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Fターム[4F401CA11]の内容

プラスチック廃棄物の分離、回収、処理 (20,047) | 高分子の処理操作 (5,351) | 亜臨界、超臨界 (226) | 添加剤使用(超臨界媒体以外) (66)

Fターム[4F401CA11]に分類される特許

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【課題】熱硬化性樹脂中に無機固形物や高粘度樹脂などの不純物が混在している場合であっても、熱硬化性樹脂の分解反応時の圧力を調整しながら分解処理を連続的に行うことが可能な分解処理装置および分解処理方法を提供する。
【解決手段】分解処理装置は高温高圧場を利用して熱硬化性樹脂を連続的に分解処理する装置であって、熱硬化性樹脂を粉砕しながら供給する供給機10と、供給された熱硬化性樹脂を加熱しながら加圧する押出機11と、押出機内の加熱・加圧領域よりも下流側の領域に温度調整した薬剤を注入する薬剤注入機構16を接続し、押出機の下流に分解反応管12と、分解反応管の吐出口に管内の圧力を調整する圧力調整機構13と、圧力調整機構の下流に分解生成物を回収する分解生成物回収機構15とを具備し、圧力調整機構は流体流路の断面積をピストンの駆動により制御するバルブを2つ以上具備する。 (もっと読む)


【課題】シリカを含有するエポキシ樹脂硬化物を効率良く分解することができるエポキシ樹脂硬化物の分解方法を提供する。
【解決手段】シリカを含有するエポキシ樹脂硬化物を、アルカリ金属塩およびアルカリ金属の水酸化物のうち少なくともいずれかのアルカリを共存させた亜臨界水に接触させて分解する。 (もっと読む)


【課題】不飽和ポリエステル樹脂組成物を繊維材料に良好に含浸させることが可能であり、成形品の表面平滑性を向上させることができる不飽和ポリエステル樹脂用粘度調整剤を提供する。
【解決手段】不飽和ポリエステル樹脂とスチレンを含む架橋剤との反応により得られた不飽和ポリエステル樹脂硬化物を含む材料を、前記不飽和ポリエステル樹脂硬化物の熱分解温度未満の温度で亜臨界水分解して得られた、スチレンフマル酸共重合体を不飽和ポリエステル樹脂用粘度調整剤とする。 (もっと読む)


【課題】ポリエステルとその架橋部を含んでなる熱硬化性樹脂から亜臨界水分解により所望の分子量範囲の多塩基酸ビニルモノマー共重合体を選択的に回収可能な多塩基酸ビニルモノマー共重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂の亜臨界水分解により得られる多塩基酸ビニルモノマー共重合体の分子量または分子量分布を設定する工程と、所望の前記分子量または分子量分布の多塩基酸ビニルモノマー共重合体に対応した熱硬化性樹脂の原料を選択する工程と、この選択した熱硬化性樹脂の原料を亜臨界水分解して所望の前記分子量または分子量分布の多塩基酸ビニルモノマー共重合体を得る工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】亜臨界水分解後の未溶解固形分をSMCやBMC等の原料として再利用することができる、複合材料の亜臨界水分解により得られる未溶解固形分の回収方法と再利用方法ならびに回収装置を提供する。
【解決手段】樹脂と無機物との複合材料を、アルカリを含有する亜臨界水により亜臨界水分解する工程と、前記無機物および未分解の有機成分を含む未溶解固形分と、水と前記樹脂のモノマーおよび/またはオリゴマーとを含む液分とを含む前記複合材料の分解物を固液分離する工程と、この固液分離後の未溶解固形分を水で洗浄してアルカリを除去する工程と、この洗浄により得られた未溶解固形分を再利用のために回収する工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】廃液晶パネルから、少ない労力とエネルギーにて、大がかりな設備を使用せず、安全に素材を分離し、有価物であるインジウムおよび重量の大半を占めるガラスを素材として再生利用することが可能である液晶パネルの再資源化方法を提供する。
【解決手段】ガラス基板の一方側に高分子フィルムが貼付され、他方側に希少金属が蒸着されている液晶パネルを再資源化する方法であって、液晶パネルを打撃することにより液晶パネルを破砕し、ガラス基板の破砕片と高分子フィルムとを分離回収する破砕分離工程を含むことを特徴とする、液晶パネルの再資源化方法。 (もっと読む)


【課題】プラスチック廃棄物の再資源化を可能にした乳化剤を提供する。
【解決手段】多塩基酸ビニルモノマー共重合体の水溶性アルカリ塩に酸を添加して、その構成単量体である多塩基性部におけるアルカリ塩からなる基を酸と反応させて多塩基酸ビニルモノマー共重合体の部分アルカリ塩を含有する乳化剤を得る。前記多塩基酸ビニルモノマー共重合体の水溶性アルカリ塩は、ポリエステル部と架橋剤を含む熱硬化性樹脂をアルカリ共存下で亜臨界水分解して生成した架橋剤とポリエステル部を構成する有機酸の化合物である。 (もっと読む)


【課題】ポリエステル部と架橋剤を含む熱硬化性樹脂の分解生成物である多塩基酸ビニルモノマー共重合体の塩を効率よく分離できる多塩基酸ビニルモノマー共重合体塩の分離方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル部と架橋剤を含む熱硬化性樹脂を1価水酸基をもつアルカリ金属化合物を3N以上含有する亜臨界水で分解する。これにより架橋剤とポリエステル部を構成する有機酸の化合物である多塩基酸ビニルモノマー共重合体の塩を分解液中に固体として生成させ、多塩基酸ビニルモノマー共重合体の塩を含む固形分を液体成分から分離する。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂の分解・回収物を再利用可能にした変性スチレン−マレイン酸共重合体及びその用途を提供すること。
【解決手段】式(1):


〔式中、Aは、水素または金属元素であり、mは、1〜3の数値であり、nは、3〜300の数値を示す。また、両末端は、水素である。ここで、Aで示される金属元素が二価以上の金属元素である場合、該金属元素は、複数のカルボキシ基(同一分子中のカルボキシ基に限定されない)と塩を形成していてもよい。〕で示されるスチレン−マレイン酸共重合体のカルボン酸基に、所定のハロゲンおよび/またはエポキシ化合物を反応させることによって得られた、変性スチレン−マレイン酸共重合体。 (もっと読む)


【課題】 高分子材料を分解及び/又は可溶化処理して再生樹脂を得る際に、塩基性物質に由来するイオン濃度が低い再生樹脂を得ることができる高分子材料の分解処理方法。
【解決手段】 高分子材料の分解処理方法であって、
(a)フェノール類化合物を含有する反応溶媒中で、分解及び/又は可溶化処理によりフェノール性水酸基を有する樹脂を生ずる高分子材料を、塩基性物質の存在下で分解及び/又は可溶化処理して処理混合物を得る工程と、
(b)上記処理混合物に、フェノール性水酸基よりも強い酸性度を有する酸性物質を添加して、上記塩基性物質と上記酸性物質とから形成され、処理混合物中の反応溶媒に対する常圧下20℃での溶解度が5重量%以下である塩を生成させる工程と、
(c)上記処理混合物中から上記塩の非溶解物を分離して、上記フェノール性水酸基を有する樹脂を再生樹脂として得る工程と、
を有することを特徴とする、高分子材料の分解処理方法。 (もっと読む)


【課題】超臨界二酸化炭素と酸化剤を押出機に供給してポリマーと混練する際に、反応を均一かつ精密にコントロールできる高分子化合物の処理方法及びその装置を提供する。
【解決手段】押出機1を用いて高分子化合物を押し出しながらその押出機1に二酸化炭素および酸化剤を注入して超臨界二酸化炭素中で酸化剤を用いて高分子化合物を変性する高分子化合物の処理方法であって、上記押出機1に、二酸化炭素と酸化剤を注入する前にあらかじめ二酸化炭素と酸化剤を混合するものである。 (もっと読む)


【課題】スチレンを含む不飽和ポリエステル樹脂の分解生成物からスチレン−フマル酸共重合体を容易に且つ効率よく分離できるスチレン−フマル酸共重合体の回収方法を提供する。
【解決手段】スチレン−フマル酸共重合体のアルカリ塩を含む水溶液からスチレン−フマル酸共重合体を回収する方法において、少なくとも以下の工程を含む。
(A)スチレン−フマル酸共重合体のアルカリ塩を含む水溶液に酸を供給してスチレン−フマル酸共重合体を析出させる工程、
(B)前記水溶液にさらに沸点100℃以上のアルコールを供給する工程、
(C)75℃以上且つ水の沸点未満の温度で加熱しながら、撹拌フルード数Frが0.01以上であり且つ前記水溶液とそれに供給したアルコールとで水相とアルコール相の2相が形成される条件で撹拌して水相のスチレン−フマル酸共重合体をアルコールに溶解させ、水相からアルコール相を分離する工程。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂に水酸化アルミニウムが含有されているプラスチックから亜臨界水分解によりスチレンフマル酸共重合体等の架橋剤二塩基酸共重合体と水酸化アルミニウムをそれぞれ単独で回収することができるプラスチックの分解方法を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂に水酸化アルミニウムが含有されているプラスチックをアルカリ共存下の亜臨界水で分解する工程と、プラスチックの分解液を固液分離して架橋剤二塩基酸共重合体の塩を含む水酸化アルミニウム溶解水溶液を回収する工程と、回収した架橋剤二塩基酸共重合体の塩を含む水酸化アルミニウム溶解水溶液に液性が酸性になるまで酸を添加して、固形物としての架橋剤二塩基酸共重合体と水酸化アルミニウム溶解水溶液とに固液分離する工程と、分離した水酸化アルミニウム溶解水溶液にアルカリを添加して、水酸化アルミニウム溶解水溶液から水酸化アルミニウムを分離する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】炭酸カルシウムを含有するプラスチックの分解生成物を再利用可能に効率よく回収することができ、かつ、分解後の水溶液の取り扱い性を向上させたプラスチックの分解・回収方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル部とその架橋部を含む熱硬化性樹脂に炭酸カルシウムが含有されているプラスチックを、KPO共存下に前記熱硬化性樹脂の熱分解温度未満の温度の亜臨界水で分解し、その分解後の水溶液に酸を加えて、熱硬化性樹脂のポリエステル部とその架橋部を構成する有機酸の化合物である架橋部酸共重合体を固形分として析出させてこれを回収することとする。 (もっと読む)


【課題】 これまで廃棄処分するしかなかったポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート(ポリメリックMDI)製造時に副生するポリウレア残さに、アルカリ等の加水分解促進剤を添加することなく、再利用可能なポリメチレンポリフェニルポリアミン(PMDA)を回収でき、また、反応装置の腐食性の問題を起こすことのないポリメリックMDI系ポリウレア化合物の分解処理方法を提供する。
【解決手段】 ポリメリックMDI系ポリウレア化合物を超臨界状態又は亜臨界状態の二酸化炭素中で加水分解することを特徴とする、ポリメリックMDI系ポリウレア化合物の分解処理方法により解決する。 (もっと読む)


【課題】被処理物の分解が十分に進むまで反応器内に滞留させることが可能な連続処理装置を提供する。
【解決手段】被処理物3と流体4を筒型の反応器1の一端に連続的に供給して被処理物3を超臨界もしくは亜臨界の流体4で分解し、その分解生成物を含む流体4を前記反応器1の他端から連続的に取り出して冷却部2で冷却して回収する連続処理装置において、前記反応器1は、流体4が上向流を形成する流路を有し、その流路の下流側の断面積が上流側の断面積よりも大きくなるように構成され、かつ、反応器入口部11は、分解前の被処理物3が浮上しないような流速で流体4が流れるようにした断面積を有する。 (もっと読む)


【課題】架橋部酸共重合体を分離しやすい状態で回収することができる熱硬化性樹脂の分解・回収方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル部とその架橋部を含む熱硬化性樹脂を熱分解温度未満の温度の亜臨界水で分解する工程と、分解液に酸及び熱を供給して熱硬化性樹脂のポリエステル部とその架橋部を構成する多塩基酸の化合物である架橋部酸共重合体を固形分として析出させる工程と、析出した架橋部酸共重合体を回収する工程を有することとする。 (もっと読む)


【課題】 これまで廃棄処分するしかなかったトリレンジイソシアネート(TDI)製造時に副生するウレア残さに、アルカリ等の加水分解促進剤を添加することなく、再利用可能なトリレンジアミン(TDA)を回収でき、また、反応装置の腐食性の問題を起こすことのないTDI系ポリウレア化合物の分解処理方法を提供する。
【解決手段】 TDI系ポリウレア化合物を超臨界状態又は亜臨界状態の二酸化炭素中で加水分解することを特徴とする、TDI系ポリウレア化合物の分解処理方法により解決する。 (もっと読む)


【課題】強酸性基を有する架橋有機高分子を、臨界温度よりも低い緩和された水溶液条件下で処理することにより、該架橋有機高分子を水中に溶解変性させる方法を提供する。
【解決手段】強酸性基を有する架橋有機高分子を、300℃以上370℃以下の温度、且つ、飽和水蒸気圧もしくはそれよりも高い圧力下で、pH12以上のアルカリ性水溶液と接触させることにより、前記架橋有機高分子を前記アルカリ性水溶液中に溶解させることを特徴とする架橋有機高分子の変性方法。 (もっと読む)


【課題】プラスチックの分解生成物としてスチレンフマル酸共重合体等の架橋剤二塩基酸共重合体を効率よく回収することができ、しかも架橋剤二塩基酸共重合体を回収した後の水溶液の再利用を容易にしたプラスチックの分解・回収方法を提供する。
【解決手段】プラスチックの分解・回収方法は以下の工程を含む。プラスチックをアルカリ金属硫酸塩共存下に熱硬化性樹脂の熱分解温度未満の温度の亜臨界水で分解する工程(A)。得られた分解生成物を固液分離して、架橋剤二塩基酸共重合体のカルボン酸塩を含む固形分を回収する工程(B)。回収した固形分に酸および水を加えた後、これを固液分離して架橋剤二塩基酸共重合体を含む固形分を回収する工程(C)。回収した固形分を、架橋剤二塩基酸共重合体の溶解度が水よりも高い溶媒に接触させて、架橋剤二塩基酸共重合体を当該溶媒に溶解して回収する工程(D)。 (もっと読む)


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