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Fターム[4F210QL02]の内容

Fターム[4F210QL02]に分類される特許

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フィルムウェブを横方向に延伸させる装置において、テンタークリップ(1)が、走行ローラー(7)によってガイドレール(2)上を走行する。振動、ノイズ、磨耗および摩擦損失が、高い作業速度において生じる。これを回避するため、永久磁石または電磁石(8)が、テンタークリップ(1)上の走行ローラー(7)の所定領域、またはガイドレール(2)上に配置される。これによって、テンタークリップ(1)が、画定された方向においてガイドレール(2)に向かって引き寄せられる。このため、ガイドレール(2)上でのテンタークリップ(1)の走行が安定化され、そして、フィルムウェブを横方向に延伸させる装置において、高い作業速度が実現される。
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【課題】配向度が高く分子状態が安定した樹脂フィルムを容易に作成可能な樹脂フィルムの製造装置を提供する。
【解決手段】製造装置1は、加熱槽14と、冷却槽15と、レール40と、延伸ユニット30とを備える。加熱槽14は、加熱部18を有する。加熱槽14は、加熱部18によって加熱される。冷却槽15には、冷却液15aが溜められている。レール40は、加熱槽14から冷却槽15に至る。延伸ユニット30は、レール40上に加熱槽14と冷却槽15との間を変位可能に配置されている。延伸ユニット30は、樹脂フィルムを延伸させる。 (もっと読む)


【課題】軸ズレの発生が抑えられており、Reが大きくて、トタン板状のシワがなく、製品幅の広いセルロースアシレートフィルムを製造する方法を提供する。
【解決手段】セルロースアシレートフィルムをフィルムの搬送方向に直交する方向に延伸した後、前記延伸をした方向の寸法変化を制御しながらTc≦T<Tm0を満たす温度Tで熱処理する[Tc、Tm0は、熱処理前のセルロースアシレートフィルムの結晶化温度、融点をそれぞれ表す。] (もっと読む)


【課題】製造過程でのエネルギー効率に優れ、劣化が少なく高性能な位相差フィルムを製造することのできる透明ポリマーフィルムの製造方法、該方法によって製造された位相差フィルム、並びに、これを用いた偏光板、および液晶表示装置を提供する。
【解決手段】乾燥状態のフィルムの質量に対するフィルム中の揮発分が3〜30質量%である状態でポリマーフィルムを巻き取る巻取工程と、前記ポリマーフィルムを延伸する延伸工程と、延伸後の前記ポリマーフィルムに下記式(A)の条件を満たす温度T(単位;℃)で熱処理を施す熱処理工程と、を含むことを特徴とする透明ポリマーフィルムの製造方法。
式(A): Tg<T<Tm0
[式中、熱処理前のTgはポリマーフィルムのガラス転移温度(単位;℃)を表し、Tm0は前記熱処理前のポリマーフィルムの融点(単位;℃)を表す。] (もっと読む)


【課題】把持具のフィルム把持力を変更してフィルム噛みちぎれ及びフィルム抜け落ちが発生しないようにする。
【解決手段】クリップテンタは、ポリマーフィルム3の両側縁部をクリップ5で把持してフィルム搬送方向Aに搬送しながらフィルム幅方向Bに延伸する。フィルム把持開始位置PAと延伸開始位置PCとの間の把持力増加位置PEに、クリップ5を閉じる方向に加勢するクリップクローザ42と、クリップクローザ42の位置を調整し、クリップ5への加勢力を変更してクリップ5の把持力を変更する把持力変更ユニット43を設ける。把持力変更ユニット43は、支持ベース44、移動機構45、制御部46を備える。制御部46は、ポリマーフィルム3の膜厚及び残留溶媒量に基づいて、クリップクローザ42を移動させて、フィルム把持力を増加させる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で耳ヨレの発生を抑える。
【解決手段】クリップテンタ2は、フィルム搬送方向Aで、予熱ゾーン2a、把持安定ゾーン2b、幅保持ゾーン2c、本延伸ゾーン2d、延伸緩和ゾーン2eに区画されている。把持安定ゾーン2bでは、延伸前のポリマーフィルム3の幅を100%としたとき、延伸後の幅が104%となるように延伸する。幅保持ゾーン2cでは、ポリマーフィルム3を、104%に延伸された状態を維持しながら、搬送する。本延伸ゾーン2dでは、把持安定ゾーン2bで延伸される前のポリマーフィルム3の幅を100%としたとき、延伸後の幅が140%となるように延伸する。把持安定ゾーン2bでは、ポリマーフィルム3の収縮力により、クリップ5は閉じる方向に付勢され、クリップ5によるフィルム把持が安定し、ポリマーフィルム3は、本延伸ゾーン2dで耳ヨレがなく安定して延伸される。 (もっと読む)


【課題】フィルムの接合方式を切り替え可能にすること。
【解決手段】オフライン延伸設備の接合部12に、ヒートシーラ装置50と、テープ接合装置60とを備える。切替スイッチ74aを操作して熱溶着接合方式に設定した場合にはヒートシーラ装置50が駆動し、テープ接合方式に設定した場合にはテープ接合装置60が駆動する。製品として大量製造するときには熱溶着接合方式に切り替え、試験的に少量製造するときにはテープ接合方式に切り替える。 (もっと読む)


【課題】先行フィルムの後端部と後行フィルムの先端部を簡単且つ容易に溶着する。
【解決手段】ヒートシーラ装置40は、1対の溶着ヘッド41,42と、吸着ヘッド46〜48と、カッタ55と、クランプ57,58とを有する。フィルム3a,3bの接合時に、上吸着ヘッド41,42により先行フィルム3aを持ち上げてフィルム搬送路49から退避させ、この状態で先行フィルム3aを切断する。切断後にカッタ55を退避させて、接合位置に戻す。クランプ57,58及び吸着ヘッド46〜48で先行フィルム3aの後端部及び後行フィルム3bの先端部を保持した状態で、溶着ヘッド41,42で加熱押圧し、フィルム3a,3b同士を溶着させて接合する。吸着ヘッド41,42で保持した状態で接合が行われるため、先行フィルム3aの後端部の位置決めが不要になり、簡単に且つ精度よくフィルム同士が接合される。 (もっと読む)


【課題】光学特性のバラツキが少ない遅相軸が傾斜した延伸フィルムを製造する方法の提供。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなる長尺のフィルムを延伸後のフィルムの巻取り方向D2と異なる方向から繰出し、該フィルムの両端部を把持具CR,CLによって把持して搬送しながら、予熱ゾーン、延伸ゾーン、及び冷却ゾーンを有するオーブンを通過させて、該巻取り方向に対して配向角θが40〜80°の範囲内となる長尺の延伸フィルムを製造する方法であって、前記熱可塑性樹脂からなる長尺のフィルムの、流れ方向の厚みムラσm及び幅方向の厚みムラσtが、σm<0.30μm、σt<0.20μmであり、延伸後のフィルムの引取張力Tが、100N/m<T<300N/mであり、さらに上記Tの変動が±5%未満であることを特徴とする延伸フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】
従来の二軸延伸ポリプロピレンフィルムに比べ、強度、耐熱性が向上した二軸延伸ポリプロピレンフィルムの提供。
【解決手段】
プロピレン系フィルム又はシートをテンター延伸するに際して、その長尺の両端のテンタークリップで把持される部分の強度をそれ以外の部分の強度より強くして、テンター延伸することを特徴とするプロピレン系延伸フィルムの製造方法。プロピレン系フィルム又はシートの両端に、それらの引張弾性率より高い引張弾性率を持つ短幅フィルムを押圧し、その短幅フィルムの押圧部をテンタークリップが把持してテンター延伸する。 (もっと読む)


【課題】ミシン目開封性が非常に良好な上、きわめて生産性の高い熱収縮性ポリエステルフィルムを提供すること。
【解決手段】エチレンテレフタレートを主たる構成成分とし、全ポリエステル樹脂成分中において非晶質成分となりうる1種以上のモノマー成分を15モル%以上含有しているポリエステル系樹脂からなる熱収縮性ポリエステル系フィルムであって、特定の熱収縮特性と特定の熱収縮処理後の力学的特性を有する熱収縮性ポリエステル系フィルム。 (もっと読む)


【課題】長手方向のクリップ間隔の調整できない通常のテンターを用いて、光学特性領域の広い、より有用な位相差フィルムの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】フィルム3をテンター2内に供給し、テンター2内で、フィルム3の両端部をテンターレール5、6の複数のクリップ10で把持してフィルム3の幅方向に延伸する位相差フィルムの製造方法において、フィルム3を幅方向への延伸が終了すると同時に、フィルム3の端部をクリップ10から開放し、開放すると同時にフィルムを冷却することを特徴とする位相差フィルムの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】原反シートが非常にもろいシートの場合でも、破膜することなく、かつ、調整を簡便にする同時二軸延伸機を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂のシート状物の端部を把持する複数の掴み装置を前記シート状物の両側端に具備し、折尺状に形成された複数個の等長リンク装置より構成された無端リンク装置を設け、該無端リンク装置をシート状物の入口側スプロケットより駆動することにより進行方向に末広がり状に配置されたガイドレールに案内されて前記掴み装置の掴みピッチを徐々に拡大させて前記端部が把持されたシート状物を縦横二方向に同時に延伸し、さらに該延伸後前記シート状物の端部を前記掴み装置から外して前記無端リンク装置を出口側スプロケットにより駆動して前記入口側スプロケットに戻るように構成したシート状物の同時二軸延伸機において、前記シート状物の端部と面接触して把持する把持部の領域内に前記シート状物の端縁を配置する。 (もっと読む)


【課題】フィルム延伸機のフィルム把持形状に合わせて、フィルムをオーバーフィードできるオーバーフィード装置を提供する。
【解決手段】フィルムFの搬送面に直交する平面内を周回するようにフィルムFの表裏両側に対向して配置された環状のフィーダチェイン5に等間隔で複数保持され、前記フィルムの幅方向に延伸するように前記フィルムに向かって互い違いに突出する過給突起を備える波状把持部材6a,6bが、フィルムFの搬送方向に移動しながらフィルムFを波打たせるように挟み込み、波状把持部材6a,6bと同じ速度で周回し、波状把持部材6a,6bに対応する波形の把持形状を有するクリップ2が、波状把持部材6a,6bに把持されているフィルムFの両側端を把持する。 (もっと読む)


【課題】光学的および機械的性質が均一なフィルムの延伸方法の提供。
【解決手段】合成材料のフィルムの延伸方法:引き延ばされたストリップの形態の、合成材料で作られたフィルム1を延伸する方法。このフィルム1は、それを横断方向の延伸手段11の中を通過させることにより、連続的に延伸される。この方法は、フィルムを予熱するステップ、及びその長手方向Aに対して横断方向にフィルムを延伸するステップを含んでいる。さらに、フィルムが横断方向に延伸されると同時に、フィルムがその長手方向に収縮されるステップを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 300℃以上の高温で稼動させても騒音が小さく、かつ得られるフィルムの金属ダスト量を大幅に低減可能な耐熱高分子フィルムの製造装置を提供する。
【解決手段】 耐熱高分子フィルムまたはその前駆体フィルムに対して、熱処理などの処理を行うフィルム端部固定式テンターにおいて、フィルム端部把持機構をフィルム搬送方向に駆動するための駆動機構部の摺動部に固体潤滑作用を有する耐熱性化合物を作用させてなることを特徴とする耐熱高分子フィルム製造装置であり、300℃以上の温度で3時間稼動させた後のフィルム搬送時に生ずる摩擦音の基本周波数が3kHz以下である高分子フィルムの製造装置。 (もっと読む)


【課題】 液晶ディスプレイの基材として好適に用いられる一軸配向ポリエステルフィルムを安定して生産する製造方法を提供する。
【解決手段】 テンター式延伸装置を用いる一軸配向ポリエステルフィルムの製造方法であって、テンター内における最高温度である熱固定工程より下流側の冷却工程におけるテンターレール幅が最も狭い部分に対して、フィルムを把持するクリップがフィルムを開放する部分のテンターレール幅を0.1〜10%の範囲で広くすることを特徴とする一軸配向ポリエステルフィルムの製造方法。 (もっと読む)


本発明のテンタークリップクローザは、カムを有する第一のクローザと、回転自在な円板を有する第二のクローザとを具備する。本発明のテンタークリップオープナーは、クリップアームに抵抗する付勢手段により駆動される回転自在な板状オープナーを具備し、異常クリップのために板状オープナーに異常な力がかかったときに板状オープナーは付勢手段に逆らって異常クリップから遠ざかるように枢動する。欠陥テンタークリップを検出する本発明の装置は、テンタークリップを開閉する少なくとも1つのテンタークリップ駆動装置を具備する。力が基準値を超えると、監視手段からの信号は、異常クリップの後で駆動装置に接触したクリップの数を自動的にカウントするカウンターを自動的に作動する。
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【課題】後加工時の熱処理工程におけるフィルムの寸法変化が小さく、平面性及び裁断性が良好で、厚みが良くキズが少なく光学用途、太陽電池用途や精細印刷用途に好適なポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルムの提供。
【解決手段】巻取方向と45度の角度方向の屈折率と直交する屈折率との差Δnabが0.015以上0.060以下であって、長手方向のHS150が0.0%以上0.5%未満であって、幅方向でのHS150の差異(熱収縮差)が0.1%以下であって、さらに、長手方向のHS180が0.7%以上1.5%未満であって、幅方向でのHS180の差異(熱収縮差)が0.15%以下であり、4方向の破断強度TSと破断伸度TEの比TS/TEが、いずれも0.6(MPa/%)以上2.6(MPa/%)以下であり、厚み変動率が6%以下、厚みが70μm以上400μm以下であるポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】フィルムを安定して斜めに延伸できるフィルム延伸機を提供する。
【解決手段】フィルム延伸機1は、フィルム2を送出する供給装置3と、供給装置3から送出されたフィルム2をガラス転移温度以上に加熱する予熱装置3と、予熱装置3が加熱したフィルム2の両側をそれぞれ把持し、予熱装置3以上の速度で搬送するテンタチェイン6aおよび予熱装置3と同じ速度で搬送するテンタチェイン6bと、テンタチェイン6a,6bが搬送したフィルム2を、高速側のテンタチェイン6aと同じ速度で搬送しながら加熱および冷却するアニール装置7と、アニール装置7と同じ速度でフィルム2を巻き取る巻き取り装置8とを有する。 (もっと読む)


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