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Fターム[4K029BD05]の内容

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Fターム[4K029BD05]に分類される特許

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【課題】小径の回転工具の基体表面に適切な硬質皮膜を被覆することによって、小径工具の切削加工において最も重要となる折損寿命の向上と、硬質皮膜の酸化を抑制し耐摩耗性を改善させることである。更に、小径工具の、特に折損等生じやすい、首部からクランプするためのシャンク部との段差部の強度を向上させ、折損を防止する事である。
【解決手段】硬質皮膜を被覆した被覆小径工具において、該小径工具の刃部の直径Dμmは、5≦D≦800、該硬質皮膜はスパッタリング法により被覆され、該硬質皮膜の少なくとも1層の残留圧縮応力TはGPaで、2≦T≦8、であることを特徴とする被覆小径工具であり、更に、段差付き円筒形状の場合には、該刃部・首部の少なくとも1部に該硬質皮膜が被覆されていることを特徴とする被覆小径工具である。 (もっと読む)


【課題】 高硬度鋼の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン系サーメットからなる超硬基体の表面に、(a)0.8〜5μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:(Ti1-(X+Z)AlX)N(ただし、原子比で、Xは0.25〜0.65、Zは0.01〜0.10を示す)を満足するTiとAlとB(ボロン)の複合窒化物層からなる下部層、(b)0.1〜0.5μmの平均層厚を有するMoBN(硼窒化モリブデン)層からなる密着接合層、(c)0.8〜5μmの平均層厚を有するMoB(硼化モリブデン)層からなる上部層、以上(a)〜(c)で構成された硬質被覆層を形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、被膜の耐摩耗性と耐酸化特性とを飛躍的に向上させた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、該被膜は、AlまたはCrのいずれか一方または両方の元素と、炭素、窒素、酸素およびホウ素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素とにより構成される化合物と、Niとを含むことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、被膜の耐摩耗性と耐酸化特性とを飛躍的に向上させた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、該被膜は、AlまたはCrのいずれか一方または両方の元素と、Hfと、炭素、窒素、酸素およびホウ素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素とにより構成される化合物を含むことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】本発明の非晶質カーボン被覆工具は、摩擦係数が低く、高硬度と適度な靭性を有し、凝着低減に有効で、クラック進展を抑制する効果も併せ持つ非晶質カーボン被覆工具及び非晶質カーボン皮膜の被覆方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、非晶質カーボン皮膜を被覆した非晶質カーボン被覆工具において、前記非晶質カーボン皮膜は、σ結合に対するπ結合の強度比率であるπ結合/σ結合が0.30以上、0.42未満であることを特徴とする非晶質カーボン被覆工具である。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、被膜の耐摩耗性と耐酸化特性とを飛躍的に向上させた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、該被膜は、AlまたはCrのいずれか一方または両方の元素と、Zrと、炭素、窒素、酸素およびホウ素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素とにより構成される化合物を含むことを特徴としている。 (もっと読む)


アーク放電が作用する表面を有するターゲットからなり、前記ターゲットは磁界発生装置の作用範囲内に配置され、前記磁界発生装置は反対極性を有する少なくとも2つのマグネットシステムからなると共に、発生する当該磁界の前記表面に対する垂直成分B^が前記表面の大部分にわたって基本的にコンスタントに小さな値を有するかまたはゼロとなるように形成されている真空アークソースならびにその作用方法が開示される。
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【課題】 導電性を有する酸化物膜を基材表面上に成膜することにより耐酸化性、耐欠損性、耐摩耗性の全てに優れ、また、物理蒸着法により成膜可能であり、さらに美しい外観色を呈することにより商品価値の高い表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 本発明は、基材上にコーティング層を備える表面被覆切削工具であって、前記コーティング層は、前記基材側から内層および外層をこの順で備え、該内層は、周期律表4a族に属する金属、5a族に属する金属、6a族に属する金属、AlおよびSiからなる群より選択される1種以上の元素と、炭素、窒素および酸素からなる群より選択される1種以上の元素との化合物から構成され、前記外層は、導電性を有する酸化物膜から構成される表面被覆切削工具を提供する。 (もっと読む)


【課題】 高速切削加工で表面被覆層がすぐれた耐摩耗性および耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具の製造方法を提供する。
【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具の製造方法において、(a)超硬基体表面を洗浄処理し、(b)硬質層を形成した後、密着接合層を形成し、(c)蒸着装置内の反応雰囲気を、酸素ガスとArガスの酸化性混合ガス雰囲気とした状態で、潤滑層形成用スパッタリング装置のカソード電極に印加して、反応雰囲気中のArの作用で、酸化クロムをスパッタ放出させ、同時に潤滑層形成用アーク放電装置のカソード電極とアノード電極との間にアーク放電を発生させて、Crをイオン化放出させ、反応雰囲気中で、酸化クロムを生成させることにより、スパッタ放出酸化クロムと反応生成酸化クロムで構成された潤滑層を形成する。 (もっと読む)


【課題】高硬度鋼の高速切削加工で表面被覆層がすぐれた耐摩耗性および耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具の製造方法を提供する。
【解決手段】 超硬基体の表面に、(Ti,Al,Si)N層の硬質層、これに重ねて酸化クロム層の潤滑層で構成された表面被覆層を蒸着形成する表面被覆超硬合金製切削工具の製造方法において、(a)硬質層形成用アーク放電装置、潤滑層形成用スパッタリング装置、さらに蒸着装置を用い、(b)上記超硬基体表面をCrボンバード洗浄処理し、(c)(Ti,Al,Si)N層からなる硬質層を形成した後、CrNからなる密着接合層を形成し、(d)スパッタ放出酸化クロムと反応生成酸化クロムで構成された潤滑層を形成する。 (もっと読む)


PVD処理の使用により、切断刃には、単相の三元またはより複数の酸化物である被覆が設けられる。含まれる主部成分及び副部成分の含有量を原子百分率について適切に規定することにより、形成された酸化物の歪みは、特定の方法で、前記酸化物の特性に影響を及ぼすために、制御可能である。その代わりに、層は、非晶性地の相、並びにそこに埋め込まれた酸化物結晶子を有することが可能である。その酸化物結晶子は、二元、三元またはより複数であることが可能である。1以上の異なる型の結晶子は、互いに隣接して存在可能である。 (もっと読む)


【課題】硬質皮膜被覆小径部材の実作用部の耐熱性、耐摩耗性と耐チッピング性及び摺動性を高めた部材を提供することである。特に、プリント基板等の高速回転、高送り穴開け加工に適し、優れた加工面粗さと加工精度を有し、工具寿命の長い硬質皮膜被覆小径工具を提供することである。
【解決手段】硬質皮膜被覆小径部材の基体は、WCの平均結晶粒径が0.9μm以下、Co含有量が2〜13質量%、該Co中にCrがCoの1.5〜12質量%含有されているWC基超硬合金であり、前記部材の少なくとも実作用部の表面に硬質皮膜が被覆され、該実作用部における該硬質皮膜の平均膜厚をTave、基体表面から突起表面までの最大高さをTmaxとした時、Tmax/Taveが1〜1.3であることを特徴とする硬質皮膜被覆小径部材である。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、切削工具の靭性と耐摩耗性とを高度に両立させるとともに膜チッピングを抑制した表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】 本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、該被膜は、該基材上の最外層となるものであり、かつ圧縮応力を有しており、該圧縮応力は、上記被膜の厚み方向に強度分布を有するように変化しており、該強度分布は、上記被膜の表面の圧縮応力が上記被膜の表面から、上記被膜の表面と上記被膜の底面との間に位置する中間点まで連続的に減少し、該中間点において極小点を有するとともに、該中間点から上記被膜の底面まで該圧縮応力が連続的に増加することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、切削工具の靭性と耐摩耗性とを高度に両立させるとともに膜チッピングを抑制した表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】 本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備えるものであって、該被膜は、該基材上の最外層となるものであり、かつ圧縮応力を有しており、該圧縮応力は、上記被膜の厚み方向に強度分布を有するように変化しており、該強度分布は、上記被膜の表面の圧縮応力が上記被膜の表面から、上記被膜の表面と上記被膜の底面との間に位置する第1の中間点まで連続的に減少し、該第1の中間点において極小点を有するとともに、該第1の中間点から、該第1の中間点と上記被膜の底面との間に位置する第2の中間点まで連続的に増加し、該第2の中間点において極大点を有することを特徴としている。 (もっと読む)


基板上の積層複合材料であって、前記積層複合材料の少なくとも1つの単一層が立方晶窒化ホウ素を含有し、かつ堆積を通じて製造されている。課題は、改善された接着強さを有するそのような積層複合材料を提案することである。前記課題は、立方晶窒化ホウ素が堆積の間に添加される酸素を含有することにより解決される。
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菅、薄板、箔、線、繊維あるいはバーの形態の金属基材を有する金属製品は、二つ以上の異なる層からなる装飾性被膜を有する。一つの層は金属あるいは合金に基づき、一つの層は透明な酸化物に基づく。この製品は、連続プロセス内でPVDにより製造され、家庭用の装置、携帯電話、あるいは衣服中のボタンおよびジッパーなどのいろいろな顧客関連の製品に使用される。
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【課題】 本発明の目的は、切削工具の靭性と耐摩耗性とを高度に両立させるとともに特に膜チッピングを抑制した表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】 本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備え、該被膜は、該基材上の最外層となり、かつ圧縮応力を有しており、該圧縮応力は、上記被膜の厚み方向に強度分布を有するように変化しており、該強度分布は、上記被膜の表面の圧縮応力が上記被膜の表面から、上記被膜の表面と上記被膜の底面との間に位置する第1の中間点まで連続的に増加し、該第1の中間点において極大点を有するとともに、該第1の中間点から、該第1の中間点と上記被膜の底面との間に位置する第2の中間点まで連続的に減少し、該第2の中間点において極小点を有し、さらに該第2の中間点と上記被膜の底面との間に上記同様の極大点を1以上有する。 (もっと読む)


【課題】耐熱合金の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン系サーメットからなる超硬基体の表面に、(a)下部層として、0.5〜10μmの平均層厚を有し、かつ、層厚方向にそって、Al最高含有点とTi最高含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつAlおよびTi含有量がそれぞれ連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、さらに、上記Al最高含有点及びTi最高含有点が、特定な組成式を満足し、かつ隣り合う上記Al最高含有点とTi最高含有点の間隔が、0.01〜0.1μmからなる組成変化構造を有するTiとAlとSiの複合窒化物層、(b)上部層として、0.5〜5μmの平均層厚を有するCrB層、以上(a)および(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐焼付き性、耐亀裂性、耐溶損性を有した、高寿命の鋳造用部材を提供する。
【解決手段】 熱間ダイス鋼もしくは高速度鋼を母材とする、少なくとも作業面に被覆層を有した鋳造用部材であって、該被覆層の最表層は、Vが主体の窒化物、酸窒化物、炭窒化物の1種以上からなり、さらにCrが主体の窒化物、酸窒化物、炭窒化物の1種以上からなる被覆層が、母材直上層として形成されている鋳造用部材である。必要に応じて最表層と母材直上層の界面には、VおよびCrを主体とした窒化物、酸窒化物、炭窒化物の1種以上からなる中間層が被覆できる。最表層の層厚は0.5〜5.0μm、母材直上層の層厚は0.5〜3.0μm、また中間層の層厚は1.00μm以下が好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、切削工具として靭性と耐摩耗性さらには膜チッピングに対する耐性とを両立させた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを備えるものであって、該被膜は、該基材上の最外層となるものであり、かつ圧縮応力を有しており、該圧縮応力は、上記被膜の厚み方向に強度分布を有するように変化しており、該強度分布は、上記被膜の表面において最大の圧縮応力を有するとともに、上記被膜の表面から、上記被膜の表面と上記被膜の底面との間に位置する中間点まで該圧縮応力が連続的に減少し、該中間点において極小点を有するとともに、該中間点から上記被膜の底面まで圧縮応力が一定の値となることを特徴としている。 (もっと読む)


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