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Fターム[4K029EA05]の内容

物理蒸着 (93,067) | 測定、制御 (3,915) | ガス組成 (428)

Fターム[4K029EA05]に分類される特許

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【課題】従来に比してヒステリシスの偏り、非対称性が小さく、圧電定数がプラス方向で大きく良好な特性を持ち、正電圧印加(正電界印加状態)でも大きな変位が得られ、正常に駆動させることができ、汎用の駆動ICを用いることができる鉛含有圧電膜、その作製方法、これを用いる圧電素子およびこれを用いる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】鉛を含有する圧電膜であり、その膜厚が、3μm以上であり、d31(+)/d31(−)>0.5であり、d31(+)>100pm/Vであり、好ましくは、圧電膜中の鉛量が1.03以下である。なお、d31(+)およびd31(−)は、それぞれ圧電膜に上部および下部電極を形成して上部電極に正電圧および負電圧を印加した時に測定される圧電膜の圧電定数である。 (もっと読む)


【課題】良好な耐摩耗性および耐焼き付き性を有するとともに、基材への密着性および耐久性に優れた高硬度の硬質皮膜で被覆された硬質皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基材1上に略同一の厚さの応力緩和層3としてのクロム皮膜と略同一の厚さの硬質層4としての窒素含有クロム皮膜が交互に配置されるように複数のクロム皮膜と複数の窒素含有クロム皮膜が形成され、複数の窒素含有クロム皮膜の各々の厚さが200nm以下であり且つ複数のクロム皮膜の各々の厚さの1.2〜5倍である。応力緩和層3と硬質層4は、クロムターゲットを使用してスパッタリングする装置の処理室内で連続的に形成され、応力緩和層3を形成する際には、処理室内をアルゴンガス雰囲気にし、硬質層4を形成する際には、処理室内をアルゴンガスと窒素ガスを含む雰囲気にする。 (もっと読む)


【課題】良好な耐摩耗性および耐焼き付き性を有するとともに、基材への密着性および耐久性に優れた高硬度の硬質皮膜で被覆された硬質皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基材1上に下地層2としてクロム皮膜が形成され、この下地層2上に40nm以上の略同一の厚さの応力緩和層3としてのクロム皮膜と250nm以下の略同一の厚さの硬質層4としての窒素含有クロム皮膜が交互に配置されるように複数のクロム皮膜と複数の窒素含有クロム皮膜が形成されている。下地層2と応力緩和層3と硬質層4は、クロムターゲットを使用してスパッタリングする装置の処理室内で連続的に形成され、下地層2および応力緩和層3を形成する際には、処理室内をアルゴンガス雰囲気にし、硬質層4を形成する際には、処理室内をアルゴンガスと窒素ガスを含む雰囲気にする。 (もっと読む)


【課題】スパッタリング法によりウエブ状の合成樹脂フィルム表面に薄膜を形成する真空成膜装置において、合成樹脂フィルム内部及び表面の残留ガス量を合成樹脂フィルムの幅方向で均一にすることができる真空成膜装置を提供することにある。
【解決手段】乾燥手段が、合成樹脂フィルム加熱用の赤外線ランプヒーターと非接触式温度計と真空中の残留ガス量を測定する真空分圧計とを備え、赤外線ランプヒーターと非接触式温度計と真空分圧計は、合成樹脂フィルムの幅方向に200mm〜500mmの間隔で、かつ、合成樹脂フィルム走行方向に平行に、各一個ずつ設置され、真空分圧計により測定された残留ガス量が一定となるように、赤外線ランプヒーターと非接触式温度計とを制御する制御手段を備えることで、合成樹脂フィルムの幅方向における膜質の均一化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】高速加工およびドライ加工でさらなる長寿命化を達成することができる表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明は、基材と、基材上に形成された被覆膜とを備え、被覆膜は、Ti1-xNbxN(ただし、0<x<0.3)からなるA層と、Ti1-yAlyN(ただし、0.3<y<0.7)からなるB層とがそれぞれ交互に積層されて構成されており、A層の厚みλaおよびB層の厚みλbはそれぞれ2nm以上1000nm以下であり、互いに接しているA層およびB層の厚みの比であるλa/λbの値は、基材に最も近い位置においては0.4<λa/λb<0.7であって、基材側から被覆膜の最表面側に進むにしたがって連続的および/または段階的に増加していき、被覆膜の最表面に最も近い位置においては1.5<λa/λb<3となる表面被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】洗浄によって基板表面に付着した異物を、薄膜形成前に除去することにより、良好な膜質を有する光学フィルターの製造方法を提供する。
【解決手段】水分を含んだ溶液を用いて基板Sを洗浄する洗浄工程P1と、洗浄工程P1によって洗浄された基板Sの表面を酸素ガスのプラズマによりプラズマ処理する前処理工程P3と、前処理工程P3によってプラズマ処理された基板Sの表面に薄膜を形成する薄膜形成工程(P4,P5)と、を行うことで、基板表面に付着した異物を効果的に除去することができる。また、前処理工程P3では、プラズマを発生させる領域に酸素ガスのみが導入され、且つ、導入される酸素ガス流量は、薄膜形成工程で導入される酸素ガス流量よりも多くすることで、洗浄工程において基板Sの表面にOH基結合を介して付着した異物を、薄膜形成工程(P4,P5)の前に効果的に取り除き、膜抜け部の発生を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】高速加工およびドライ加工でさらなる長寿命化を達成することができる表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明は、基材と、基材上に形成された被覆膜とを備え、被覆膜は、Ti1-x-yNbxSiyN(ただし、0≦x<0.3、0<y<0.3)からなるA層と、Ti1-zAlzN(ただし、0.3<z<0.7)からなるB層とがそれぞれ交互に積層されて構成されており、A層の厚みλaおよびB層の厚みλbはそれぞれ2nm以上1000nm以下であり、互いに接しているA層およびB層の厚みの比であるλa/λbの値は、基材に最も近い位置においては0.4<λa/λb<0.7であって、基材側から被覆膜の最表面側に進むにしたがって連続的および/または段階的に増加していき、被覆膜の最表面に最も近い位置においては1.5<λa/λb<3となる表面被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】高速加工およびドライ加工でさらなる長寿命化を達成することができる表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と、当該基材上に形成された被覆膜とを備え、被覆膜は、Ti1-x-yCrxSiyN(ただし、0<x<0.3、0<y<0.3)からなるA層と、Ti1-zAlzN(ただし、0.3<z<0.7)からなるB層とがそれぞれ交互に積層されて構成されており、A層の厚みλaおよび前記B層の厚みλbはそれぞれ2nm以上1000nm以下であり、互いに接しているA層およびB層の厚みの比であるλa/λbの値は、基材に最も近い位置においては0.4<λa/λb<0.7であって、基材側から被覆膜の最表面側に進むにしたがって連続的および/または段階的に増加していき、被覆膜の最表面に最も近い位置においては1.5<λa/λb<3となることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、透明導電膜及びそれを備えた透明電極に関する。より詳しくは、表面に凹凸が形成された酸化亜鉛系透明導電膜に関し、前記凹凸は、稜線部が突出部の突出方向に弧を描くか、または、突出部の先端が頂点を有する場合は、該頂点を中心に2つの稜線部のなす角が90゜以上の鈍角である突出部を含む。本発明の透明導電膜は、湿式エッチング工程を必要とせず、スパッタリング工程のみで形成される。 (もっと読む)


【課題】帯電防止性、反射防止性および耐久性に優れ、むくみの発生しない光学物品およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】眼鏡レンズは、レンズ基材110と、このレンズ基材110の表面に設けられたハードコート層120と、このハードコート層120の上に設けられた反射防止層130とを備えて構成されている。反射防止層130は、屈折率が1.3〜1.5である低屈折率層と、屈折率が1.8〜2.45である高屈折率層とを順に積層したものである。この反射防止層130は、レンズ基材110側から外側に向けて順に配置された第1層131、第2層132、第3層133、第4層134、第5層135、第6層136、第7層である透明導電層137及び第8層138から構成される。 (もっと読む)


【課題】抵抗率が10mΩcm以上である金属酸化物薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】抵抗率が10mΩcm以下である第1の金属酸化物薄膜101を、金属ターゲットを用いた反応性スパッタ法により形成する工程(A)と、第1の金属酸化物薄膜101を形成後、金属酸化物薄膜の表面を酸化させることにより、第1の金属酸化物薄膜101上に、第2の金属酸化物薄膜102を形成する工程(B)と、工程(A)及び工程(B)を繰り返すことで所望の膜厚を有する、第1の金属酸化物薄膜101と第2の金属酸化物薄膜102の積層膜103を形成する工程(C)と、積層膜103を熱処理することにより、抵抗率が10mΩcm以上である金属酸化物薄膜104を形成する工程(D)とを含む金属酸化物薄膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】基板上に多層膜/コーティングを形成する改善された気相堆積方法及び装置を開示する。
【解決手段】多層コーティングを堆積するために使用されるものであって、基板と直接的に接触する酸化物層の厚さが、基板の化学組成に相関するものとして制御される。これにより、後に堆積される層は、酸化物層により良好に結合される。改善された方法は、多層コーティングを堆積するために使用されるが、この多層コーティングでは、酸化物層が基板上に直接的に堆積され、有機物層が酸化物層上に直接的に堆積される。典型的には、酸化物層及び有機物層が交互に配置される一連の層を形成する。 (もっと読む)


【課題】不活性ガスの積算流量条件の検証を省略できる方法を提供する。
【解決手段】ウエハを処理する処理室22と、処理室22内へHガスを供給する水素ガス供給管27と、処理室22内へNガスを供給する窒素ガス供給管28と、処理室22内を排気する処理室用排気管25とを備えたアニール装置10において、処理室用排気管25に処理室22内のHガスの濃度を測定する高濃度計G1と、高濃度計G1とは検出限界の異なる低濃度計G2とを設け、コントローラ55にそれぞれ接続する。コントローラ55は、Hアニール後のNガスパージステップにおいて、処理室22内に残留したHの濃度を高濃度計G1により測定しつつ処理室22内にNガスを供給し、高濃度計G1の検出限界に達すると、低濃度計G2に切り替えて、低濃度計G2によりHガスの濃度を測定しつつ処理室22内にNガスを供給する。 (もっと読む)


【課題】非導電性試料の表面に、むらの無い良質な導電性のカーボン膜を短時間で形成する。
【解決手段】開閉弁9aを開き、ロータリーポンプ10で試料室2aの大気を排気する。試料室2aの真空度が1Pa程度になったら、流量調整弁8aを開いて試料室2aにアルゴンガスを導入し、試料室2aの真空度が2Pa程度になるようにアルゴンガスの流量を調整する。電極棒7aと7b及び電極5aと5bを通じてカーボン棒に50A程度の電流を流す。通電によりカーボン棒が赤熱し、カーボンが蒸発することにより蒸着が行なわれる。 (もっと読む)


【課題】III族窒化物系化合物半導体発光素子用の光放出面に形成される透明電極として好ましいTNO(NbドープTiO)膜の製造方法を提供する。
【解決手段】GaNからなるp層4を常温に維持し、RFマグネトロンスパッタ法によりその上にTNOをスパッタすると、積層されたTNO層5はアモルファス状態である。次に、このアモルファスTNO層を、実質的に水素ガスの存在しない減圧雰囲気において熱処理して該TNO層を結晶化するステップと、を含む。ここに、スパッタ時に、酸素ガスとともに不活性ガスを流通させ、該流通ガス中に含まれる酸素ガスの体積%を0.10〜0.15%とする。ただし、酸素分圧は5×10−3Pa以下とする。熱処理温度は500℃、1時間程度とする。 (もっと読む)


【課題】基板と強誘電体薄膜との格子ミスマッチによる歪みが効率的に緩和されるペロブスカイト構造強誘電体薄膜を提供すること。
【解決手段】本発明によるチューナブル素子は、基板上に(111)エピタキシャル成長したペロブスカイト構造強誘電体薄膜を含んでなる。特に、ペロブスカイト構造強誘電体薄膜は、(111)エピタキシャル成長した(BaSr1−x)TiOまたはPb(ZrTi1−x)O{0<x<1}からなる。 (もっと読む)


【課題】勾配型屈折率を備えた多孔質を含む単層構造をした透明導電性のナノ構造薄膜とその製造方法を提供する。
【解決手段】電子ビームシステム100を用いて、ターゲットソースが斜め堆積法により蒸着される。複数の調整可能な試料ステージ104上に蒸着基板114が配置される。プロセスチャンバー101内でガスの流量および温度を制御するため、熱源と複数のガス制御弁107および108が備えられる。蒸着後、薄膜構造と光電子特性を向上させるため、アニール工程が行われる。 (もっと読む)


【課題】酸化亜鉛系ターゲットを使用し、酸素ガス、水素ガス、水蒸気の群から選択される2種または3種を含む反応性ガス中の各々のガスの比を変化させてスパッタすることにより、屈折率の異なる複数の屈折率層を積層し、所望の反射防止性能を得ることが可能な酸化亜鉛系の反射防止膜の成膜方法及び反射防止膜並びに成膜装置を提供する。
【解決手段】本発明の反射防止膜の成膜方法は、ガス導入手段35を用いて、成膜室23内を酸素ガス、水素ガス、水蒸気の群から選択される2種または3種を含む第1の反応性ガス雰囲気として第1の酸化亜鉛系薄膜を成膜し、次いで、この成膜室23内を酸素ガス、水素ガス、水蒸気の群から選択される2種または3種を含みかつ第1の反応性ガスと異なる組成の第2の反応性ガス雰囲気として第1の酸化亜鉛系薄膜上に第2の酸化亜鉛系薄膜を成膜する。 (もっと読む)


【課題】重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】超硬合金、サーメット、立方晶窒化ほう素基超高圧焼結体からなる切削工具基体表面に、組成式(Cr1−XAl)N(ただし、原子比で、Xは0.40〜0.70)を満足するCrとAlの複合窒化物層からなり、かつ、該層についてEBSDによる結晶方位解析を行った場合、表面研磨面の法線方向から0〜15度の範囲内に結晶方位<110>を有する結晶粒の面積割合が50%以上であり、また、隣り合う結晶粒同士のなす角を測定した場合に、小角粒界(0<θ≦15゜)の割合が50%以上であるような結晶配列を示すCrとAlの複合窒化物層で硬質被覆層を構成する。 (もっと読む)


【課題】再現性よく安定して製造可能なグラデーション濃度分布を有する吸収型多層膜NDフィルターとその製造装置、製造方法を提供する。
【解決手段】フィルム基板13、16に酸化物誘電体膜層と金属吸収膜層が交互に積層されて成る吸収型多層膜を具備し、この吸収型多層膜がグラデーション濃度分布を有している吸収型多層膜NDフィルターであって、酸化物誘電体膜層はマグネトロンスパッタリングにより成膜され、金属吸収膜層はイオンビームスパッタリングにより成膜されると共に、各金属吸収膜層の成膜中に酸素を含む酸化用イオンビームが部分照射されて照射部位における金属吸収膜層の透過率が非照射部位の透過率より高くなっており、かつ、照射された酸化用イオンビームの周辺部から中心部に向かって金属吸収膜層の消衰係数が連続的に減少して上記照射部位がグラデーション濃度分布を有していることを特徴とする。 (もっと読む)


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