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Fターム[4K001KA10]の内容

金属の製造又は精製 (22,607) | フラックス (686) | フッ化物 (67) | CaF2 (38)

Fターム[4K001KA10]に分類される特許

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【課題】例えばリチウムイオン電池の廃電池等、有価金属であるニッケルやコバルトを含む金属複合体から有価金属を回収するための有価金属回収方法において、ニッケル、コバルト等の有価金属の高い回収率を保持しつつ、それらの有価金属を含む合金から効率よくリンのみを分離すること。
【解決手段】ニッケルとコバルトを含有する金属複合体からの有価金属回収方法であって、金属複合体を熔融して熔融物を得る熔融工程と、熔融工程時の熔融物に対して、又は、熔融工程前の金属複合体に対して行われ、金属複合体を酸化処理する酸化工程と、熔融物から、スラグを分離して、有価金属を含む合金を回収するスラグ分離工程と、合金に含有されるリンを分離する脱リン工程とを備え、この脱リン工程が、合金に石灰含有物を添加し、次いで、前記合金を酸化する工程である。 (もっと読む)


【課題】極低硫化、極低燐化を同時になし得る高純度鋼の溶製方法を提案する。
【解決手段】連続鋳造法または造塊法により製造した鋼を、エレクトロスラグ再溶解法による再溶解によって高純度鋼に溶製する方法において、前記エレクトロスラグ再溶解時に添加するフラックスおよび溶融時スラグの組成を、
CaO :20〜60mass%、 Al:10〜40mass%、
CaF:20〜60mass%、 T.Fe(酸化鉄):1〜10mass%、
CaO/Al:1.0〜6.0、
に調整する。 (もっと読む)


【課題】非金属介在物を低減させた高清浄鋼の製造方法であるESR法により、比較的Si濃度の高い高清浄鋼を安定して製造する製造方法を提供する。
【解決手段】添加元素若しくは不純物元素としてs−Alを含み、少なくとも質量%で1.0〜2.0%のSiを含有する鋼種の製造方法であって、懸下した消耗電極5を金属鋳型2中の溶融スラグ6に上部から降下させていくとともに前記消耗電極5と前記金属鋳型2との間に通電し前記溶融スラグ6上面近傍で前記消耗電極5を溶解させこの溶滴を前記溶融スラグ6中を通過させてから前記金属鋳型2の底部近傍で捕捉して前記鋼種の鋼塊9を得るESR法において、前記溶融スラグ6上面近傍を少なくとも酸素を含む不活性ガスからなる混合ガスで置換する。 (もっと読む)


【課題】 インゴットの表面肌の悪化の問題を解決し、インゴット歩留が良好で、尚且つインゴット長手方向に対し、Ti、Alの成分変動を極力抑えた、成分偏析の少ないインゴットを得るための製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%でCaO≦15%、1%≦TiO≦15%、5%≦Al≦30%、残部CaFのスラグを用いて、質量%で0.5%≦Ti≦5.0%、0.1%≦Al≦2.0%を含む合金材を不活性ガス雰囲気中でエレクトロスラグ再溶解するインゴットの製造方法。 (もっと読む)


【課題】溶銑脱硫スラグから精錬用フラックスなどとして再利用可能な改質スラグを、環境汚染物質の排出を抑えて、低コストで多量に処理する有効な方法を提案することにある。
【解決手段】溶銑脱硫スラグを再利用可能な改質スラグにするに当たり、その溶銑脱硫スラグを、燃焼ガスを反応ガスとして用いる反応槽内に装入して焙焼し、各種精錬材として再利用できるようにする溶銑脱硫スラグの改質方法。 (もっと読む)


【課題】共晶アルミニウム合金や過共晶アルミニウム合金で形成されたセラミックス粒子強化アルミニウム合金をリサイクルできるセラミックス粒子強化アルミニウム複合材料のリサイクル方法を提供する。
【解決手段】セラミックス粒子で強化した共晶または過共晶アルミニウム合金の溶湯にアルミニウムを添加し、アルミニウム合金の組成を亜共晶にしてから、半凝固の状態まで溶湯アルミニウム合金を冷却し、半凝固撹拌法で、金属塩からなるフラックス粒子を添加した後、更に撹拌しながら半凝固状態の亜共晶アルミニウム合金を700℃〜800℃までに加熱することにより、セラミックス粒子を溶湯状態のアルミニウム合金から分離させるものである。 (もっと読む)


【課題】ダイカスト鋳造による量産品と比較して機械的特性が略75%得られる鋳物製造を砂型鋳造により具現化することを可能した耐熱マグネシウム合金およびその合金鋳物の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムを9.20〜12.6質量%、カルシウムを0.9〜2.0質量%、ベリリウム0.0005〜0.1000質量%、マンガンを0.10〜0.45質量%を含有し、残部がマグネシウムおよび不可避不純物からなる耐熱マグネシウム合金であり、当該耐熱マグネシウム合金溶湯に対して、630〜670℃でのフラックスによる精錬処理、または、630〜730℃での不活性ガスによる脱ガス処理、あるいは、200Torr以下の減圧下に放置する脱気処理のうち、いずれか一つ以上の処理工程の後に、キャビティ表面の温度が平均で45℃以上の鋳型内に、670〜730℃の注湯温度で合金溶湯を注湯する充填工程を含む製造方法である。 (もっと読む)


本発明は気相化合物または元素、例えばマグネシウム等の金属を、還元処理によって凝縮することに関する。これには金属還元法や炭素還元法が含まれる。本願は蒸気を含むガス流を提供し、前記ガス流を、上流において収束し、下流において発散する構成のノズルに通過させ、前記蒸気が加速しながら前記ノズルに入り、前記ノズルから出るときに膨張および冷却されることにより凝縮室内で前記蒸気を凝縮させ、液滴または固体粒子のビームを形成し、前記液滴または粒子のビームが溶融液体の回収媒体の表面に衝突するように指向されている蒸気材料を凝縮する方法を開示するものである。更に、前記方法を実行する装置も開示するものである。
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【課題】リン[P]などの不純物元素の金属Caによる還元精錬技術などを、製品鋳塊重量が例えば10kg以上となる実用規模の精錬技術にまで発展させるための具体的な方法を明示すること。
【解決手段】精錬剤は、金属CaとCaハライド組成フラックスとの混合物である。Caハライド組成フラックスは、フッ化カルシウムに酸化カルシウムを5〜30wt%配合したCaF-CaO、フッ化カルシウムに塩化カルシウムを5〜30wt%配合したCaF-CaCl、または、フッ化カルシウムに酸化カルシウムおよび塩化カルシウムを5〜30wt%配合したCaF-(CaO+CaCl)である。合金溶湯プール6の重量に対する金属Caの添加率を0.5wt%以上とし、合金溶湯プール6の重量に対するCaハライド組成フラックスの添加率を、金属Caの添加率以上とする。 (もっと読む)


【課題】コールドクルーシブル式誘導溶解法を利用した酸化精錬技術において、少なくとも炭素およびCaを含む不純物元素を合金中から除去できる方法を明示すること、および、この酸化精錬技術を、製品鋳塊重量が例えば10kg以上となる実用規模の精錬技術にまで発展させるための方法を明示すること。
【解決手段】精錬剤は、酸化鉄とCaハライド組成フラックスとの混合物である。Caハライド組成フラックスは、例えばフッ化カルシウムに酸化カルシウムを5〜30wt%配合したCaF-CaOである。酸化鉄の添加重量を、合金溶湯プール6中の炭素およびカルシウムを含む不純物元素を全量酸化させるために算出される算出重量の0.2倍以上、4.0倍以下とする。また、合金溶湯プール6の重量に対するCaハライド組成フラックスの添加率を、0.5wt%以上、5.0wt%以下とする。精錬工程では、チャンバー内の排気状態を15分以上保持する。 (もっと読む)


高純度NiTi合金を形成する方法。介在物を含有する一般的な方法で形成したNiTi合金が、介在物と化学反応するスラグ形成材と共に溶解される。そのスラグ形成材は、好ましくは、CaF及び何らかの遊離カルシウムであるか、又はそれらを含有するものである。 (もっと読む)


【課題】設備を複雑にすることなく活性金属の添加歩留を高くすることのできる活性金属含有銅合金溶製用フラックスを提供する。
【解決手段】溶解炉又は保持炉によって、活性金属として少なくともCrを含有する銅合金を1300℃以下で溶製するに際して炉内の銅又は銅合金の溶湯の表面に使用され、当該溶湯の温度で液相となる活性金属含有銅合金溶製用フラックスであって、前記フラックスは、CaO−SiO2−Al23−MgO−X2O−Cr23系複合酸化物を含み、前記X2Oが、Na2O及びK2Oのうちの少なくとも一方であり、且つ、組成の合計を100質量%としたときに、前記CaOを16〜45質量%、前記SiO2を31〜65質量%、前記Al23を8〜25質量%、前記MgOを0質量%を超え10質量%以下、前記X2Oを0質量%を超え5質量%以下、前記Cr23を0質量%を超え5質量%以下の範囲で含有している。 (もっと読む)


【課題】半導体LSI、磁気記録媒体、平面型ディスプレイ、携帯電話などの発達に伴い使
用済みの薄膜材料形成用白金族元素含有スパッタリングターゲットが大量に生じている。元来は高純度のターゲット材を、効率よく、簡単で、低コストな手法で再生させる技術の開発が求められている。
【解決手段】高純度廃却白金族元素含有ターゲット材を出発原料とし、溶融塩中で塩素化せしめ、次に生成した金属塩化物を選択的に還元処理することで、高融点金属や貴金属の粉末を高純度の状態で得る。得られた金属粉末は、それを使用してスパッタリングターゲット材製造に使用される。 (もっと読む)


【課題】アルミニウムを貴金属吸収材として利用し、触媒廃棄物などの貴金属含有物から効率よく貴金属を回収する方法を提供する。
【解決手段】貴金属と共に酸化アルミニウムを含有する貴金属含有物を氷晶石と共に加熱溶融して溶融塩浴を形成し、該溶融塩浴の電解によって酸化アルミニウムを還元して金属アルミニウムを生成させると共に、該金属アルミニウム中に貴金属を含有させて回収することを特徴とする貴金属の回収方法であり、例えば、アルミニウム基材に貴金属触媒が担持されている触媒廃棄物を貴金属含有物として用いる貴金属の回収方法。 (もっと読む)


【課題】Mn及びMn合金を、大量生産に適した安価な方法で効率よく脱りんして、りん濃度が0.03質量%以下、好ましくは0.02質量%以下のMn及びMn合金を製造する。
【解決手段】炭素濃度2.0質量%以下、酸素濃度0.5質量%以下で、Mnを60質量%以上含有する溶融Mn又はMn合金を、CaF2及びCaC2を合計で80質量%以上含有し、かつそれらの質量比が(CaC2)/{(CaC2)+(CaF2)}×100=30〜65%の範囲あるフラックスを用いて、溶湯温度1350〜1500℃で脱りん処理する。前記フラックスに加えて、金属Ca及びCa合金から選ばれた少なくとも1種の金属Ca源を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶解材料の融点に応じて溶解電流および鋳型サイズを調整し、良好な表面性状の鋳塊を得ることができるESR法による鋳塊製造方法を提供する。
【解決手段】鋼またはNi基合金をエレクトロスラグ再溶解するに際して、溶解材料の融点をTML(℃)、溶解電流値をi(kA)、鋳型直径をD(cm)としたとき、下記(1)式および(2)式により表される関係を満足するように溶解条件を調整して再溶解操業を行うことを特徴とするエレクトロスラグ再溶解法による鋳塊の製造方法である。
TML≦T−150≦1750 ・・・・(1)
T=1130×(i/D)+1450 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】S含有量を低減でき、さらにAlの混入を防ぎ、良好な鋳肌と内部性状を有し、晶出物が微細化された銅合金の製造を可能にする。
【解決手段】CaF:20〜45%、CaO:10〜30%、SiO:10〜30%、LiF:10〜20%、ZrO:5〜15%を含有し、その他不純物:1%以下で、17.0(LiF+ZrO)−556≦CaF≦4.1(LiF+ZrO)−80.9の式を満たす配合からなるスラグを用いてエレクトロスラグ再溶解を行う。Sが低減され、Alの混入がなく、良好な鋳肌と内部性状を有し、晶出物が微細化された銅合金鋳塊を得ることができる。スラグは、使用温度領域である1000℃以上で、比抵抗0.1〜0.7Ω・cm、粘度1poise以下に調整している。 (もっと読む)


【課題】真空誘導炉を用いてTi−Al含有Ni基高合金を製造するに当って、Mgピックアップを防止し、Mgの混入を防いでTi−Al含有Ni基高合金を製造する方法を提供する。
【解決手段】真空誘導炉において各合金成分を配合した原料を溶製し、CaOを主成分とするフラックスにNiOを添加して精錬を行なったのち、鋳造に先だって真空誘導炉から取鍋に出湯し、取鍋においてAl−CaO−CaFからなるフラックスを用いて精錬を続ける。Mg量を分析するためのサンプルの採取は、温度1600℃以上において行なう。 (もっと読む)


【課題】表面品質の良好なNi基合金を得ること、そのために熱間加工性の良好なNi基合金を有利に製造する技術を確立すること、そしてそのために、合金中のMg濃度、Ca濃度、酸素濃度およびS濃度を精度良く制御するための精錬方法を提案することにある。
【解決手段】原料をまず電気炉等で溶解した後、MgO系耐火物を用いた二次精錬用容器に出鋼して除滓し、続く二次仕上げ精錬においては、酸素吹精したのち脱酸し、石灰石、螢石、アルミナ、マグネシアのうち1種または2種以上からなるスラグ成分を添加して、生成するスラグ組成を、CaOとAl23の質量濃度比(CaO/Al23)を0.2〜2.0、マグネシア濃度を1〜18mass%に調整することにより、溶融合金中のMg濃度が0.005〜0.04mass%で、Ca濃度が0.0005〜0.04mass%で、酸素濃度が3〜50mass%となるようにすると共に、S濃度を0.0006mass%以下になるようにする熱間加工性に優れたNi基合金の精錬方法。 (もっと読む)


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