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Fターム[4K013CF01]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | CA−CE以外の処理、装置 (561) | スラグの処理 (135)

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【課題】溶接による大入熱時の状況下においても、非常にHAZ靱性が優れていて異方性も少ないものにする。
【解決手段】取鍋精錬においてスラグSの組成を所定の成分とした上で、スラグSの厚みを200mm以上400mm以下とする。スラグSの融点とスラグSの厚みとの関係を所定の式を満たすものとする。溶鋼2のAl濃度を0.01%以上に保った状態で15W/ton以上60W/ton以下で攪拌する。溶鋼2を昇温させる際の還流量を100ton/min以上200ton/min以下として10min以上攪拌する。Al投入量を0.5kg/ton以上2.0kg/ton以下とする。酸素吹き付け量を0.4Nm3/ton以上2.0Nm3/ton以下とする。昇温後は、還流量を100ton/min以上200ton/min以下として5min以上攪拌し、Caの添加終了後から鋳造開始までの時間を10min以上〜60min以下にする。 (もっと読む)


【課題】溶接による大入熱時の状況下においても、非常にHAZ靱性が優れているものにする。
【解決手段】取鍋精錬においてスラグSの組成を所定の成分とした上で、スラグSの厚みを200mm以上400mm以下とする。スラグSの融点とスラグSの厚みとの関係を所定の式を満たすものとする。溶鋼2のAl濃度を0.01%以上に保った状態で15W/ton以上60W/ton以下で攪拌する。溶鋼2を昇温させる際の還流量を100ton/min以上200ton/min以下として10min以上攪拌する。Al投入量を0.5kg/ton以上2.0kg/ton以下とする。酸素吹き付け量を0.4Nm3/ton以上2.0Nm3/ton以下とする。昇温後は、還流量を100ton/min以上200ton/min以下として5min以上攪拌する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼2次製錬用脱硫スラグは、年間50万トン発生するが、多くはフッ素を含んでいるため、そのまま廃棄できず、高炉スラグとして再利用し、無害化するか、処理しきれない分は、保管・管理しているのが実情であるが、脱硫スラグ中の硫黄分を除去し、再び脱硫スラグ原料として使用可能とする方法を提供する。
【解決手段】脱硫スラグ中の硫黄分を除去する方法として、約1000℃で空気酸化をさせることで、硫黄分が、揮発除去できることを理論的かつ実験的に確かめたもので、高温で硫黄分をSO2として気化させて除去する。 (もっと読む)


【課題】転動疲労による破損に対して良好な耐久性を有し、優れた転動疲労寿命を確保できるとともに、冷間加工性にも優れる軸受鋼鋼材の提供。
【解決手段】C:0.85〜1.2%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.05〜0.6%、P≦0.03%、S≦0.010%、Cr:1.2〜1.7%、Al≦0.005%、Ca≦0.0005%、O≦0.0020%を含有し、残部はFeと不純物からなる化学成分を有し、非金属介在物について、酸化物の平均組成が質量%で、Cao:10〜60%、Al2O3≦35%、MnO≦35%及びMgO≦15%で残部SiO2と不純物からなるとともに、鋼材の長手方向縦断面10箇所の100mm2の面積中に存在する酸化物の最大厚さの算術平均の値と硫化物の最大厚さの算術平均の値が、それぞれ、8.5μm以下で、更に、鋼材の表面からR/2部位置までの平均断面硬さがビッカース硬さで290以下である軸受鋼鋼材。但し、「R」は軸受鋼鋼材の半径を表す。 (もっと読む)


【課題】溶鋼に対して攪拌精錬を行うことで高強度鋼線用鋼の製造するに際し、疲労性に優れた高強度鋼線用鋼を製造することができるようにする。
【解決手段】溶鋼3に対して攪拌精錬を行うことで高強度鋼線用鋼の製造する製造方法であって、精錬後の溶鋼中の[Si]を0.8〜3.0質量%に設定すると共に、精錬に使用するスラグSの塩基度を前記溶鋼の[Si]に基づいて式(1)の範囲内に設定し、攪拌精錬における攪拌動力量Eを、スラグSの塩基度に基づいて設定して攪拌精錬を行う。 (もっと読む)


ポット口の口径がポットボトムの直径より大きい、溶融状の鋼(鉄)スラグを装うためのポット形容器であって、前記冶金スラグポットが鋼板により溶接されてなることを特徴とする新型構造とする冶金スラグポットを提供する。本発明の新型構造とする冶金スラグポットによれば、溶接プロセスにより、圧延した鋼板をポットに溶接することができる。これにより、環境への汚染を大幅に減少することができる。前記冶金スラグポットのポット壁を構成する鋼板の結晶粒は、その粗さが均一で、キャビテーション、収縮孔、気孔、偏析、罅割れ、非金属不純物、高温割れ、低温割れ等の欠陥が殆ど存在しないため、且つ、スラグポットのポット壁を構成する鋼板の結晶粒の均一性は一般の圧延鋼材と同一であるため、スラグポットの溶接性と修復性が良く、スラグポットの使用寿命を大幅に延長すると共に、生産現場における常に発生するスラグポットの割れ等の安全危険をなくすことができ、コストを大きく低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 電気炉や取鍋精錬炉の鋼の精錬温度を制御して、スラグ中のf−CaOの滓化を促進し、f−CaOの晶出を抑制して、エージング処理を行わなくても十分に膨張特性の低いスラグの製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼の精錬方法において、CaOを含む造滓材を取鍋精錬などの還元精錬中のスラグ中に最終投入した後、精錬温度を1600℃以上に昇温すると共に、スラグを該1600℃以上の温度域で一定時間以上、すなわち略15分間以上、保持することにより、製鋼スラグ組成を特定の範囲内に保持して、スラグの組成をCaOが晶出しない組成に限定することを特徴とする膨張安定性の高い低膨張性製鋼スラグの製造法で、エージング処理を行わなくとも膨張安定性の高い製鋼スラグを製造する。 (もっと読む)


【課題】溶融スラグを効率的に冷却処理でき、且つ優れた耐久性が得られる溶融スラグの冷却処理装置を提供する。
【解決手段】内部に冷媒が通される回転可能な横型冷却ドラムを備え、その外周のドラム面に溶融スラグが接触することにより冷却され、冷却されたスラグがドラム面から剥離して排出されるようにした溶融スラグの冷却処理装置であって、前記横型冷却ドラムがドラム周方向に沿ったスパイラル状の冷媒流路を有する。冷却ドラムがドラム周方向に沿ったスパイラル状の冷媒流路を有するため、比較的少ない量の冷媒でも溶融スラグを効率的に冷却処理することができ、また、冷却ドラム周方向の熱膨張が均一化されるため、優れた耐久性を有する。 (もっと読む)


【課題】高温スラグの熱エネルギーを電気エネルギーとして工業的に回収する。
【解決手段】600℃以上の温度のスラグを冷却する際に、スラグをその体積の10倍以下の容積を有する閉鎖空間内に装入して、該閉鎖空間内でスラグに散水し、該散水により発生した水蒸気および/または熱水を回収し、該水蒸気および/または熱水を60℃以下の沸点を有する有機媒体と熱交換させることで該有機媒体を揮発させ、その揮発ガスによりタービンを駆動して発電する。高温スラグに散水することで生じた水蒸気を、熱損失を抑えて効率的に回収し、この水蒸気を低温揮発する有機媒体と熱交換させ、これにより生じる高圧の揮発ガスで発電を行うようにしたので、スラグの熱エネルギーを電気エネルギーとして効率的に回収することができる。 (もっと読む)


【課題】溶融点を調整する物質等の添加を必要とせず、かつ、1600〜2200℃の各種金属を溶解する溶解炉や取鍋等から、溶融金属上に浮遊するスラグを除去する作業を、迅速に、適確に、安全に、さらに効率的に行うことを可能とする、安価なスラグ除去材を提供するとともに、これらのスラグ除去材を用いたスラグの除去方法を提供する。
【解決手段】1600〜2200℃の溶融金属表面に浮遊するスラグの除去に用いられるスラグ除去材であって、スラグ除去材が、加熱発泡性を有し、スラグ除去材の強熱減量が、0.5〜4質量%であり、1100℃で30秒間加熱発泡させたスラグ除去材の単位容積質量が、0.05〜0.30kg/リットルであり、スラグ除去材が、5mm以下の所定の粒径分布の粒子を含み、粒径が5mmを超える粒子を5質量%未満含むスラグ除去材である。 (もっと読む)


【課題】スラグ品質を確保するのに十分なスラグ冷却速度が得られるとともに、冷媒由来の廃水が生じない若しくは廃水量をきわめて少なくすることができるスラグの冷却処理方法を提供する。
【解決手段】冷媒噴射手段により、加圧気体と液体とからなる2流体混合冷媒を噴射し、噴射された液体粒子を高温スラグに衝突させることにより、スラグを冷却する。 (もっと読む)


【課題】1000℃以上1600℃未満の各種金属を溶解する溶解炉や取鍋等から、スラグ除去を迅速に、適確に、安全に、さらに効率的に行うことができ、かつ、溶融点を調整する物質等の添加を必要としない安価なスラグ除去材、および、これらのスラグ除去材を用いたスラグの除去方法を提供する。
【解決手段】1000℃以上1600℃未満の溶融金属表面に浮遊するスラグの除去に用いられるスラグ除去材であって、スラグ除去材は加熱発泡性を有し、スラグ除去材の強熱減量が0.5〜4質量%であり、1100℃で30秒間加熱発泡させたスラグ除去材加熱発泡体の単位容積質量が0.02〜0.30kg/リットルであるスラグ除去材である。 (もっと読む)


【課題】 鋳造終了後の取鍋内に残留するスラグを、リサイクル処理コストを高くすることなく、しかも、他の操業に悪影響を及ぼすことなく有効利用する。
【解決手段】 本発明の取鍋内スラグの再利用方法は、鋳造終了後の取鍋3内に残留したスラグ1を、熱間状態のまま前記取鍋を転倒させて溶銑8を収容した溶銑鍋6内に排出し、該溶銑鍋に前記スラグを残留させた状態で溶銑鍋から溶銑8を転炉脱炭精錬用の主原料として払い出し、その後、スラグを残留させた前記溶銑鍋6で高炉から出銑される溶銑10を受銑し、受銑後、受銑した溶銑10を、前記スラグを脱硫剤14の一部として脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】エージング処理を行った製鋼スラグに炭酸ガス含有ガスを流すことにより炭酸化処理を行う製鋼スラグの安定化処理方法において、製鋼スラグの安定化処理を従来よりもさらに短時間で行うことを可能にするとともに、炭酸ガスの反応効率を従来よりもさらに向上させる。
【解決手段】本発明は、エージング処理が施された製鋼スラグに、自由水が存在し始める水分値未満で、かつ、該水分値よりも10質量%少ない値以上の範囲となるように添加する水分量を調整した後に炭酸ガス含有ガスを流すことにより、前記製鋼スラグの炭酸化処理を行う製鋼スラグの安定化処理方法であって、前記炭酸化処理の際に、前記製鋼スラグを含む周囲の雰囲気における単位時間当たりの温度変化が1.2℃/hr以下となった場合に、前記製鋼スラグ中の一部を選択的にガスが流れる吹き抜け現象が起こらない限界の供給量以下となる範囲内で炭酸ガスの供給量を増加させる。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグからのフッ素の溶出を、少ない薬剤使用量で効果的に抑制する技術を提供する。
【解決手段】第二リン酸アルカリ金属塩、第三リン酸アルカリ金属塩およびリン酸アルカリ土類金属塩から選ばれる1種以上の固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩を酸性溶液に溶解させてなる製鋼スラグ中フッ素の不溶化剤とする。これらの固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩を酸性溶液に溶解させてなるフッ素不溶化剤を製鋼スラグに添加する製鋼スラグ中フッ素の不溶化方法とする。固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩は、水に溶解させても数%程度しか溶解せず、フッ素不溶化剤としては不適であるが、酸性溶液に溶解させることにより、より高濃度の溶液とすることができるため、フッ素固定効果を有効に発揮させることができ、添加量を少なく抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 スラグから溶出するCa2+の溶出量を正確に且つ迅速に測定するためのCa2+溶出量試験方法を提供すると共に、該Ca2+溶出量試験方法により得られるCa2+の溶出量に基づいて、スラグの海洋土木建築材料としての適否を評価する評価方法を提供する。
【解決手段】 本発明のCa2+溶出量試験方法は、スラグの質量に対して1000倍以上の質量比の純水にスラグを浸漬させ、スラグを浸漬させた以降のpHを測定し、測定したpH値に基づいてスラグからのCa2+の溶出量を求めることを特徴とし、また、本発明のスラグの評価方法は、スラグを粒度別に分別し、分別した粒度別に、上記の本発明のCa2+溶出量試験方法を用いてCa2+の溶出量を求め、求めた粒度別のCa2+の溶出量と、スラグを粒度別に分別することによって求められるスラグの粒度分布とを用いて、分別する前のスラグからのCa2+の溶出量を定めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグに含まれる地金を、水蒸気爆発や火災を発生させることなく効率よく回収し、鉄分含有率の高い地金を得ることができる製鋼スラグ中の地金回収方法を提供する。
【解決手段】シェルの内面に突起を備えたロータリークーラー31の内部に、製鋼スラグを500℃以上の高温状態で装入し、シェル33を回転させながら冷却する。シェル33の回転により製鋼スラグは落下衝撃による破砕作用を受ける。また製鋼スラグの急冷による相変態と収縮率の差による破壊を生じさせる。製鋼スラグの滞留時間を10〜20分とすれば十分に破砕が進行し、スラグから分離された地金を、磁選機により分離回収すれば鉄分含有率の高い地金を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】処理工程で強アルカリ水を生成させることがなく、処理に長時間を必要とせず、スラグを有価物として効率的に回収することができる高温スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】CaOを含有する高温のスラグを一次冷却したうえ、冷却装置の内部を移動させつつ二次冷却する。一次冷却はピット2上のスラグに散水する方法で行われ、二次冷却はロータリークーラーなどの冷却装置10を使用して行われる。本発明は、一次冷却および二次冷却を何れも、自由水を発生させない範囲での水冷却とすることを特徴としており、スラグが自由水と接触しないので従来のような強アルカリ水を生成させることなく、CaO含有率の低いスラグを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】スラグに含有される制限成分が許容値を超える高濃度スラグと、許容値以下である低濃度スラグとに、スラグを正確に分別することができるスラグ分別方法を提供する。
【解決手段】制限成分をスラグ中に投入して処理した後、同一の制限成分を投入しない次のチャージについてスラグを採取し、その採取したスラグの少なくとも95%以上が球換算直径で50μm以下となるようにスラグを粉砕し、圧力30t/cm以上で且つ20秒以上プレスすることにより、厚さが2〜4mmで分析面の凹凸が0.05mm以下の試料を成形し、上記分析面に対し、電圧30kV〜40kV、電流50〜70mAのX線を照射して制限成分含有量を分析し、分析によって得られた制限成分含有量Iと予め設定された制限成分許容値Pとを比較し、I>Pの場合は制限成分高濃度含有スラグとして、また、P≧Iの場合は制限成分低濃度含有スラグとして分別することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理や脱炭処理等により発生する製鋼スラグの処理方法において、金属酸化物から鉄や有価金属等の回収を行うとともに、f−CaOを低減させる反応を促進させ、さらに、還元剤の燃焼によるCO発生を低減させる。
【解決手段】本発明は、反応容器に装入された溶融状態の製鋼スラグにSiO含有物質および還元用物質を添加し、製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う製鋼スラグの処理方法であって、還元用物質の一部または全部として、K値(= (H−O/2)/C)が1以上である廃プラスチックを使用する。 (もっと読む)


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