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Fターム[4D076HA20]の内容

Fターム[4D076HA20]に分類される特許

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【課題】製品化塔での蒸留に際して、(メタ)アクリル酸および/またはそのエステルの純度及び品質を一定以上に保ちつつ、蒸留塔内での重合物の発生を抑止すると共に、蒸留によって得られた凝縮液が塔付帯設備で重合することを抑止できる技術を提供すること。
【解決手段】蒸留によって発生した蒸気を塔頂より留出させて凝縮し、該凝縮された凝縮液の一部を還流液として蒸留塔の上部から塔内に供給し、他の一部を循環液として凝縮器および/または蒸留塔と前記凝縮器をつなぐ導管に導入する蒸留方法において、該凝縮液および/または該循環液に添加する重合防止剤と、該還流液に添加する重合防止剤とが同種のものであり、その添加量が該凝縮液および/または該循環液中のアクリル酸に対して10〜200ppmであり、該還流液への添加量が蒸留塔内のアクリル酸に対して100〜5000ppmである(メタ)アクリル酸および/またはそのエステルの蒸留方法。 (もっと読む)


本発明はエステル交換反応方法に関し、この場合、この方法は、A)有機酸a)とエステルb)とを混合し、かつ、B)エステルb)のアルコール基を酸a)に変換して、酸a)のエステルおよびエステルb)の酸を得る工程を含み、その際、工程B)は蒸留装置中で実施する。 (もっと読む)


【課題】 FCCオフガス等のNOx含有軽質ガスについて、NOxガムの生成・堆積を抑制しながら、C2+留分を分離・回収する。
【解決手段】 原料を気相成分と液相成分とに分離する多段気液分離槽31〜34と、該気相成分を水素留分と低圧メタン留分に分離する水素・低圧メタン分離槽51と、該液相成分を蒸留し、液相成分をC2+留分として分離する脱メタン塔61と、脱メタン塔61の塔頂成分を冷却し、気相成分を高圧メタン留分として、液相成分の一部を中圧メタン留分として分離し、残りを脱メタン塔61に還流する還流槽71と、多段気液分離槽31〜34の気相成分を水素留分及び低圧・中圧・高圧メタン留分と熱交換して冷却する深冷熱交換器41とを備えた深冷系1で、NOx含有軽質ガスと第1段の気液分離槽31等の液相成分とをNOx含有軽質ガス蒸留塔62で蒸留し、得られた気相成分を脱メタン塔61に供給する。 (もっと読む)


【課題】安定して或いは定量的に液体を気化することができる供給気化装置及び気化方法を提供すること。
【解決手段】吸液部2が熱収縮性の内チューブ3に嵌入され、吸液部2の外周面が内チューブ3に密接している。吸液部2及び内チューブ3が外チューブ4に挿入され、外チューブ4の一端部に管状のインレットニップル5の一部が嵌め込まれ、外チューブ4の他端部にアウトレットニップル6の一部が挿入されている。アウトレットニップル6の一部に発熱コイル11が巻かれている。外チューブ4、内チューブ3、吸液部2及び発熱コイル11がインレットケース7及びアウトレットケース8に挿入されている。吸液部2に吸収された液体が吸液部2内で気化し、吸液部2の他端面から排出される。ここで、吸液部2の一端面に供給する液体の圧力を吸液部2の他端面から排出される気体の圧力と等しくする。 (もっと読む)


【課題】 フェノール類を含有する排水にアルカリ剤を添加して蒸留することにより、排水中のフェノール類を容易に濃縮分離することができ、かつ、エネルギー的観点から有利に排水を処理することができるフェノール類含有排水の処理方法を提供する。
【解決手段】 下記の第1工程および第2工程を含むフェノール類含有排水の処理方法。
第1工程:フェノール類を含有する排水にアルカリ剤を添加する工程
第2工程:第1工程においてアルカリ剤を添加した排水を蒸留して、フェノール類が濃縮された排液を分離する工程
第1工程において、アルカリ剤の添加をフェノール類含有排水のpHが10〜14になるように調整する場合、フェノール類含有排水が、触媒の存在下に有機過酸化物とプロピレンを反応させることによりプロピレンオキサイドを得る製造プロセスにおいて発生する排水に最適に適用できる。 (もっと読む)


【課題】有機化合物を昇華精製する過程で、正確に目視しつつ温度コントロールしながら、高純度に昇華精製物を採取する装置を提供する。
【解決手段】有機化合物を昇華精製する装置が、炉心管たる外管1と、当該外管1の中に配置された加熱可能な内管2と、内管2の中に配置自在な昇華精製物採取管3、試料を昇華するための昇華管4の4層構造で構成されている。外管1と内管2と昇華精製物採取管3と昇華管4は、内部が可視自在なパイレックス製又は石英製又は合成セラミック製等の透明な材質で形成されている。 (もっと読む)


【課題】有機ハイドロパーオキサイドとプロピレンとをエポキシ化反応させてなるプロピレンオキサイドを含む脱プロピレン塔の連続運転方法の提供。
【解決手段】触媒の存在下、有機ハイドロパーオキサイドとプロピレンとをエポキシ化反応させてなるエポキシ化反応液を減圧してプロピレンの気相部と粗反応生成物である液相部とに分離したのち、気相部のプロピレンガスを脱プロピレン塔の中央側部に供給し、液相部をアルカリ水洗浄工程で洗浄して、油相と水相とに分離し、油相部を脱プロピレン塔の塔頂側部に供給して、塔頂留分としてプロピレンガスを、塔底留分としてプロピレンオキサイドを含む粗反応生成物等を抜き出す脱プロピレン塔の連続運転方法。 (もっと読む)


【課題】塗装工場や印刷工場などから排出される有機溶剤ガスを、捕集し回収する有機溶剤回収装置において、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収させることができることを目的とする。
【解決手段】有機溶剤ガス1を圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト2に有機溶剤ガス1を送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設ける構成において、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなく、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置ができる。 (もっと読む)


本発明は、分解ガスからのエチレンの分離精製のための改良された蒸留シーケンスである。炭化水素供給物はC2分配器塔に入る。C2分配器塔の頂部はエチレン分配器塔に熱的結合されており、C2分配器塔の塔底流は脱エタン装置塔に送液される。C2分配器塔は慣用の再沸器を利用する。エチレン分配器の頂部は脱メタン装置塔に熱的結合されており、エチレン分配器の塔底液体はC2スプリッター塔に送液される。エチレン分配器塔は慣用の再沸器を利用する。脱エタン装置及びC2スプリッター塔もまた熱的結合されていて、C2分配器塔、エチレン分配器塔及び脱メタン装置塔よりも実質的に低い圧力で運転される。あるいは、炭化水素供給物は脱エタン装置塔に入る。脱エタン装置の頂部はエチレン分配器塔に熱的結合されていて、エチレン分配器塔は慣用の再沸器を利用する。エチレン分配器塔の頂部は脱メタン装置塔と熱的結合されていて、エチレン分配器塔の塔底液体はC2スプリッター塔に送液される。C2スプリッター塔は、エチレン分配器塔、脱メタン装置塔及び脱エタン装置塔よりも実質的に低い圧力で運転する。
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少なくとも1つの易揮発性成分および少なくとも1つの難揮発性成分を含有する液状物質混合物を、(i)液状の出発物質混合物の連続的な流れを準備し、(ii)この連続的な流れから液体被膜を製造し、前記フィルム蒸発器の熱交換面と接触させ、(iii)前記液体被膜を部分的に蒸発させ、この場合少なくとも1つの易揮発性成分の含量に富んだガス流および少なくとも1つの難揮発性成分の含量に富んだ液体流が得られるようなフィルム蒸発器中で分離する方法であって、(iv)前記熱交換面を触媒活性材料で被覆し、(v)前記液体被膜中で化学反応を促進させ、その際少なくとも1つの易揮発性成分を形成させることを特徴とする、液状物質混合物をフィルム蒸発器中で分離する方法。
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【課題】 変色等の劣化の少ない再生樹脂物を得ることのできる発泡樹脂の処理方法を提供することである。
【解決手段】 発泡樹脂製の廃材を溶剤にて溶かして樹脂溶解物を得る溶解装置10と、溶解装置10にて得られた樹脂溶解物から溶剤をろ過して除去する前溶剤除去装置12と、前溶解除去装置12での処理を経た前記樹脂溶解物を加熱攪拌して前記樹脂溶解物から溶剤を蒸発させる溶剤分離釜30と、溶剤分離釜30の内圧を大気圧より低い所定圧力に減圧させる減圧装置40とを有する構成となる。 (もっと読む)


【課題】
社会の要請する焼酎カスの有効利用を高度化するとともに、有効利用の範囲を広げ、焼酎カスの処理コストの削減に寄与することを目的とする。
【解決手段】焼酎カスを撹拌・混練(羽根型、スクリュウ型、ブラベンダー型)し、減圧蒸留しながら固液分離する処理方法であって、次の3段階に分けて低圧低温にて蒸留することを特徴とする。1段階では、焼酎粕になにも加えず低圧高温で蒸留しエタノールを含むBODおよびアンモニアを高濃度に含む画分を抽出する。2段階では、焼酎粕に酸を加えpHを2までさげて低圧高温で蒸留し酢酸とプロピオン酸など有機酸を高濃度に含む画分を抽出する。3段階では、焼酎粕にアルカリを加えpHを中和して低圧高温で蒸留しBODの低い放流可能な水として抽出する方法。および第2段階で得られた有機酸に富んだ抽出液を、赤潮生物駆除剤に用いる方法、ノリの酸処理剤に用いる方法および家畜飼料の防カビ剤に活用する。 (もっと読む)


【課題】温度に敏感な様々な性質の原料を処理し得、しかも既存工場でも容易に設置できるように機械の大きさを抑制しうる、改良型の噴霧乾燥機を提供する。
【解決手段】水平に展開する乾燥室;液体および固体を含む被乾燥原料の流れを噴霧形態で該乾燥室内に導入する被乾燥原料導入手段;ならびに該液体を蒸発させるための熱ガス気流を該乾燥室内に送入する熱ガス気流送入手段、を備えてなる噴霧乾燥機において、該熱ガス気流送入手段は熱ガス気流を被乾燥原料の流れに対し並流接触させて幕状に熱ガスを形成する拡散装置を含むことを特徴とする噴霧乾燥機。 (もっと読む)


【課題】 原料の切替が生じたときに、常圧蒸留装置等の装置を運転する際の最適な最終運転目標値を自動的に設定できる運転目標値設定方法を提供する。
【解決手段】 過去の運転実績から、原料処理量に関するデータ、原料の種類に関するデータ、前記原料が複数の種類からが構成されている場合には個々の種類の前記原料に関するデータ、前記抜き出し量,塔頂温度及び塔頂流量を含む装置運転に関するデータ及び前記留分の品質に関するデータを前記運転実績ごとに関連づけ、運転実績データとしてデータベースに蓄積し、原料切替時に、切替後の原料処理量に関する条件、前記原料の種類に関する条件及び留分の品質に関する条件を入力し、前記データベースに蓄積された前記運転実績データの中から類似する一つ又は複数の前記運転実績データを検索し、検索の結果発見された前記運転実績データに基づいて目標値を設定する。 (もっと読む)


高圧の気体天然ガス流から液体天然ガスを除去して、液体天然ガスの含有量の減少した気体生成物流を得ることが、(a)冷却した天然ガス流(3)を、下部ストリッピング部(7)と上部吸収部(8)とを備えたスクラブ塔(6)に導入する工程;(b)スクラブ塔から塔頂流(12)を除去する工程;(c)塔頂流(12)を部分的に凝縮し(14)、部分的に凝縮した塔頂流を、気体生成物流(20)と液体還流(21)とに分離する(17)工程;(d)液体還流(21)を第1還流(22)と第2還流(23)とに分割する工程;(e)第1還流(22)をスクラブ塔(6)の吸収部(8)の頂部に導入する工程;及び(f)第2還流(23)をストリッピング部(7)の頂部に導入し、スクラブ塔(6)の底部から重質成分の濃縮した底部液体流(10)を除去する工程を含む。
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ウィック構造および気体流路を有する、積層で多層の凝縮器を開示する。動作時に、流体混合物は、流体入口(2)を通ってヘッダ4に入り、そこで気体流路(6および6')に分配される。クーラントは、冷却水路層(10)の細長いクーラントスロット(8)を通過する。クーラントスロット(8)を囲む材料は冷却水路壁である。流体混合物が気体流路(6および6')を通過する際、流体からの熱は、一次熱交換面(13)を通じて除去され(この表面は冷却水路壁の外面でもある)、流体混合物から液体が凝縮され、ウィック(11)内を流れ、任意のポア・スロート(12)を通って液体流路14に入る。この図は分解図であり、ウィックとポア・スロートとの分離状態を示しているが、典型的な動作では、任意のポア・スロートがウィックに接触する必要がある。この装置は、重力の影響下で動作することができるが、通常、吸引が行われて液体が液体出口(16)を通して引き出される。複数の液体流路を有する装置では、任意のフッタ(図示せず)が複数の液体流路からの流れを運ぶことができる。気体流路からの気体は、任意の気体フッタを通過して気体出口(20)から出る。
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【課題】 発泡性溶液の蒸発濃縮過程で生じる蒸発缶の気相部内面の固着を防止して、濃縮溶液の回収効率を高め品質向上を図ることにある。
【解決手段】 蒸発缶1が、缶上部に設けられた蒸気用の取出口2と、缶底部に設けられた濃縮液用の取出口1aと、缶上部に取り付けられて缶内上側の気相部に突出される管端3とを備え、処理対象である発泡性溶液を、加熱器7と管端3との間を接続している配管部から管端3へ過熱液として供給し、該管端3の下端より気液混合相として噴射する蒸発装置において、蒸発缶1の缶外部に設けられて、缶内の気相部と対応した缶表面部を冷媒により冷却する冷却手段9を有している。 (もっと読む)


【課題】噴霧乾燥における製造法によって得られた粒子であるにもかかわらず、嵩密度を0.4g/cm3以上に高めた有リン系洗剤粒子を効率よく製造する方法を提供すること、及び0.4〜0.6g/cm3という中程度の嵩密度を有し、粒度分布がシャープな有リン系洗剤粒子を効率よく製造する方法を提供すること。
【解決手段】工程I):スラリー中の固形分換算で、a)10〜30重量%の界面活性剤、b)5〜30重量%のリン酸塩、c)5重量%以下の炭酸ナトリウムを含む洗剤スラリーを調製する工程、工程II):工程I)で得られた洗剤スラリーを乾燥後の噴霧乾燥粒子の一次粒子径が300μm以下になるように噴霧乾燥して、嵩密度が0.4g/cm以上の噴霧乾燥粒子を得る工程を有する、洗剤粒子の製造方法。 (もっと読む)


TiCl4 及び副産物を含む廃液から四塩化チタンTiCl4を連続的に回収する方法。廃液を流動液膜として、数分以内の滞留時間、90℃よりも高い温度の蒸発工程に供する。
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蒸発室(21)を中空略円柱形に形成し、下部に開口部(211)を形成する。蒸発室(21)の側面外側に開口部(211)を覆うようにレベル調整壁(212)を形成し、蒸発室(21)外壁との間に大気に開放されたレベル調整室(212A)を形成する。蒸発室(21)内に海水を充満して開口部(211)を開口すると、蒸発室(21)内の海水がレベル調整室(212A)に流出し、蒸発室(21)内のヘッド圧とレベル調整室(212A)内のヘッド圧が釣り合ったところで安定する。蒸発室(21)の液面レベルが下がることにより、上部には減圧空間(21A)が形成される。開口部(211)を海水で封止しているので、簡単な構造で減圧空間(21A)を形成できる。
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