説明

Fターム[4D040BB05]の内容

Fターム[4D040BB05]に分類される特許

121 - 140 / 203


【課題】
下水のMBRにおいて、エネルギを有効に利用して膜面洗浄を効果的に実施するとともに、窒素やリンを除去する高度処理を良好に機能させる汚水処理装置及び方法を提供する。
【解決手段】
好気槽34の後段に、底部が好気槽34と連通し、下方に散気手段4dを設け、散気手段4dの上方に流入した好気槽34の混合液をろ過分離するろ過膜10を浸漬した膜分離槽35、及び一部が膜分離槽35と連通し、膜分離後の好気槽混合液が流入する滞留槽36を設け、滞留槽36の混合液を嫌気槽32に循環するようにし、膜分離槽35及び滞留槽36は上部を大気開放として、膜分離槽35及び滞留槽36の水面位置が、好気槽の水面位置を保持するように、循環液に連動して膜分離槽及び滞留槽に好気槽混合液が自然に流入し、補充されるように構成した。 (もっと読む)


物理的、化学的および生物学的方法を利用する、スラッジを排出しない汚水の高度処理方法および装置が開示される。強力な吸着能力と、有機物分解および酸化能力と、沈殿能力とを有する適切な汚水処理剤が、処理される汚水の汚水量および汚染物質特性に基づいて選択される。汚水は統合的な機能槽を通して処理され、この機能槽は、バースクリーンを備える主浄化器(1)と、中和による主沈殿槽(2)と、曝気槽(3)と、好気性生物学的プロセス槽(4)と、嫌気性スラッジ戻流槽(5)と、スラッジ浄水分離槽(6)と、分離槽(7)と、放流槽(8)とを備えている。汚水は、物理的な濾過、PH値の調節、曝気、生物学的処理、沈殿および濾過され、これにより、有機汚染物質を微生物に転化するとともに、有機汚染物質を酸化および分解させて、CO、HO、NHおよび内部の循環処理のための少量の余剰スラッジに変わる。処理された水は排水基準を満たす。 (もっと読む)


【課題】膜分離活性汚泥法によって効率的に有機性排水の脱リン処理を行うことができる方法を提供する。
【解決手段】生物処理槽4で生物脱リン処理を行い、分離膜5によりろ過して膜ろ過水を処理水として取り出す。請求項1の発明では、分離膜5で濃縮された汚泥を生物処理槽4へ返送する汚泥返送ライン8から汚泥の一部を取り出してリン回収装置10内に取り入れ、リン吐出、汚泥とリン含有水との固液分離工程、リン含有水中からリンのリン回収を行う。請求項2の発明では、嫌気槽1から槽内水の一部を取り出してリン回収装置に取り入れて、汚泥とリン含有水との固液分離工程、リン含有水中からリンのリン回収工程とを行わせる。 (もっと読む)


【課題】第1浄化槽と第2浄化槽を有する水槽浄化装置において、各浄化槽に最適な流量の水槽排水を分流し、効率的で安定した浄化処理を行えるようにした水槽浄化装置及び水槽浄化処理システムを提供することである。
【解決手段】第1浄化槽31と第2浄化槽32を有する水槽浄化装置において、前記第1浄化槽31と第2浄化槽31の上流側に、水槽排水を前記各浄化槽に所定割合の流出量で分流する水槽排水分流容器35を設けた。水槽排水分流容器には複数の区画室35c,35dを形成し、一方の区画室35cに第1浄化槽31に通じる水槽排水流出部35fを設け、他方の区画室35dに第2浄化槽32に通じる水槽排水流出部を設け,両水槽排水流出部の流出量を変えている。 (もっと読む)


【課題】排水処理と廃棄物の発酵処理とを効果的にリンクさせて、効率よく排水の浄化処理と廃棄物のメタンガス化とを図ることのできる排水及び廃棄物の処理装置を提供する。
【解決手段】排水及び廃棄物の処理装置10は、工場から排出される排水を処理する排水処理ライン21と、工場から排出される有機性廃棄物を発酵させてメタンガスを取り出す廃棄物発酵処理ライン22とを備え、排水処理ライン21は、嫌気槽12と好気槽13と硝化液循環経路14及び沈殿池15とを備える。廃棄物発酵処理ライン22は、有機性廃棄物を可溶化する可溶化槽16と、可溶化した有機性廃棄物をメタン発酵処理するメタン発酵処理槽17とを備えるとともに、メタン発酵処理槽17から抜き出した消化液を嫌気槽13に導入する消化液導入経路25と、沈殿池15から抜き出した余剰汚泥を可溶化槽16に導入する余剰汚泥導入経路24とを設けている。 (もっと読む)


【課題】独立栄養性脱窒微生物および従属栄養性脱窒微生物を同一槽内に共存させ、生物脱窒する排水処理において、効率のよい排水処理プロセスを提供するとともに、装置構造の単純化、コスト削減、工期の短縮を実現できる生物脱窒方法および装置を提供する。
【解決手段】アンモニア性窒素含有排水の生物学的処理方法であって、処理対象となる排水の少なくとも一部を直接脱窒槽に供給するとともに脱窒槽に供給しなかった残りの排水を硝化槽に供給する排水供給工程と、硝化槽に供給されてきた排水を硝酸化する硝化工程と、直接脱窒槽に供給されてきた排水中のアンモニア性窒素と硝化槽から脱窒槽に供給される排水中の上記硝化工程で硝酸化された硝酸性窒素を、脱窒槽において電子供与体を供給することにより脱窒する脱窒工程とを含むことを特徴とする生物脱窒方法、および生物脱窒装置。 (もっと読む)


【課題】 休止中の腐敗を最小限に抑えて汚泥の活性を維持した状態で休止でき、運転再開時の処理効率の低下や汚泥流出等による処理水質の悪化を防止して処理を立ち上げることができ、これにより低コストで処理効率の高い状態で好気性生物処理の連続処理と休止を繰り返すことができ、低コストの処理を行うことができる間欠式生物処理方法を提案する。
【解決手段】 被処理液11を生物処理槽2へ受け入れて好気性生物処理を行い、生物処理槽2の反応液の一部を固液分離槽5へ移送して固液分離を行う処理期間から休止期間へ移行する際、被処理液11の供給を停止した後も生物処理槽11内が過曝気状態となるまで曝気を継続し、かつ固液分離槽5内の汚泥を排出して液面を低下させた状態で処理を停止し、休止期間から処理期間へ移行する際、生物処理槽内が過曝気状態となるまで曝気を継続した後、被処理液の供給を開始して処理を立ち上げ、間欠式生物処理を行う。
(もっと読む)


【課題】ポンプで生物処理槽に返送しても破損しにくいので、活性汚泥により廃水処理を行っていた既設の生物処理槽を改造する必用がなく、しかも粒径を小さくすることができるので処理効率を格段に向上させることができる。
【解決手段】包括固定化担体12は、(A)圧縮しない前の担体厚さをHとし、圧縮により破壊する時の担体厚さをHとしたときに、(H−H)/Hで表される変形率が70%以上であること、(B)粒径が0.1〜1.5mmの範囲であること、の条件を満足している。そして、この包括固定化担体12をスクリーンを有しない生物処理槽14に投入し、処理水に同伴して固液分離槽16に流出した包括固定化担体12はポンプ20移送で生物処理槽14に戻す。 (もっと読む)


【課題】水量・水質変動のある下水から窒素及びりんを効率的に安定して除去する方法及び装置の提供。
【解決手段】嫌気槽、無酸素槽、及び好気槽を使用する生物学的な下水からのりん及び窒素の除去方法において、好気槽を上流側から下流側にかけて複数の区画に分割して曝気し、且つ、前記好気槽の各区画の曝気量を上流側から下流側へ削減する。 (もっと読む)


【課題】飼育水の水質を向上させることができ、かつ、ランニングコストを低減できる水処理装置を提供する。
【解決手段】魚2が存在する飼育部24で魚2の飼育に使用された水を、マイクロナノバブル発生部22に導入してマイクロナノバブル発生機5でマイクロナノバブルを含有させてから、充填材部23を通過させて、再び、上記飼育部24に導入して上記飼育部24で魚2の飼育に使用する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、生物学的りん除去プロセスから発生する余剰汚泥に含まれるりんを、効率的に放出させ、りんを確実かつ高効率に回収する方法を提供する。
【解決手段】嫌気槽と好気槽を有する生物学的脱りんプロセスにおいて、発生する余剰汚泥をスラリーとして回収し、当該回収した余剰汚泥からりん酸態りん(PO4-P)を前記スラリー水中に放出させた後、当該放出後のスラリーを濃縮して活性汚泥とりん濃縮水に分離し、当該分離後のりん濃縮水を鉄鋼スラグを充填した流動床に投入し、りん成分をカルシウムアパタイトとして晶析させて回収する。 (もっと読む)


それぞれがその中に含まれる汚水を硝化または脱窒素するために作動する、第1反応器と第2反応器を含む汚水処理システムが提供される。第1および第2反応器の下流には、好気性条件下で作動し、固体を分離するための一つまたはそれ以上の浸漬膜を含む膜反応器が配置されている。膜反応器と、第1反応器および第2反応器のそれぞれとの間の延長部は、戻り活性汚泥をある時に第1反応器および第2反応器のうちの1つに送るのを可能とする適切な制御を有する戻り活性汚泥ラインである。汚水を硝化および脱窒素するために、汚水の流入流れは、その中に含まれる汚水を硝化または脱窒素するように好気性条件下および無酸素条件下で交互に作動している複数の無酸素反応器に交互に送られる。膜反応器から第1反応器および第2反応器への溶存酸素の戻りを低減または最小にするために、戻り活性汚泥の流れは、一般に戻り活性汚泥が好気性条件下で作動している反応器に戻るように制御される。
(もっと読む)


【課題】エネルギーの節約を図ることができる有機酸生成方法、有機酸生成装置及び排水処理設備を提供する。
【解決手段】有機酸生成装置1は、生汚泥の温度を調整する温度調整部2と、温度が調整された生汚泥を嫌気的に発酵させて有機酸を得る発酵槽27と、を備え、温度調整部2は、有機酸を用いた排水処理で得られた処理水を温熱源又は冷熱源とするヒートポンプ51を有し、ヒートポンプ51を用いて生汚泥の加温又は冷却を行う。 (もっと読む)


【課題】生物処理後の膜分離水を逆浸透膜装置に供給し逆浸透膜処理する際の逆浸透膜の急激なファウリングを防止する
【解決手段】有機性汚水72を生物処理装置10で処理する第1工程と、第1工程を経た生物処理水を膜分離ユニット20で膜分離する第2工程と、第2工程の膜分離水26を逆浸透膜装置42によって処理する第3工程とからなる有機性汚水の再生方法において、第1工程の生物処理水又は第2工程の膜分離水26の溶解性有機物濃度に基づき、第2の制御器は逆浸透膜装置42におけるファウリング抑制手段である薬液注入ポンプの回転数や背圧弁54,58の開度を制御する。 (もっと読む)


【課題】余力のないし尿処理施設であっても施設拡張を殆ど行うことなく家畜糞尿を受け入れることができ、且つ消費エネルギー量の増大を最小限に抑えてより多くの家畜糞尿を受入れ、さらに水質安全性対策も万全な家畜糞尿処理システム及び方法を提供する。
【解決手段】上流側から順に無酸素状態に保持された第1撹拌槽1と、第1曝気手段を備えた第1曝気槽2と、前記第1撹拌槽より小容積で無酸素状態に保持された第2撹拌槽3と、散気管7を備えた再曝気槽4とが直列配設された標準脱窒処理設備10を備えた家畜糞尿処理システムにおいて、木質バイオマス45を熱分解する熱分解設備18を備え、該熱分解設備にて発生した熱分解残渣46の少なくとも一部を脱窒処理設備に投入するとともに、第1曝気手段を投げ込み型曝気装置6とし、し尿系汚水とともに家畜糞尿を脱窒処理設備に投入し、該脱窒処理設備に希釈水を投入せずに脱窒処理を行う。 (もっと読む)


【課題】生物学的な膜分離活性汚泥処理方法にあって、汚泥処理量の大量化による配管長さの膨大化による影響をなくし、処理方向の全領域において各種の処理流体の均等な流量を確保する。
【解決手段】ばっ気槽(4) に8基以上の膜ろ過ユニット(5) を所要の間隔をおいて直列状に浸漬配置する。前記各ろ過ユニット(5) に分岐管路(16,22a) を介して接続されたろ過水やエアなどの流体の吸引源又は供給源(Pv,Pr,B) により流体を一斉に吸引又は供給するとき、ばっ気槽(4) に並ぶ全ての膜ろ過ユニット(5) に対する流体の吸引量又は供給量を流量調整バルブ(19,23) をもって略均等になるよう維持管理する。
(もっと読む)


【課題】単一の処理槽で嫌気・好気生物処理が行えるようにすることによって、従来の活性汚泥法や紐状接触材による生物処理方法における諸問題を解決する。
【解決手段】立体的な厚肉板状のネット体にて第1の芯材を構成するとともにこの第1の芯材に沿わせて汚泥付着糸を配した構造のマット状の第1の接触材20の表面を垂直方向に向けた状態で、複数の第1の接触材20を、有機物含有排水19のための第1の生物処理槽11の内部において、互いの表面どうしの間隔37をあけて設置する。これにより、第1の接触材20の内部を嫌気性状態とするとともに、第1の接触材20の表面部を微好気性状態または好気性状態とする。有機物含有排水を、第1の接触材20の内部と表面部との両方に接触可能とする。 (もっと読む)


【課題】単一のばっ気槽内の溶存酸素量の不足を効果的に補うべく、ばっ気槽全体又は溶存酸素量が低い領域の溶存酸素量を効果的に増加させて、効率的で且つ確実な汚泥処理を可能にした膜分離活性汚泥処理装置を提供する。
【解決手段】ばっ気槽(4) にて、膜ろ過ユニット(5) の内外を旋回する気液混合旋回流の旋回領域以外の気液混合旋回流の流れを乱さない領域に、前記膜ろ過ユニット(5) に対する散気発生装置(15)の酸素溶解効率よりも高い溶解効率をもつ、例えばスタティクミキサ(6) などの高効率溶解機構を設けている。
(もっと読む)


【課題】
本発明は微生物を利用した汚水処理装置について公知の膜分離装置、即ち処理水の分離採水に際して重力分離の沈殿法を用いることなく膜濾過を行うとともに、低コスト、省スペースで、高性能な汚水処理装置を提供する。
【解決手段】
汚水処理装置が有する各処理設備をコンクリート製などの重量物ではなく金属材料若しくは強化プラスチック製としてトラック輸送可能の寸法にまで分割し、処理設備をユニット化すると共に、各処理設備はボルト結合あるいは嵌挿接合によって組み立て作業を容易にして、それらを適宜組み合わせ装置化することによって所求の規模、能力の汚水処理装置を適切な場所に随時設置することを可能としたものである。 (もっと読む)


【課題】硝化槽内の溶存酸素量を増やしたとしても、脱窒槽における脱窒反応が効率的になされる膜分離活性汚泥処理装置を提供する。
【解決手段】脱窒槽(3) の下流側に膜モジュール(9) と散気装置(15)とを有する膜ろ過ユニット(5) を活性汚泥中に浸漬させた硝化槽(4) を配するとともに、前記脱窒槽(3) の上流側に隣接して溶存酸素低減槽(6) を配している。この溶存酸素低減槽(6) には前記硝化槽(4) から活性汚泥の一部を戻している。溶存酸素低減槽(6) にて活性汚泥の一部を含む原水(排水)中の溶存酸素量を低減させることにより、脱窒槽(3) に送り込まれる原水中の溶存酸素量が実質的に0mg/Lまで低減でき、脱窒反応が活発化される。
(もっと読む)


121 - 140 / 203