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Fターム[4H029BB06]の内容

炭化水素油の製造、分解及び精製 (4,260) | 分解生成物 (144) | 軽油 (20)

Fターム[4H029BB06]に分類される特許

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【課題】硫黄分やオレフィン分の高い熱分解油からガソリン基材等を効率良く得ることのできる炭化水素油の製造方法を提供する。
【解決手段】熱分解油を5〜35容量%含有する水素化精製用原料油を、水素化精製触媒と接触させて水素化精製する第1の工程、第1の工程で得られた水素化精製油から沸点範囲150〜620℃である炭化水素留分を得る第2の工程、及び第2の工程で得られた炭化水素留分を接触分解する第3の工程を含むことを特徴とする炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】灯油組成物として好適な基本性能を有すると共に、低硫黄分を維持し、環境性能に優れ、かつ発熱量が高い灯油組成物を提供し、冬季灯油の増産に寄与する灯油組成物を提供すること。
【解決手段】流動接触分解(FCC)装置より得られた流動接触分解軽油(LCO:Light Cycle Oil)留分を少なくとも水素化分解した後、分離して得られた沸点範囲190℃以上の留分からなる基材を1〜10質量%含有し、(1)硫黄分が10質量ppm以下、(2)煙点が21mm以上、(3)総発熱量が36600J/ml以上、かつ(4)95容量%留出温度(T95)が270℃以下である灯油組成物である。 (もっと読む)


【課題】軽質化の難しい重質熱分解油、接触分解軽油、脱硫デカンテッド・オイル及びエキストラクト等の炭化水素油を、コークスを発生させること無く分解する方法を提供する。
【解決手段】4A族元素を酸化物として70重量%以上含み、かつ、アルミニウム酸化物、セリウム酸化物、リン酸化物及びイットリウム酸化物から選択される少なくとも1種の酸化物を含む触媒と、水との存在下で、重質熱分解油、接触分解軽油、脱硫デカンテッド・オイル及びエキストラクトから選択される少なくとも一種の炭化水素油を、水に対する該炭化水素油のモル比(原料炭化水素油/水)が0.01〜100、温度280〜580℃、圧力22.1〜50.0MPaの条件下で分解させることを特徴とする炭化水素油の分解方法である。 (もっと読む)


【課題】脱硫重油等の重質油を接触分解に用いた場合、ガソリン留分の収率を高く、コークの収率を低くできる接触分解触媒を提供すること、及び、ガソリン留分の収率が高く、コークの収率を低くできる重質油の接触分解方法を提供する。
【解決手段】酸量が400μmol/g以下であるアルミナを含有する接触分解触媒、及び該接触分解触媒を用いる重質油の接触分解方法である。 (もっと読む)


【課題】低芳香族性中間留出物を製造するための流動式接触分解方法及び装置を提供する。
【解決手段】弱酸性又は塩基性特性の慣用的触媒系よりも低活性の触媒系、およびこれらの触媒系と慣用的FCC方法に比較してライザー中に長い接触時間を与える高濃度床FCC反応器を組み合わせるFCCユニットにおいて、水素を添加せずに、生成物中の芳香族炭化水素の発生を最少にするような、適当な操作条件下で、炭化水素の重質留分から成る混合フィードを分解して、低芳香族性の中間留出物及びナフサの留分から構成される流出物を生成する。 (もっと読む)


【課題】脱硫重油等の重質油の接触分解に用いた場合、ガソリン、中間留分の収率が高く、LPG収率が小さい接触分解触媒を提供すること、及び該触媒を用いた炭化水素油の接触分解法を提供すること。
【解決手段】(a)化学組成分析によるバルクのSiO2/Al23モル比が20以上、(b)単位格子寸法が24.25〜24.35Å、及び(c)結晶性アルミノ珪酸塩骨格内Alの全Alに対するモル比が0.01〜0.3である結晶性アルミノ珪酸塩と、アルミナバインダーと、粘土鉱物とを含有することを特徴とする炭化水素油の接触分解触媒、及び該触媒を用いた炭化水素油の接触分解方法。 (もっと読む)


【課題】効果的な触媒作用を示す、層状化組成物の調製方法の提供。
【解決手段】組成物は、内部コアおよびモレキュラーシーブを含む外部層を含む。方法は、内部コア粒子およびモレキュラーシーブの骨格元素の源を含むスラリーを用意する工程を含む。このスラリーに栄養素、即ち、骨格元素源が添加されて、内部コア上に凝集するモレキュラーシーブの結晶が形成される。この方法は、所望の厚さの層を形成するのに十分な時間の間実施される。 (もっと読む)


【課題】廃魚網の効果的な利用方法を提供する。
【解決手段】廃魚網の溶融物を熱分解槽でガス化した後、アルミノシリケート系触媒を充填した接触分解槽を通してガソリン・灯軽油を取得する。 (もっと読む)


【課題】動植物油脂および動植物油脂由来成分であるトリグリセリド含有炭化水素を原料として製造された環境低負荷型軽油基材を含有し、ライフサイクルCO排出特性および酸化安定性に優れ、かつ部材安定性に優れた軽油組成物を提供する。
【解決手段】動植物油脂および/または動植物油脂由来成分を含有する原料油類と所定の多孔性無機酸化物並びに該多孔性無機酸化物に担持された周期律表第6A族及び第8族の元素から選ばれる1種以上の金属を含有する触媒とを、水素圧力2〜13MPa、液空間速度0.1〜3.0h−1、水素油比150〜1500NL/L、反応温度150〜480℃の条件下で接触させることによって製造される鎖状飽和炭化水素を5〜50質量%含有し、かつ接触分解装置より得られる軽油留分を水素化処理して得られる接触分解軽油基材を5〜30質量%含有してなる、セタン指数54以上、芳香族含有量が17容量%以上である軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】炭化水素油の接触分解において、高い磨耗強度を有する接触分解触媒を提供すること。
【解決手段】粘土鉱物を10〜75質量%、結晶性アルミノ珪酸塩を20〜60質量%、アルミナバインダーを5〜40質量%含有してなり、かつ前記粘土鉱物の平均粒子径が1μm以下で、90質量%の粒子径が2μm以下であることを特徴とする炭化水素油の接触分解触媒、及び該触媒を用いた炭化水素油の接触分解方法。 (もっと読む)


【課題】固形物分離部とディーゼル生成物用蒸留部とを有する油回路中の炭化水素含有残留物からディーゼル油を生成する方法および装置を提供する。
【解決手段】固形物分離部とディーゼル生成物のための生成物蒸留部とを備えた油回路中の炭化水素含有残留物からディーゼル油を生成する方法において、高性能チャンバー混合機1の吸込側に投入容器2が接続されかつ圧送側に蒸発器14が接続され、該蒸発器の上部に蒸留塔18が設けられている。 (もっと読む)


【課題】厳格に制御された滞留時間を達成することができる気−固分離システムを提供する。
【解決手段】2つの流動反応帯域である第一反応帯域(9)、(10)および(11)および第二反応帯域(15)とを有し、第二反応帯域(15)は、主要気−固分離器に直接的に接続され、該主要分離器は、一連の分離チャンバ(17)およびストリッピングチャンバ(18)によって構成されている。 (もっと読む)


【課題】 流動接触分解装置において、生成物回収帯域におけるコーキング及びファウリングの発生を十分に抑制し、バイオマスを効率的に処理可能なバイオマスの処理方法を提供すること。
【解決手段】 反応帯域、分離帯域、ストリッピング帯域、再生帯域及び生成物回収帯域を有する流動接触分解装置を用いて接触分解によりバイオマスを処理する方法であって、反応帯域において、バイオマスを含む原料油を、超安定Y型ゼオライトを10〜50質量%含有する触媒を用い、反応帯域の出口温度480〜540℃、触媒/油比4〜12wt/wt、反応圧力1〜3kg/cmG、原料油と触媒との接触時間1〜3秒の条件下で処理する第1の工程と、生成物回収帯域において、第1の工程で得られる被処理油を、生成物回収帯域に含まれる蒸留塔の塔底部温度を380℃以下として分離回収する第2の工程と、を含む処理方法。 (もっと読む)


【課題】流動接触分解装置においてバイオマスを効率よく且つ安定的に処理することが可能なバイオマスの処理方法を提供すること。
【解決手段】反応帯域、分離帯域、ストリッピング帯域及び再生帯域を有する流動接触分解装置を用いて接触分解によりバイオマスを処理する方法であって、反応帯域において、バイオマス及び鉱物油を含有し且つ原料油全量に対するバイオマス由来の油脂の質量比が下記式(1)で表される条件を満たす原料油を、超安定Y型ゼオライトを10〜50質量%含有する触媒を用いて、反応帯域の出口温度480〜540℃、触媒/油比4〜12wt/wt、反応圧力1〜3kg/cmG、原料油と触媒との接触時間1〜3秒の条件下で処理することを特徴とするバイオマスの処理方法。
x<M/18 (1)
[式中、xは原料油全量に対するバイオマス由来の油脂の質量比(単位:質量%)を示し、Mwはバイオマス由来の油脂の平均分子量を示す。] (もっと読む)


本発明は、ディーゼル燃料の混合材として適切な留出油の品質を向上するための流動接触分解(FCC)プロセスに関する。前記FCCプロセスは、FCC転化プロセスの実行を、多環芳香族種の段間分子分離と組合わせる。FCC反応器のライザーにおける、低および高苛酷度反応域は、選択的分子分離と組合されて、ディーゼル品質の留出油の製造が増大される。 (もっと読む)


本発明は、留出油およびガソリンの収率を向上するための短接触時間(SCT)の流動接触分解(FCC)プロセスに関する。SCT FCCプロセスは、FCC転化プロセスの実行を、多環芳香族種の段間分子分離と組合わせる。その際、接触ボトムの分離、並びに分離された飽和分および1環/2環芳香族を含むストリームのFCC装置へのリサイクルは、ガソリンおよび他の留出油の収率を増大し、一方ボトム収率を低減する。 (もっと読む)


【課題】炭化水素供給原料を中間留分生成物及び低級オレフィンに優先的に転化する方法を提供する。
【解決手段】中間留分生成物及び低級オレフィンの製造法を開示する。この方法は、ガス油供給原料を立上り管反応帯中、好適な接触分解条件下で非晶質シリカアルミナ及びゼオライトを含む中間留分選択性分解触媒と接触させて分解ガス油生成物及び使用済み分解触媒を含む立上り管反応生成物を得る工程を含む。使用済み分解触媒は再生して再生分解触媒とする。ガソリン供給原料を濃厚床反応帯中、好適な高苛酷性分解条件下で再生分解触媒と接触させて分解ガソリン生成物及び使用済み再生分解触媒を得る。使用済み再生分解触媒は中間留分選択性分解触媒として使用する。 (もっと読む)


炭化水素用クラッキング触媒は、アルミナおよび分子篩ならびに所望により使用するクレーを含み、アルミナは、η−アルミナまたはη−アルミナとγ−アルミナおよび/またはχ−アルミナとの混合物である。この触媒はリンも含む。この触媒は、触媒の総量に対して、η−アルミナを0.5〜50重量%、γ−アルミナおよび/またはχ−アルミナを0〜50重量%、分子篩を10〜70重量%、クレーを0〜75重量%、およびPとして測定したリンを0.1〜8重量%を含む。この触媒は、クラッキング活性が高く、重油のクラッキング力が強いだけではなく、クラッキング製品におけるガソリン、ディーゼル油およびLPGの品質および収率を著しく改良する。 (もっと読む)


シリカ−アルミナに担持されている亜鉛化合物およびゼオライトを含有するゼオライト系分解用触媒組成物は硫黄含有炭化水素原料の処理で用いるに有用である。本組成物は特に硫黄量が低いガソリンを製造しようとする時に有用である。 (もっと読む)


リサイクルシステムは、原料中の炭素分を選択的に燃焼する燃焼室(42)と、燃焼室(42)の燃焼熱を熱源として該物質を熱分解・ガス化するガス化室(41)とを有する熱分解装置(40)を備える。原料は、常圧蒸留装置(10)、減圧蒸留装置(20)および熱分解装置(28)から排出される残渣油や、廃プラスチック(181)、廃棄物(182)、シュレッダーダスト(183)等の各種廃棄物、およびバイオマス(184)等の有機物を含む。リサイクルシステムは、ガス化室(41)で生成された熱分解生成物(120)を石油精製システムまたは石油化学システムに供給する経路を有する。
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