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Fターム[4D040BB05]の内容

Fターム[4D040BB05]に分類される特許

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【課題】曝気に要するエネルギーを削減することが可能な有機性排水処理装置を提供する。
【解決手段】生物処理槽3内に、第1の曝気手段52を配置して全面曝気を行う全面曝気部49と、全面曝気部49の上方に形成され且つ膜分離手段55を活性汚泥中に浸漬した状態で配置した固液分離部51と、全面曝気部49と固液分離部51との間に形成されて両者49,51を上下に仕切る流路狭窄部50とが備えられ、流路狭窄部50は、全面曝気部49から固液分離部51へ向う流路の断面積を絞る流路狭窄手段59により、第1の曝気手段52から放出された微細気泡53同士を結合させて膜分離手段55の下方へ放出する。 (もっと読む)


【課題】水処理において生物反応槽より生成する一酸化二窒素を回収できる水処理設備を提供する。又、水処理プロセスで生成するN2Oを高濃度で効率よく回収することができ、回収や処理に必要な動力を低減することができる水処理設備を提供する。
【解決手段】嫌気槽1と好気槽3を有し、嫌気槽1から好気槽3へ反応液を送水する水処理設備において、嫌気槽1と好気槽3のいずれか、又は嫌気槽1と好気槽3の間に設置され、反応液が鉛直方向を主流方向として流れる流路2と、流路2の底部に設置された流路内散気装置21と、流路2内から気体を回収する気体回収装置24を備えた水処理設備であり、水処理プロセスで生成するN2Oを高濃度で効率よく回収することができ、回収や処理に必要な動力を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】pH調節のためのアルカリ剤を用いることなくバイオマスの水素発酵とメタン発酵の安定化及び効率化が可能とさせると共に栄養塩類除去能の高度化を実現する。
【解決手段】バイオマス原料を水素発酵によって水素ガスを生成する工程と、この水素発酵の工程を経たスラリーをメタン発酵によってメタンガスを生成する工程と、このメタン発酵の工程を経たスラリーを消化しさらに脱窒処理する工程と、前記脱窒処理の工程を経たスラリーから分離させたスラッジを前記水素発酵に供する工程を有する。前記脱窒処理の工程で固液分離した脱離液を生物学的に硝化処理し、この処理水を前記脱窒処理の工程に供するとよい。前記硝化処理の工程では硝化菌を包括固定した担体を前記脱離液と接触させるとなおよい。アルカリ度が7000〜9000mgCaCO3/Lとなるように前記脱窒処理の工程を経たスラリーから分離したスラッジを前記水素発酵に供するとよい。 (もっと読む)


【課題】長期安定な運転を実現し、汚泥を排出する必要がない予備処理方法及びこの廃水の予備処理方法を用いた汚水処理方法を提供する。
【解決手段】廃水フィードを第一曝気槽の第一端に導入し、第一濃縮混合液と混合して第一混合液を生成するステップ(1)と、上記第一曝気槽の曝気段階において上記第一混合液を曝気処理し、上記第一曝気槽の第二端で第二混合液を生成するステップ(2)と、上記第二混合液を第一沈澱槽に導入して沈澱処理を行い、上清液と第一濃縮混合液を生成するステップ(3)と、上記上清液を排出するとともに、上記第一濃縮混合液の少なくとも一部を上記第一曝気槽の第一端に還流返還するステップ(4)と、を有する廃水の予備処理方法及びこの廃水の予備処理方法を用いた汚水処理方法。 (もっと読む)


【課題】活性汚泥を用いた有機性廃水処理の本来的な機能である有機物分解処理能を妨げることなく、嫌気環境において生じる脱窒反応を好気環境である曝気槽において進行させることのできる有機性廃水の処理設備を提供する。
【解決手段】有機性廃水9が活性汚泥と共に曝気処理される曝気槽2を有する生物処理法を利用した有機性廃水の処理設備において、非多孔性膜22を少なくとも一部に備えると共に電子供与体物質23を充填した密封構造の容器21と、微生物を担持し得る担体31とをさらに有し、担体31は容器21の少なくとも非多孔性膜22の周りに配置されて容器21の非多孔性膜22部分から徐放される電子供与体物質23が担体31に供給され、少なくとも担体31は曝気槽2内の有機性廃水9と接触する位置に収容されているものとした。 (もっと読む)


【課題】窒素含有排水の生物処理時に発生するNOガスが大気中へ拡散することを抑制すること。
【解決手段】制御装置9は、ORP計7によって検出された酸化還元電位に基づいて曝気量制御装置10を制御することによって各硝化槽の曝気量を調整することにより、各硝化槽の酸化還元電位が、各硝化槽においてアンモニア酸化細菌活性を亜硝酸酸化細菌活性と同等もしくはそれ以下に維持するための目標酸化還元電位になるように、制御する。これにより、各硝化槽内をアンモニア酸化細菌活性≦亜硝酸酸化細菌活性となる条件に維持することができ、亜酸化窒素の発生原因となる亜硝酸が処理原水中に残存することを抑制できる。この結果、窒素含有排水の生物処理時に発生するNOガスが大気中へ拡散することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】難分解性化学的酸素要求量(COD)及び生物化学的酸素要求量(BOD)を高負荷で処理可能な排水処理装置を提供する。
【解決手段】有機物を含有する溶液が導入され、有機物を分解する分散菌が投入される分散菌槽1と、分散菌槽1で処理された溶液が導入され、残存する有機物を分解する微生物が付着している複数の粒子状の担体、及び分散菌を捕食する捕食生物が投入される、流動床式バイオリアクター槽2と、を備える、排水処理装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】生物反応速度を向上させることでコンパクトに構成可能であるとともに、曝気エネルギを不要とすることが可能な、散水ろ床型排水処理装置を得る。
【解決手段】生物処理用の接触材を設けた散水ろ床型排水処理装置である。第1の接触材15を具備した嫌気部13と、第2の接触材16を具備した好気部14と、好気部14における生物反応で生成した反応熱を嫌気部13に伝達する手段27とを有する。同一処理槽内における上部に嫌気部13を設けるとともに下部に好気部14を設けることが好適である。 (もっと読む)


【課題】小型化に適した脱窒装置及び生物学的硝化脱窒装置を提供する。
【解決手段】液体サイクロン17で排水に含まれる浮遊粒子状有機物を回収し、回収した浮遊粒子状有機物をUASBリアクタ7に送る。浮遊粒子状有機物はグラニュール汚泥29の核となるため、グラニュール汚泥29を安定的に成長させることが可能であり、グラニュール汚泥29を高濃度に維持することができる。これにより性能が安定化する。さらにSSBリアクタ9は横置き薄型であり、サイホン47と協働してSSBリアクタ9内を好気状態に維持するので、装置構成が簡単である。これらより生物学的硝化脱窒装置1を小型化させることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、完全混合型の槽で、且つ被処理水を連続流入させる系で、硝化菌及び脱窒菌を含有する微生物群をグラニュール化させることができる窒素含有水の処理方法及び処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、硝化部に被処理水を供給して、前記被処理水中のアンモニウムイオンを硝酸若しくは亜硝酸にまで酸化する硝化工程と、完全混合型の脱窒部に前記被処理水を供給すると共に、水素供与体を供給し、前記被処理水中の前記硝酸若しくは前記亜硝酸を窒素ガスに還元する脱窒工程と、を含む窒素含有水の生物処理方法であって、前記脱窒工程では、前記脱窒部内での水素供与体の濃度が経時的に変化するように、前記水素供与体の添加量に時間的変動を与える。 (もっと読む)


【課題】稼働から処理開始までの時間を短縮でき、ランニングコストを低く抑えることができるアンモニア性窒素を含有する被処理水の処理装置及び水処理方法を提供する。
【解決手段】本発明は、被処理水に含まれるアンモニア性窒素を処理する装置である。原水(被処理水)は井戸10からポンプにより汲み上げられ、配管12を通って酸化槽14に送られる。酸化槽14に送られた原水は酸化槽14内を下部から上部に向かって流れた後、ポンプにより配管16を通って生物処理槽18に送られる。生物処理槽18に送られた水は処理槽18内を上部から下部に向かって流れた後、配管20を通って処理水槽22に貯められる。生物処理槽18は密閉容器、密閉容器内を加圧するコンプレッサ182と、前記容器181内に充填された陽イオン吸着能を有する担体とを有する。密閉容器181内に供給された水が担体を通過する際に硝化菌が担体に付着し、増殖する。 (もっと読む)


【課題】バルキングを抑制し、安定した活性汚泥処理が可能となる有機性排水の処理方法及び処理設備の提供。
【解決手段】活性汚泥法により有機物を含む排水を処理する活性汚泥槽3と、活性汚泥槽3を経た処理水に含まれる汚泥を沈殿させる最終沈殿池4とを有し、最終沈殿池4の上澄水を放流すると共に最終沈殿池4の底部から抜き出した汚泥を活性汚泥槽3の入口部に返送する有機性排水の処理方法であって、活性汚泥槽3は、複数の槽に区画され、上記入口部には、有機性排水と返送汚泥とが流入するセレクタ槽10aを有し、上記汚泥のバルキング特性により予め定められて上記放流が可能なSVIの値に基づき、セレクタ槽10aにおける有機物濃度の制御値を定め、該制御値に基づきセレクタ槽10aにおける有機物の濃度を調節する有機物濃度調節工程を有するという方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】好気槽から無酸素槽への返送に必要なポンプ機構の動力を低減でき、効率の良い処理を行える汚水処理設備を提供する。
【解決手段】
好気槽30に、無酸素槽20から流入する被処理水を受け入れる第一領域31と、第一領域31から流入した被処理水を隔壁に導く第二領域32とに、被処理水の流入方向に沿って好気槽30を分離する分離壁34が設けられ、少なくとも第一領域31または第二領域32の何れかに被処理水に散気する散気装置35が設置されるとともに、第二領域32の下流側にポンプ機構40が備えられ、ポンプ機構40が、隔壁21の近傍に配置された揚水管41と、揚水管41に気泡を供給する散気装置42と、気泡により揚水された被処理水を揚水管41の上部から無酸素槽20の上流側に移送する送水路43を備えたエアリフトポンプ44で構成されている。 (もっと読む)


【課題】
中空糸を用いて脱窒反応及び硝化反応を行うことにより効率的な水処理が実施できるバイオリアクター素子を提供する。
【解決手段】
バイオリアクター素子は、脱窒菌及び硝化菌を含有する汚泥物質に炭素源および無機塩類を溶解させて懸濁液とし、該バイオリアクター素子に該懸濁液を循環させるか、又は該懸濁液に該バイオリアクター素子を浸漬させて形成する。このように形成されたバイオリアクター素子は、中空糸の表面に硝化菌及び脱窒菌を効果的に短時間に固定化することができ、BOD物質の酸化除去、硝化及び脱窒における高い能力を有し、一般下水道水から工場廃液までの幅広いスケールに対して水処理が適用可能となる。 (もっと読む)


【課題】被処理水を固液分離処理する固液分離処理部と、この固液分離処理部で固液分離処理された水を嫌気処理する嫌気処理部とを含む水処理装置において、水処理性能向上を図るのに有効な技術を提供する。
【解決手段】処理槽本体101に収容される水処理機構101aは、流入した水を固液分離処理する夾雑物除去槽110と、夾雑物除去槽110で固液分離処理された水を嫌気処理する嫌気濾床槽130と、嫌気濾床槽130で嫌気処理された水を好気処理する好気処理槽150とが水の処理流れに関して直列状に配設された構成であり、夾雑物除去槽110で固液分離処理された水は、嫌気濾床槽130の2つの嫌気濾床133,136を順次通過して嫌気濾材C1で複数段階の嫌気処理がなされるとともに、充填領域間で濾材上部領域135,137を流れるように構成されている。 (もっと読む)


分離サブシステムを有する生物学的反応器と、懸濁システムと、膜操作システムとを備える廃水処理システムが提供される。分離サブシステムは、吸着性物質を混合液とともに生物学的反応器中に維持する構築され、配列される。懸濁システムは生物学的反応器中に配置され、吸着性物質を混合液とともに懸濁状態に維持するように構築され、配列される。膜操作システムは、生物学的反応器の下流に配置され、生物学的反応器から処理済み混合液を受け、膜透過物を排出するように構築されて、配列される。 (もっと読む)


【課題】好気槽後段からの嫌気槽へのDOの持込量を低減し、好気槽前段のDO濃度を増加することでN2Oの発生を抑制でき、硝化液の窒素濃度の目標値を維持できる水処理装置を提供する。
【解決手段】複数段の好気槽2と、複数段の好気槽2より上流側に設置され後段の好気槽2−2から硝化液の一部が送水される嫌気槽1と、後段の好気槽2−2に設置された第一溶存酸素濃度計4と、前段の好気槽に設置された第二溶存酸素濃度計3と、複数段の好気槽の各々に設置された散気部5と、散気部5へ送風するブロワ7と、ブロワ7の散気風量を制御する散気風量制御部50とを備え、散気風量制御部50は、第二溶存酸素濃度計3で計測される溶存酸素濃度が、第一溶存酸素濃度計4で計測される溶存酸素濃度よりも大きくなるように散気部5への散気風量を制御する水処理設備。 (もっと読む)


【課題】 流動床による微生物処理を行う複数の処理槽を上下方向に積層した構造の廃水処理装置において、処理槽間で微生物集団をろ過するフィルターのメンテナンスを容易にして長期間にわたり良好な浄化性能を発揮させる。
【解決手段】 ポンプ22を介して廃水が圧送される第1の浄化槽11と、その上方に配置される第2の浄化槽12との間に、着脱可能なフィルター15を備えた圧力室21を介装し、圧力室21と第2の浄化槽12との連通を開閉する弁装置35を設ける。浄化処理のときには、弁装置35を開弁させ、ポンプ22を介して第1の処理槽11に圧送した廃水を第2の処理槽12へと導入する。フィルター15を清掃するときには、ポンプ22を停止して廃水の圧送を停止し、弁装置35を閉弁させ、圧力室21のドア37を開いて開口部36からフィルター15を取り出す。 (もっと読む)


【課題】リン・窒素除去のための硝化及び脱窒の反応時間の短縮化を図る。
【解決手段】リン及びアンモニア含有水を空気を気泡として送風されている反応タンク1内に流入させ、反応タンク1内のリンの摂取を行う能力を持つポリリン酸蓄積細菌を含むとともにアンモニウムイオンを亜硝酸・硝酸イオンまで酸化する能力を有する硝化細菌及び亜硝酸・硝酸イオンを窒素ガスまで還元できる能力を有する脱窒細菌を含む活性汚泥混合液と混合し、さらに反応タンク1内のORP計、DO計、若しくはNH4計で測定される計測値を制御した後に、活性汚泥混合液を沈殿池6へ送り、沈殿池6に送られた活性汚泥混合液の一部を反応タンク1に返送し、返送された活性汚泥と新たなリン及びアンモニア含有水を反応タンク内へ流入させる嫌気・低DO・高DO活性汚泥法によるリン及び窒素除去方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】排水を活性汚泥の存在下に嫌気槽、無酸素槽、好気槽、膜分離槽の順に通水し、浸漬膜による固液分離で処理水を得る方法において、設備費及び運転費を抑えた簡単な構成でかつ、高度に排水中のBOD除去、脱窒及び脱リンを行うことができる排水処理装置及び処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】嫌気槽2、無酸素槽3、好気槽4及び中空糸膜分離槽5をそれぞれ分離して含む排水処理装置であって、中空糸膜分離槽5から直接嫌気槽2及び無酸素槽3に返送汚泥を循環する、循環配管9を有し、処理水は嫌気槽2、無酸素槽3、好気槽4及び中空糸膜分離槽5の順に処理される排水処理装置を提供する。 (もっと読む)


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