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Fターム[4K013CF01]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | CA−CE以外の処理、装置 (561) | スラグの処理 (135)

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【課題】フッ素含有の製鋼スラグを主体とするスラグ固化体のフッ素溶出を抑制するとともに、高強度のスラグ固化体を製造し、当該固化体を使用後にリサイクルする際に土木材料しても土壌環境基準を満足する物を作ることのできる製鋼スラグ固化体を製造する技術を提供する。
【解決手段】製鋼スラグとして、溶出pHが11以上であり、フッ素を含有する製鋼スラグを原料とする。更に高炉スラグ微粉末、セメント及び高炉スラグ微粉末とセメントの混合物から選ばれる固化剤とを原料として用いる。当該製鋼スラグと高炉スラグ固化剤を混合したものに、燐酸又は燐酸塩を添加する。この混合物に水を添加して、生コンクリート様の混練物を作る。この混練物を型枠内などで養生して、当該混練物全体を固化させて、製鋼スラグ固化体を製造する。 (もっと読む)


【課題】粗骨材などのスラグ製品を得るのに適した厚肉のスラグ凝固体を製造することができる溶融スラグの冷却処理装置を提供する。
【解決手段】対向する外周部分が上向きに回転する回転方向を有する1対の冷却ドラム1を備え、該1対の冷却ドラム1の上方に各々堰2を設け、これら1対の冷却ドラム1の上部外周面間と1対の堰2間にスラグ液溜まり部Aを形成し、各堰2と冷却ドラム1間には、スラグ液溜まり部A内の溶融スラグが押し出される開口3を形成する。スラグ液溜まり部Aでの溶融スラグの滞留時間を長くできるので、溶融スラグの冷却を効果的に促進させることができ、適切に冷却された厚肉のスラグを開口3から押し出すことができる。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグや高炉徐冷スラグからのフッ素溶出を効果的に抑制することができ、且つ特別な設備や処理剤などを用いることなく低コストに実施可能なスラグ処理方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグ、高炉徐冷スラグの中から選ばれる1種以上のスラグであって、フッ素含有量が0.15mass%以上の鉄鋼スラグ(A)に対して、カルシウムとリンを含有する鉱物相を有し且つフッ素含有量が0.15mass%未満の鉄鋼スラグ(B)を添加し、鉄鋼スラグ(A)の含有成分と鉄鋼スラグ(B)の含有成分によりフッ素を含む難溶性化合物を生成させ、フッ素をスラグに固定する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグからのフッ素溶出を効果的に抑制することができ、且つ特別な設備などを用いることなく低コストに実施可能なスラグ処理方法を提供する。
【解決手段】フッ素含有量が0.15mass%以上、リン含有量が0.3mass%以上の製鋼スラグ(A)に対して、カルシウムを含有する鉱物(B)を添加し、製鋼スラグ(A)の含有成分と鉱物(B)が含有するカルシウムによりフッ素を含む難溶性化合物を生成させ、フッ素をスラグに固定する。 (もっと読む)


【課題】還元期の溶融スラグの冷却を、環境に悪影響を与えることなく、経済的かつ安全に実施可能な製鋼還元期スラグの粉塵発生防止方法を提供する。
【解決手段】製鋼工程で発生する還元期の溶融したスラグを放冷して凝固させた後、凝固したスラグ10の上部に、スラグ1m当たり0.4m/時間以上1.5m/時間以下、かつスラグ1トン当たり0.2m以上1.4m以下の冷却水を霧状に散水して、スラグ10の崩壊による粉塵の発生を防止しながらスラグ10を冷却する。 (もっと読む)


【課題】硫黄含有量が増加した使用済スラグを、脱硫能力の良好な脱硫用スラグとして再び使用して、品質が良好な製鋼を行なうことができる使用済スラグの硫黄除去方法を提供しようとする。
【解決手段】製鋼プロセスにおいて、脱硫処理に使用されて硫黄含有量が増加している使用済スラグ4を、熱処理炉Bの中に存置させ、上記炉内を二酸化炭素ガス雰囲気にすると共に、900℃以上の温度にして1時間以上加熱して、上記使用済スラグから硫黄成分以外の他の成分を変動させることなく、硫黄成分を除去し、上記使用済スラグ4の脱硫能力を増加させ、再利用可能にするようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】溶鋼のレードルにおける脱酸・脱硫精錬において、大量の塩基性スラグの廃棄、廃棄に際してスラグ中のフッ素Fの地中への溶出問題および塩基性スラグの風解現象による煤塵問題等を解決し、廃棄スラグの転用やスラグ量自体の大幅削減を図るレードル精錬方法を提供する。
【解決手段】レードル4には予め塩基度が1.5以下となる造滓材を装入しておき、溶解炉1において塩基性スラグ下で酸化精錬された溶鋼のみをレードルに出鋼し、同時に脱酸剤を投入し、減圧下でガスバブリングして溶鋼とスラグを反応させ、脱酸・脱非金属介在物を進めるが脱硫はなされなかった精錬終了後の溶鋼を特定の連続鋳造方法による鋳造機11に供し、無偏析且つ主として柱状晶から成る鋼片を製造し、S%の過剰を許容する。該連続鋳造方法は湾曲式の連続鋳造において芯部が凝固するまでに1/4円を超え3/4周まで引き上げて引く抜き、中空鋳片を形成し、圧下して中実とする。 (もっと読む)


【課題】 鉛快削鋼を製造する際、鉛添加温度をコントロールして還元スラグ中の鉛の蒸発を促し、この還元スラグを希釈するとともに鉛の蒸発を促進し、新たな処理工程を必要とすることなく、鉛含有量および溶出量の低い電気炉スラグを製造する方法を提供する。
【解決手段】 電気炉にて酸化精錬を行い、取鍋にて還元精錬を行う電気炉製鋼法による鉛快削鋼の製造法において、鉛添加時の温度をコントロールして添加終了時の温度を1560℃以上に制御することにより、スラグ中の鉛を効率的に蒸発させ、鉛含有量および溶出量の低い還元スラグとする。さらに、この還元スラグを、後続チャージの酸化スラグと溶融状態で混合することによって、還元スラグを希釈するとともに鉛の蒸発をさらに促進し、偶発的に鉛量の高い電気炉スラグの発生を防止する。 (もっと読む)


【課題】稲作と畑作との両方に有効な成分をもつ珪酸質肥料とそのための原料スラグとを提供すること。
【解決手段】CaO:30〜50mass%、SiO:20〜40mass%、MgO:8〜30mass%、Al:1.0〜15.0mass%を含み、CaO/SiOの比率が0.8以上1.4未満に調整され、メルビナイト(3CaO・MgO・2SiO)を30vol%以上、マグネシア(MgO)を3〜40vol%、スピネル(MgO・Al)を3〜40vol%含む鉱物相を有するステンレス鋼、Fe−Ni合金鋼およびNi基合金から選ばれるいずれか1種以上の鋼・合金の精錬工程で発生した精錬滓からなるアルカリ分が56.3mass%以上の肥料用スラグ。 (もっと読む)


【課題】長期膨張性を有する、粉状の製鋼スラグの低膨張化をはかる安定化処理方法を提供する。
【解決手段】本発明によれば、T−Feを2.0質量%以上、かつMgOを4.0質量%以上含み、粒径分布として粒径1mm以下が30質量%以上である粉状製鋼スラグについて、該スラグの含有水分量を8質量%以上20質量%以下に調整し、炭酸ガスの純分量としてスラグ1トン当たりに100Nm/hr以下の炭酸ガス含有ガスを供給し、該炭酸ガス含有ガスの供給量をスラグ1トン当たり100Nm/hr以下とする粉状製鋼スラグの安定化処理方法が提供される。従って、本方法により得られたスラグは、体積膨張率が1.5容量%以下を達成し、粉状スラグの自然砂あるいは砕砂等の土木用資材の代替使用が可能となる。 (もっと読む)


【課題】高膨張性を有する粉状の製鋼スラグの低膨張化をはかる安定化処理方法を提供する。
【解決手段】粒径1mm以下を60質量%以上含み、体積膨張率が3%以上の粉状の製鋼スラグについて、その含有水分量を10質量%以上25質量%以下に調整し、炭酸ガス純分量でスラグ1トン当たり、5Nm3/Hr以上100Nm3/Hr以下の炭酸ガスを含有するガスを供給して、5時間以上保持する。これにより、体積膨張率が1.5%以下を達成し、粉状スラグの自然砂あるいは砕砂等の土木用資材の代替使用を可能にする。 (もっと読む)


【課題】溶鋼中に浸漬させたランスを通して、Mgを高濃度で安定的に、かつ高い歩留まりのもとに添加することのできる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼に浸漬させた浸漬ランスを通して、Mgを含有するワイヤーまたはロッドをキャリアガスとともに該溶鋼中に供給する方法において、Mgの添加速度を下記(1)式により定められる範囲とし、かつ、Mgの添加速度とキャリアガスの流量との比を下記(2)式に定められる範囲とすることを特徴とする溶鋼へのMgの添加方法。
2.0≦V≦70 ・・・・(1) 0.40≦R≦7.0 ・・・(2) ここで、Vは溶鋼1トン(t)当たりのMgの添加速度(g/t/min)を、また、RはMgの添加速度V(g/t/min)とキャリアガスの流量Q(Nl/min)との比(g/t/Nl)を表す。前記の方法は、タンディッシュ内の溶鋼に適用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 製鋼施設で使用の各種の炉設備や鍋類から発生する耐火物屑の粒径10mm未満の微細な耐火物屑をスラグ鍋のスラグ鎮静材として有効に利用する方法を提供する。
【解決手段】 製鋼施設で使用された各種の炉設備や鍋類から発生する耐火物屑のうち、粒径10mm未満の耐火物屑を含有する耐火物屑を原料としたスラグ鎮静材である。このスラグ鎮静材は、粒径1mm以下の耐火物粉の質量割合を50%以上含有させたスラグ鎮静材で、このスラグ鎮静材に対して質量割合で15%以上の水と均一混合させて、スラグ鍋のスラグ中に投入して使用するものである。粒径1mm以下の耐火物粉は、耐火物屑を粒径1mm以下に粉砕して製造しても良いし、もしくは、耐火物屑を破砕および分級処理などをしたときに付随的に発生する粒径1mm以下の耐火物粉を利用しても良い。 (もっと読む)


【課題】 溶鋼表面層の乱れを最小限に押さえながら、溶鋼の混合攪拌力を従来に比して格段に強化し、脱硫などに要する取鍋精錬時間を大幅に短縮し、脱硫限度を格段に向上した取鍋精錬用の取鍋を提案する。
【解決手段】 取鍋の底部にガス吹込み用のポーラスプラグを複数持ち、取鍋の平均内径Dと取鍋内の鋼浴高さHとの関係で、鋼浴高さHを平均内径Dで除した値が0.9〜1.1を満足し、かつ、取鍋の下部内径D2と上部内径D1の差を鋼浴高さHで除した値が120〜140を満足する取鍋精錬用の取鍋とすることにより、脱硫に要する時間を大幅に短縮し、かつ、脱硫限度を大幅に向上した。 (もっと読む)


【課題】 真空脱ガス設備で溶鋼を脱硫処理するに当たり、取鍋内スラグの組成、溶鋼成分及び真空脱ガス設備における精錬の順序を最適化し、従来に比べて格段に効率良く脱硫処理する方法を提供する。
【解決手段】 大気圧下で脱炭精錬を行う脱炭精錬炉から取鍋への出鋼中に珪素含有合金鉄を投入して取鍋内の溶鋼3の珪素濃度を0.10質量%以上に調整し、出鋼後の前記取鍋内のスラグ4に対してアルミニウムを含有するスラグ改質剤を添加して、前記スラグのトータル.Fe及び酸化マンガンの合計濃度を5質量%以下に調整し、その後、前記取鍋を真空脱ガス設備1に搬送し、真空脱ガス設備で精錬されている減圧下の前記溶鋼の表面に向けて、上吹きランス13を介して脱硫剤を搬送用ガスとともに吹き付けて添加し、前記溶鋼を脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】還元スラグから硫黄分を低減することで、還元スラグの石灰分を造滓材として有効利用する。
【解決手段】処理設備において、処理ピット内の還元スラグに対し水蒸気を吹込むことで、水蒸気と還元スラグとが接触し、還元スラグ中の硫化カルシウムが加水分解することで、水酸化カルシウムおよび硫化水素が生成される。ここで、気体である硫化水素は大気に放出される。これにより、還元スラグの硫黄分は、硫化水素の形で還元スラグから除去される。そして、水蒸気処理後の還元スラグは、電気炉による製鋼過程における還元精練の造滓材として再利用される。 (もっと読む)


【課題】 酸化物系非金属介在物が従来よりも少なく、耐転動疲労性に優れた軸受鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉での脱炭精錬により得た溶鋼の転炉から取鍋への出鋼中に金属Alを添加して取鍋内の溶鋼を脱酸し、出鋼後、取鍋内の溶鋼上に存在する転炉スラグを排出し、転炉スラグの排出後に取鍋内にフラックスを添加して塩基度(CaO/SiO2 )が質量比で1.5〜3.0の取鍋スラグを取鍋内に生成させ、次いで、希ガスを溶鋼中に吹き込んで前記取鍋スラグと溶鋼とを攪拌し、その後、RH真空脱ガス装置で溶鋼の真空脱ガス精錬を実施し、軸受鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】 作業性に優れるとともに有価金属の損失を抑えることができ、また簡単に加工性を向上できるステンレス鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 電気炉で原料を溶解してステンレス溶銑を生成し(a1)、ステンレス溶銑を転炉へ出鋼後造滓材を投入して粗精錬および成分調整する(a2〜a5)。転炉で生成されるスラグとステンレス溶鋼とを取鍋へ出鋼し、VODでスラグが存する状態のまま減圧下でステンレス溶鋼に酸素ガスを吹き込んで脱炭精錬する(a6,a7)。脱炭後、スラグ層の上からFeSiを投入してスラグ中のCrを還元回収するとともにステンレス溶鋼を脱酸する(a8)。脱酸後、大気圧下でAlワイヤをステンレス溶鋼中へ装入し、ステンレス鋼中の非金属介在物をC系介在物のみにする(a9,a10)。 (もっと読む)


【課題】スラグからのフッ素溶出を効果的に抑制することができ、かつpHの上昇も抑えることができるスラグ処理方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグまたは高炉水砕スラグにリン酸成分を含有する水溶液を散布し、このリン酸成分とスラグ中のフッ素及びカルシウムにより難溶性化合物を生成させることで、スラグからのフッ素及びカルシウムの溶出が抑制されるようにする。難溶性化合物を生成させるためのカルシウム成分として、スラグに元々含まれるカルシウムを利用するので、処理後のスラグには溶出可能なカルシウム量が少なくなる。このため、フッ素溶出が抑制されるだけでなく、カルシウムの溶出による水や土壌のpH上昇も効果的に抑えられる。 (もっと読む)


【課題】発生直後の製鋼スラグを利材化に好適な状態まで速やかに改質・処理し、且つ環境面でも好ましい形態・条件で処理する。
【解決手段】溶融スラグにスラグ改質物質を添加した後、金属ボール群を収容した回転ドラム内に注入し、スラグを回転ドラム内で転動する金属ボール群と接触させて冷却するとともに、転動する金属ボール群による物理的作用により粉砕してスラグ粉砕物とする工程Aを有し、さらに好ましくは、この工程Aの下工程として、地金回収工程B、スラグ粉砕物中のカルシウム分の水和工程C、スラグ粉砕物中の未炭酸化Caの炭酸化処理工程Dのうちの1つ以上の工程を有する。スラグの用途に応じて粒状スラグに速やかに改質・処理でき、地金回収用の破砕処理やエージング処理も不要であり、且つ高pH溶出水を生じないなど、環境に優しいスラグ製品が得られる。 (もっと読む)


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