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Fターム[4K031AA02]の内容

溶射又は鋳込みによる被覆 (8,522) | 溶射対象物品 (1,023) | 摺動部材、回転部材、その受け部材 (408)

Fターム[4K031AA02]に分類される特許

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【課題】遮熱コーティング用のアルミナ保護皮膜、特にガスタービン部品の種々の表面に使用する遮熱コーティング用の溶射アルミナ系保護皮膜を提供する。
【解決手段】溶射アルミナ系皮膜18を遮熱コーティング16上に堆積して、タービンエンジン部品などの物品10にCMAS抑制と耐汚損性の両方を付与する。アルミナ系皮膜はCMASの融点をタービンエンジン部品の運転温度を超える温度に上昇させる。溶射アルミナ系皮膜の表面粗さは4.0μm未満〜0.75μmである。アルミナ系皮膜は、その総重量に基づいて60重量%以上のアルミナを含有する。 (もっと読む)


【課題】ハースロール用途での使用により適した溶射皮膜を形成可能な溶射用粉末を提供する。
【解決手段】本発明の溶射用粉末は、1100℃における鉄原子拡散係数の値がコバルト元素に比べて小さい元素を含んだコバルト合金粒子を含有する。原子番号が1〜26,28〜38の各元素のコバルト合金粒子中の比率の合計は8原子%以下である。コバルト合金粒子中に含まれる1100℃における鉄原子拡散係数の値がコバルト元素に比べて小さい元素は、バナジウム元素、クロム元素、ニオブ元素、モリブデン元素、タンタル元素及びタングステン元素のいずれかであることが好ましく、特に好ましくはニオブ元素、モリブデン元素、タンタル元素及びタングステン元素のいずれかである。また、溶射用粉末は、コバルト合金粒子に加えてセラミック粒子をさらに含有することが好ましく、溶射用粉末中のセラミック粒子の含有量は50体積%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来のオイラー法では容易に解析できなかった溶射粒子の偏平・凝固現象を解析し、これまでに解析が不可能であった多相材料の変形挙動や、周囲のガス相の取り込みによる気孔の形成過程までを取り扱うことができる溶射プロセスの解析装置を提供する。
【解決手段】溶射粒子に熱・運動エネルギーを付与して基材上に成膜を行うプロセスの解析装置であって、溶射粒子の物性、基材衝突前の溶射粒子の形状、速度を入力する入力部と、溶射粒子を質量の総和が前記溶射粒子と等しい複数のモデル粒子に置き換えるモデル作成部と、これら個々のモデル粒子の運動をモデル粒子に固定した座標系によって記述した運動方程式を解く演算部と、得られた個々のモデル粒子の速度、圧力等のデータから溶射粒子の変形挙動を表わす出力部とを具備する。 (もっと読む)


【課題】Ni基又はCo基超合金タービン部品の耐酸化性を改良する。
【解決手段】タービン部品の表面に、白金アルミナイドの第1内側層14と、第1内側層上に設けられたMCrAlX合金(式中、MはFe、Ni及びCoから選択され、Xはイットリウム又は他の希土類元素から選択される。)を含む第2外側耐酸化性層16とを堆積することによって、タービン部品表面に二層保護皮膜12を成膜する。 (もっと読む)


【課題】強腐食性ガスを発生する樹脂との接触する金属部材表面に耐食耐摩耗性を有する溶射層を形成した耐食耐摩耗部材及び溶射粉末を提供する。
【解決手段】金属母材上に金属粉末を溶射することによって金属母材表面に溶射層を形成させた耐食耐摩耗部材であって、溶射層が正方晶Mo(Ni,Cr)B系、正方晶Mo(Ni,Cr,V)B系の複ホウ化物サーメットであることを特徴とする溶射層形成高耐食耐摩耗部材。また、正方晶Mo(Ni,Cr)B系の複ホウ化物サーメットからなり、B:4.0〜6.5質量%、Mo:39.0〜64.0質量%、Cr:7.5〜20.0質量%、残:5質量%以上のNi及び不可避的元素からなる溶射層形成用粉末。 (もっと読む)


【課題】溶射前に基材表面を特定の処理手段を組み合わせた粗面化と清浄化により、基材と得られる溶射皮膜とが過酷な条件下であっても密着可能な密着性を有する溶射方法を提供する。
【解決手段】金属基材表面をブラスト処理し、次いで該金属基材表面に法線方向から外力を作用させた状態で減圧アーククリーニング処理を行った後、溶射処理をする金属基材表面に密着性に優れた溶射皮膜を形成する溶射方法。 (もっと読む)


【課題】タービン部品を減衰するための構造を提供する。
【解決手段】 本願では、ガスタービン部品用の皮膜であって、振動減衰特性を有する1種以上の材料を含む皮膜について開示する。さらに、翼形基板と該翼形基板に設けられた皮膜とを含む振動減衰特性を有するガスタービン翼形部であって、上記皮膜が振動減衰特性を有する1種以上の材料を含む翼形部についても開示する。ガスタービン部品の振動減衰方法は、減衰特性を有する1種以上の材料を含む皮膜をガスタービン部品に施工することを含む。 (もっと読む)


【課題】溶射皮膜層中に異物が混入した場合であっても、該異物を除去して仕損率を高め、生産性を向上させる。
【解決手段】シリンダボア3の内面3aに溶射皮膜5を形成する動作を一旦停止し、この停止状態で、溶射皮膜5中に発生する異物である突起物49を目視により検出して手作業により除去し、その後溶射皮膜5が規定の膜厚となるまで溶射作業を行う。溶射皮膜形成後は、ホーニング加工によって仕上げ加工を行う。 (もっと読む)


【課題】基体上に、異方性柱状微細構造をもち、腐食に対し大きな抵抗性を示す熱絶縁層、機能性層を製造する方法、及び製造された部品を提供する。
【解決手段】第一工程で10000Pa未満の低い圧力でプラズマ溶射法により粉末ジェットの形態で基体(2)の表面に被覆材料を溶射し、細長い微粒子(10)が基体(2)の表面に対しほぼ垂直に立って並んでいる異方性微細構造を有する機能性層(1)を形成し、第二工程で前記層の毛細管状の空間(11、12)を、補強用媒体(6)として用いられる液体であって、熱により金属酸化物へ転化することができる前記層に含まれる金属(Me)の少なくとも一種類の塩を含む液体で満たし、前記補強用媒体を前記層の表面に塗布して毛細管状空間内へ浸透するのを待った後、熱を導入して酸化物の形成を行わせることにより、前記層を強化する。 (もっと読む)


【課題】溶射前の下地粗面化加工として行うねじ切加工後の切粉を除去し、その後の溶射皮膜の性状悪化を防止する。
【解決手段】シリンダボア内面3aに対し溶射皮膜を形成する前の下地処理として、ねじ切り加工を行い、螺旋状の溝15を形成する。下地処理加工後に、溶射ガン7の溶射ノズル部9における気体噴出機構を利用して空気を噴出させてエアブロー55を実施し、ねじ溝15に残留する切粉などの異物を除去する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、600〜800℃の高温下において、飛来粒子による厳しい摩耗環境で使用される部材(タービン動・静翼,シュラウドセグメントなどのガスタービン高温部材)に適した耐摩耗コーティング部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
母材表面に高速フレーム溶射(以下、HVOF)によってクロムカーバイドコーティングを施した後、皮膜密着性を高めるため、MCrAlYコーティング(M:NiCoあるいはCoNi)を施し、その上に気孔率8%以下となるように緻密化したイットリア部分安定化ジルコニアコーティングを施し、更にその上に気孔率5%以下となるように緻密化したアルミナコーティングを直接施工する。 (もっと読む)


【課題】ワークの被処理面に付着させる耐摩耗材の歩留まりを高める。
【解決手段】エンジンバルブ1のシート面7に対し、耐摩耗材スプレーノズル9の噴射方向がほぼ垂直となるように、複数のエンジンバルブ1を互い違いに傾斜させた状態で1列に配置する。この1列に配置した複数のエンジンバルブ1に対し、エンジンバルブ1をその軸心を中心として回転させた状態で、耐摩耗材スプレーノズル9を直線的に相対移動させつつ、耐摩耗材11を連続噴射して各シート面7に皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】水蒸気等の有害な環境派生種に対してバリアとなる優れた能力を有する頑強な皮膜系により保護された物品を経済的、再現性のある態様で製造する方法を提供する。
【解決手段】基材202及びボンドコート204上に配置された自己封止性の実質的に気密なシール層210に希土類アミノケイ酸塩を含む混合物を適用する。基材は、ケイ素含有セラミックス及びセラミック母材複合材料などの耐熱性材料とする。基材上に自己封止性シール層を配置し、シール層をシール層の少なくとも一部が流れる封止温度に加熱する工程を採用する。 (もっと読む)


【課題】 耐亜鉛溶損性に優れた溶融亜鉛浴部材の表面被覆用材料とその製造方法並びにその部材を提供する。
【解決手段】 溶融亜鉛浴部材の表面に被覆層を形成する溶融亜鉛浴部材の表面被覆用材料であって、当該表面被覆層がWC粉末粒子と、そのバインダ金属がCoとNi,Al,Moの1種または2種以上とを含有させて、単一相を有する組織の合金で、かつWCとの酸性溶液中、または溶融金属雰囲気における浸漬電位の差が80mV以下である合金組織で構成される溶融亜鉛浴部材の表面被覆用材料とその製造方法並びにその部材。 (もっと読む)


【課題】 遮熱コーティング(TBC)系(110)を提供する。
【解決手段】 系は、基板表面領域(108)上に形成された1以上の遮熱コーティング(TBC)ボンドコート層(112)を備える。TBCボンドコート層は、1以上のTBCボンドコート材料を含む。TBCボンドコート材料は、ケイ素(Si)、ハフニウム(Hf)及び10重量%(wt%)未満のコバルト(Co)をも含む、ニッケル−クロム−アルミニウム−イットリウム(NiCrAlY)組成物である。TBC系は、TBCボンドコート層上に形成された1以上のトップコート層(120)をさらに備える。 (もっと読む)


【課題】溶射被膜の耐磨耗性が向上した摺動部品及び摺動機構を提供する。
【解決手段】摺動面12を有する金属基材と、溶射により前記摺動面に形成された溶射被膜とを具備し、前記溶射被膜は、黄銅と、前記黄銅中に分散した添加材と、を有している。前記黄銅は、重量%で、Zn:10〜55%、残部がCuからなり、前記添加材は、Crと、溶射によって溶融可能な材料であるバインダ材料を含有している。前記溶射被膜は、重量%で、前記添加材を2.5〜30%含有し、かつ前記添加材中にCrを2〜25%含有する。前記金属基材は、例えば鋳鉄、または少なくとも前記摺動面が浸炭処理された浸炭鋼からなる。 (もっと読む)


【課題】高温においても基礎材の腐食防止を達成する、特にFe、Ni、Al、Mg、および/またはTiに基づいた金属製の基礎材のための前記の種類の溶射された気密な保護層ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】特にFe、Ni、Al,Mg、および/またはTiに基づいた金属製の基礎材のための溶射された気密な保護層であり、そのため噴射粉末が少なくとも2つの成分を有し、そのうち第1のものが珪酸塩鉱物あるいは鉱石であり、第2のものは金属粉および/またはさらに別の珪酸塩鉱物あるいは鉱石である保護層において、噴射粉末中の珪酸塩鉱物あるいは鉱石の成分が6重量%未満のアルカリ含有量を有する。 (もっと読む)


【課題】マスキング部材の内面に付着した溶射皮膜を、簡単な構成で容易に除去することができる溶射マスキング装置及び皮膜除去方法を提供する。
【解決手段】エンジンブロック1の上端面1aにマスキング部材3を装着した状態で、溶射ガン11によりボア内面29aに溶射皮膜25を形成する。この際、マスキング部材3のマスキング円筒内面8にも溶射皮膜27が形成されてしまう。マスキング部材3には皮膜除去爪15を進退移動可能に設けてあり、皮膜除去爪15を、その先端面15bをマスキング円筒内面8と同一面とした状態から前進移動させることで、マスキング円筒内面8に付着した溶射皮膜27を除去する。 (もっと読む)


【課題】耐熱サイクル性を実質的に向上させることができ、耐久性に優れた高温部品を構成できる遮熱コーティング部材を提供する。
【解決手段】本発明の遮熱コーティング部材10は、基材1と、基材1上に形成された金属結合層2と、金属結合層2上に形成された遮熱コーティング層3とを含み、金属結合層2と遮熱コーティング層3との間に、酸化ハフニウムを含む酸化アルミニウムを主成分とする中間層4が形成されている。 (もっと読む)


【課題】余剰溶射皮膜を除去した後の残留物の除去作業を不要とする。
【解決手段】シリンダブロック1のシリンダボア内面3aに溶射皮膜9を形成する際に、クランクケース5の内面5aに溶射材料が付着して余剰溶射皮膜15が形成される。この余剰溶射皮膜15を、水噴射ノズル19からの水噴射によって除去する。この際、水噴射ノズル19は、先端側に設けてある低圧噴射の第1の噴射口21と、高圧噴射の第2の噴射口23とをそれぞれ備え、第1の噴射口21からの低圧噴射によりウオータカーテンを形成し、第2の噴射口23からの高圧噴射により余剰溶射皮膜15を除去する。低圧噴射のウオータカーテンは、高圧噴射の水が溶射皮膜9に向かうのを阻止するように作用し、溶射皮膜9の剥離を防止する。 (もっと読む)


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