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Fターム[4G073CZ54]の内容

Fターム[4G073CZ54]に分類される特許

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【課題】金属錯体が長期間に亘って安定的に十分な吸着量でメソ多孔体に吸着し、酸化反応等に対する触媒活性の向上と共に長寿命化を達成することが可能な錯体複合材料を提供する。
【解決手段】メソ多孔体と、該メソ多孔体に吸着した金属錯体及び有機シラン化合物残基とを備える錯体複合材料であって、金属錯体が、鉄、ルテニウム、マンガン、モリブデン及びタングステンからなる群から選択される少なくとも一つの中心金属と、ピリジン骨格を有する平面四座配位子とからなる平面型錯体、並びに、前記中心金属から選択される複数の中心金属と、1〜4個の窒素原子を含む5又は6員環の複素環骨格を有する非対称型配位子とからなる非対称型複核錯体からなる群から選択される少なくとも一つであり、且つ有機シラン化合物残基が、次の一般式:(R)−Si−(X)4−pで表される有機シラン化合物の残基である錯体複合材料。 (もっと読む)


【課題】 珪酸アルカリ金属塩をシリカ源とし、マクロ細孔の形成に高価な水溶性高分子を使用すること無く、しかも、再現性よく二元細孔シリカを得ることが可能な、二元細孔シリカの製造方法を提供する。
【解決手段】 珪酸アルカリ金属塩、アルキル硫酸塩、極性有機溶媒及び酸触媒を含むゾル液を、ゲル化の進行による相分離の過渡状態でゲル化を完了させることを特徴とする二元細孔シリカの製造方法であり、得られた二元細孔シリカは、例えばクロマトグラフィー用カラム担体、固体触媒、触媒担体、吸着材、分離材などの用途において、その要求に合った任意の細孔径を有する二元細孔シリカを製造する際に好適に利用される。 (もっと読む)


【課題】ヘム蛋白質複合体及びその用途を提供する。
【解決手段】シリカ系メソ多孔体の細孔内部にヘム蛋白質を備えるヘム蛋白質内包複合体であって、前記ヘム蛋白質は、前記細孔内部で多量体を形成しており、該多量体は、高密度に集積した蛋白質として、前記シリカ系メソ多孔体の細孔内壁に吸着されていることを特徴とするヘム蛋白質複合体、該複合体を機能性成分として含みヘム蛋白質の活性を安定に有する機能性部材。
【効果】ミオグロビン等のヘム蛋白質の活性を安定に保持した新規ヘム蛋白質−シリカ系メソ多孔体複合体、及びその機能性部材としての用途を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】得られる全粒子の粒径の均一性及び細孔配列の規則性が極めて高く、しかも中心細孔直径が2.6nm以上となるような大きな細孔径を有する球状シリカ系メソ多孔体を効率良く且つ確実に得ることが可能な球状シリカ系メソ多孔体の製造方法を提供する。
【解決手段】溶媒中でシリカ原料とアルキルアンモニウムハライドからなる界面活性剤とを混合し、シリカ中に前記界面活性剤が導入されてなる多孔体前駆体粒子を得る、前記多孔体前駆体粒子に含まれる前記界面活性剤を除去して粒径均一性の高い球状シリカ系メソ多孔体を得ることを特徴とする。


[R、R及びRはアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示し、nは19〜25の整数を示す。] (もっと読む)


【課題】微細な細孔を殻に有する多孔質中空粒子及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】複数のメソ細孔を有する殻を備える多孔質中空粒子である。メソ細孔の平均細孔径が2〜30nmであり、メソ細孔の全個数の80%以上が平均細孔径の±1nmの範囲内に含まれる。ケイ素、アルミニウム、チタン及びジルコニウムなどの元素を含む金属酸化物から成る。
上述の多孔質中空粒子の製造方法である。油中水エマルションを用いて合成を行う。油中水エマルション中で有機金属ハロゲン化物を加水分解する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 界面活性剤会合体構造を鋳型として用い、電解質フリーの条件下において、メソポーラスシリカを製造する方法を提供する。
【解決手段】 下記(A)および(B)の成分から誘導されることを特徴とするメソポーラスシリカ。
(A)ノニオン界面活性剤
(B)下記一般式(1)で表される水溶性シリケートモノマー
Si−(OR (1)
(式中、Rは多価アルコール残基である。) (もっと読む)


様々なモレキュラーシーブを合成する方法を開発した。本発明方法は、骨格元素および少なくとも1つのテンプレート剤の反応性原料を含む反応混合物を作る工程、その混合物を反応させてモレキュラーシーブを少なくとも部分的に結晶化させ、そして種結晶のスラリーを提供する工程、および、それに対して、骨格元素の栄養分(原料)、例えばアルミニウムおよび珪素を添加して、種結晶を成長させる工程を含む。栄養分の添加速度は、結晶成長速度と実質的に同じであるように、また、新たな結晶の核形成が実質的に無いように、制御する。種結晶は、添加される栄養分と同じかまたは異なっていてもよく、而して、層状モレキュラーシーブが可能である。結晶が所望の大きさになったら、それらを従来の技術によって分離する。 (もっと読む)


【課題】従来の二元細孔シリカは、圧縮強度に乏しく、カラム充填材や触媒担体に用いるときに十分な特性が得られず、さらに、耐久性に乏しいためカラム充填材や触媒担体に好適に用いることができないという課題を解決した、優れる耐圧強度と5nm以上のナノ細孔の両者を合わせ持ち、例えば触媒担体やカラム充填材などの各用途に適した圧縮強度に優れた二元細孔シリカの製造方法を提供する。
【解決手段】珪酸アルカリ、溶解性シリカ粒子、水溶性高分子及び酸触媒を含むゾル液を相分離の過渡構造をゲル化により固定させて、ナノ細孔及びマクロ細孔が形成されたゲル体を得ることを特徴とする二元細孔シリカの製造方法。 (もっと読む)


【目的】固体酸触媒として有効な結晶性多孔質アルミノシリケートを含む新規な構造体、その製造方法、芳香族化反応用触媒、および前記触媒を用いる芳香族炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】アルカリ金属および/または塩基性の含窒素化合物をシリカ構造体に含浸または担持させた後、アルミニウム源をシリカ構造体の表層部に担持させ、結晶化処理を行うことにより、構造体表層部、特に構造体の外表面から1〜1000μmの深さまでの表層部に結晶性多孔質アルミノシリケートが存在し、構造体表層部を除く内部の層に無機支持体が存在する新規な構造体を提供する。 (もっと読む)


【課題】細孔径が小さく、かつ規則性の高い細孔構造を有するメソポーラスシリカ、及びその効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】ヘキサゴナル構造を有し、粉末X線回折(XRD)における(1,0,0)面の面間隔が2〜3nm以下の範囲にあるメソポーラスシリカ、並びに、
(a)一般式(1) [R1(CH33N]+Cl- (1)
及び一般式(2) [R12(CH32N]+Cl- (2)
(式中、R1及びR2は、炭素数4〜8のアルキル基を示す。)
で表される第四級アンモニウム塩と、シリカ源を含むシリカ源含有第四級アンモニウム塩水溶液を調製する工程、(b)この水溶液を加熱処理して、第四級アンモニウム塩とシリカ源との複合体を析出させる工程、及び(c)該複合体を焼成処理し、第四級アンモニウム塩を除去する工程、を含む前記メソポーラスシリカの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 階層状に異なる有機官能基で修飾されているメソ細孔を有するコアシェル型球状シリカ系メソ多孔体の製造方法を提供する。
【解決手段】 界面活性剤として下記一般式(1):


で表されるアルキルアンモニウムハライドを用い、塩基性溶媒中において、前記界面活性剤と第一のシリカ原料とを、混合し、第一のシリカ中に界面活性剤が導入されたコア粒子を析出させる第1の工程と、前記溶媒中に第二のシリカ原料を混合し、第二のシリカ中に界面活性剤が導入されたシェル層を前記コア粒子の外側に積層させて、多孔体前駆体粒子を得る第2の工程と、多孔体前駆体粒子に含まれている界面活性剤を除去し、コアシェル型球状シリカ系メソ多孔体を得る第3の工程と、を含む製造方法。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも2つの単位球状粒子からなるメソ構造化材料であって、前記粒子のそれぞれは、酸化アルミニウムをベースとするメソ構造化マトリクスを含み、該メソ構造化マトリクスは、1.5〜30nmの細孔のサイズを有し、前記マトリクスの重量に基づいて46重量%超を示す酸化アルミニウム含有量を有し、該マトリクスは、1〜20nmの厚さの無定形壁を有し、前記単位球状粒子は、10μm最大径を有する、メソ構造化材料に関する。前記メソ構造化マトリクスはまた、酸化ケイ素を含有してもよい。メソ構造化材料の球状粒子のそれぞれはまた、メソ構造化された多孔度とゼオライト性の多孔度の両方の混合された多孔度を有する材料を形成するようにゼオライトナノ結晶を含有してもよい。本発明はまた、前記材料の調製に関する。 (もっと読む)


【課題】メソポーラスシリカ材料薄膜内においてメソ細孔の配向方向を自由に制御できる方法および係るメソポーラスシリカ材料薄膜を提供する。
【解決手段】表面に構造の異方性を有する基板を準備する工程と、該基板と、無機酸化物前駆体と両親媒性物質とを含む水溶液とを接触させ、該基板の表面に、界面活性剤のチューブ状分子集合体が規則配列した構造を有する無機酸化物−界面活性剤複合体の薄膜を形成する工程とを含むメソポーラス材料薄膜の製造方法において、形成される膜中でのチューブ状分子集合体の同一面内で2つの配向方向になるように前記水溶液の組成が調整されている。 (もっと読む)


金属酸化物粒子を合成するための方法は、プレゾル溶液を調整する過程と、プレゾル溶液を超臨界流体条件下で加水分解しかつ縮合して、規則的な孔構造を有する巨視的メソポーラス粒子を形成する過程とを含む。プレゾル溶液は、CTAB及びP123のような界面活性剤の混合物を含むことができる。超臨界流体はscCOとすることができる。メソポーラス粒子は、2〜15nmの範囲のメソ孔直径及び1〜5μmの巨視的直径を有する球体とすることができる。この粒子はクロマトグラフィ及び他の用途に有用である。
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【課題】単なる拡散ではない化合物の運搬・移動を光の刺激により促進し、それによりメソポーラス体内部の化合物の外部空間への放出を光で制御することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】可逆的光異性化基を細孔内に有する光応答性メソポーラス体。 (もっと読む)


本発明は、微孔性またはメソ細孔性マトリックスおよび金属または金属酸化物ナノ粒子からなる複合材料に関する。該材料は、マトリックス材料が、不規則的、または規則的であり、任意に配向しており、ならびに、ナノ粒子が、i)マトリックス材料が、規則的であり、任意に配向している場合、サイズにおいて単分散であり、ii)または前記マトリックス材料が、不規則的である場合、サイズにおいて単分散であるか、またはマトリックス材料の空隙率のサイズと同一のサイズであることを特徴とする。該材料を調製するための方法は、微孔性またはメソ細孔性固体材料にナノ粒子前駆体溶液を含浸させ、次いでマトリックスを形成する材料内で前駆体を還元する工程を含む。含浸は、飽和蒸気圧下および前駆体溶液の還流下で行い、還元は、放射線分解法によって行う。
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【課題】 本発明の目的は、環境汚染の大きな原因となる界面活性剤の簡便かつ安価な再利用可能な回収方法である。
【解決手段】 界面活性剤を含む溶液にフッ化ホウ素化合物を加えることによって界面活性剤を凝集沈殿させることを特徴とする界面活性剤の回収方法である。例えばメソポーラスシリカの製造で使用する有機テンプレートとしてアルキルトリメチルアンモニウムクロリドを使用した場合、廃水溶液中に溶解した該化合物をテトラフルオロボレートを加えることにより、水溶液から分離できる。 (もっと読む)


【課題】さまざまな光学異性体の分離に適用でき、製品管理の簡略化や、実験の効率化や、生産性の向上に繋がるキラル分離材およびカラムの提供。
【解決手段】前記課題を解決するために、本発明は、
(1)メソ細孔を持つシリカ基材をベースとしたキラル分離剤、
(2)メソ細孔を持つシリカ基材をベースとしたキラル分離剤を充填した分離カラム、
(3)側鎖を有するアミノ酸系の界面活性剤と該界面活性剤の前記側鎖と相互作用する側鎖を有する有機シラン剤と混合、熟成、ろ別、焼成工程を経て作成されるシリカ基材の製造方法であって、前記界面活性剤としてフェニルを有する界面活性剤を用いるシリカ基材の製造方法、
の採用。 (もっと読む)


開示は、精製輸送機関燃料又は精製輸送機関燃料用ブレンド成分を製造するために、酸化条件にてチタン含有組成物を含む酸化触媒の存在下、 5酸化/吸着ゾーン内で供給原料を酸素含有ガスと接触させて、硫黄種をチタン含有組成物に吸着されるスルホン類及び/又はスルホキシド類に転化することにより、蒸留供給原料の硫黄及び/又は窒素含量を減少させるプロセスである。
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【課題】本発明は、高分離係数及び高透過流量を有する分離膜、特に、パーベーパレーション法により、共沸混合物から所望の成分を分離するのに好適な複合膜を提供することを目的とする。
また、本発明は、この複合膜を用いて共沸混合物から所望の成分を分離する方法を提供することを目的とする
【解決手段】中空円筒状の多孔質支持体の片方の表面を20℃の水に接触させ、支持体の反対側を50torrの圧力に減圧した際の、支持体を透過する水透過流量が100kg/mh以上である、壁厚が0.5mm以下、かつ平均細孔径が1μm以下である多孔質支持体の表面に、ゼオライト結晶からなる層が形成された複合膜。 (もっと読む)


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