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Fターム[4G018AA39]の内容

磁性セラミックス (3,358) | 成分 (2,180) | 酸化物以外の成分 (31)

Fターム[4G018AA39]に分類される特許

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【課題】 高周波領域において電力損失の低減と高い飽和磁束密度とを両立でき、品質係数を改善することができるフェライトコアおよび該フェライトコアが適用された電子部品を提供すること。
【解決手段】 フェライト組成物で構成されるコア部と、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成された被覆層と、を有するフェライトコアであって、前記フェライト組成物は、主成分が、Feを63.3〜65.5モル%、ZnOを11.6〜15.8モル%を含有し、残部がMnで構成されており、前記主成分100重量%に対して、副成分として、SiOを60〜250ppm、CaOを360〜1000ppmを含有し、さらには前記主成分100重量%中に、Pbの含有量が7ppm以下、Cdの含有量が7ppm以下とを含有し、前記フェライト組成物のTspが0〜50℃の範囲にあり、前記被覆層の熱膨張係数が、前記コア部の熱膨張係数以下である。 (もっと読む)


【課題】 特に、初透磁率の熱安定性を向上させることが可能な圧粉磁心及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 軟磁性粉末5及び絶縁性結着材6を有する混合物を圧縮成形し、熱処理して得られる圧粉磁心であって、前記絶縁性結着材6は、バインダー樹脂と、ガラスとを有してなり、前記ガラスのガラス転移温度(Tg)は前記熱処理の温度よりも低いことを特徴とするものである。本発明の圧粉磁心及びその製造方法によれば、初透磁率の熱安定性を向上させることが可能になる。また、絶縁性結着材にガラスのみならず軟磁性粉末よりも粒径の小さい磁性微粒子を添加することで、初透磁率(初期)を高めることができ、また初透磁率のみならず鉄損の熱安定性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】高周波領域(たとえば、1MHz以上)においても電力損失Pcvが小さく、かつ初期透磁率および比抵抗が高いフェライト組成物と、該フェライト組成物で構成してあるフェライトコアと、該フェライトコアを有する電子部品とを、提供すること。
【解決手段】主成分が、酸化鉄をFe換算で47.1〜49.95モル%、酸化銅をCuO換算で2.3〜10.0モル%、酸化亜鉛をZnO換算で27.6〜32.0モル%、酸化マンガンをMn換算で0.01〜2.1モル%を含有し、残部が酸化ニッケルで構成されており、主成分100重量部に対して、副成分として、リンをP換算で2〜63ppm、酸化ジルコニウムをZrO換算で43〜4530ppm、酸化タングステンをWO換算で0.01〜0.25重量部、酸化モリブデンをMoO換算で0.01〜0.15重量部を含有することを特徴とするフェライト組成物。 (もっと読む)


【課題】連続的に励磁するような環境にあっても、コア温度が上昇するのを十分に抑制でき且つ飽和磁束密度が十分に高いフェライトコアを提供すること。
【解決手段】本発明に係るフェライトコアは、それぞれ酸化物に換算したとき、51.0〜54.0モル%のFe、34.5〜40.0モル%のMnO、及び、9.0〜11.5モル%のZnOからなる主成分と、所定量のCo、Ti、Si及びCaを含む副成分とを含有しており、Feの含有率をAモル%とし、ZnOの含有率をBモル%としたとき、比率A/Bの値が4.5〜6.0であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高周波領域(たとえば、1MHz以上)においても電力損失Pcvが小さく、かつ初期透磁率および比抵抗が高いフェライト組成物と、該フェライト組成物で構成してあるフェライトコアと、該フェライトコアを有する電子部品とを、提供すること。
【解決手段】主成分が、酸化鉄をFe換算で47.1〜49.95モル%、酸化銅をCuO換算で2.3〜10.0モル%、酸化亜鉛をZnO換算で28.1〜32.0モル%、酸化マンガンをMn換算で0.01〜2.1モル%を含有し、残部が酸化ニッケルで構成されており、前記主成分100重量部に対して、副成分として、リンをP換算で2〜63ppm、酸化ジルコニウムをZrO換算で43〜4530ppm、酸化タングステンをWO換算で0.31〜0.6重量部を含有することを特徴とするフェライト組成物。 (もっと読む)


【課題】金属ワイヤを内包するセラミック焼成体の製造において、クラックの発生しない製造方法を提供する。
【解決手段】金属ワイヤ(コイル11)を型(金型21)内に配置し、その型内に「熱ゲル化特性又は熱硬化性を有するセラミックスラリー」を注ぐ。次に、セラミックスラリーを硬化及び乾燥させ焼成前セラミック成形体を作成し、そのセラミック成形体を焼成する。この焼成工程においては、先ず、セラミック成形体の脱脂を行い、その後、セラミック成形体の温度を「金属ワイヤが軟化し且つセラミック成形体が焼成する第2温度」まで第2昇温速度にて上昇させる。第2昇温速度は、セラミック成形体の温度が第2温度にまで上昇した時点において「セラミック成形体の収縮率が所定閾値収縮率以下の収縮率となる」ように、即ち、金属ワイヤの軟化がセラミック成形体の実質的な焼成開始よりも先行するように、設定されている。 (もっと読む)


【課題】外径が2〜6mm程度の小型コアに成形した場合においても、33A/mの直流磁場印加時における増分透磁率μΔが、−40℃〜85℃という広い温度域において常に2000以上という優れた特性を有するMnZnCo系フェライトを提供する。
【解決手段】酸化鉄(Fe2O3換算換算):51.0〜53.0 mol%、酸化亜鉛(ZnO換算):12.0 mol%超、18.0 mol%以下、酸化コバルト(CoO換算):0.04〜0.60 mol%および酸化マンガン(MnO換算):残部からなる基本成分中に、副成分として、酸化珪素(SiO2換算):50〜400 mass ppmおよび酸化カルシウム(CaO換算):1000〜4000 mass ppmを添加し、かつ不可避的不純物のうち、リン、ホウ素、硫黄および塩素をそれぞれ、リン:3 mass ppm未満、ホウ素:3 mass ppm未満、硫黄:5 mass ppm未満および塩素:10 mass ppm未満に抑制する。 (もっと読む)


【課題】鉄損の極小値が100℃より高温度の120〜140℃の温度範囲に存在し、130℃における鉄損の絶対値が極めて小さいMn−Zn系フェライト材料を提供する。
【解決手段】Fe:52.0〜53.0mol%、ZnO:10.0〜12.5mol%、残部がMnOおよび不可避的不純物からなる基本成分組成を有するMn−Zn系フェライトにおいて、当該フェライトに対して、添加成分としてSiO:50〜500massppm、CaO:200〜2000massppm、Nb:50〜500massppm、BeO:10〜100massppmおよびCaF:10〜50massppmを含有することを特徴とする120℃以上の温度領域で低鉄損を示すMn−Zn系フェライト。 (もっと読む)


【課題】高性能なCa−La−Co系フェライト焼結磁石を製造することができる新規な方法を提供する。
【解決手段】M型フェライト構造を有し、Ca1−xFe2n−yCo、0.3≦1−x≦0.65、0.2≦x≦0.65、0.03≦y≦0.65、及び4≦n≦7により表わされる組成を有するフェライト焼結磁石を製造するに際し、原料の混合工程において前記フェライト焼結磁石の対応組成に調整された混合物の総質量に対し、炭酸ナトリウムの換算値でNaを0.01〜0.3質量%添加するフェライト焼結磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】環境汚染重金属やレアメタルの回収に利用でき,耐酸・アルカリ性を有し,表面積が大きく,化学結合によってその表面へ機能性基を持った分子を高効率で修飾する、磁性が高く再利用性を備えた磁性粉体の製造方法を提供する。
【解決手段】マグネタイト粒子表面へチタン化合物層を形成する工程と焼成工程と機能性基による修飾工程の3工程を含む製造方法において,(1)チタンアルコキシドのアルコールなどの有機溶媒に水を加えて,種粒子表面に加水分解により生じる水酸化チタン微粒子を成長させていく際に,適量のグリセリンを添加して反応条件を最適化して行い,表面がチタン化合物で積層された磁性粉体を得る。(2)不活性ガス雰囲気中で焼成した後粉砕して,マグネタイト粒子表面にチタン酸化物層を形成した磁性粉体を得る。(3)シランカップリング処理を行いEDTAなどの機能性基で修飾した磁性粉体を得る。 (もっと読む)


【課題】フェライト多孔体の製造方法において、高い気孔率と高強度とを兼ね備えたフェライト多孔体を容易に得ることができること。
【解決手段】フェライト粉末、寒天、水、分散剤をボールミルに入れて(S10)、24時間攪拌し(S11)、混合物を圧力鍋で加熱して約120℃として寒天を液状に溶解させ(S12)、界面活性剤を添加してミキサーで攪拌して泡立て(S13)、90℃のウォーターバスでさらに起泡させた(S14)後に、型に流し込んで冷却固化させ(S15)、離型して調湿乾燥機で脱水乾燥した(S16)後に、加熱炉で有機分を除去し(S17)、焼成炉でフェライトを焼成する(S18)。気孔率83.3%で、しかも高強度のフェライト多孔体2が得られる。 (もっと読む)


【課題】 1MHz〜5MHzの励磁条件下において、温度変化に伴うコアロスの上昇が少ない高周波パワーデバイス用低損失Ni−Cu−Zn系フェライトを提供する。
【解決手段】 主成分として、Fe2345〜50.5mol%、ZnO14〜24mol%、NiO19.4〜39mol%、CuO2〜18.6mol%からなり、副成分としてV250.01〜0.6重量%を含み、且つNiO/CuO比が1.2〜19であるNi−Cu−Zn系フェライトであって、焼結体に1〜5MHzの交流磁界を印加したときのコアロスの温度変化が25℃から60℃にかけて連続的に+0.1%/℃以下(負も含む)であることを特徴とするNi−Cu−Zn系フェライトである。さらに、C含有量が450ppm以下であり、焼結密度が5.30g/cc以下であり、平均結晶粒径が0.3〜5μmのNi−Cu−Zn系フェライトである。 (もっと読む)


【課題】磁場顆粒材を用いて製造されるフェライト磁石の磁気特性を向上することのできるフェライト磁石の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】フェライト磁石の原料粉末を、磁界を印加しながら加圧成形することで、予備成形体を得る。この予備成形体を解砕して得た顆粒材を、磁界を印加しながら加圧成形して本成形体を得て、これを焼成することで、フェライト磁石を製造する。このとき、予備成形工程に先立ち、粒子の配向性を向上させるための第一添加剤としてオクタン酸またはヘキサン酸を原料粉末に添加するようにし、予備成形工程における磁場顆粒材の配向性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】焼結(セラミック)磁石と称されるフェライト磁石に関し、導電性機能を備えるフェライト磁石を得ることを目的とする。
【解決手段】酸化鉄と炭酸バリウムまたは炭酸ストロンチウムを主原料とする成形焼結物にチタンTi、銀Ag、銅Cu、ゲルマニウムGe、バナジウムVから選ばれる一もしくはそれ以上の金属元素を焼付け、さらに着磁することを特徴とする。この発明によれば、極めて簡便な手順により全く新規な導電性機能だけでなく温度により電気特性が変化する半導体様機能も備えたフェライト磁石を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】広い温度範囲において透磁率の温度依存性が小さく、しかも、直流磁界が印加された時でも高い増分透磁率を有するフェライトと、そのフェライトからなるトランス用磁心を提供する。
【解決手段】基本成分と添加成分と不純物とからなるフェライトであって、基本成分が、Fe:51.0〜54.0mol%、ZnO:13.0〜18.0mol%、CoO:0.04〜0.60mol%および残部MnOからなり、添加成分として全フェライトに対してSiO:0.005〜0.04mass%およびCaO:0.1〜0.4mass%を含有し、さらに不純物として含まれるBを全フェライトに対して0.001mass%以下含有し、平均結晶粒径が3〜8μmであることを特徴とするMnCoZnフェライト。 (もっと読む)


【課題】 ε−Fe23の磁気特性を、その基本的な結晶構造を変えずに、磁気記録用材料に適するように調整する。
【解決手段】 ε−Fe23の結晶構造に対応するX線回折ピークを有し、ε−Fe23結晶のGa3+イオンサイトの一部がGa3+イオンで置換されたε−GaxFe2-x3〔ただし0<X<1である〕の結晶からなる磁性材料である。この磁性材料はGaの含有量に応じて保磁力が低下し、飽和磁化量は極大値を示す。 (もっと読む)


【課題】 高周波帯域における透磁率μ、磁化σ及び電気抵抗率ρがより高く、鉄損が更に少ない磁性体材料ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】 MgFeフェライトのFeの一部がMnに置換されてなるスピネル型フェライト磁性材料であって、少なくとも一般式Mg(Fe1−xMn(xはMnの固溶量、0<x≦0.4)で構成されているものとする。好ましくは、上記磁性材料はMg、Fe、Mnの各硝酸塩1a〜1cからなる出発原料を蒸留水に溶解して混合水溶液2を調製する工程と、この混合水溶液2にクエン酸3とエチレングリコール4を加えて金属−クエン酸錯体5を調製する工程と、その金属−クエン酸錯体5をゲル状になるまで加熱攪拌した後乾燥することにより前駆体7を得る工程と、を含む工程から製造される。さらに、前駆体7を粉砕したのち加熱処理することにより、前駆体から仮焼粉体8が得られる。 (もっと読む)


【課題】 高周波特性に優れ、製造の際のバレル研磨工程やメッキ工程等において内部への水分の侵入がない高い信頼性を有するフェライト焼結体及びその製造方法を得る。
【解決手段】 焼結体本体部11と該本体部11を覆う表層部12とからなり、表層部12の焼結密度が焼結体本体部11の焼結密度よりも2%以上高いフェライト焼結体。焼結密度が高い表層部12により焼結体本体部11への水分の侵入が阻止される。 (もっと読む)


【課題】 室温から100℃付近の高温度まで高い飽和磁束密度を示し、低損失特性に優れたMnZnフェライトを提供すること。
【解決手段】 スピネル型結晶構造を有するMnZnフェライトにおいて、基本成分組成が、Fe23が58.0〜65.0mol%、ZnOが10.0〜20.0mol%、NiOが0.5〜5.0mol%、残部がMnOからなり、副成分として、SiO2を0.005〜0.05wt%、CaOを0.01〜0.1wt%、Nb25を0.01〜0.1wt%、CuOを0.01〜1.5wt%以下を含有し、MoO3を0.01〜0.2wt%、WO3を0.01〜0.1wt%、Bi23を0.01〜0.1wt%、V25を0.01〜0.2wt%のうち少なくとも1種類以上、含有させたこと。 (もっと読む)


【課題】 保磁力の向上を前提として、W型フェライト磁石の残留磁束密度を向上することを目的とする。
【解決手段】 Li、Na、K及びRbの1種又は2種以上が炭酸塩換算で0.01〜0.9wt%添加されている原料組成物から仮焼き物を得る仮焼き工程と、仮焼き物を粉砕して成形用組成物を得る粉砕工程と、成形用組成物を成形する成形工程と、成形工程で得られた成形体を焼成して焼結体を得る焼成工程と、を備えることを特徴とするW型フェライト磁石の製造方法。原料組成物にKが炭酸塩換算で0.05〜0.5wt%添加されていることが好ましい。 (もっと読む)


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