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Fターム[4K029BD05]に分類される特許

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【課題】 難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、超硬基体の表面に、(a)いずれも(Ti,Al,V)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも5〜20nm(ナノメ−タ−)の層厚を有する薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、それぞれ特定な組成式を満足する(Ti,Al,V)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、組成式:(Ti1-(E+F)Al)N(ただし、原子比で、Eは0.50〜0.65、Fは0.01〜0.09を示す)を満足する(Ti,Al,V)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


基板(1)表面上の少なくとも主要層(3)、埋込層(4)、及び外部表面層(5)を有する硬質被覆層システム。表面層(5)はAlCrZを有し、ZはN、C、B、CN、BN、CBN、NO、CO、BO、CNO、BNO又はCBNOを表す。新規な被覆三層システム及び対応する被覆された工具と部品で、埋込層は次の材料又はその組合せの何れか1つを有する:金属窒化物、炭化物又は炭窒化物、金属ケイ素窒化物、炭化物又は炭窒化物であり、金属はIVB、VB又はVIB族の遷移金属、又は少なくとも1つの金属又は炭素、好ましくはダイアモンド状炭素層を有する材料の多層、又は材料、又は材料の組合せか多層。主要層は、窒化物、炭化物又は炭窒化物、又は窒化物、炭化物又は炭窒化物材料の多層を有する。主要層は、直接又は差し挟む付着層を介し加工製品上に堆積できる。付着層は上記遷移金属又は金属窒化物、好ましくはAlCr、AlTi、Cr、Ti、AlCrN、AlTiN、TiN又はCrNが可能である。
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【課題】潤滑性に優れ、高い耐摩耗性を有する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】基体2表面に周期律表第4a、5a、6a族元素、AlおよびSiから選ばれる1種以上の金属元素と、窒素、炭素および酸素から選ばれる1種以上の非金属元素との化合物からなる下層7と、組成が(Ti1−a)B(C1−c)(ただし、MはTiを除く周期律表第4a、5aおよび6a族金属元素、AlおよびSiの群から選ばれる1種以上、0≦a<1、0<b<3、0≦c<1)からなるとともに、最表面におけるB(ホウ素)の含有濃度mと前記最表面から0.2μmの深さ位置におけるB(ホウ素)の含有濃度mとの比(m/m)が0.1〜0.9の表面層8とを形成する。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層が高速切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆サーメット製切削工具が、WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、(a)下部層が、1〜10μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:(Ti1-X AlX )N(ただし、原子比で、Xは0.35〜0.70を示す)、を満足する(Ti,Al)N層、(b)中間層が、0.1〜2μmの平均層厚を有するCr層、(c)上部層が、1〜10μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:(Al1−ZCr、(ただし、原子比で、Z:0.01〜0.1)、を満足すると共に、特定な構成原子共有格子点分布グラフを示す(Al,Cr)層、で構成された硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


本発明は、低合金鋼およびステンレス鋼に短穴をドリル加工する、靭性を要する使用に適した被膜付き切削工具インサートおよびその製造方法に関する。このインサートは基材と被膜とを含む。基材は、WCと、8〜11wt%のCoと、0.2〜0.5wt%のCrとから成り、WCの平均粒径が0.5〜1.5μm、CW比が0.80〜0.90である。被膜は、多結晶であって形態が非反復性であるTiN+Ti1−xAlN+TiN+Ti1−xAlNの多層構造を有し、x=0.4〜0.6であり、個々のTiN層およびTi1−xAlN層の厚さが1〜30nmでほぼランダムに変動しており、該多層被膜の全厚が1〜5μmある。個々の層はアーク蒸着法を用いて被着する。 (もっと読む)


【課題】薄い最外層の干渉色層を備えた被覆切削工具インサートを提供する。
【解決手段】本発明は、超硬合金、サーメットまたはセラミックまたは高速度鋼、或いは立方晶窒化ボロンまたはダイアモンドのような超硬質材料のボディより成る切削インサートに関し、前記ボディが0.5ミクロン未満の厚さで、最外層の非酸化物発色層(周期律表の第一V,VまたはV1族の複数金属AI、Si及びBまたはそれらの混合物)を含む硬質で摩耗性の被膜を備え、それによって前記色は干渉によって作り出される。 (もっと読む)


【課題】 高温時の耐酸化性に優れるとともに、靭性にも優れかつ被膜の層間剥離を生じることがない被膜を有する表面被覆切削工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 基材と、基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、被膜は、化学蒸着法により形成される第1被膜と物理蒸着法により形成される第2被膜とを含み、第1被膜は、基材と第2被膜との間に位置するものであって、α型酸化アルミニウムを含むものであり、かつセラミック粒子を用いて機械的衝撃を与える処理によって付与された圧縮残留応力を有し、第2被膜は、周期律表のIVa族元素、Va族元素、VIa族元素、Al、およびSiからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素と、炭素、窒素、酸素、および硼素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素とからなる化合物のよりなる少なくとも一層によって構成されるものであり、かつ圧縮残留応力を有する。 (もっと読む)


【課題】 純鉄系材料で、磁気特性を損なわずに、工具寿命を向上させることが可能な切削加工方法を提供することである。
【解決手段】 炭素含有量が0.01wt%以下の純鉄系材料を、母材として硬質材料を用いた切削工具により旋削する際に、すくい角が7度から42度の範囲にある、超硬合金またはサーメット等の切削工具を用い、150m/min以上の切削速度で切削加工を行なうようにしたのである。このような切削条件により、難削性の純鉄系材料を切削する際の工具摩耗量が半減し、工具寿命が向上する。それにより、工具交換頻度が少なくなり、生産性や製造コストおよび被削材の品質管理の面での大きな改善効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】密着性が優れ、耐酸化性、耐摩耗性、特に潤滑特性、耐欠損性に優れた硬質皮膜を提供すること、及びその被覆方法を提供することである。
【解決手段】物理蒸着法により被覆される硬質皮膜において、該硬質皮膜は4a、5a、6a族、Al、B、Siから選択される1種以上の金属元素と、Sを含みC、N、Oから選択される1種以上の非金属元素によって構成され、該硬質皮膜は柱状組織構造を有し、該柱状組織構造の結晶粒はS成分に組成差を有する多層構造を有し、少なくとも該多層構造における層間の境界領域で結晶格子縞が連続している領域があり、各層の厚みT(nm)が0.1≦T≦100、であることを特徴とする硬質皮膜であり、その被覆方法は、アーク放電型イオンプレーティング法とマグネトロンスパッタリング法の蒸着源を同一チャンバー内で同時に放電させることにより形成する。 (もっと読む)


【課題】 高温時の耐酸化性に優れるとともに、靭性にも優れかつ被膜の層間剥離を生じることがない被膜を有する表面被覆切削工具およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 被膜は、化学蒸着法により形成される第1被膜と物理蒸着法により形成される第2被膜および第3被膜とを含み、第1被膜は、基材1と第2被膜との間に位置するものであって、α型酸化アルミニウムを少なくとも一層含むものであり、かつ圧縮残留応力を有し、第2被膜は、周期律表のIVa族元素、Va族元素、VIa族元素、Al、およびSiからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素の化合物よりなり、かつ圧縮残留応力を有し、第3被膜は、第1被膜と第2被膜との間に位置するものであって、α型酸化アルミニウム、γ型酸化アルミニウムまたは非晶質酸化アルミニウムによって構成されるものであることを特徴とする表面被覆切削工具が提供される。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、高温時の耐酸化性に優れるとともに、靭性にも優れかつ被膜の層間剥離を生じることがない被膜を有する表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】 本発明の表面被覆切削工具は、物理蒸着法により形成される第1被膜と物理蒸着法により形成される第2被膜とを含み、該第1被膜は、上記基材と第2被膜との間に位置するものであって、γ型酸化アルミニウムによって構成されるものであり、該第2被膜は、周期律表のIVa族元素、Va族元素、VIa族元素、Al、およびSiからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素と、炭素、窒素、酸素、および硼素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素とからなる化合物の少なくとも1層によって構成されるものであり、かつ圧縮残留応力を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高温時の耐酸化性に優れるとともに、靭性にも優れた被膜を有する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆切削工具は、物理蒸着法により形成される第1被膜と物理蒸着法により形成される第2被膜とを含み、第1被膜は、基材と第2被膜との間に位置するものであって、α型酸化アルミニウムによって構成されるものであり、かつ0.2GPa未満の残留応力を有し、該第2被膜は、周期律表のIVa族元素、Va族元素、VIa族元素、Al、およびSiからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素と、炭素、窒素、酸素、および硼素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素とからなる化合物の少なくとも1層によって構成されるものであり、かつ圧縮残留応力を有する。 (もっと読む)


【課題】 高温においても劣化し難く所望の耐摩耗性を維持、発揮し得る耐摩耗性膜で被覆された耐摩耗性膜被覆物品を提供する。
【解決手段】窒素、酸素、炭素及びホウ素のうち少なくとも窒素及び酸素を含むクロムアルミニゥムの化合物の層を最上層として含む耐摩耗性膜Fで被覆されており、該耐摩耗性膜Fの室温でのマイクロビッカース硬度が2000以上である耐摩耗性膜被覆物品(例えばエンドミルEM)。 (もっと読む)


【課題】 被覆膜に潤滑性機能を付与し、高速、ドライ加工時の工具刃先温度を低下させ、長寿命が達成可能な表面被覆切削工具およびその製造方法を提供すること
【解決手段】 基材と、該基材の表面上に積層形成された被覆膜とを備える表面被覆切削工具であって、前記被覆膜は、基材直上に形成されるTiSi(ただし、0<b<0.3,a+b=1)の窒化物からなるA層と、AlTi(ただし、0.4<c<0.75、0<e<0.3、c+d+e=1)(該MはSi,Cr,V,Y,Zr,B,Zn,MoおよびMnからなる群より選択される元素の一種以上)の窒化物、炭窒化物、窒酸化物または炭窒化物からなるB層と、TiSi(ただし、0<g<0.3、f+g=1)の炭窒化物からなるC層とからなり、前記B層および前記C層は前記A層上で交互に積層されることを特徴とする表面被覆切削工具が提供される。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層が高硬度鋼の断続重切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆立方晶窒化硼素基焼結材料製切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆立方晶窒化硼素基焼結材料製切削工具が、立方晶窒化硼素基焼結材料からなる工具基体の表面に、組成式:(Ti1-X AlX )N(ただし、原子比で、Xは0.45〜0.70を示す)を満足し、かつ、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、表面研磨面の測定範囲内に存在する立方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である{100}面の法線がなす傾斜角を測定し、特定な傾斜角度数分布グラフを示し、かつ2〜15μmの平均層厚を有する(Ti,Al)N層からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 切削工具の刃先における欠損や基材の酸化を防止し、かつ、優れた切削性能を発揮する被覆層を備えた表面被覆切削工具およびその製造方法を提供すること
【解決手段】 基材と、該基材の表面上に積層形成された被覆膜とを備える表面被覆切削工具であって、前記被覆膜は、基材直上に形成されるTiSi(ただし、0<b<0.3,a+b=1)の窒化物からなるA層と、該A層直上に形成されるAlTi(ただし、0.4<c<0.75、0<e<0.3、c+d+e=1)(該MはSi,Cr,V,Y,Zr,B,Zn,MoおよびMnからなる群より選択される元素の一種以上)の窒化物、炭窒化物、窒酸化物または炭窒化物からなるB層と、該B層直上に形成されるTiSi(ただし、0<g<0.3、f+g=1)の炭窒化物からなるC層とからなることを特徴とする表面被覆切削工具が提供される。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が断続重切削ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆サーメット製切削工具が、WC基超硬合金またはTiCN基サーメットからなる工具基体の表面に、組成式:(Ti1-X AlX )N(ただし、原子比で、Xは0.45〜0.70を示す)を満足し、かつ、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、表面研磨面の測定範囲内に存在する立方晶結晶格子を有する結晶粒個々に電子線を照射して、前記表面研磨面の法線に対して、前記結晶粒の結晶面である{100}面の法線がなす傾斜角を測定し、特定な傾斜角度数分布グラフを示し、かつ2〜15μmの平均層厚を有する(Ti,Al)N層からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 潤滑油を介在させなくても円滑な作動を維持できるボールトランスファを提供する。
【解決手段】 軸受面12を有するケース11と、この軸受面12上に配置される複数の小ボール15と、軸受面12に対してこの小ボール15を介して回転可能に支持される大ボール16とを備え、大ボール16が回転することにより大ボール16に載せられた搬送物が移動する構成としたボールトランスファ10において、ケース11の軸受面12の表面に炭素を主成分としたアモルファス構造体からなるDLCコーティング膜20を形成した。 (もっと読む)


【課題】 金属製管状体の材質であるステンレス鋼管状体の接合部を加熱することなく、低温で一体化させる技術を提供する。
【解決手段】 本発明の金属製管状体は、内径1.0mm以下の金属製管状体の表面にチタンまたはアルミニウムの窒化物、炭化物、酸化物およびこれらの複合化合物の少なくともいずれか一つを含む皮膜を物理蒸着法により形成することを特徴とする。
この結果、本発明の金属製管状体は、ステンレス鋼管状体の接合部だけでなく、管状体全体を低温で皮膜が形成でき、管状体の熱変形は小さく、歪ができない。また、密着性に優れ、しかも高密度であるため、液体が接合部から漏れ出ることがない。 (もっと読む)


【課題】従来のTiAlN 膜よりも高速・高能率切削が可能な、耐熱性および耐摩耗性に優れた切削工具用硬質皮膜を被覆した硬質皮膜被覆工具を提供。
【解決手段】超硬合金、サーメットまたは高速度工具鋼を基材とする切削工具の基材上に、(Al a ,Cr b ,Mc )(C 1-d N d ) からなる硬質皮膜であって、M は1 種または2 種以上の金属および半金属元素であり、Al、Cr、M それぞれの原子比a 、b 、c が、0.75 ≦a ≦0 .95 、0.05≦b ≦0.25、a+b+c=1 を満たすようにし、かつN の原子比d が0.5 ≦d ≦1 となるようにする、組成の硬質皮膜を、を少なくとも1層以上被覆したことを特徴とする硬質皮膜被覆工具。 (もっと読む)


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