説明

Fターム[4G047KG04]の内容

重金属無機化合物 (11,210) | 気相法共通 (248) | 基板の表面処理 (119) | 中間層の形成 (109)

Fターム[4G047KG04]に分類される特許

21 - 40 / 109


【課題】超電導線材のIc特性を向上させる。
【解決手段】基材11上に、Baと反応する希土類元素を含有する中間層12を形成する第1工程と、中間層12上にBaを含有する酸化物超電導層13を形成する第2工程と、を有する超電導線材1の製造方法であって、第2工程は、基材11をTg−30℃<T1<Tg(Baと希土類元素とを含有する不純物が生成し始める温度)の条件を満たす温度T1で加熱しながら、酸化物超電導層13の1層目となる第1酸化物超電導層13Aを形成する初期工程と、温度T1とは異なる温度T2で又は一旦温度を下げて再度温度T1で、基材11を加熱しながら、酸化物超電導層13の残り2層目以降となる第2酸化物超電導層13Bを形成する本工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材10の製造方法は、基材1と中間層2と酸化物超電導層3と銀層4と金属安定化層6とがこの順に積層されてなる超電導積層体S0を準備する第1工程と、超電導積層体S0の幅方向端部にレーザLを照射して超電導積層体S0の端部を溶融・凝固させて、少なくとも酸化物超電導層3の側面を覆う溶融凝固層7を形成する第2工程と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁場印加環境下において、安定した高い超電導特性を確保できる酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】基板上に形成された中間層上にフッ素を含む超電導原料溶液を塗布する塗布工程Aの後、仮焼成熱処理工程Bを施す。超電導原料溶液は、RE(REは、Y、Nd、Sm、Eu、Gd及びHoから選択された少なくとも1種以上の元素を示す)、Ba及びCuを含む混合溶液に、磁束ピンニング点を形成するZr、Sn、Ce、Ti、Hf、Nbのうち少なくとも一つの添加元素が含まれ、且つ、前記Baのモル比をy<2の範囲内とする溶液である。仮焼成熱処理工程Bと、超電導層生成のための本焼成熱処理工程Dとの間に、本焼成熱処理工程Dにおける本焼成熱処理温度より低い温度で中間焼成熱処理工程Cを施して、磁束ピンニング点を含むREBaCu系の酸化物超電導線材を製造する。 (もっと読む)


【課題】従来の方法を用いて作製された酸化物超電導線材に比べ、より高いJeを有する酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】配向金属基板上に、中間層、酸化物超電導層、銀安定化層が、順に形成された単位超電導線材が複数本集合されている酸化物超電導線材。上記集合された単位超電導線材と、補強材からなる酸化物超電導線材。少なくとも上下の表面に、銅保護層が設けられている酸化物超電導線材。3本以上の前記単位超電導線材が集合されている酸化物超電導線材。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材10は、テープ状の基材11の一方の面上に中間層12と酸化物超電導層13と銀層14とがこの順に積層されて超電導積層体5が構成され、超電導積層体5の周面が半田層7を介して超電導積層体5より幅広の金属テープ1からなるカバー部材9で覆われており、金属テープ1の幅方向両端縁1P、1Qが超電導積層体5の基材11の他方の面11A側に配置され、金属テープ1の両端縁以外の部分で超電導積層体5の幅方向の側面と銀層14の表面が覆われてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】基板上に酸化物超電体からなる超電導膜が形成された幅広の超電導線材を長手方向に切断して細線化するに際して、切断されたエッジ部分やその近傍での劣化による超電導線材の超電導特性の低下を抑制して、材料をスムースに切断することができる超電導線材の加工方法を提供する。
【解決手段】基板上に酸化物超電導体からなる超電導膜が形成された幅広の超電導線材を長手方向に切断して細線化する超電導線材の加工方法であって、超電導線材に連続レーザーを照射することにより前記超電導線材を切断する超電導線材の加工方法。配向金属基板上に、順に、セラミック中間層、酸化物超電導膜、銀安定化層が形成され、さらに上下面の表層に銅保護層が形成された幅広の超電導線材が、連続レーザーにより長手方向に切断されることにより作製されている超電導線材。 (もっと読む)


【課題】フッ化水素ガスの排気効率を向上して、長さ方向に均一で優れた超電導特性を有するテープ状酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】熱処理装置100では、炉芯管110の円筒状の熱処理空間111内部に、炉芯軸Cに対して円筒状の回転体120が回転可能に配置される。この回転体120において、多数の貫通孔124が形成された表面121aには、超電導前駆体の膜体が形成されたテープ状線材20が巻回される。ガス供給管130は、回転体120に巻回されたテープ状線材20に雰囲気ガス6を供給する。供給された雰囲気ガス6は、回転体120、ガス排出管140を介して外部に排出される。熱処理空間111内に、回転体120の両端部と、炉芯管110の炉芯フランジ部116、118との間の余剰空間111bに仕切板170を配置して、余剰空間111bに、膜面と反応した後のガスである排気ガス6cが流れないようにした。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及び該酸化物超電導線材を良好な生産性で製造できる酸化物超電導線材の製造方法の提供。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材10は、基材1と中間層2と酸化物超電導層3とがこの順に積層されて超電導積層体5が構成され、この超電導積層体5の周面側に、少なくとも酸化物超電導層3の上面に被着するように銀層7が形成され、銀層7を備えた前記超電導積層体の外側に、含窒素複素環化合物を含む金属表面処理剤より形成された化成皮膜9を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導導体をレーザービームにより切断して複数の酸化物超電導線材を製造する技術の提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、テープ状の基材3と、該基材上に設けられた中間層5と、該中間層上に設けられた酸化物超電導層6と、該酸化物超電導層6上に設けられた安定化層7を備えて構成された酸化物超電導導体1に、レーザービームを前記安定化層形成側の外方から基材3の長さ方向に沿って照射し前記安定化層7と酸化物超電導層6と中間層5と基材3を溶断することにより、前記酸化物超電導導体1をその幅方向に複数に分割して酸化物超電導線材を製造する場合、レーザービームとして連続波レーザーのレーザービームを用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導導体をレーザービームにより溶断して複数の酸化物超電導線材を製造する技術の提供とを目的とする。
【解決手段】本発明は、テープ状の基材と、中間層と、酸化物超電導層と、銀の安定化層を備えて構成された酸化物超電導導体に、レーザービームを前記安定化層形成側の外方から基材の長さ方向に沿って照射し、前記安定化層と酸化物超電導層と中間層と基材を溶断することにより、前記酸化物超電導導体をその幅方向に複数に分割して酸化物超電導線材を製造する場合、溶断箇所にシールドガスを吹き付けつつ前記安定化層と酸化物超電導層と中間層と基材を溶断することにより、前記酸化物超電導層端縁の溶断部分と前記中間層端縁の溶断部分を覆うように前記安定化層の溶融凝固体をシールドガスの噴出方向に延出させて保護層を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高抵抗材を複合した酸化物超電導線材とその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の高抵抗材複合酸化物超電導線材は、テープ状の金属製の基材と、その上方に設けられた中間層および酸化物超電導層と、該酸化物超電導層上に設けられた厚さ10μm以下のAgの安定化層とを備えて酸化物超電導積層体が構成され、該酸化物超電導積層体の外方に前記安定化層を介し前記酸化物超電導層に導通する高抵抗材からなる高抵抗層が形成され、前記抵抗層の0℃における体積抵抗率が0.1μΩm以上、かつ、前記抵抗層の熱伝導率が20W/mK以上であり、前記酸化物超電導積層体の周囲が前記安定化層または高抵抗層あるいは他の層により囲まれてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法を用いて、厚膜化することにより、充分に高いIcの酸化物超電導薄膜を安定して提供する。
【解決手段】MOD法を用いて、フッ素を含まない有機金属化合物溶液の塗膜の仮焼熱処理、および仮焼膜の本焼熱処理により酸化物超電導層を作製する工程と、酸化物超電導層の上に非超電導物質からなる層を形成する工程と、非超電導物質からなる層上に、MOD法を用いて酸化物超電導層を作製すると共に、酸化物超電導層作製時の加熱により、非超電導物質と酸化物超電導層とを化学反応させて、ピン止め点として機能する反応生成物が分散した分散層を作製する工程とを備えているREBCO系酸化物超電導薄膜の製造方法。MOD法を用いて作製される酸化物超電導層を複数層備え、各酸化物超電導層の間に、ピン止め点として機能する非超電導物質が分散された分散層が形成されているREBCO系酸化物超電導薄膜。 (もっと読む)


【課題】MOD法を用いて酸化物超電導薄膜線材を製造するに際して、安定して優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜線材を得ることができる技術を提供する。
【解決手段】塗布熱分解法を用いて、基板上に酸化物超電導薄膜が形成されている酸化物超電導薄膜線材であって、酸化物超電導薄膜の空隙率が10%以下である酸化物超電導薄膜線材。酸化物超電導薄膜が、フッ素を含まない金属有機化合物を用いた塗布熱分解法により形成されている酸化物超電導薄膜線材。基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程における昇温速度が、2℃/分以下である酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】長尺な線材と同様の効果を有する超電導テープ線材の製造方法、超電導テープ線材、および超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導テープ線材30の製造方法は、テープ状基板31を準備する工程(S10)と、テープ状基板31上に中間薄膜層32を形成する工程(S20)と、中間薄膜層32は一方端部32cから他方端部32dまで伸び、中間薄膜層32に一方端部32cから他方端部32dまで延在する少なくとも1つの中間層分割領域32aを形成する工程(S50)と、中間薄膜層32上に超電導層33を形成する工程(S30)とを備えている。超伝導領域層33aは、超電導層33bの臨界温度では超電導状態とならない領域であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】良好な膜質及び特性の薄膜を、良好な生産性で成膜可能な成膜装置および成膜方法の提供。
【解決手段】本発明の成膜装置1は、レーザー光Lによってターゲット7から叩き出され若しくは蒸発した構成粒子を基材25の表面上に堆積させ、基材25上に薄膜を形成する装置であって、送出装置13と巻取装置14との間に長手方向に沿って移動する基材25を保持する基材ホルダ12を配置し、基材ホルダ12に接した状態にある基材25の表面と対向するようにターゲット7を配置するとともに、ターゲット6と基材ホルダ12の間に、基材25とヒーター8との距離SH=0.55TS〜0.85TS、基材ホルダ12の中心線とヒーター8との最短距離PH=0.35TS〜0.55TSを満たすようにヒーター8を配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導特性が良好な酸化物超電導導体を、良好な生産性(製造速度)で製造できる酸化物超電導導体の製造方法の提供。
【解決手段】レーザ光をターゲット27の表面に照射して、このターゲットの構成粒子を叩き出し若しくは蒸発させ、この構成粒子を基材25上に堆積させて酸化物超電導層を形成することにより酸化物超電導導体を製造する方法であって、前記基材を、加熱手段34により加熱しながら前記構成粒子の堆積領域35を通過させて、前記堆積領域内の前記基材の表面上に前記構成粒子を堆積レート40〜100nm/秒で堆積させた後、前記堆積領域を通過後の前記基材の冷却速度を10〜100℃/秒とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】良好な超電導特性の酸化物超電導導体を提供可能な酸化物超電導導体用基材、及び該酸化物超電導導体用基材を工程時間を短縮して効率的に製造することができる酸化物超電導導体用基材の製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、良好な超電導特性の酸化物超電導導体及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導導体用基材10は、金属基材1上に、第1拡散防止層11と、第2拡散防止層12と、第3拡散防止層13と、イオンビームアシスト蒸着法により成膜された中間層4とがこの順に設けられてなり、第2拡散防止層12の表面粗さRaが、金属基材1の表面粗さRaよりも低く設定されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の層間剥離を防止する被覆超電導線材の製造方法、超電導線材被覆の電着方法、及び、被覆超電導線材を提供する。
【解決手段】基板(11)の上に超電導層(14)を形成して超電導線材(11−15)を完成し、ポリイミド電着液(22)に浸漬した超電導線材(11−15)に通電して超電導線材(11−15)の周りにポリイミド層(16)を形成する。 (もっと読む)


【課題】湾曲した状態で超電導装置に用いても磁場の影響を受けにくく、安定した超電導特性を得ること。
【解決手段】極低温容器内に設置された超電導装置に対して、室温環境下に設置された電源から電力を供給する超電導電流リード100において、両端のそれぞれに一対の電極131、133が接合されたリード本体152の表裏面152a、152b上に、複数の超電導線材160をそれぞれ並行に配置されている。超電導線材160は、両端部が電極131、133にそれぞれ接続されている。超電導線材160は、ReBaCu系超電材料からなる酸化物超電導層163を備え、酸化物超電導層163中には、Y,Zr、Sn、Ti、Ceのうち少なくとも一つを含む50nm以下の酸化物粒子が磁束ピンニング点として分散している。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の外気に対する気密性を維持しつつ、超電導線材の位置決めを容易かつ正確に行うことができる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物超電導線材の製造方法は、テープ状の安定化層および安定化層上に形成されたはんだ層を有する保護用線材を、はんだ層が内側となるように保護用線材の幅方向の中間部を中心に折り曲げて折り曲げ部を有する折り曲げ体を形成する折り曲げ工程S1と、金属基材と中間層と酸化物超電導層と保護層とを積層させて備えたテープ状の超電導積層体を折り曲げ体の内面に沿わせて折り曲げ体の内側に超電導積層体を収容する収容工程S2と、折り曲げ体により超電導積層体を囲み、超電導積層体の周囲に存在するはんだ層を溶融凝固させて超電導積層体を固定する固定工程S3とを備える。 (もっと読む)


21 - 40 / 109