分離槽5に移送するための移送ラインL4と、分離槽5からの第1の分離液を生物処理する生物処理槽(メタン発酵槽)6と、生物処理槽6からの汚泥の一部を分離槽5に返送するための返送ラインL10と、を備える。貯留槽4内の被処理液は、貯留槽4及び分離槽5の液位の高低差から生じる圧力によって移送ラインL4を通じて分離槽5に移送される。 (もっと読む)


【課題】
従来廃棄されていた固液分離装置にて分離された難分解性固形物に対し、再度嫌気性消化を行って有機性廃棄物の分解効率を向上させる。
【解決手段】
有機性廃棄物を嫌気性消化槽2にて嫌気性消化し,嫌気性消化槽2からの流出液を固液分離装置3にて固液分離し、前記固液分離装置3にて分離された難分解性固形物13を前記嫌気性消化槽2や乾式嫌気性消化槽5に送出して再分解を行う。
また、前記固液分離された難分解性固形物13に対し乾式嫌気性消化を行うとき、事前に嫌気性消化を行うことでVFAの発生を防止して分解効率を向上させる。 (もっと読む)


【課題】有機性廃棄物の水熱処理で得られる廃液を有効活用することができ、併せて、希釈水の使用排除による資源節約、下水処理場の負荷軽減を実現することができる有機性廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】おからや古紙などの有機性廃棄物1,2を水熱処理することにより固体炭化物含有の固液混合処理物4を得、該固液混合処理物4をタール分捕獲機能付きろ過部5に通してタール分を含まない液体部分6を取り出し、得られた液体6を用いてメタン発酵を行う。ろ過部5はセルロース製膜をタール分捕獲手段として備えているのがよく、タール分の捕獲に使用した使用済みセルロース製膜は有機性廃棄物とともに水熱処理するとよい。 (もっと読む)


【課題】ANAMMOX微生物による脱窒処理水中に残留する硝酸性窒素や亜硝酸性窒素を更に高度に除去して、高水質の処理水を得る。
【解決手段】窒素含有排水を、アンモニア性窒素を電子供与体、亜硝酸性窒素を電子受容体とする独立栄養性脱窒微生物であるANAMMOX微生物の作用により脱窒処理した後、水素ガスを電子供与体、亜硝酸性窒素および/または硝酸性窒素を電子受容体とする独立栄養性脱窒微生物の作用により、ANAMMOX反応で副生する硝酸性窒素を脱窒処理し、この処理水をANAMMOX微生物による脱窒処理工程に循環させる。得られる処理水のpHが8.8〜9.4になるようにpH調整することにより、脱窒効率を高める。 (もっと読む)


水を処理するために一連に配置された各チャンバを画定する複数の連結したタンク部(12、13、14)を有するモジュラ型タンク(10)を含み、各タンク部が対向する側壁(15、16および18、19)を有し、隣接するタンク部の隣接する側壁は、堰を形成するそれらの共通する上端(17、20)で連結され、各チャンバ内での処理のために、ユニット(10)内で処理された水が1つのタンク部から隣接するタンク部へこの堰の上を流れることができるモジュラ型水処理ユニット(10)。前記モジュラ型水処理ユニット(10)は、処理される水体上に浮揚するために、浮揚性支持体と連結されていてよい。 (もっと読む)


【課題】高濃度有機性廃液の処理装置及び処理方法に関し、可溶化槽に流入する有機性可溶化物が可能な限り少量となり、嫌気性消化処理を行った場合に消化処理槽でのメタン生成量やエネルギー発生量を高めることのできる高濃度有機性廃液の処理装置及び処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】有機性固形物含有廃液を沈殿分離するための沈殿槽、該沈殿槽で沈殿した有機性固形物を含む沈殿固形物含有液Aをさらに固液分離するための機械的分離手段、該機械的分離手段で得られる有機性可溶化物含量の少ない有機性固形物濃縮液を高温条件で好熱菌により可溶化処理するための可溶化槽、及び前記沈殿槽で得られる有機性固形物の少ない上澄液及び/または前記機械的分離手段により得られる有機性可溶化物溶液を消化処理するための消化処理装置を含み、前記可溶化槽で得られる可溶化処理液が該消化処理装置に導入されるように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
澱粉製造排水を処理して、臭気の問題がなく、しかも、そうか病原性放線菌による病害の心配のない液肥を製造する。
【解決手段】
澱粉製造排水を加熱して滅菌するとともに溶解性の蛋白質を変性して析出させ、固液分離により固形分を分離し、分離液を嫌気性微生物処理し、液肥を製造する。加熱滅菌しているため、そうか病原性放線菌による病害の心配がなく、また、蛋白質を除去しているため、臭気の問題がなく、澱粉製造排水の有効利用ができる。 (もっと読む)


【課題】 従来のメタン発酵法よりも、多量のガスが発生させることができるメタン生成法及び装置を提供すること。
【解決手段】 油脂とタンパク質を含む有機性廃棄物を嫌気的条件下で酸発酵処理した後、メタン発酵処理することを含む、メタン生成法。酸発酵処理槽と、メタン発酵処理槽とを備える、メタン生成装置。 (もっと読む)


【課題】排水中の窒素酸化物イオンの含有量を低減できる浄化装置および浄化方法を提供すること。
【解決手段】汚染ガス及び水を透過させることにより汚染ガス中に含まれる二酸化窒素を前記水にイオンの形で吸収させるとともに、浮遊粒子状物質をろ過作用により除去する浄化層10と、浄化層10を透過してイオンの形で二酸化窒素を吸収した透過水を受け入れて嫌気状態で浄化することによりイオンの形で吸収した二酸化窒素を窒素ガスに変換する嫌気層11とを含む浄化装置である。この浄化層10は、内部に充填される充填担体を支持するが通気性及び透水性を有する透水性支持部材15を底部に有し、側部16を不透水性の材質により形成した浄化透水槽17内に配設されている。ここで、第1の発明においては、この浄化層10を透過する透過水の一部を浄化層10に循環させる循環装置18を備えている。また、第2の発明においては、嫌気層11は、側部22及び底部23を不透水性の材質により形成した微生物分解槽24内に配設されている。 (もっと読む)


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