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Fターム[4F210QL02]の内容

Fターム[4F210QL02]に分類される特許

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【課題】高レタデーション値であり透明性に優れる光学機能性用途フイルムを製造する。
【解決手段】表面が冷却された流延ドラム31の上にポリマーと溶媒とを含んだドープ21を流延して流延膜35を形成する。流延膜35を冷却固化して自己支持性を持たせた後、流延ドラム31から剥ぎ取って湿潤フイルム41とし、ピンテンタ13に送る。ピンテンタ13では、湿潤フイルム41の両側端部に多数のピンを突き刺して固定した後、搬送する間に乾燥させてフイルム20とする。次に、所定のX線回折強度を示すフイルム20をクリップテンタ14に送り込む。フイルム20の両側端部をクリップで把持し搬送する間に、幅方向に15%以上40%以下の延伸倍率で延伸させて分子の配向を制御する。これにより透明性の低下を抑制し、かつ高レタデーション値を有するフイルム20を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】テンタで湿潤フィルムを把持して延伸・乾燥させる際に乾燥ムラの発生を抑える。
【解決手段】テンタ47をテンタ本体100及び送風装置101から構成する。送風装置101を多数の送風ヘッド110と、送風ダクト111と、循環ダクト112と、送風ファン113と、温調機114とから構成する。送風ヘッド110に複数のノズル115を設ける。送風ヘッド110の一方の側端面に送風ダクト111を設け、他方の側端面に循環ダクト112を設ける。送風ヘッド110及び送風ダクト111を二重の断熱構造とする。循環ダクト112を介して送風ヘッド110内の空気を循環させることにより、滞留部を無くして乾燥風の温度分布をほぼ均一にする。ノズル115から吹き出した乾燥風が湿潤フィルム74の膜面に当たり、その気化熱で温度が低下しても、断熱構造によって温度低下した乾燥風の影響を受けることがなく、略均一な温度分布の乾燥風が得られる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ベアリングが当たったときの耐荷重を向上させて振動、異音の発生を防止して騒音を低下させ、耐久性を高め、かつテンタークリップをスムーズに走行させて高速走行や、高荷重走行が可能なフィルムの横延伸機を提供する。
【解決手段】拡幅部25を構成する鋼板37の積層体38に継ぎ目部39を設け、テンタークリップ3の走行方向に沿って継ぎ目部39の下流側の下流側積層体41に上流側積層体40の金属板よりも板厚が大きい第2のガイドブロック42b,42cを一体に形成し、かつ第2のガイドブロック42b,42cの端縁部外面側にテンタークリップ3の走行方向に沿ってガイド用凹部43を延設し、継ぎ目部39の上流側の上流側積層体40の外面側の金属板の下流側先端に、ガイド用凹部43内に係脱可能に挿入され、ガイド用凹部43に沿ってテンタークリップ3の走行方向に移動可能な係合凸部44を設けた。 (もっと読む)


【課題】フィルム単体で、平均Nz係数が0より大きく1より小さく、皺の無い、幅広で長尺の延伸フィルムを、効率的に得る方法を提供する。
【解決手段】長尺のフィルムを幅方向に対して斜交する角度の方向に延伸して延伸フィルムを得る工程において、フィルムの両端の走行速度を略等しく且つ工程中を通して一定にすることによって、平均Nz係数〔=(n−n)/(n−n);ただし、nはフィルム面内の遅相軸方向の屈折率のフィルム幅方向の平均値、nはフィルム面内の進相軸方向の屈折率のフィルム幅方向の平均値、nはフィルム厚み方向の屈折率のフィルム幅方向の平均値〕が0より大きく1より小さい、長尺の延伸フィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】製作が容易であり、厚さのみならず配向においても均質な二軸延伸フィルムを製造できる同時二軸延伸機、並びに厚さのみならず配向においても均質な二軸延伸光学フィルムを低コストで製造することができる光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】複数のリンクプレートをジグザグに連結してなるリンク装置、及び前記リンクプレートのそれぞれの一端に設けられる、熱可塑性樹脂フィルムを把持するための複数の把持子を備えるパンタグラフ方式同時二軸延伸機であって:前記複数の把持子が、前記リンク装置収縮時のリンクピッチが10〜40mmの間隔で位置し;各把持子の把持面積が、75〜710mm2であり;前記二軸延伸の延伸倍率が縦方向及び横方向それぞれ1.1〜2倍であることを特徴とする同時二軸延伸機;並びにそれを用いて、熱可塑性樹脂フィルムを二軸延伸することを特徴とする、光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】エステル油に接触してもシール部材の劣化を抑制することができ、信頼性や高温耐久性に優れたテンタークリップ用転がり軸受を提供する。
【解決手段】フィルム延伸装置のテンタークリップ15に使用され、外輪外周がエステル油で潤滑される転がり軸受18であって、該転がり軸受18は、内輪および外輪と、この内輪および外輪間に介在する複数の転動体と、上記内輪および外輪の軸方向両端開口部を覆うシール部材とが設けられ、該シール部材は、少なくともエステル油に接触する部位がフッ素ゴム成形体からなり、該フッ素ゴム成形体がテトラフルオロエチレン−プロピレン2元共重合体を含む加硫可能なフッ素ゴム組成物、および、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−プロピレン3元共重合体を含む加硫可能なフッ素組成物から選ばれた少なくとも1つのフッ素ゴム組成物の成形体である。 (もっと読む)


【課題】エステル油に接触してもシール部材の劣化を抑制することができ、信頼性や高温耐久性に優れたテンタークリップ用転がり軸受を提供する。
【解決手段】フィルム延伸装置のテンタークリップ15に使用され、外輪外周がエステル油で潤滑される転がり軸受18であって、該転がり軸受18は、内輪および外輪と、この内輪および外輪間に介在する複数の転動体と、上記内輪および外輪の軸方向両端開口部を覆うシール部材とが設けられ、該シール部材は、少なくともエステル油に接触する部位がフッ素ゴム成形体からなり、該ゴム成形体がテトラフルオロエチレンと、プロピレンと、水素原子の一部がフッ素原子で置換された炭素数 2〜4 の不飽和炭化水素からなる架橋用単量体とを含む共重合体からなる加硫可能なフッ素ゴム組成物の成形体である。 (もっと読む)


【課題】優れた光学補償能を有しており、高い生産性で製造可能なセルロースアシレートフィルムを提供する。
【解決手段】セルロースを構成するグルコース単位の水酸基の一部又は全部が芳香族アシル基で置換されたセルロースアシレート誘導体を含有するとともに、50nm<Re<400nm、−200nm<Rth<50nm及び|Nz|<10(Reはセルロースアシレートフィルムの面内方向のレターデーション、Rthはセルロースアシレートフィルムの厚み方向のレターデーション、Nzは(Rth/Re)+0.5を表す)を満足するセルロースアシレートフィルムである。 (もっと読む)


【課題】遅相軸分布が均一であり、高複屈折率であるフイルムを製造する。
【解決手段】ポリマーと溶媒とを含んだドープを走行する流延バンドの上に流延して流延膜を形成する。この流延膜を流延バンドから剥ぎ取って得られる湿潤フイルム41を、テンタ14に送り込む。テンタ14では、両側端部をクリップ61で把持した湿潤フイルム41を、フイルム搬送方向に向かってテンタレール間隔が小さくなる導入部を搬送した後、テンタレール間隔が大きくなる延伸部を搬送し、さらに、テンタレール間隔が小さくなる延伸緩和部を搬送する。これにより、湿潤フイルム41の収縮力を緩和した後、延伸し、さらに延伸後に湿潤フイルム41に作用する収縮力を緩和することができるので、分子配向の制御を好適に行い、遅相軸分布が均一であり、かつ高複屈折率であるフイルム44を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】
フィルムに塗液を塗布するフィルム温度を下げることで、塗布欠点の数を少ない優れた外観をもつ二軸延伸フィルムを提供する。
【解決手段】
フィルム温度が65℃以下、かつフィルム厚みが1000μm以上のフィルムに、インラインコート法にて塗液を塗布した後に、該フィルムを同時二軸延伸法により延伸する二軸延伸ポリエステルフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】厚み方向のレターデーション、面内のレターデーションが小さく、製造時に切断などのおこりにくく、流延方向とそれに垂直な方向の力学特性や寸法安定性にバランスのとれたセルロースエステルフィルムおよび、その製造方法を提供すること。該セルロースエステルフィルムを用いた光学補償フィルム、偏光板および液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】波長590nmでの膜厚方向のレターデーション値 Rth(590)が−25nm以上25nmであり、面内のレターデーション値 Re(590)が0nm以上10nm以下である透明フィルムであって、波長590nmでのフィルム面内の遅相軸の方向が、幅方向の任意の場所で10°以上異なることを特徴とするセルロースエステルフィルムおよびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】縦方向に内部応力を発生させずにフィルムを横方向に延伸できるフィルム延伸装置を提供する。
【解決手段】フィルム2の両側端を把持して搬送し、フィルム2を搬送方向と直角方向に延伸する複数のクリップ7を有するフィルム延伸機において、クリップ7と同期してフィルム2の搬送方向に移動しながらクリップ7の間で上下移動する弛緩部材10を設ける。弛緩部材10は、クリップ7がフィルム2の両側端に配置され、且つ、フィルム2を把持する前に、クリップ7がフィルム2を把持する面よりも下方に突出し、クリップ7がフィルム2を把持した後に上方に後退する。 (もっと読む)


【課題】 巾方向の厚みが均一で広幅な斜めに分子軸が配向した長尺延伸フィルム又は位相差フィルムを製造する方法、その製法によって得られる位相差フィルム、及びその位相差フィルムを備える液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 テンター延伸機の把持手段の走行速度をフィルム両端で略等しくし且つ延伸開始点から延伸終了点までの前記把持手段の走行距離をフィルム両端で異ならしめ、固定ゾーンのフィルム走行方向を、予熱ゾーンのフィルム走行方向から(θ−5°)以上θ以下になるように、且つ、予熱ゾーンと延伸ゾーンの境目におけるフィルムの中点から延伸ゾーンと固定ゾーンの境目におけるフィルムの中点に結んだ直線の方向から(θ+5°)よりも大きくなるように傾けることによって、巾方向の厚みが均一で広幅な延伸フィルムの幅方向から角度θ傾いた方向に分子軸が配向した長尺延伸フィルムが得られる。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示素子すなわち偏光板の保護フィルムとして用いられる光学フィルムについて、フィルムの全幅にわたってムラがなく、リタデーション値が実質的にゼロであり、かつ優れた平面性をもつ光学フィルム、及びその製造方法、並びに安定した位相差値を確保できる光学フィルムを用いた偏光板を提供する。広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能な画像表示装置、特にIPSモードで動作する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、ウェブの残留溶媒量が80〜120重量%で第1延伸工程を開始し、ウェブの残留溶媒量が10〜60重量%で第2延伸工程を開始することにより、フィルムの面内方向リタデーション(Ro)値が0以上5以下であり、かつフィルムの厚み方向リタデーション(Rt)値が−10以上10以下である光学フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】 フィルムを延伸する方向又はフィルムの収縮を規制する方向を容易に変更可能なフィルム伸縮装置、および、所望の配向角の配向フィルムを製造する方法を提供する。
【解決手段】 フィルム2を搬送方向E1に延伸し又は収縮を規制する縦伸縮部6と、縦延伸部6と搬送方向に直列に設けられ、フィルム2を2搬送方向に対して傾斜方向E2に延伸し又は収縮を規制する斜方伸縮部9とからなるフィルム伸縮装置1で、縦伸縮部6における伸縮比率を変更することで、総合的にフィルム2が伸縮する方向を変更し、フィルム2の配向角を調節する。 (もっと読む)


【課題】二軸延伸後の基材フィルムを、熱処理装置に円滑に導入する二軸延伸フィルムの製造方法、及びそのための二軸延伸フィルム製造装置を提供すること。
【解決手段】二軸延伸フィルム製造装置は、熱処理装置40の上流側に、基材フィルム2の両端部を基材フィルム2の幅方向外部に付勢する一対の付勢ロール81を有する付勢装置80を備えている。付勢ロール81は、2本一組となっており、基材フィルム2を両面から挟んで線圧を加えるとともに、基材フィルム2の進行に伴い互いに逆回転可能な円筒状の回転部を有する。 (もっと読む)


本発明は、熱可塑性プラスチックから作製された配向していない、または、縦方向に配向したフィルムウェブを横延伸する方法に関する。前記方法によれば、延伸されていない、または、縦延伸されたフィルム(8)を横延伸フレームに導入し、ここで、ヒーター域(1)を横延伸の温度TQに加熱し、取り付けられた延伸域(2)において、クリップチェーンを末広がり(V型)のガイドによって横延伸し、固定域において温度TFが適用される(ここで、TQ>TF)。延伸域および/または加熱域(1)において、フィルム(8)の境界ゾーン(5)が横延伸および/または固定の際に該フィルムウェブの中央(6)よりも高い温度を有するように、フィルム(8)の境界ゾーン(5)は、加熱されるか、または、断熱される。
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【課題】ボーイング現象の発生が抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】TACと添加剤と溶媒とからドープを調製する。ドープを流延バンド上に流延して流延膜を形成する。流延膜が自己支持性を有するものとなった後に湿潤フィルム120として流延バンドから剥ぎ取る。湿潤フィルム120をテンタ式乾燥機17内に搬送する。延伸部131で湿潤フィルム120を幅方向に延伸し、緩和部132で幅方向に緩和する。把持開始から0.1分間における延伸率X(%)と緩和部132における緩和速度Y(%/分)とが5X+Y<10の関係式を満たすように延伸と緩和とを行う。緩和した後にフィルム90としてテンタ式乾燥機17から送り出しロール状に巻き取る。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂フィルムをテンター延伸機により延伸する製造方法において、フィルム中央部の配向方向が本来配向させたい方向に揃うように配向方向のずれを補正可能である上に、フィルム中央部の配向方向とフィルム端部の配向方向のぶれが小さく、さらにレターデーションむらや厚さむらを悪化させることなく、幅広の延伸フィルムを安定期に得ることができる延伸フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂フィルムをテンター延伸機にてフィルム幅方向に延伸する方法において、テンター延伸機の特定ゾーンにおいて、テンター延伸機の左右のレールパターンをフィルム配向角分布に応じて独立に変化させることを特徴とする延伸フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】フイルムを把持する際の安定性を向上させる。
【解決手段】テンタ装置100は、左レール120と、右レール122と、これら各レール120,122に案内されるエンドレスチェーン130,132とを備えている。エンドレスチェーン130,132には、それぞれ複数のクリップ150が取り付けられており、テンタ装置100はクリップ150により湿潤フイルム87の両側部を把持して搬送する。クリップ150は、搬送方向と平行の幅Wが60mmより大きく120mm未満に形成されている。また、クリップ150は、隣り合うクリップ150同士の隙間Gが1mmよりも大きく10mm未満となるように各エンドレスチェーン130,132に並べて配置されている。 (もっと読む)


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