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Fターム[4K038AA01]の内容

熱処理のプロセス制御 (949) | 被熱処理物の種類 (141) | 板、帯 (85)

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【課題】複数の被焼鈍材の諸元が異なる場合でも、炉温の設定を考慮しつつ炉速を設定して、最適炉速と最適炉温とを関連調和させて設定可能な連続焼鈍ラインの制御方法および制御装置を提供すること。
【解決手段】連続する複数の被焼鈍材のそれぞれに所定間隔ごとに設定変更点を設定する。設定変更点ごとに被焼鈍材の入側制約炉速、中央制約炉速、出側制約炉速を比較し、最も低い炉速を初期最適炉速とする。初期最適炉速と被焼鈍材の諸元からの板温の上下限値から、伝熱モデルにより炉温の設定上下限値を算出し、設定上下限値間の炉温を炉温目標値とする。接合部前後の炉温目標値に基づき初期最適炉速を修正して炉速目標値を導出する。炉速目標値と炉温目標値とから伝熱モデルにより板温値を算出し、板温値が板温上限値と板温下限値との間から外れなくなるまで、炉速目標値および炉温目標値の設定を繰り返し行う。 (もっと読む)


【課題】RT表面温度の変動を抑制すること。
【解決手段】制御部が、燃料ガスが燃焼する燃焼筒3cの温度を測定し、測定された燃焼筒3cの温度に基づいて燃焼筒3cに供給される燃焼空気の流量を制御する。これにより、RT表面温度の変動を抑制することができる。また、制御部103は、レキュペレーター4の表面温度を測定し、測定されたレキュペレーター4の表面温度に基づいて燃焼筒3cに供給される燃焼空気の流量を制御する。これにより、RT表面温度の変動をさらに抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】解析負荷を抑制しつつ簡便的に金属板の温度分布の予測することが可能な、金属板の温度分布の予測方法及びこれを用いる金属板の製造方法を提供する。
【解決手段】金属板の局所的領域について複数の条件にて熱流動解析を行う工程と、局所的領域における、表面熱流束の平均値、金属板の表面温度の平均値及び金属板の表面における冷媒温度の平均値を算出する工程と、表面熱流束の平均値と、金属板の表面温度の平均値及び金属板の表面における冷媒温度の平均値との関係式を導出する工程と、金属板の温度分布解析領域を、局所的領域以上の大きさである解析格子に分割する工程と、上記関係式を用いて解析格子における金属板の温度を決定する工程と、を有する金属板の温度分布の予測方法とし、該予測方法によって金属板の温度分布を予測し、予測した温度分布を用いて冷却装置の動作を制御する、金属板の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】不要な蛇行制御を防止して安定した通板を実現できる金属鋼帯の蛇行制御方法および装置を提供すること。
【解決手段】金属鋼帯の側面に電磁波を送信し、前記側面からの前記電磁波の反射電磁波を受信し、前記電磁波の送信から前記反射電磁波の受信までの時間を基に前記金属鋼帯の側面の位置を測定する位置測定工程と、前記測定した金属鋼帯の側面の位置を所定の位置に修正する蛇行制御工程と、を含み、前記測定した金属鋼帯の側面の位置の変位速度が閾値よりも大きい場合は前記金属鋼帯の側面の位置の修正を停止する。 (もっと読む)


【課題】実験による試行錯誤をすることなく、所望の機械的特性を有する冷延鋼板の製造条件を決定することができる冷延鋼板の製造条件決定方法、製造条件決定装置および製造条件決定プログラムを提供する。
【解決手段】製造条件決定方法は、所望の機械的特性を得るための目標フェライト分率等を決定する目標組織決定工程と、製造条件入力工程と、連続焼鈍時間算出工程と、オーステナイト粒径算出工程と、フェライト分率算出工程と、マルテンサイト硬さ算出工程と、目標フェライト分率等とフェライト分率等との差が予め定めた所定の閾値を超えるか否かを判定する組織比較判定工程と、判定結果に従って製造条件入力工程で入力された加熱温度、焼入れ温度および焼戻し温度を補正する製造条件補正工程とを含み、補正が終了するまでオーステナイト粒径、フェライト分率およびマルテンサイト硬さの算出処理を繰り返し行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属帯を均一に冷却し、これにより、形状不良を発生させることなく、板幅方向の機械特性を均一にして金属帯を製造する冷却方法を提供する。
【解決手段】冷却水を噴射することによって金属帯を冷却する水冷装置を用いて、金属帯の表面における冷却水の水量密度を制御しながら、金属帯を冷却する際に、膜沸騰と遷移沸騰の境界条件における前記金属帯の温度および水量密度の関係を予め求めておき、前記金属帯が、当該関係に基づいて該金属帯の温度に応じて与えられる水量密度を上限とした水量密度で冷却されるように、水量密度を制御する。 (もっと読む)


【課題】設定した炉温よりも低い温度で、鋼板を連続的に抽出する鋼板の熱処理において、鋼板内に発生する強度のばらつきを低減し、かつ、熱処理炉の生産性を高め得る炉温を決定する。
【解決手段】鋼板を連続的に熱処理する熱処理炉の炉温を決定する方法において、(i-1)鋼板に許容される強度のばらつきの範囲に収まる熱処理温度の範囲(熱処理操業で発生が許容できる温度差)を求め、(i-2)鋼板内で実際に生じる温度差が、上記熱処理温度の範囲を超えない設定炉温の最大値を求め、(ii-1)目標とする熱処理能力から、鋼板が熱処理炉内に滞在し得る最大在炉時間を求め、(ii-2)求めた最大在炉時間から、目標とする鋼板の抽出温度に対して設定する設定炉温の最小値を求め、(iii)求めた設定炉温の最大値と最小値の間で、鋼板内に発生する強度のばらつきの低減、及び、熱処理炉の生産性の向上の観点から、熱処理炉の炉温を決定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、被測定金属板の幅が変化した際にも、被測定金属板の幅が変化した部分に対応する参照板の幅方向の部分の温度の変化(温度偏差)が軽減され、被測定金属板の温度測定誤差を小さくすることが可能な金属板の温度測定装置における参照板の温度制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】補助ヒータ13を参照板2に沿って、参照板2と対向する最小幅Wsminの鋼板3の両端部よりそれぞれ外側であり、かつ、最大幅Wsmaxの鋼板3の両端部よりそれぞれ内側の位置に対応するように設け、温度コントローラ12の指示に基づき鋼板3の幅Ws(最小幅Wsmin〜最大幅Wsmax)に応じた所定の電力を補助ヒータ13に供給し、参照板2の温度分布が所定の温度分布となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延プロセスにおける加熱設備、搬送装置、冷却装置での温度予測に非常に好適なものであって、冷却温度履歴が変わるなどして発熱温度域が変化した場合などでも変態発熱量を正確に予想すると共に、高精度の温度予測を行うことのできる温度予測方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る鋼板の温度予測方法は、熱間圧延プロセスにて冷却又は加熱される鋼板Wの板温度を予測するものであって、鋼板Wの変態に伴う変態発熱量又は変態熱速度から算出される発熱量を加味した上で、鋼板Wと外部との熱収支を計算し、鋼板Wの板温度の予測値を算出する板温度予測工程と、この板温度予測工程を行うにあたり、変態発熱量又は変態熱速度を鋼板Wの過冷却の度合い又は過加熱の度合いに応じて修正する変態因子変更工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】生産量を増加可能な連続焼鈍炉の板温制御方法及び連続焼鈍炉を提供する。
【解決手段】誘導加熱帯4、ガス加熱帯6の順番で連続的に鋼板Sを通板して加熱する連続焼鈍炉1において、誘導加熱帯4及びガス加熱帯6における加熱量を、誘導加熱帯4及びガス加熱帯6で許容する最大の加熱量に制御し、鋼板Sの通板速度を、鋼板Sの断面積及び制御した最大の加熱量に基づき、鋼板Sのガス加熱帯6の出側での温度を目標板温とすることが可能な目標通板速度に制御し、鋼板Sのガス加熱帯6の出側での温度が目標板温から外れている場合、誘導加熱帯4における加熱量及び目標通板速度のうち少なくとも一方を、鋼板Sのガス加熱帯6の出側での温度と目標板温との差が減少するように制御する。 (もっと読む)


【課題】最適な中央ライン速度および板温目標値を設定し、中央ライン速度の減速要因発生から中央ライン速度の回復までの燃料原単位を最適化することが可能な板温制御装置を提供する。
【解決手段】本発明の板温制御装置は、ストリップを移動させる中央ライン速度の減速要因に応じて、減速要因の発生から解消までの中央ライン速度の減速量が最小となるように、中央ライン速度の推移を表す中央ライン速度パターンを設定する速度制御部と、中央ライン速度パターンと、任意に設定された板温目標値の推移を表す目標板温パターンおよび連続焼鈍炉に供給される燃料の燃料流量パターンとに基づいて、ストリップの板温推移を推定し、推定された推移板温が製品品質を保証可能な管理範囲内にあり、かつ燃料供給量が最少である燃料流量パターンを最適燃料流量パターンとする板温パターン制御部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】横型加熱炉を有する連続熱処理ラインにより鋼帯などの金属帯の熱処理を連続的にかつ安定して行うことのできる金属帯の熱処理方法を提供する。
【解決手段】加熱炉12の内部に配置されたハースロール13の周速度をVHR、鋼帯11の炉内通過速度をVST、加熱炉12の入側に配置された入側ブライドルロール14の周速度をVIN、加熱炉12の出側に配置された出側ブライドルロール15の周速度をVOUTとしたとき、L=(VHR−VST)/VSTで定義される速度差比率Lがγ=(VOUT−VIN)/VINで表される鋼帯炉内伸び率γに対してL≧γとなる周速度でハースロール13を回転させるとともに、加熱炉12と入側ブライドルロール14との間に配置された入側張力計16により鋼帯11の加熱炉入側張力を計測し、入側張力計16の張力計測値と入側張力目標値との差分に基づいて出側ブライドルロール15の周速度を調整する。 (もっと読む)


【課題】連続焼鈍設備の加熱炉の温度を送り込まれる冷延鋼板の放射率に応じて適切にフィードフォワード制御することができ、鋼板温度のばらつきに起因する品質不良を抑制することができる連続焼鈍設備の加熱炉の板温度制御方法を提供する。
【解決手段】連続焼鈍設備の加熱炉1の入側に設置されたルーパ5よりも手前側において測定器6により鋼板表面の反射率を測定し、測定された反射率から鋼板表面の熱吸収特性を示す放射率を演算する。その値をトラッキングし、冷延鋼板の測定部位が加熱炉1に入るタイミングに同調させてバーナ3の出力を制御する。 (もっと読む)


【課題】鋼板の長手方向での板温のばらつきに応じた板温制御を可能とする。
【解決手段】帯状の鋼板の板温をフィードバック制御する連続熱処理炉における板温制御システムであって、連続熱処理炉の前工程情報X1〜Xm、炉出側の目標板温TSsをn個に分類した領域、フィードバック(FB)制御ゲインを関連付けて格納する制御ゲインデータベース(DB)と、前工程情報及び炉出側の目標板温に応じて制御ゲインDBから読込んだFB制御ゲインに基づいて、連続熱処理炉に対するFB制御を実行するFBコントローラと、炉出側の実績板温TSa(i)に基づく鋼板の長手方向での実績板温ばらつきσaと、フィードバック制御周期毎の板温変化量から板温変化影響係数βとを求め、その実績板温ばらつきσaと板温変化影響係数βに応じて、制御ゲインDBに格納されているFB制御ゲインを更新する制御ゲイン計算部とを備える。 (もっと読む)


【課題】板材の蛇行をステアリング装置5にて簡単に修正することができる。
【解決手段】複数の支持ロール4により搬送されている板材Rの蛇行を修正可能な複数のステアリング装置5と、板材Rの蛇行を修正すべく、ステアリング装置5を制御する制御装置12とを備えた板材の処理ラインにおいて、制御装置8は、板材Rに仮想的に設定したマーキング部11が、上流側のステアリング装置5から下流側のステアリング装置5へと移動した際の位置ズレ情報に基づいて、上流側のステアリング装置5を制御して板材Rの蛇行を修正する点にある。 (もっと読む)


本発明は、マイクロアロイ鋼、特に管鋼の製造方法であって、その際、鋳造されたスラブ(1)が、スラブ(1)の搬送方向(F)において、以下の順番で、鋳造機械(3)、第一の炉(4)、少なくとも一つの粗圧延スタンド(5)、第二の炉(6)、少なくとも一つの仕上圧延スタンド(7)および冷却区間(8)を有する設備(2)を通り抜ける製造方法に関する。本発明に従い、以下のステップを有することが提案される。
a)スラブが設備(2)を通って走行する間の、スラブ(1)の望まれる温度プロフィルを定義する。
b)スラブ(1)の温度の最適化の為の、少なくとも一つの温度に影響を及ぼす要素(9,10)を、定義された温度プロフィルに従い、設備(2)の生産ライン(L)内に位置決めする、その際、温度に影響を及ぼす要素(9,10)が、第一の炉(4)と、少なくとも一つの粗圧延スタンド(5)の間、及び/又は、第二の炉(6)と少なくとも一つの仕上圧延スタンド(7)の間にもたらされる。
c)このようにして構成された設備(2)内において、スラブ(1)またはストリップの生産を行い、その際、定義された温度プロフィルが少なくとも大幅に保たれるように、少なくとも一つの温度に影響を及ぼす要素(9,10)を作動させる。
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【課題】本発明の目的は、連続焼鈍ラインの焼入れ後の再加熱炉において、金属帯を連続的に、かつ、ヘアピン状に通板する際に生ずる金属帯の蛇行を修正するための金属帯の通板位置制御装置および方法を提供することにある。
【解決手段】蛇行した鋼帯1のずれ量(ΔW)を検出器9、10で検出し、この検出器9、10で検出したずれ量(ΔW)に応じた所定の修正指令値に基づき、鋼帯1が蛇行した方向の側(紙面右側)の軸部6を他方の側(同左側)の軸部6に比べて相対的に下方となるように、ジャッキ7、8でそれぞれ移動させるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧延材の連続熱処理工程において、製造プロセス条件だけではなく、経済的なコスト面も直接評価にいれた連続熱処理炉への圧延材投入順番の決定方法を提供する。

【解決手段】本発明の圧延材投入順番の決定方法は、圧延材Rを複数連結した上で連続熱処理炉1に投入して設定処理温度で圧延材Rを熱処理するに際し、設定処理温度から外れた炉内温度で熱処理された圧延材Rに起因する費用損失を評価するロスコスト評価関数を設定し、このロスコスト評価関数が最小となるように、連続熱処理炉1への圧延材Rの投入順番を決定する。 (もっと読む)


【課題】ばらつきの少ない材質特許性が得られ、生産堰に優れた厚鋼板の熱処理方法を提供する。
【解決手段】直火式ローラーハース型連続熱処理炉、またはラジアントチューブ式ローラーハース型連続熱処理炉において普通鋼厚鋼板を、熱処理温度範囲を300℃〜450℃として熱処理する方法において、この熱処理温度範囲内において、材質上許容される板内の温度変動幅に基いて狙い熱処理温度範囲Tsmin〜Tsmax(℃)を設定し、この狙い熱処理温度範囲に対して、連続熱処理炉の設定温度範囲を、下限温度TGmin(℃)が、狙い熱処理温度範囲の上限温度+10℃以上、上限温度TGmax(℃)が狙い熱処理温度範囲Tsmin〜Tsmax(℃)および厚鋼板の板厚t(mm)に応じて特定式により予め定めた温度以下とし、この設定温度範囲内において連続熱処理炉の炉温TG(℃)を設定して熱処理する。 (もっと読む)


【課題】工業炉設備の自動化度を向上させることを目的とする。
【解決手段】同一の装入物の構成、同一の処理プログラム、及び金属加工品の同一の部品形状を前提とし、装入物熱電対(3)によって処理される基本装入物(4)に関する金属加工品の熱処理を制御するための方法及びコンピュータプログラムを提供する。基本装入物(4)は、新たな装入物(4)の基礎となるものである。実際に処理された基本装入物(4)のプロセスのプログラムパラメータを、新たに処理される装入物のプログラムに引き継ぐので、新たに処理される装入物(4)のための新たな装入物熱電対(3)は不要である。 (もっと読む)


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