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Fターム[4K038EA03]の内容

熱処理のプロセス制御 (949) | 検出プロセス量 (172) | 被処理物の位置、速度 (39)

Fターム[4K038EA03]に分類される特許

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【課題】複数の被焼鈍材の諸元が異なる場合でも、炉温の設定を考慮しつつ炉速を設定して、最適炉速と最適炉温とを関連調和させて設定可能な連続焼鈍ラインの制御方法および制御装置を提供すること。
【解決手段】連続する複数の被焼鈍材のそれぞれに所定間隔ごとに設定変更点を設定する。設定変更点ごとに被焼鈍材の入側制約炉速、中央制約炉速、出側制約炉速を比較し、最も低い炉速を初期最適炉速とする。初期最適炉速と被焼鈍材の諸元からの板温の上下限値から、伝熱モデルにより炉温の設定上下限値を算出し、設定上下限値間の炉温を炉温目標値とする。接合部前後の炉温目標値に基づき初期最適炉速を修正して炉速目標値を導出する。炉速目標値と炉温目標値とから伝熱モデルにより板温値を算出し、板温値が板温上限値と板温下限値との間から外れなくなるまで、炉速目標値および炉温目標値の設定を繰り返し行う。 (もっと読む)


【課題】加熱条件の異なる複数のスラブを連続式加熱炉に装入して加熱する場合であっても、スラブの目標抽出温度及び制約条件をより確実に満足し、かつ燃料消費量を低減することが可能な、連続式加熱炉の炉温設定方法を提供する。
【解決手段】所定の制御周期毎に少なくとも1の燃焼帯の温度を該燃焼帯からの各スラブの目標抽出温度に基づいて設定する、連続式加熱炉の炉温設定方法であって、温度設定を行う燃焼帯のうち1の燃焼帯を作業燃焼帯として選択する工程と、初期時刻において作業燃焼帯の内部に存在する各スラブおよび作業燃焼帯に導入される直前のスラブの予想抽出温度が各スラブの目標抽出温度以上となるような作業燃焼帯の設定炉温軌道を計算する工程と、計算した作業燃焼帯の設定炉温軌道のうち少なくとも一部を作業燃焼帯の炉温設定に反映する工程と、を有する炉温設定方法とする。 (もっと読む)


【課題】鋼板の大きさやライン速度が変化した場合であっても、鋼板の温度を目標温度に精度高く制御すること。
【解決手段】制御装置100は、先行材の大きさと後行材の大きさとに違いがある場合又は後行材のライン速度が先行材のライン速度から変化した場合、大きさおよびライン速度の変化量を入力変数、大きさおよびライン速度の変化に伴う後行材の温度変動量を出力変数とする回帰モデルを利用して、後行材の温度変動量を算出し、算出された後行材の温度変動量に基づいて、先行材の目標温度および直火型連続加熱炉の加熱装置に供給する燃料流量の少なくとも一方を制御する。すなわち、制御装置100は、加熱炉の出側における板温を予測するのではなく、回帰モデルを利用して板温の変動量を直接予測する。 (もっと読む)


【課題】不要な蛇行制御を防止して安定した通板を実現できる金属鋼帯の蛇行制御方法および装置を提供すること。
【解決手段】金属鋼帯の側面に電磁波を送信し、前記側面からの前記電磁波の反射電磁波を受信し、前記電磁波の送信から前記反射電磁波の受信までの時間を基に前記金属鋼帯の側面の位置を測定する位置測定工程と、前記測定した金属鋼帯の側面の位置を所定の位置に修正する蛇行制御工程と、を含み、前記測定した金属鋼帯の側面の位置の変位速度が閾値よりも大きい場合は前記金属鋼帯の側面の位置の修正を停止する。 (もっと読む)


【課題】鋼材を出側目標温度通りに加熱すること。
【解決手段】必要炉温計算部6bが、炉温の応答時間後に第i帯に存在する各スラブについて、スラブを出側目標温度に加熱するために必要な炉温を必要炉温として算出し、設定炉温計算部6cが、算出された各スラブの必要炉温の最大値を第i帯の炉温として設定する。これにより、炉温の応答時間を考慮して第i帯の炉温が設定されるので、スラブを出側目標温度通りに加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】鋼材毎の最適炉温を短時間、且つ、高精度に算出すること。
【解決手段】2次元スラブ温度計算部6bが、2次元伝熱方程式に基づく2次元モデルを利用して各加熱帯におけるスラブの温度を予測し、1次元スラブ温度計算部6cが、1次元方程式に基づく1次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度が2次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度と一致するように、2次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度に基づいて1次元モデルにおける各帯の代表放射率を決定するステップと、決定された代表放射率を用いた1次元モデルを利用して各加熱帯におけるスラブの最適炉温を算出するステップと、算出された各加熱帯におけるスラブの最適炉温に基づいて、各加熱帯の炉温を設定する。 (もっと読む)


【課題】 縦長の加熱対象ワークを一連の作業工程において設定される許容時間内に均一に加熱することができる高周波誘導加熱方法およびその装置を提供する。
【解決手段】
螺旋状の高周波誘導加熱コイル1を把持するテーブル2a、2bと、
高周波誘導加熱コイル1の中央位置においてワーク3を載置するワーク載置手段4と、
テーブル2a、2bを高周波誘導加熱コイル1の長手方向に移動させる駆動手段5a、5bと、
ワークの温度を検出する温度検出手段6a1と、
選択されたプロファイルデータに基づき、高周波電源および駆動手段5a、5bを制御し、高周波誘導加熱コイル1の加熱量を制御する制御手段と、
、を備える。 (もっと読む)


【課題】上流側の蛇行抑制手段で蛇行異常を検出したときに、下流側の蛇行抑制手段で最適なストリップの通過制御を行う。
【解決手段】ストリップ2の終端に次のストリップ2の前端を溶接して連続して処理を行う鋼帯の連続処理ラインに当該ストリップの蛇行を抑制する複数の蛇行抑制手段5A〜5D及び各蛇行抑制手段の蛇行量を検出する蛇行検出手段が配置され、前記蛇行検出手段で溶接点通過時に蛇行異常状態が検出されたか否かに応じて下流側の蛇行抑制手段5B〜5Dの制御態様を変更する蛇行抑制制御手段32が設けられ、前記蛇行抑制制御手段32は、前記蛇行異常状態でない正常時には下流側の蛇行抑制手段5B〜5Dでの溶接点通過時の蛇行抑制制御を許容し、前記蛇行異常状態であるときには、下流側の蛇行抑制手段5B〜5Dでの溶接部通過時の蛇行抑制制御を中断させる。 (もっと読む)


【課題】最適な中央ライン速度および板温目標値を設定し、中央ライン速度の減速要因発生から中央ライン速度の回復までの燃料原単位を最適化することが可能な板温制御装置を提供する。
【解決手段】本発明の板温制御装置は、ストリップを移動させる中央ライン速度の減速要因に応じて、減速要因の発生から解消までの中央ライン速度の減速量が最小となるように、中央ライン速度の推移を表す中央ライン速度パターンを設定する速度制御部と、中央ライン速度パターンと、任意に設定された板温目標値の推移を表す目標板温パターンおよび連続焼鈍炉に供給される燃料の燃料流量パターンとに基づいて、ストリップの板温推移を推定し、推定された推移板温が製品品質を保証可能な管理範囲内にあり、かつ燃料供給量が最少である燃料流量パターンを最適燃料流量パターンとする板温パターン制御部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】横型加熱炉を有する連続熱処理ラインにより鋼帯などの金属帯の熱処理を連続的にかつ安定して行うことのできる金属帯の熱処理方法を提供する。
【解決手段】加熱炉12の内部に配置されたハースロール13の周速度をVHR、鋼帯11の炉内通過速度をVST、加熱炉12の入側に配置された入側ブライドルロール14の周速度をVIN、加熱炉12の出側に配置された出側ブライドルロール15の周速度をVOUTとしたとき、L=(VHR−VST)/VSTで定義される速度差比率Lがγ=(VOUT−VIN)/VINで表される鋼帯炉内伸び率γに対してL≧γとなる周速度でハースロール13を回転させるとともに、加熱炉12と入側ブライドルロール14との間に配置された入側張力計16により鋼帯11の加熱炉入側張力を計測し、入側張力計16の張力計測値と入側張力目標値との差分に基づいて出側ブライドルロール15の周速度を調整する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、連続焼鈍ラインの焼入れ後の再加熱炉において、金属帯を連続的に、かつ、ヘアピン状に通板する際に生ずる金属帯の蛇行を修正するための金属帯の通板位置制御装置および方法を提供することにある。
【解決手段】蛇行した鋼帯1のずれ量(ΔW)を検出器9、10で検出し、この検出器9、10で検出したずれ量(ΔW)に応じた所定の修正指令値に基づき、鋼帯1が蛇行した方向の側(紙面右側)の軸部6を他方の側(同左側)の軸部6に比べて相対的に下方となるように、ジャッキ7、8でそれぞれ移動させるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】仕上入側待機時間を考慮して各圧延材の搬送予測を計算し、ミルペーシングを行うことで加熱炉抽出間隔の適正化を図ることができる、加熱炉抽出間隔決定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】規定温度以下で仕上圧延を開始する制御圧延における加熱炉抽出間隔決定方法であって、仕上入側到達時の鋼板の温度を予測し、予測した仕上入側温度に基づき、前記鋼板が圧延開始まで待機しなければならない仕上入側待機時間を算出し、算出した仕上入側待機時間を考慮して搬送予測を計算し、ミルペーシングを行い最短の加熱炉抽出間隔を決定する。 (もっと読む)


【課題】制約条件に基づくネック速度スケジュールを考慮し、板温変化量と通板速度との相関の最適化を図る。
【解決手段】理論制約速度に基づいてストリップが現在から所定距離だけ進行する間のネック速度スケジュールを作成するネック速度スケジュール作成部2と、ネック速度スケジュールをベースにして複数の速度変更パターンに基づいて複数の速度スケジュールを作成し、それら各速度スケジュールについてシミュレーションを実行して加熱炉51の誤差予測値を予測するシミュレーション部3と、加熱炉51の誤差予測値を要素として含む評価関数を使用して、複数の速度変更パターンを評価し、その中から速度変更パターンを決定する中央速度探索部4とを備え、速度変更パターンとして、ネック速度を移行させる際に、その移行前後のネック速度よりもいったん低速にするパターンを採用している。 (もっと読む)


【課題】製造プロセスの過去事例を高速、高精度に検索して、製品の材質予測を的確に行うことを可能にする。
【解決手段】指定された時刻から過去時刻までの、指定した所定のプロセス変数値と材質値を時系列データベースから抽出して、それを量子化し、検索用テーブルに量子化したプロセス変数値と材質値を格納する。材質を予測したい製品のプロセス変数値を量子化し、これを検索キーとして、検索用テーブルを検索し、類似する量子化した値を持つ過去事例と取り出し、その過去事例の材質値に基づいて、製品の材質の予測値を算出する。 (もっと読む)


【課題】被加工体の脱炭量を軽減することができる加熱炉及びその制御方法を提供する。
【解決手段】炉床3と、炉床3によって塞がれる開口部2bが下方に形成され、該開口部2bに連通する中空部2aが形成された炉体2と前記炉床を昇降させる昇降手段を有する加熱炉において、前記中空部2aを900℃以上に加熱し、前記中空部2aの縦横比xが、0.5≦x≦3.0を満たし、前記炉床3による前記開口部2bの開閉速度v(mm/s)が、5≦v≦50を満たすように昇降手段を制御する制御手段を有する。 (もっと読む)


【課題】 生産性に対応した加熱炉内の鋼材配置間隔の決定方法を提供する。
【解決手段】 複数の略柱状の鋼材が所定の間隔をもって配列して搬送される連続式加熱炉内の鋼材配置間隔決定方法であって、加熱炉及び前記鋼材の初期条件を設定する初期設定ステップと、一定の生産性及び加熱炉温度設定の条件で、加熱炉内の前記鋼材の配置間隔を変化させて熱計算を行い、鋼材表面の温度を算出する鋼材表面の温度抽出ステップと、鋼材の配置間隔を変化させた場合の鋼材表面の温度の最高値を判別し、鋼材表面の温度が最高となる間隔を鋼材の間隔と決定する鋼材間隔決定ステップとを有する。 (もっと読む)


【課題】帯板を連続的に通板・処理する、複数のライン駆動モータ及びドライブ装置を有するプロセスラインを対象に、各ライン駆動モータの速度指令を決定し設備の全体または一部の通板制御および張力制御を司る制御装置に故障が発生した場合に、プロセスライン全体又は一部のライン駆動モータを安全に停止させるプロセスライン駆動モータの非常停止方法および装置を提供することを課題とする。
【解決手段】各ドライブ装置にあらかじめそれぞれ個別に設定した非常停止減速レートで停止する非常停止工程Aとともに、速度指令を司る制御装置に故障が発生した場合に、非常停止状態となってからゼロ速度となって停止するまでの時間を一定とする非常停止減速レートで停止する非常停止工程Bを有する。 (もっと読む)


【課題】操業上の支障を来すことなく加熱炉における被加熱材の抽出位置を精度良く検出できる方法等を提供する。
【解決手段】本発明は、加熱炉100内で被加熱材Mの長手方向に略直交する方向に搬送される被加熱材Mの抽出位置を検出する方法である。本発明に係る方法は、加熱炉の外部であって、被加熱材の搬送方向下流側に位置する加熱炉の炉壁101から前記搬送方向に離間した位置において、前記搬送方向に直交する方向に沿って複数のレーザ距離計10を設置し、炉壁に設けた開口102を通じて、各レーザ距離計から水平方向に投光したレーザ光を被加熱材に照射することにより、各レーザ距離計から被加熱材までの距離を測定し、測定した被加熱材までの距離に基づき、被加熱材の抽出位置を検出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼帯連続熱処理時に炉温及びライン速度の両方又はいずれか一方を変更する際に鋼帯の加熱不足を回避して円滑な炉温変更が可能な鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法を提供する。
【解決手段】先行鋼帯11と後行鋼帯12を溶接して鋼帯連続熱処理炉で熱処理する際に、鋼帯連続熱処理炉のラジアントチューブの設定表面温度及び連続鋼帯13のライン速度の変更を行わない定常運転時は温度調整をフィードバック制御で、設定表面温度及びライン速度の両方又はいずれか一方を変更する場合はフィードフォワード制御を実施する鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、フィードバック制御はラジアントチューブのバーナ19の燃焼調整を板温度に基づいてPID制御で行ない、フィードフォワード制御時の設定表面温度は温度関係式で求まるラジアントチューブの表面温度Tfkより10K低い温度から30K高い温度の範囲の値に設定する。 (もっと読む)


【課題】表面硬度の制御が可能な厚鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延後、冷却し、鋼板の表面硬度を測定した後、誘導加熱装置で加熱処理を行う、表面硬度の上限規定が設けられている厚鋼板の製造方法であって、前記誘導加熱装置による加熱処理条件は、予め求めておいた、前記冷却後の厚鋼板の表面硬度と、前記誘導加熱装置による加熱処理条件と、前記加熱処理後に得られる表面硬度の関係であって、冷却後の厚鋼板の表面硬度と加熱処理後に得られる表面硬度の差と、前記誘導加熱装置による表面温度の上昇温度との関係、より好ましくは前材の製造において得られた実測値で補正された当該関係より、所望する表面硬度が得られる加熱処理条件を選定する。 (もっと読む)


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