説明

Fターム[4E002BD09]の内容

金属圧延一般 (9,037) | 圧延付帯及び関連設備 (1,845) | 熱処理 (200)

Fターム[4E002BD09]に分類される特許

121 - 140 / 200


【課題】高い機械的強度と良好な導電率を兼備し、かつ、優れた剪断加工性を併せ持つ銅合金材を提供する。
【解決手段】Niを1.0〜5.0質量%、Siを0.2〜1.0質量%含有し、残部がCuと不可避的不純物からなり、その圧延方向に垂直な断面にて観察される粒径0.03〜3μmのNiSi析出物の分布に関して、表面層の数密度(a個/mm)/内部層の数密度(b個/mm)の比率が2以上である銅合金材を、銅合金素材の形成工程、700〜900℃に加熱後25℃/分以上の速度で300℃以下に冷却する第1の熱処理工程、1パス加工率5%以下の圧延を繰返し合計加工率10%以上とする圧延加工工程、300〜450℃で5分〜5時間加熱する第2の熱処理工程、及び450〜600℃で5分〜5時間加熱する第3の熱処理工程を経て製造する。 (もっと読む)


【課題】SR処理を施すことなく、引張強さが490MPa以上で低降伏比の冷間成形鋼管、およびこうした冷間成形鋼管を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、鋼板のミクロ組織が、4〜70面積%のポリゴナルフェライト相、0〜20面積%の擬ポリゴナルフェライト相、および0〜5面積%で、アスペクト比(長径/短径)が4.0以下のマルテンサイト相、残部がベイナイト相から構成され、板厚をt(mm)、外側冷間曲げ直径をd(mm)としたときにt/dが10%以下である冷間成形部位を有するものである。 (もっと読む)


【課題】圧延方向に対して90°方向の引張強度TSが590MPa以上で、圧延方向に対して0°、45°、90°方向の曲げ剛性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】面積率で60〜90%のフェライト相と10〜40%のマルテンサイト相を有し、前記フェライト相と前記マルテンサイト相の面積率の合計が95%以上であり、かつフェライト粒の平均粒径dαが1.0〜6.0μm、マルテンサイト粒の平均粒径dMが0.5〜3.0μmであり、dα/dM≧1.5を満たすミクロ組織を有し、圧延方向に対して90°方向のTSが590MPa以上であり、かつ圧延方向に対して0°、45°、90°方向について3点曲げ試験を行って得た曲げ部外側の応力σ-歪ε曲線からσが200MPaのときの曲線の傾き(Δσ/Δε)を求めたとき、圧延方向に対して90°方向の(Δσ/Δε)cが230GPa以上であり、前記3方向の平均の(Δσ/Δε)が200GPa以上である曲げ剛性に優れた高強度薄鋼板。 (もっと読む)


【課題】鋼板間の降伏強さ(降伏点)YPの変動幅を180MPa以下として製造できる、加工性に優れた超高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、Al、Nを適正範囲に調整した同一溶製目標組成で、C、Si、Mn含有量の変動量が、ΔC:0〜0.02%、ΔSi:0〜0.2%、ΔMn:0〜0.2%を満足する鋼素材に、巻取温度:400〜700℃とする熱間圧延工程と、酸洗工程、冷間圧延工程と、水冷却の水冷却開始温度の変動量が0〜10℃となるように調整した連続焼鈍とする焼鈍工程と、熱処理温度:100〜500℃とする熱処理工程と、圧下率を0.05〜1.6%とし、かつその変動量が0〜0.4%となるように調整した調質圧延工程を順次施して複数の冷延鋼板を製造する。これにより、鋼板間の降伏強さの変動量が180MPa以内となる、加工性に優れた超高強度冷延鋼板とすることができる。 (もっと読む)


【課題】変形が生じにくく、熱伝導性、0.2%耐力、ヤング率、および耐酸化性に優れた特性を兼ね備えた銅合金製バッキングプレートとその製造方法を提供する。
【解決手段】 Ni:1.0〜5.0質量%、Si:0.2〜1.0質量%を質量比Ni/Siが3.5〜5.5の範囲で含むとともに、さらにZn、Sn、P、Fe、Mg、Cr、Zr、Ti、Mn、Agの少なくとも1種以上を総量0.01〜3.0質量%含み、残部がCu及び不可避不純物からなり、結晶粒径の最大が0.06mm以下であり、直径が0.005mmを超える介在物を含まず、熱伝導率が170W/m・K以上であるバッキングプレート用銅合金を、鋳造工程、熱間圧延工程、溶体化処理工程、冷間圧延工程及び時効処理工程を経ることにより製造する。 (もっと読む)


【課題】 Al-Mg 系合金板のβ相を低減して、プレス成形性を向上させた高MgのAl-Mg 系合金板を提供することである。
【解決手段】 この目的を達成するために、本発明成形用アルミニウム合金板の要旨は、質量% で、Mg:6.0〜15.0% を含み、残部Alおよび不可避的不純物からなるAl-Mg 系アルミニウム合金板であって、この板の板厚方向に亙って測定された各Mg濃度と、これらを平均化した平均Mg濃度との関係において、この平均Mg濃度からの前記各Mg濃度のずれ幅の最大値が絶対値で4%以下であるとともに、この平均Mg濃度からの前記各Mg濃度のずれ幅の平均値が絶対値で0.8%以下であることとして、強度延性バランスを高くし、プレス成形性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】 変形時に伸びが追いつき、割れが入ることがなく、圧延機負荷が小さく、また、高特性の細径棒を生産性よく製造できる鍛造用アルミニウム合金棒材の製造方法を提供する。
【解決手段】 連続鋳造装置で鋳造したアルミニウム合金連続鋳造棒を切断装置で切断し、切断したアルミニウム合金連続鋳造棒を熱処理装置で均質化熱処理した後、表面の面削、400℃〜固相温度での加熱、5%〜30%の圧延率での圧延、切断、引抜を連続ラインで行って鍛造用アルミニウム合金棒材を製造する。 (もっと読む)


【課題】 穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%にて、C:0.01%以上、0.20%以下、Si:2.0%以下、Al:0.010%以上、2.0%以下、Mn:0.5%以上、3.0%以下、P:0.08%以下、S:0.010%以下、N:0.010%以下、を含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成で、組織がフェライトを主体とするフェライト・ベイナイト組織であって、板厚tの1/8t〜3/8tの範囲でのMnミクロ偏析が、式(1)を満たす範囲にあることを特徴とする高強度薄鋼板およびその製造方法。
0.10≧σ/Mn ・・・(1)
ここでMnは添加量、σはMnミクロ偏析測定における標準偏差である。 (もっと読む)


【課題】 優れた引張強さ、伸びおよび導電性を兼備し、良好な曲げ加工性を具備し、安定した接合品質を保持することができる銅合金材を提供する。
【解決手段】 Niを1.0〜5.0質量%、Siを0.2〜1.0質量%、Znを1.0〜5.0質量%、Snを0.1〜0.5質量%、Pを0.003〜0.3質量%含有し、残部がCuと不可避不純物からなる銅合金材であって,目的とする最終板厚の1.3〜1.7倍の厚さまで冷間圧延する第1の冷間圧延工程、第1の冷間圧延後の材料を700〜900℃に加熱後、毎分25℃以上の降温速度で300℃以下まで冷却する第1の熱処理工程、第1の熱処理後の材料を最終板厚まで冷間圧延する第2の冷間圧延工程、第2の冷間圧延後の材料を400〜500℃に加熱して30分〜10時間保持する第2の熱処理工程、及び第2の熱処理後の材料を長手方向に張力を加えながら400〜550℃で10秒〜3分間加熱保持する。 (もっと読む)


【課題】高ヤング率鋼板、それを用いた溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼
板、高ヤング率鋼管、高ヤング率溶融亜鉛めっき鋼管、及び高ヤング率合金化溶融亜鉛め
っき鋼管、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の高ヤング率鋼板は、質量%で、C:0.0005〜0.30%、
Si:2.5%以下、Mn:0.1〜5.0%、P:0.15%以下、S:0.015%
以下、Al:0.15%以下、N:0.01%以下含有し、Mo:0.005〜1.5%
、Nb:0.005〜0.20%、B:0.0001〜0.01%、Ti:48/14×
N(質量%)以上0.2%以下の1種または2種以上を合計0.015〜1.91質量%
含有し、板厚1/8層の{110}<223>及び{110}<111>のいずれか一方
または双方の極密度が10以上、圧延方向のヤング率が230GPa超である。 (もっと読む)


【目的】多段の絞り加工―しごき加工によって破胴や外観上の汚れを発生することなく角形ケースに成形することができ、通常のレーザー溶接による封口処理後にクラックやピンホールの発生がなく、クリープ特性が良好で、充放電サイクル時のケース厚さ増加を抑制することができる電池ケース用アルミニウム合金板を提供する。
【構成】Mn:0.8〜1.5%、Mg:0.2〜0.8%、Cu:0.7%を越え1.2%以下を含有し、Mn、MgおよびCuの合計含有量(Mn%+Mg%+Cu%)が2.6%以下であり、不純物としてのSiを0.20%以下、Feを0.4%以下、Znを0.1%以下に規制し、残部Alおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】 ろう付け後において高い強度と熱伝導率を有し、耐サグ性、耐エロージョン性、自己耐食性、犠牲陽極効果に優れた熱交換器用アルミニウム合金フィン材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 Si:0.8〜1.4wt%、Fe:0.15〜0.7wt%、Mn:1.5〜3.0wt%、Zn:0.5〜2.5wt%を含み、さらに不純物としてのMgを0.05wt%以下に限定し、残部が通常の不純物とAlからなる化学組成を有し、ろう付け前の金属組織がファイバーな結晶粒組織であり、ろう付前の抗張力が240MPa以下、ろう付後の抗張力が150MPa以上であり、且つろう付け後の再結晶粒径が500μm以上であることを特徴とする、高強度で且つ伝熱特性、耐エロージョン性、耐サグ性、犠牲陽極効果および自己耐食性に優れた熱交換器用高強度アルミニウム合金フィン材。 (もっと読む)


【課題】 各種線材を伸線圧延処理することにより、バリがなく、且つ完全な表面処理が容易であるという、従来では見られない特性を有する電池用集電基体を提供すること。また、熱処理や表面処理することにより、防錆効果や塗装密着性がさらに向上した電池用集電基体を提供せんとする。
【解決手段】 金属の丸線材を、所定の基体幅に伸線圧延してなる電池用集電基体、及び線径0.3〜2.6mmの丸線材を伸線圧延して、幅1.5〜5mm、厚み0.05mm〜0.4mmに加工してなる前記電池用集電基体を構成した。 (もっと読む)


【課題】 6000系を基本組成とし、BH性、曲げ性および肌荒れ防止性を高めたアルミニウム合金板の製造方法を提供する。
【解決手段】 必須元素として質量%でMg:0.40〜0.70%、Si:0.50〜1.00%、Mn:0.05〜0.30%、Fe:0.10〜0.50%、Ti:0.005〜0.10%、B:0.0005〜0.01%を含有し、さらに任意元素としてZr:0.05%以下、Cr:0.05%以下のうち1種又は2種を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなる組成の合金溶湯を、双ベルト式鋳造機により厚み5〜15mmの薄スラブに連続鋳造し、直接コイルに巻き取った後、第一冷間圧延、中間溶体化、第二冷間圧延、最終溶体化、および予備時効を順次行ない、その際に上記第二冷間圧延を最終冷延率15〜30%で行うことを特徴とする特徴とするBH性、曲げ性及び肌荒れ性に優れたアルミニウム合金板の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、連続薄スラブ鋳造方法による、合金鋼(ケイ素2.5〜4.0質量%、炭素0.02〜0.10質量%、アルミニウム0.01〜0.50質量%を含むものとする)からの高品質の方向性電磁鋼ストリップの製造方法、特に、いわゆるHGO材料(highly grain oriented material:高方向性材料)の製造方法であって、前記発明は操作順序を提供し、前記操作順序の個々の段階はそれらが従来のユニットを用いて最適特性を示す電磁鋼シートを得ることを可能にする前記方法において調和され、前記個々の段階が、溶融物の第2冶金処理を実施することと、バーを成型するために溶融物を連続鋳造することと、薄スラブに前記バーを分けること、前記スラブを加熱すること、熱間圧延ストリップを成形するために前記薄いバーの熱間圧延を連続して行うことと、コールドストリップを得るためにホットストリップを冷間圧延することと、前記コールドストリップの再結晶及び脱炭焼きなましを行うことと、ストリップ表面上に焼きなましセパレータを付与することと、そして従来型ユニットを使用することにより最適な電磁特性を示す電磁鋼シートを製造することを可能にする方法で、ゴス集合組織を形成するために再結晶及び脱炭焼きなましにさらされるコールドストリップをきれいに焼きなましすることからなる、前記方法に関する。 (もっと読む)


【課題】プレス加工される自動車部品を対象とし,疲労特性と塗装焼付硬化性能と耐常温時効性に優れた高強度薄鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%にて,C:0.01%〜0.20%,Si:2.0%以下,Al:0.05%以下,Mn:0.1%〜3.0%,P:0.1%以下,S:0.0005%〜0.01%,Nb:0.005%〜0.05%,N:0.002%〜0.015%,Cr:0.3%〜1.5%含有し,残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成であって,N濃度[N],Cr濃度[Cr]が式(1)を満たし,0.046×√([N]×10000)+0.20<[Cr]<0.058×√([N]×10000)+0.70 (1)フェライトを主相とし,フェライト粒径が25μm以下であることを特徴とする疲労特性と塗装焼付硬化性能と耐常温時効性に優れた高強度薄鋼板。 (もっと読む)


【課題】製造に要する期間を短くできるとともに、低コストで、しかも、圧延後の鋼板の形状(平坦度)の悪化も抑制できる、引張強さ780MPa以上の高張力鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.05〜0.60%、Mn:0.5〜2.0%、Al:0.01〜0.08%、Nb:0.02〜0.05%、Ti:0.10〜0.25%、P:0.050%以下、S:0.0050%以下、N:0.010%以下を含有する鋼素材を、1150℃〜1300℃に加熱後、圧延終了温度800℃以上で熱間圧延して鋼板とした後、冷却速度2.0℃/s以下で550℃以下まで冷却を行ない、しかる後、昇温速度5℃/s以上で再加熱し、560〜600℃の温度域で10〜600秒保持し、さらに、昇温速度5℃/s以上で再加熱し、600〜700℃の温度域で10〜600秒保持後、冷却する。 (もっと読む)


【課題】 導電性、熱伝導性、成形加工性に優れ、かつ300MPa以上の高強度を有するアルミニウム合金板材を提供する。
【解決手段】 連続鋳造圧延材から得られ、質量%で、Si:0.2〜1.5%、Mg:0.2〜1.5%、Fe:0.3%以下を含有し、さらに、Mn:0.02〜0.15%、Cr:0.02〜0.15%の1種または2種を含有するとともに、残部がAlおよび不可避不純物からなり、該不可避不純物中のTiが0.2%以下に規制され、かつ導電率が48%IACS以上、耐力300MPa以上である。前記成分を有するアルミニウム合金板を連続鋳造圧延により作製し、その後冷間圧延し、次いで500〜570℃の溶体化処理を行い、続いてさらに冷間圧延率5〜40%で冷間圧延を行い、冷間圧延後150〜190℃未満に加熱する時効処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 従来のように浸炭焼入れ・焼戻し処理を施すことなく、ねじ込み性及びねじり強さのいずれも優れた高強度タッピングねじを提供する。
【解決手段】 タッピンねじの成形体本体がその任意方向断面における少なくとも1断面における平均粒径2μm以下の超微細細粒フェライト組織を有し、且つ、前記成形体本体の表面には、金属めっき皮膜、クロメート処理皮膜、及び電着塗装皮膜からなる3種の皮膜の内、少なくとも1種が形成されているタッピンねじとする。 (もっと読む)


【課題】 耐火性に優れた高強度極厚H形鋼とその製造方法を提供する。
【解決手段】 発明鋼は、質量%で、C:0.005〜0.07%、Si:0.005〜0.1%、Mn:0.005〜0.3%、Al:0.001〜0.01%、N:0.002〜0.006%、Ni:0.01〜5%、Cu:1.3〜5%を含み残部Fe及び不可避不純物からなることを特徴とする。その製造方法は、所定成分の鋼片を、1100〜1300℃で、加熱終了後の表層部の内部酸化物が分布する層が100μm以下となるように加熱後、圧延の際、(a)フランジ表面を700℃以下まで水冷し、復熱過程で圧延する水冷・圧延サイクルを1回以上行なう、(b)圧延後、0.1〜5℃/sの冷速でフランジを平均温度で700〜400℃に冷却後、放冷する、(c)フランジを平均温度で400℃以下まで冷却後、400〜500℃まで再加熱して15分〜5時間保持し、再度冷却する、の各条件の1または2以上を組合せて熱間圧延することを特徴とする。 (もっと読む)


121 - 140 / 200