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Fターム[4K014CB05]の内容

Fターム[4K014CB05]に分類される特許

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【課題】AOD、MRP、AOD-L、MRP-L、CLU、ASM、Conarc−ステンレス鋼等の転炉プロセスまたはVOD、SS-VOD、RH、上吹RH等の真空プロセスからの酸化クロム含有スラグから金属クロムを回収するための方法を提供する。
【解決手段】転炉または真空設備内での吹込み過程または処理過程の最後に発生するスラグが還元されることなく排滓されまたは除滓され、このスラグが電気炉に装入され、この電気炉にさらに屑鉄および場合によっては残留粉塵からなる通常の装入材料が装入され、付加的に炭素および場合によってはケイ素が添加され、溶解時に、添加されたスラグ中に含まれた酸化クロムが炭素とケイ素とによって金属クロムへと直接に還元される。 (もっと読む)


【課題】Cr鋼において蛍石を使用せずに脱燐を行う際に、鋼中Crの酸化に起因したCr生成によるスラグの高融点化を防止し、流動性を確保した上で脱燐反応を促進させる。
【解決手段】溶鋼の電気炉精錬方法における溶解期において、スクラップ中Cと加炭材中Cとを合わせてC質量で8.0〜14.0kg/t、スクラップ中Siと合金鉄中Siとを合わせてSi質量で6.0〜10kg/t、およびCaO源を脱珪後塩基度が1.5〜3.0であって、かつ、該CaO源に含まれるCaO量が20kg/t以上であるように添加し、脱燐期にNaOを6.0〜12.0kg/t、酸素源を気体酸素換算で3.0〜4.5Nm/t添加することによって、Crを1.0〜2.0%含有する溶鋼を精錬する。 (もっと読む)


【課題】 従来に比してより簡便な方法で、スラグの流動性を調整して効率的な操業を行うことができる電気炉の操業方法を提供する。
【解決手段】 電気炉10内に垂下した3本の電極11に三相交流を印加して通電する電気炉10の操業方法において、電気炉10内で生成するスラグ13の組成を定期的に測定し、測定したそのスラグの組成に応じて電極11を昇降させ、スラグ13に対して通電させる電流を制御する。 (もっと読む)


【課題】一定状態またはランダムな順序での一度限りの鋳造最終用途から連続鋳造最終用途まで、少なくとも非真空アーク再溶解鋼と、真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭非真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭真空アーク再溶解鋼とを製造するフレキシブルさを有する、アーク炉、取鍋冶金炉および真空脱ガス複合システムを提供する。
【解決手段】鋼製造システム10の溶銑接触構成要素の予熱による溶銑接触構成要素の熱損失低減およびアーク炉30内の持ち越しヒールの使用により、エネルギーの利用を最小限に抑える。システムの処理能力は、アーク炉30の溶解能力によってのみ制限される。 (もっと読む)


【課題】電気炉のみで製造した消耗電極を用いる場合であっても、VAR法により凝固組織が全域にわたって良好な鋼塊を製造することができる真空アーク溶解時のグロー放電防止方法を提供する。
【解決手段】VAR法により消耗電極を溶解して鋼塊を製造するに際し、Cを0.1〜0.5質量%、およびAlを0.01〜0.02質量%含有する炭素鋼または低合金鋼の消耗電極を電気炉のみで製造し、消耗電極中の酸素含有率Oa[質量%]、および消耗電極中のCと酸素による炭酸ガス生成反応における平衡酸素濃度O0[質量%]が下記(1)式を満足する条件で真空アーク溶解を行う。
a−O0≦0.0019[質量%] ・・・(1) (もっと読む)


【課題】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生される特殊鋼電気炉酸化スラグの絶乾密度を向上させてリサイクル用途の拡大を図ることが可能な特殊鋼電気炉酸化スラグを提供する。
【解決手段】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生する酸化スラグであって、クロム酸化物、マンガン酸化物又は酸化鉄の少なくともいずれか一つが該酸化スラグに添加され、或いは、溶鋼酸化により溶鋼中のクロム、マンガン及び鉄を酸化させて該酸化スラグ中におけるCr23、MnO及びFeOの組成割合の合計が16質量%以上となるように調整され、且つ、絶乾密度が3.1〜4.5g/cm3の範囲内であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼用アーク炉への入物質と製鋼用アーク炉からの出物質の物質収支及び熱収支に基づいて、1チャージに必要な投入電力量を過不足なく決定できる製鋼用アーク炉の電力投入制御方法を提供する。
【解決手段】出物質と入物質の物質収支から、原材料の成分構成及び質量と出物質の成分構成及び質量を求めて、製鋼用アーク炉10の出熱量QO、入物質の熱量Qb、及び入物質の成分構成と出物質の成分構成の差から求まる過剰物質の酸化反応熱量Qoを演算し、入物質と出物質の熱収支に基づいて、QO−Qb−Qoを1チャージの間に製鋼用アーク炉10に供給するアーク熱量Qaとし、得られたアーク熱量Qaから1チャージに必要な投入電力量を決定する。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として鋼屑を使用して高級鋼を製造するに際し、鋼屑を少ないエネルギー使用量で効率良く溶解するとともに、鋼屑中の銅を効率良く且つ大がかりな設備を必要とせずに除去することのできる脱銅方法を提供する。
【解決手段】 本発明の鋼屑中の銅の除去方法は、溶解室2と、該溶解室の上部に直結し、溶解室で発生する排ガスが導入されるシャフト型の予熱室3と、を有するアーク炉1を用い、鋼屑20が前記予熱室と前記溶解室とに連続して存在する状態を保つように鋼屑を予熱室に供給しながら、溶解室内にて鋼屑を加炭溶解して溶融鉄21を生成させ、その後、生成した溶解室内の溶融鉄に、脱銅用フラックス吹き込みランス10を介して硫黄含有フラックスを吹き込み添加して該溶融鉄に含有される銅を除去し、銅を除去した後の溶融鉄をアーク炉から保持容器に出湯する。 (もっと読む)


【課題】Mg源を用いて高効率でかつ安価に溶鉄の精錬を行うことができる精錬剤およびそれを用いた精錬方法を提供すること。
【解決手段】精錬剤は、AlとMgOとCaOとを主成分とし、MgO源およびCaO源としてドロマイトを含み、Al/MgOが質量比で0.05以上であり、CaO/MgOが質量比で1.5超え〜10.0である。 (もっと読む)


【課題】酸化スラグを再利用するにあたって、6価クロムの溶出を確実に抑制することができるようにする。
【解決手段】質量%で、CaO:35〜51%、SiO2:5〜16%、Al23:0.5〜11%、MgO:3〜15%、MnO:2〜11%、CaF2:0.1〜0.5%、T.Fe:14〜29%、Cr23:0.2〜6.0%を含有し、残部が不可避不純物である酸化スラグに対して、T.Fe分におけるFeO/Fe23が1.25以上となるように調整することで、酸化スラグをリサイクル用のスラグにする。 (もっと読む)


【課題】粗脱炭で生成されるスラグの熱を電気炉での溶解に有効利用することができ、またスラグ中に含まれるクロム分を溶銑の成分として利用することができるステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の溶銑2を転炉4で酸素吹精して粗脱炭し、粗脱炭で生成されるスラグ10を容器11に排滓する。排滓されたスラグ10をホットチャージ状態で電気炉に装入し、装入されたスラグ10をステンレス製鋼用の原料とともに溶解する。当該原料の組成を、FeCr:10重量%以上、Si:0.5〜1.5重量%とし、FeCr中のSi含有量を3重量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】クロム含有スラグから、攪拌力の弱い電気炉内で低濃度まで効率良くクロムの還元処理を行うと同時に、添加するフラックスにF含有物を用いないことによってスラグの資源化を可能にし、安価にクロムを回収する。
【解決手段】酸化クロムを5質量%以上含むスラグを電気炉の溶鉄上に添加して、珪素と炭素により酸化クロムを還元してクロムを溶鉄中に還元回収する方法において、還元処理後の溶鉄温度が1500℃以上であって、かつ、還元処理後の溶鉄中の炭素濃度と珪素濃度が(1)式を満たすように炭素源と珪素源を添加し、還元処理後のスラグ中CaO、SiO2、Al23濃度(質量%)の関係が(2)式を満たすように、アルミナ源や生石灰および/または石灰石を添加する。
C≧−29.4+0.015×(T+273)−0.003×(T+273)×logSi (1)
1.8≧CaO/(SiO2+Al23)≧0.8 (2) (もっと読む)


フェロアロイ、例えば鋼、を電気アーク炉または他の好適な冶金用炉中で製造する方法が開示される。本方法は、(a)スラグ発泡剤として作用可能な炭素含有ポリマーと(b)別の炭素供給源の混合物を、該方法の電源投入段階の少なくとも一部の際に、該炉の中に供給することを含んでなる。冶金用炉も開示される。
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取鍋又は取鍋炉内の溶融フェロアロイの復炭処理方法は、取鍋又は取鍋炉に炭素含有ポリマーを添加する工程を備える。ポリマーはフェロアロイの復炭剤として機能するのに適している。その際、ポリマーは、ポリマーが溶融フェロアロイに接触するとき、溶融フェロアロイにポリマーからの炭素の溶解を促進する構造を有することができる。
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【課題】 電気炉でフッ素を含まないフラックスを用いて低りん鋼を効率良く精錬する。
【解決手段】本発明の電気炉1を用いた精錬方法は、電気炉1でCrを含む冷鉄源を溶解し、溶解した冷鉄源に対して酸素ガスを吹き込むと共にフラックスを添加して脱りんを行う際に、CaOフラックスに加えてCaOフラックスの滓化性を向上させるプリメルトフラックスを用いると共に、酸素ガスを特定の条件下で吹き込むものである。そして、このような特徴的な精錬方法を行うことで、精錬終了後にFeO、Cr23、T.Fe、Al23、CaO/Al23、CaO/SiO2が所定の範囲に調整されたスラグを得ると共に、効率良く脱りんを行うものである。 (もっと読む)


【課題】 電気炉や取鍋精錬炉の鋼の精錬温度を制御して、スラグ中のf−CaOの滓化を促進し、f−CaOの晶出を抑制して、エージング処理を行わなくても十分に膨張特性の低いスラグの製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼の精錬方法において、CaOを含む造滓材を取鍋精錬などの還元精錬中のスラグ中に最終投入した後、精錬温度を1600℃以上に昇温すると共に、スラグを該1600℃以上の温度域で一定時間以上、すなわち略15分間以上、保持することにより、製鋼スラグ組成を特定の範囲内に保持して、スラグの組成をCaOが晶出しない組成に限定することを特徴とする膨張安定性の高い低膨張性製鋼スラグの製造法で、エージング処理を行わなくとも膨張安定性の高い製鋼スラグを製造する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】炉(10)の内部で金属供給物を溶融するための制御方法であって、金属供給物と蓋を含む炉床(11)を少なくとも有する。その方法では、炉床(11)は、炉床(11)のベースの周辺に沿って配置される複数の計量要素(16)の手段により計量され、複数の計量要素(16)により検出された値は、コントロールユニットに送られ、炉床(11)の内部の金属供給物の分布に関する情報を取得する。 (もっと読む)


【課題】アーク加熱式溶解炉を用いて固体還元鉄をアーク加熱にて溶解して溶鉄を製造する方法において、炉内でスラグフォーミングを発生させることなく、かつ、前記溶解操作で生成したスラグを、炉を傾動することなく確実に排出することで、低コストで安定性かつ生産性に優れた溶鉄製造方法を提供する
【解決手段】底吹き攪拌機能を備えたアーク加熱式溶解炉1内への炭材Cの装入量を調整して、溶鉄層11上に形成された溶融スラグ層12の上層部に、該炭材Cの一部を懸濁させて炭材懸濁スラグ層13とし、さらにこの炭材懸濁スラグ層13の上方に炭材Cのみからなる炭材被覆層14を形成させ、1タップ分の溶鉄および溶融スラグを蓄銑滓した後、タップホール10から該1タップ分の溶鉄および溶融スラグを排出する。 (もっと読む)


【課題】回収した廃トナーを安全に処理するとともに、有益な用途にリサイクルすることができる廃トナーの利用方法を提供すること。
【解決手段】廃トナーAを110〜140℃の蒸気で加熱して固化した後、所要大きさに破砕し、破砕した廃トナーAを製鋼用電気炉1に投入し、製鋼用電気炉1内の溶融金属の還元剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】 アーク炉で鉄スクラップなどの冷鉄源を溶解精錬して溶鋼を溶製する際に、従来、大量に発生していた温室効果ガスを大幅に削減する。
【解決手段】 アーク炉1で鉄スクラップなどの冷鉄源9を溶解して溶鋼を製造するアーク炉製鋼方法において、ココナツヤシまたはアブラヤシのヤシガラを乾溜して得られる炭化物であって、無水ベースでのかさ密度が0.50トン/m3 以上で且つ無水ベースでの固定炭素分が75質量%以上である炭化物を、補助燃料または加炭材として使用する。その物性がコークスの物性に近いバイオマス炭化物を補助燃料または加炭材として使用するので、アーク炉の操業に何ら悪影響を及ぼすことなく、冷鉄源の溶解及び精錬が可能となるとともに、コークスなどの化石燃料からなる補助燃料または加炭材の使用量を大幅に減少することができ、温室効果ガス排出量の大幅な削減が達成される。 (もっと読む)


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