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Fターム[4J030BC02]の内容

硫黄、リン、金属系主鎖ポリマー (6,776) | 反応条件 (827) | 温度を特定したもの (182) | 加熱によるもの (158)

Fターム[4J030BC02]に分類される特許

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【課題】工業的に有用な環式ポリアリーレンスルフィドを経済的且つ短時間で効率よく製造する方法を提供することを課題としている。
【解決手段】スルフィド化剤とジハロゲン化芳香族化合物とを有機極性溶媒中、低含水条件下で接触させて環式ポリアリーレンスルフィドを製造する方法であって、以下の(i)および(ii)を特徴とする環式ポリアリーレンスルフィドの製造方法。
(i)スルフィド化剤のイオウ原子1モルに対して有機極性溶媒を1.25リットル以上用いる。
(ii)反応混合物中の水分量がイオウ成分1 モル当たり0 . 8 モル未満である。 (もっと読む)


【課題】高い溶融流動性を有しながら、重量平均粒子径が大きく取り扱いに優れ、なおかつ塩素含有量が少ない顆粒状のPASを得る。
【解決手段】有機極性溶媒中で、有機カルボン酸金属塩、アルカリ金属塩化物(但し、塩化ナトリウムを除く)、有機スルホン酸金属塩、硫酸アルカリ金属塩、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属リン酸塩、およびアルカリ土類金属リン酸塩から選ばれる少なくとも一種の化合物の存在下において、スルフィド化剤100モルに対し、ジハロゲン化芳香族化合物102〜110モル、およびモノハロゲン化化合物0.01〜5モルとを200℃以上280℃未満の温度範囲内で反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する際に、<工程1>245℃以上280℃未満の温度範囲内で、昇降温時間を含めて5分以上80分未満反応させ、<工程2>工程1に続き、PASをクエンチ法で回収する。 (もっと読む)


【課題】高い溶融流動性を有し、かつ、重量平均粒子径が大きく、取り扱いに優れる顆粒状のPASを得ることを課題とする。
【解決手段】有機極性溶媒中で、有機カルボン酸金属塩、アルカリ金属塩化物(但し、塩化ナトリウムを除く)、有機スルホン酸金属塩、硫酸アルカリ金属塩、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属リン酸塩、およびアルカリ土類金属リン酸塩から選ばれる少なくとも一種の化合物の存在下において、スルフィド化剤とジハロゲン化芳香族化合物とを200℃以上280℃未満の温度範囲内で反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する際に、スルフィド化剤100モルに対しジハロゲン化芳香族化合物を102モル以上110モル未満仕込み、<工程1>245℃以上280℃未満の温度範囲内で、昇降温時間を含めて5分以上80分未満反応させ、<工程2>工程1に続き、PASをクエンチ法で回収する。 (もっと読む)


【課題】揮発性成分量の少ない高分子量のポリアリーレンスルフィドを効率よく簡便に製造する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】有機極性溶媒中で、スルフィド化剤とジハロゲン化芳香族化合物とを重合助剤の存在下200℃以上280℃未満の温度範囲内で反応させるポリアリーレンスルフィドの製造方法において、<工程1>200℃以上245℃未満の温度範囲内での重合時間(T1)が1.5時間以上4時間未満であり、かつ230℃以上245℃未満の温度範囲での重合時間(T1a)が30分以上3.5時間未満であり、工程終了時点でのジハロゲン化芳香族化合物の転化率が70〜99モル%になるように反応させ、<工程2>245℃以上280℃未満の温度範囲内において、昇降温時間を含めた重合時間(T2)が5分以上2時間未満で反応させる。 (もっと読む)


【課題】ポリアリーレンスルフィドオリゴマと濾過助剤の混合物からポリアリーレンスルフィドオリゴマを効率よく、収率よく分離する方法を得る。
【解決手段】ポリアリーレンスルフィドオリゴマと濾過助剤を含有する混合物に(a)ポリアリーレンスルフィドオリゴマが可溶、もしくは易溶な溶媒と、(b)ポリアリーレンスルフィドオリゴマが不溶、もしくは難溶な溶媒で、なおかつ親水性の溶媒を一定の割合で添加することで、ポリアリーレンスルフィドオリゴマと濾過助剤の混合物からポリアリーレンスルフィドオリゴマを得る。 (もっと読む)


【課題】 特に電気・電子部品又は自動車電装部品などの電気部品用途・自動車関連用途としての有用性が期待される耐熱性、耐薬品性、寸法安定性、成形加工性に優れると同時に、発生ガスが少なく、環境負荷低減効果の大きいポリリーレンスルフィド組成物を提供する。
【解決手段】 ポリアリーレンスルフィド(a)40〜65重量%、ポリアリーレンエーテル(b)5〜15重量%、繊維状充填剤(c)15〜52重量%、クレー(d)0.5〜2重量%及びカルボン酸アマイド系ワックス(e)0.1〜1重量%からなるポリアリーレンスルフィド組成物。 (もっと読む)


本発明は、以下の成分:(A)少なくとも1種のポリアリーレンエーテル、(B)少なくとも1種のポリアリーレンスルフィド、(C)25℃でN−メチル−2−ピロリドン中での1質量%溶液において測定して45〜65ml/gのDIN EN ISO 1628−1による粘度数を有する、カルボキシル基を包含する少なくとも1種の官能化ポリアリーレンエーテル、(D)少なくとも1種の繊維状又は粒子状の充填剤及び(E)任意に、更なる添加剤及び/又は加工助剤を含有する熱可塑性成形材料に関する。そのうえまた、本発明は、本発明による熱可塑性成形材料の製造方法、成形部材を製造するための該熱可塑性成形材料の使用、並びに破断伸び率を高めるための及び衝撃強さを改善するための、25℃でN−メチル−2−ピロリドン中での1質量%溶液において測定して45〜65ml/gのDIN EN ISO 1628−1による粘度数を有する、カルボキシル基を包含する官能化ポリアリーレンエーテルの使用に関する。 (もっと読む)


【課題】赤色発光波長を有して単色性に優れ、植物育成用の照明に好適であり、ガスや水分による劣化が防止できる発光装置、発光モジュール及び照明装置を提供する。
【解決手段】凹部61aを有する樹脂容器61と、樹脂容器61の凹部61aの内側に露出した状態で配置される導体部と、凹部61aの内側に設けられるとともに導体部と電気的に接続され、pn接合型の発光部を含む化合物半導体層を備えており、発光部が、組成式(AlGa1−XIn1−YP(0≦X≦1、0<Y≦1)からなる積層構造を有する発光素子30と、発光素子30から出力される光に対する透光性を有し、凹部61において当該発光素子30を封止する、エピスルフィド化合物とメルカプタン化合物の配合質量比が0.02〜1.5の範囲とされた樹脂組成物からなる封止樹脂65と、が備えられる。 (もっと読む)


本発明は、共重合体技術を利用してポリビフェニールスルホンエーテル及びポリエーテルスルホンの共重合体を調製する方法に関する。フラスコに高温有機溶媒を加えてから温度を80℃まで高め、4,4′-ジクロロジフェニルスルホン、4,4′-ジクロロベンゼンジフェニルスルホン及び4,4′-ジヒドロキシジフェニルスルホンを順次加える。固形分が20〜35%で、すべてのモノマーが溶解するまで攪拌しながら、100℃まで温度を高め、アルカリ金属炭酸塩とキシレンとを加える。攪拌しながら温度を高め、混合液において塩形成反応が起こり始め、混合液の温度を190〜210℃の間にコントロールし、さらに、混合液の温度を230〜236℃まで高め、さらに3〜4時間維持することで、重合反応が完了し、重合体の粘液が得られる。重合体の粘液を精錬した後、分子鎖の中に異なるユニット構造を含む共重合体が得られる。 (もっと読む)


【課題】硬化性、透明性等が優れ、特に光学用途に有用な化合物及び該化合物を用いた硬化性樹脂組成物の提供。
【解決手段】下記一般式(I)等で表されるエピスルフィド化合物。(式(I)中、A1及びA2は酸素原子又は硫黄原子を表し(但し、A1及びA2の少なくとも一つは硫黄原子を表す)、Cyは炭素原子数3〜10のシクロアルキル基を示し、X及びZはそれぞれ独立して、炭素原子数1〜10のアルキル基等を表し、nは0〜10、pは0〜5、rは0〜4の整数を表す。
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【課題】低温領域での固液分離による塩化ナトリウム等のアルカリ金属含有量の除去を行い、電気特性等の物性を改良した金属含有量の少ない環式ポリアリーレンスルフィドおよびポリアリーレンスルフィドを製造する方法を提供する。
【解決手段】少なくともポリアリーレンスルフィド、環式ポリアリーレンスルフィド、アルカリ金属ハロゲン化物、水及び有機極性溶媒を含む混合物からのアルカリ金属ハロゲン化物の分離除去を、ポリアリーレンスルフィドの過冷却領域且つ200℃未満で行うことで、汎用的な機器が使用可能であり、さらに金属含有量の少ないポリアリーレンスルフィド及び環式ポリアリーレンスルフィドを回収する。 (もっと読む)


【課題】高屈折率、低複屈折、高耐熱性及び低結晶性であるポリチオエーテルを提供する。
【解決手段】スピロビフルオレン骨格含有ポリチオエーテルは、式(1):


(式中、A及びAは同一又は異なってアルキレン基を示し、Zは芳香族炭化水素環を少なくとも含む二価基を示し、R〜Rは同一又は異なって置換基を示し、n1及びn2は0以上の整数、m1〜m4は0〜4の整数である)
で表される構造単位を有している。 (もっと読む)


【課題】巻き取り時、輸送時や保存時における高分子電解質膜のシワ、凹凸、キズ、及び剥離などの発生を防いで、高分子電解質膜の形態安定性を高度に維持することができ、さらに、高分子電解質膜積層体のロール作製時の環境温湿度とその使用温湿度が大きく異なっても、筒状のカールが発生しがたい高分子電解質膜積層体を提供する。
【解決手段】高分子電解質膜と、高分子電解質膜の少なくとも一方の面に粘着層を有しないプラスチックフィルムが積層された高分子電解質膜積層体において、高分子電解質膜とプラスチックフィルムとの剥離強度が0.005N/20mm以下であり、かつプラスチックフィルムの引張弾性率が0.1GPa以上で、厚みが5μm以上400μm以下である高分子電解質膜積層体である。 (もっと読む)


【課題】硫黄を含む電極活物質において、サイクル特性及び容量をより高める。
【解決手段】本発明の蓄電デバイスは、炭素と硫黄とを主成分とし硫黄の含有量が38重量%を超え70重量%以下であり、骨格内にチオフェン構造を有する多環芳香族化合物を電極活物質に用いている。この多環芳香族化合物は、硫黄を含むポリチエノアセン構造を有していることが好ましく、硫黄と炭素との元素比S/Cが0.40以上0.70以下であることが好ましい。この電極活物質は、直鎖構造を有する脂肪族のポリマー化合物及びチオフェン構造を有するポリマー化合物のうち少なくとも一方と硫黄とを混合し不活性雰囲気中で加熱し、且つ余剰の硫黄を除去する処理を行うことによって、骨格内にチオフェン構造を有する多環芳香族化合物を生成させる生成工程により製造することができる。 (もっと読む)


【課題】固体高分子形燃料電池、直接メタノ−ル形燃料電池の高分子電解質膜、触媒層用のバインダーとして有用な高分子電解質を提供することであり、安価で化学構造の多様性を持つ炭化水素系材料であって、低い吸水率と優れたプロトン伝導度を持つ高分子電解質を提供する。
【解決手段】スルホン酸基を有するセグメントと、スルホン酸基を有しないセグメントとからなるマルチブロック型全芳香族高分子電解質であり、スルホン酸基を有するセグメントの繰り返し単位中に存在する、芳香環を結ぶ2価の連結基において、電子吸引性の連結基の割合が20%〜100%であり、ミクロ相分離構造を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】プラスチックレンズの高屈折率、高アッベ数を有し、且つ、脆さや耐衝撃性を改良できる新規化合物提案への要求が限りない中、更なる高屈折率、高アッベ数、高耐衝撃性を有する素材を提案すること。
【解決手段】下記式(1)で表される構造を有する含硫環状化合物
【化1】


(式中、a、b、c、dは、それぞれ独立に0または1の整数を示す。)
を硬化させてなる樹脂が更なる高屈折率、高アッベ数の優れた光学物性を有するものである。 (もっと読む)


【課題】
耐熱性の優れた記録材料のための顕色性組成物を提供すること。
【解決手段】
式(I)
【化1】



(式中、nは1〜6のいずれかの整数を表す)で表される化合物の混合物を含有し、且つn=1体の含有量が組成物全体の固形分の5質量%以上である組成物において、DSC(示差走査熱量計)測定の100℃から120℃の範囲の吸熱部分の熱量が100℃以上の吸熱部分の熱量全体の20%以下であることを特徴とする組成物を記録材料として用いる。 (もっと読む)


【課題】接着性等に優れる硬化性組成物の提供。
【解決手段】チオール基を有するポリサルファイドポリマーとポリオキシアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸エステルおよび/またはヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとの反応によって得られる、ヒドロキシ基を有するヒドロキシ基含有ポリサルファイドポリマーと、ポリイソシアネート化合物とを反応させることによって得られる、イソシアネート基を有するイソシアネート基含有ポリサルファイドポリマー、該イソシアネート基含有ポリサルファイドポリマーと、活性水素基を有する活性水素基含有オキサゾリジン化合物とを反応させて得られる、オキサゾリジンを有するオキサゾリジン含有ポリサルファイドポリマー、ならびに、該イソシアネート基含有ポリサルファイドポリマーおよび/または該オキサゾリジン含有ポリサルファイドポリマーと、ウレタンプレポリマーとを含有する硬化性組成物。 (もっと読む)


【課題】規則的な連続多孔構造を有し、耐熱性、耐薬品性に優れた多孔質膜として、ポリアリーレンスルフィド系多孔質膜とその製造方法を提供すること。
【解決手段】
環状オリゴアリーレンスルフィドをポリアリーレンスルフィド以外の樹脂成分(A)の共存下で重合させることによりスピノーダル分解を誘発して相分離させてなる、少なくとも2成分の樹脂よりなるポリマーアロイから、樹脂成分(A)を除去してなる、構造周期0.01μm以上10μm以下の規則的な連続多孔構造を、膜の中心部に有するポリアリーレンスルフィド系多孔質膜。 (もっと読む)


【課題】溶融時の揮発性成分の発生量が少なくかつ溶融紡糸性に優れたポリフェニレンスルフィド樹脂を、高い生産効率で安価に得る。
【解決手段】以下の各工程を順次行うことにより、ガス発生量が0.2重量%以下であり、残さ量が3.0重量%以下であり、かつメルトフローレートが100g/10分を越え500g/10分以下であり、かつ溶融結晶化ピーク温度が100〜210℃であるポリフェニレンスルフィド樹脂を得る。(1)スルフィド化剤とポリハロゲン化芳香族化合物とを有機極性溶媒中200〜290℃の温度で反応させ、反応物からポリマーを回収する、(2)80〜200℃の熱水で1回以上洗浄する、(3)濾過液とポリマーとを分離する、(4)分離したポリマーを、アルカリ金属を含む水溶液、アルカリ土類金属を含む水溶液、または熱水のいずれかに浸漬させて洗浄する、(5)洗浄後のポリマーを熱処理する工程。 (もっと読む)


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