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Fターム[4K013EA30]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤、添加剤それ自体 (1,656) | 非金属を含むもの (78) | 非金属が炭素であるもの (46)

Fターム[4K013EA30]に分類される特許

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【課題】転炉吹錬、2次精錬、鋳込み工程を有する製鋼プロセスにおける、適正な転炉吹錬終点温度を設定する方法を提供する。
【解決手段】転炉吹錬終了以降の溶鋼温度降下量を、転炉出鋼時の脱酸形態に応じて、脱酸形態ごとに予め設定された溶鋼温度降下量の予測式を用いて予測し、予測された溶鋼温度降下量と要求溶鋼温度から、転炉吹錬の吹錬終点温度を設定する。溶鋼温度降下量の予測は、選定した操業因子について、予め、脱酸形態ごとに、重回帰分析により回帰係数を求め、その回帰係数を用いて予測式を設定し、その予測式を用いて算出する。これにより、予測式の適用範囲が拡大し、予測精度が向上し、製造コストの低減が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 取鍋内スラグを十分に固化させて取鍋からタンディッシュへの流出を防止するとともに、取鍋内スラグの近傍に存在する溶鋼の清浄性を従来に比較して更に向上させ、高速鋳造下であっても介在物の少ない清浄性に優れた鋳片を製造する。
【解決手段】 転炉から取鍋へ未脱酸状態のまま出鋼し、出鋼後、取鍋内のスラグに金属AlまたはAlドロスを添加してスラグ中の低級酸化物を還元するとともに、スラグのMgO濃度が6〜15質量%となるように、MgCO3含有物質をスラグに添加し、次いで、真空脱ガス装置において、溶鋼中炭素と溶存酸素とを反応させて溶存酸素濃度を0.050質量%以下まで低減し、溶存酸素濃度が0.050質量%以下となった後に金属Alで溶鋼を脱酸し、Mnは脱酸剤として使用せず、溶鋼のMn成分の調整が必要なときには、前記のAl脱酸後にMn含有金属を添加してMn調整を行い、その後、溶鋼を連続鋳造機でスラブ鋳片に鋳造する。 (もっと読む)


【課題】RH式真空脱ガス処理中に、その処理後の溶鋼中C濃度を0.010〜0.050%の範囲とする溶鋼のC濃度調整方法であって、そのRH処理後のC濃度を目標値±0.001%以内に制御する方法を提供することである。
【解決手段】RH式真空脱ガス処理中に、その処理中溶鋼のC濃度を0.005〜0.010%高める加炭処理を行うことによって、その加炭処理後の溶鋼中C濃度を0.010〜0.050%の範囲とする。その加炭処理開始前にその溶鋼中のAl濃度を0.01%〜0.10%とし、かつ、そのRH真空槽内雰囲気圧力を67〜1330Paとしてから、炭剤粉末とCaO粉末とを混合した加炭剤粉末を、そのRH真空槽内に設置した上吹きランスを通じて、C質量換算速度を加炭対象溶鋼のトン当たり0.024〜0.058kg/minとして、その溶鋼へ上吹き添加する。 (もっと読む)


【課題】一定状態またはランダムな順序での一度限りの鋳造最終用途から連続鋳造最終用途まで、少なくとも非真空アーク再溶解鋼と、真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭非真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭真空アーク再溶解鋼とを製造するフレキシブルさを有する、アーク炉、取鍋冶金炉および真空脱ガス複合システムを提供する。
【解決手段】鋼製造システム10の溶銑接触構成要素の予熱による溶銑接触構成要素の熱損失低減およびアーク炉30内の持ち越しヒールの使用により、エネルギーの利用を最小限に抑える。システムの処理能力は、アーク炉30の溶解能力によってのみ制限される。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、鋼の連続鋳造用モールドパウダーを溶鋼上に散布した時に、炎や煙、及びボイリングの発生量やそれに伴う発塵が極めて軽微で、モールド内の観察が容易で、溶融速度を遅延しすぎることがなく、金属を添加したモールドパウダーに発生し易い溶融不良等を起すことがなく、且つ発熱性を付与した鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーを提供することにある。
【解決手段】本発明に係る鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーは、モールドパウダー用ベース配合物に対して、外掛けで7質量%以下の量で、弗素原子と炭素原子のモル比(F/C)が1≦F/C≦2の範囲内にあり、かつ水素原子と炭素原子のモル比(H/C)が0≦H/C≦1の範囲内にある弗素原子及び炭素原子含有化合物を配合することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 真空脱ガス設備における減圧下での脱炭精錬時に、マンガン鉱石を添加してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石に含有される酸素によって脱炭反応を促進させるのみならずマンガン鉱石中のマンガンを高い歩留りで溶鋼中に回収する。
【解決手段】 真空脱ガス設備1の真空槽5内の溶鋼3に減圧下での脱炭精錬を施してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石の添加量が下記の(1)式を満たす範囲内となるように、マンガン鉱石添加前の溶鋼中炭素濃度に応じてマンガン鉱石を前記脱炭精錬中に真空槽内に添加する。但し、(1)式において、WMnはマンガン鉱石の添加量(kg/t)、[%C]はマンガン鉱石添加前の溶鋼中炭素濃度(質量%)、ηMnはマンガン鉱石中のマンガンの含有量(質量%)、αは定数である。
Mn=100×[%C]/(α×ηMn) 0.0218≦α≦0.0436 …(1) (もっと読む)


【課題】 鋼の連々鋳の鋳込開始時に組成に工夫を凝らしたフロントパウダーを用いて連々鋳初期材の表面疵の発生を防止する連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 炭素含有量が、質量%で、0.1〜1.5%の鋼を連続鋳造する際の連々鋳の開始時の鋳造初期に、Si、Al、Ca、Mg、Na、Liの酸化物系化合物およびF化合物からなるパウダー基材3とこのパウダー基材を100%とするとき、このパウダー基材100%に対してその含有量の2〜8%のフリーカーボン2からなる混合体を図1の(a)に示すフロントパウダー1としてモールド内に投入し、1300℃における粘度が0.1〜5.0Pa・sであるスラグ化率が40〜90%であるフロントパウダー1を使用する連々鋳の鋳込み開始時の鋳込み方法からなる鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】 Tiを含有する耐摩耗鋼を連続鋳造するにあたり、溶鋼中のTiがモールドパウダー中のSiO2を還元してモールドパウダー中のSiO2が減少しても、モールドパウダーの粘度の上昇を抑えることのできる耐摩耗鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.05〜0.35質量%、Si:0.05〜1.0質量%、Mn:0.1〜2.0質量%、B:0.0003〜0.0030質量%、Al:0.002〜0.1質量%、Ti:0.1〜1.0質量%、Cr:0.1〜1.0質量%、Mo:0.05〜1.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる溶鋼を連続鋳造機で鋳造するにあたり、連続鋳造用鋳型の振動条件を、振幅:3.0〜9.0mm、振動数:60cpm以上120cpm未満とし、0.1〜5.0質量%の脂肪酸を配合したモールドパウダーを使用して、0.6〜1.0m/minの鋳造速度で鋳造する。 (もっと読む)


【課題】ボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造に好適な連続鋳造用パウダーを提供すること、および表面欠陥のないボロン含有ステンレス鋼スラブの連続鋳造方法を提案する。
【解決手段】Ca0:30〜35mass%、SiO:20〜30mass%、NaO:10〜16mass%、Al:8〜11mass%、B:3〜5(未満)mass%、F:4〜10mass%、骨材C:1〜3mass%を含有し、かつ、塩基度が1.0≦C/S<1.3、1300℃における粘度が0.5〜2poise、凝固温度が900〜1200℃、かつ鋳型と凝固シェルとの間に流入した時に、0.5〜3mmの厚さを持つパウダーフィルムを形成する鋳造用パウダーおよびこのパウダーを用いたボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】入熱量が50kJ/mm以上の大入熱溶接を行なった場合であってもHAZ靱性に優れた鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Ti、REM、Ca、Zr、N、Oを含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼材であって、(a)前記鋼材は、Zr、REM、およびCaを含有する酸化物を含み、(b)前記鋼材に含まれる全酸化物の組成を測定して単独酸化物に換算したとき、ZrO2:5〜50%、REMの酸化物:5〜50%、CaO:50%以下(0%を含まない)を満足し、且つ、(c)前記鋼材に含まれる全介在物のうち、円相当直径が0.1〜2μmの介在物が観察視野面積1mm2あたり120個以上、3μm超の酸化物が観察視野面積1mm2あたり5.0個以下、5μm超の酸化物が観察視野面積1mm2あたり5.0個以下を満足する鋼材である。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグ中の燐を回収・濃化して、燐含有量の高い燐酸資源原料を安価に且つ効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 燐を含有する製鋼スラグを、炭素、珪素、アルミニウムのうちの1種以上を含有する還元剤を用いて還元することにより、前記製鋼スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物が還元されて得られる、燐を0.5質量%以上含有する燐含有溶銑に対し、供給する酸素源の40体積%以上の酸素源を酸素ガスとして上吹きランスを介して溶銑に吹き付けて供給するとともに、供給する石灰源の純CaO換算の40質量%以上を前記上吹きランスを介して搬送用ガスとともに溶銑に吹き付けて供給し、石灰源の滓化促進剤としてフッ素源を使用することなく、酸素源及び石灰源を供給して脱燐処理を施し、生成される脱燐スラグ中の燐酸濃度を10質量%以上に濃縮させ、該脱燐スラグを回収して燐酸資源原料とする。 (もっと読む)


【課題】 目標炭素濃度が0.07質量%以上である鋼種をRH真空脱ガス装置で精錬する際に、合金鉄や炭材の歩留りを操業条件に応じて正確に推定し、脱ガス精錬処理後の溶鋼中炭素濃度を精度良く目標値に調整する。
【解決手段】 RH真空脱ガス装置を用いて、目標炭素濃度が0.07質量%以上である鋼種を精錬する際に、脱ガス処理中に溶鋼に添加する、炭素を含有する副原料の歩留りを、過去の操業実績(S1)に基づいて銘柄毎に下記の(1)式の関数として求め(S2,S3)、求めた関数を用いて当該脱ガス精錬処理における副原料の添加量を決定し(S4,S5)、脱ガス処理後の溶鋼中炭素濃度を目標値の±5%の範囲内に制御する。
副原料歩留り=f(処理前溶鋼中炭素濃度、処理後目標炭素濃度、処理前溶鋼温度、処理前溶鋼中酸素濃度、処理後溶鋼中酸素濃度、処理中の真空槽内平均圧力、溶鋼環流量、環流用ガス流量、副原料添加量) …(1) (もっと読む)


【課題】 Al含有量が0.70%以上である高Al含有鋼の連続鋳造において、鋳込み初期から常に安定して良好な鋳片を製造し、この鋳片から得られた鋼製品の表面疵不良の発生を抑制する方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、全カーボン量≦5%、45%≦SiO2≦55%、Al23≦10%、15≦CaO≦30%、Na2O≦15%、F≦10%、MgO≦10%、Li2O≦5%からなる組成Aのモールドパウダーを鋳込み初期にモールド内に散布し、鋳込み開始後の1ヒート以内にAl23≦10%、15≦CaO≦30%、Na2O≦15%、F≦10%、MgO≦10%、Li2O≦5%からなる組成Bのモールドパウダーをモールド内に追加散布して鋼を連続鋳造する高Al含有鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


取鍋又は取鍋炉内の溶融フェロアロイの復炭処理方法は、取鍋又は取鍋炉に炭素含有ポリマーを添加する工程を備える。ポリマーはフェロアロイの復炭剤として機能するのに適している。その際、ポリマーは、ポリマーが溶融フェロアロイに接触するとき、溶融フェロアロイにポリマーからの炭素の溶解を促進する構造を有することができる。
(もっと読む)


本発明は、発泡スラグを生成するための方法に関する。本発明の目的は、それによって高い酸化クロム含有量を有するスラグの発泡を達成することのできる方法および材料を提供することである。この目的は、電気アーク炉に金属酸化物と炭素の混合物を装入し、該金属−スラグ界面の該スラグの下で、金属酸化物が炭素により還元され、石灰石は熱的に調和しなくなり、発生するガスが、気泡の形成によって前記スラグを発泡させるという点で満たされる。 (もっと読む)


【課題】粉状となることなく取り扱い性が良好な形態で得ることができる加炭材を提供する
【解決手段】本発明の加炭材は、有機繊維を含有するゴム組成物を、無酸素あるいは少量の有酸素状態で燃焼乃至乾留して熱分解した残渣として得られたものである。有機繊維の熱分解物が、ゴム成分の炭化物を融着させるバインダーのように作用し、ゴム成分の炭化物が崩壊して粉状になることなく、燃焼乃至乾留する前の元の形態に近い、取り扱い性が良好な形態の加炭材を得ることができる。 (もっと読む)


本発明は鉄冶金の分野に関し、より詳細には鋼を還元、ドープ、改良するための合金の製造に関する。本発明によれば、非金属介在物を高度に還元及び改良すると同時に、バリウム、チタン、及びバナジウムによって鋼をマイクロアロイングすることにより、本願発明の合金によって処理した鋼の品質を改善することができる。本発明によれば、アルミニウム、ケイ素、カルシウム、炭素、及び鉄を含む合金に、以下の構成元素比でバリウム、チタン、及びバナジウムを添加する(単位:質量%):ケイ素45.0〜63.0、アルミニウム10.0〜25.0、カルシウム1.0〜10.0、バリウム1.0〜10.0、バナジウム0.3〜5.0、チタン1.0〜10.0、炭素0.1〜1.0、残部鉄。 (もっと読む)


【課題】内管の内面が耐磨耗性にすぐれ、機械的強度が大きく、しかもノズルを構成している内管の各層が使用中においても強固に固着している粉体吹き込みノズルを提供する。
【解決手段】粉体吹き込みノズルは、その内面側から順に、焼成セラミックからなる内層、緩衝材からなる中間層およびステンレス鋼もしくは一方向性形状記憶合金からなる外層が積層された三層構造を有するノズルであって、前記外層および中間層を貫通し、前記内層に穿孔されているが、前記内層の内面にまでは貫通していない取付孔に、前記外層と同一材質の取付ピンが挿入固定され、前記取付孔の深さが、外層の厚さと中間層の厚さと内層の厚さ×0.5との和以上であり、かつ外層の厚さと中間層の厚さと内層の厚さ×0.8との和以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理や脱炭処理等により発生する製鋼スラグの処理方法において、金属酸化物から鉄や有価金属等の回収を行うとともに、f−CaOを低減させる反応を促進させ、さらに、還元剤の燃焼によるCO発生を低減させる。
【解決手段】本発明は、反応容器に装入された溶融状態の製鋼スラグにSiO含有物質および還元用物質を添加し、製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う製鋼スラグの処理方法であって、還元用物質の一部または全部として、K値(= (H−O/2)/C)が1以上である廃プラスチックを使用する。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼製造工程で発生するダスト等の廃棄物を再利用するに際し、Crの還元エネルギーの減少とCrの溶鋼への収率の上昇を可能とするステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】原料を電気炉11で溶解して溶鋼Gとしたのち、この溶鋼Gを精錬炉としてのAOD12で精錬してステンレス鋼Hとするステンレス鋼製造工程1を有するステンレス鋼の製造方法であって、ステンレス鋼製造工程1で発生する電気炉ダストなどの亜鉛含有廃棄物Aに炭素質還元剤Bを添加してブリケットプレス2で炭材内装塊成物Cを形成し、この炭材内装塊成物Cを回転炉床炉3内で加熱することにより亜鉛を還元揮発させて除去して脱亜鉛塊成物Dとし、この脱亜鉛塊成物DをAOD12の酸化期および/または還元期に冷却材として装入する。 (もっと読む)


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