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Fターム[4K042DF02]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 処理中の物品の移送、回転 (440) | 物品の回転を伴うもの (219)

Fターム[4K042DF02]に分類される特許

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【課題】多軸部材の複数の軸部を熱処理する際、振れの増加を抑えることができる多軸部材の熱処理装置を提供すると共に、その熱処理装置に適した加熱コイルを提供する。
【解決手段】軸線Lc,Leの向きを揃えて複数の軸部11を一軸方向に配置した多軸部材10における軸部11を熱処理する装置であり、複数の軸部11の軸線Lc,Leが略垂直となるように多軸部材10を全長の両端側で支持する支持機構22と、軸部11を誘導加熱する加熱コイル30と、を備え、加熱コイル30は軸部11を環状に囲む分割コイル33,34を備え、分割コイル33,34が軸線Lc,Leに対して交差方向に開閉可能となっている。 (もっと読む)


【課題】加熱設備の費用を増大させる高周波誘導加熱コイルの偏芯機構や追従機構及びこれらの制御回路が無くとも、カムトップとカムベースを均一に加熱して焼入硬化層深さを一定にし、過熱組織のない優れた焼入品質を得ることが可能な高周波誘導加熱コイル及び高周波誘導加熱方法を提供する。
【解決手段】回転中心軸から外周面までの距離が一定でない金属部品たるカムシャフト50の外周面を加熱する高周波誘導加熱コイル1において、円環状体を切るように円周上の1箇所に配されるスリット5を有する1つの円環状の第1加熱導体2と、第1加熱導体2の外周領域に配置され、かつスリット5を挟んで第1加熱導体2の外周部の、スリット5によって形成された一対の端部6以外の位置に一端が接続される第2加熱導体3a,3bと、一端が第2加熱導体3a,3bに接続され、かつ他端が高周波電源20に接続される一対の給電導体4a,4bと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】既存の設備に大幅な変更を加えることなく、非軸対称の焼入対象を均一な焼入深さで焼入することが可能な高周波焼入方法及び高周波焼入装置を提供する。
【解決手段】高周波焼入時、カム1が軸心回りに回転される過程で、カム1のノーズ部4は、高周波加熱と冷却水に浸されることによる冷却とが繰り返される。これにより、カム1を全周に亘って均一に昇温させることができ、カム1の外周に形成される焼入組織の深さ(焼入深さ)を均一化することができる。また、既存の設備に冷却水槽3を追加するだけで実施することができるので、導入が容易であるとともに装置を安価に構成することができる。 (もっと読む)


【課題】ワークに設けた環状の複数の被熱処理領域を簡素な構成で熱処理することが可能で、しかも熱処理欠陥の発生を防止できる熱処理方法を提供する。
【解決手段】環形状のワークWに沿う環状の被熱処理領域H1,H2を複数設け、被熱処理領域H1,H2毎に順次熱処理を施すために、第1被熱処理領域H1を加熱する第1加熱工程S11と、加熱された第1被熱処理領域H1を急冷する第1冷却工程S12と、第1冷却工程S12後に第1被熱処理領域H1を加熱して冷却する第1焼戻工程S13と、第1焼戻工程S13後に第2被熱処理領域H2を加熱する第2加熱工程S15とを備えている。 (もっと読む)


【課題】単純な形状の誘導加熱コイルを用いて異形円筒部品を均一に加熱できる異形円筒部材の誘導加熱方法の提供。
【解決手段】ワーク10は、第1厚肉部11、第2厚肉部12、薄肉部13を有する異形円筒部材である。誘導加熱コイルは、ワーク10の幅寸法W1に応じて設定された幅寸法L1のコイル本体20を有する。コイル本体20を第1加熱位置に停止させて第1厚肉部11を加熱する第1加熱工程と、コイル本体20を第1加熱位置から第2加熱位置に相対的に移動する第1移動工程と、コイル本体20を第2加熱位置に停止させて第2厚肉部12を加熱する第2加熱工程と、コイル本体20を第2加熱位置から第1加熱位置に相対的に移動する第2移動工程とを有する。前記一連の工程を繰り返し実行し、一連の工程を実行するごとに、誘導加熱コイルに供給する電力を段階的に低下させてワーク10を均一に加熱する。 (もっと読む)


【課題】大型のワークであっても、ワークに一方向に延びて設定した被加熱領域全体を、略均一に所定の高温まで容易に昇温できる加熱装置及び加熱方法を提供する。
【解決手段】一方向に延びて被被加熱領域Hを設定したワークWを誘導加熱する装置であり、被加熱領域Hの一方向に沿う全長の一部に対向する加熱コイル451と、ワークWと加熱コイル451とを一方向に沿って相対移動させる相対移動手段112と、複数の加熱コイル451の位置を被加熱領域Hの幅方向に別々に変位させる変位手段460と、を備え、変位手段460により各加熱コイル451を変位させることで、複数の加熱コイル451と被加熱領域Hとの対向面積が被加熱領域Hの幅方向に変化するように調整して、複数の加熱コイル451により被加熱領域Hを加熱する。 (もっと読む)


【課題】大型のワークであっても、ワークの一方向に延びて設定された被加熱領域全体を略均一に所望の高温まで容易に昇温できる加熱装置及び加熱方法を提供する。
【解決手段】ワークに一方向に延びて被加熱領域Hを設定し、被加熱領域Hを誘導加熱したときに被加熱領域Hの一方の縁側と他方の縁側とで変形量が異なるワークWを誘導加熱する装置であり、被加熱領域Hの一部に対向する加熱コイル451と、ワークWと加熱コイル451とを一方向に沿って相対移動させる相対移動手段112と、加熱時にワークWの被加熱領域H以外の表面位置を検出する位置検出手段480と、位置検出手段480の検出結果に基づいてワークWと加熱コイル451との相対位置を変位させる変位手段460とを備え、変位手段460は加熱時に検出結果から得られた測定位置を少なくともワーク形状に基づいて補正し、補正により得られた補正位置に対応するように変位手段460の動作を制御する。 (もっと読む)


【課題】従来より高い寸法精度を有する鋼製歯車を提供する。
【解決手段】鋼製歯車1は、外周面20aに歯形10が形成された外周リング部2、内周面20bから内方に延設されたフランジ部3を有する。外周リング部2は、フランジ部3との連結部Lよりも軸方向一方側に突出する第1突出部21、他方側に突出する第2突出部22を備える。第1突出部21と第2突出部22の軸方向長さは略同等である。外周リング部2には、歯形10の表層の浸炭層4と、浸炭層4を含み外周面20aから内方に向かう深さが浸炭層4の深さよりも深い領域であって高周波誘導加熱によりオーステナイトになるまで加熱された履歴を有する熱履歴層5とが形成されている。歯底104から内方に向かう熱履歴層5の深さTは、フランジ部3との連結部Lよりも第1突出部21及び第2突出部22の方が深く、第1突出部21と第2突出部22とにおいて略同等である。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼および、それから厚肉の管(約35mm以上の肉厚)を製造する方法を提供する。
【解決手段】一つの態様において、約15もしくは20μmを超え、約100μm未満の平均プライアーオーステナイト粒度を生成する鋼組成物が加工される。この組成物に基づいて、フェライト、高ベイナイトまたは粒状ベイナイトの実質的形成を伴わずに、約50容量%以上のマルテンサイトおよび約50容量%以下の低ベイナイトの微細組織を提供する焼き入れ手順が決定された。焼き入れ後、管を焼き戻しにかけることができる。焼き入れおよび焼き戻しされた管の降伏強さは約450MPaまたは485MPa超であることができ、そして機械的特性の測定値および硫化物応力腐食亀裂に対する抵抗は、450MPa等級と485MPa等級に適する焼き入れおよび焼き戻し管を見いだす。 (もっと読む)


【課題】汎用性が高く、搬送時及び加熱時に載せ替えることなくワークを支持できる簡素な構成の熱処理装置用治具と、その治具を用いた加熱装置、熱処理装置及び加熱方法を提供する。
【解決手段】環形状のワークWを搬送時及び加熱時に支持するための加熱装置用治具100が、中央構造部130と、中央構造部130と連結して配置し、ワークWが中央構造部130を囲んで端面を下向きの状態でワークWを載置するワーク支持部110とを備え、ワーク支持部110は中央構造部130の周囲に周方向に配列した複数の回転ローラ112を有し、中央構造部130は、ワーク支持部110にワークWを載置した状態で吊り下げる搬送用接続手段132と、回転ローラ112を回転駆動する回転駆動機構150と、回転駆動機構150に駆動力を入力するための駆動用接続手段133と、を備え、回転駆動機構150に入力し駆動力により回転ローラ112を回転駆動することでワークWが環形状に沿って回転する。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で汎用性が高く、大きなワークでも精度よく加熱可能な加熱装置、熱処理装置及び加熱方法を提供する。
【解決手段】環形状のワークWを載置するワーク支持部110と、ワーク支持部110に載置したワークWを環形状に沿って回転させる回転駆動部30と、ワークWを加熱する加熱部450とを備えた熱処理装置であり、ワーク支持部110は円周方向に配列した複数の回転ローラ112を備え、回転駆動部30は複数の回転ローラ112を回転駆動し、加熱部450は、ワーク支持部110上の加熱位置P3でワークWを誘導加熱する加熱コイル451と、加熱位置P3でワークWに対して加熱コイル451を変位させる変位手段460とを備え、変位手段460はワークWと加熱コイル451との間が所定の距離となるように加熱コイル451を変位させる。 (もっと読む)


【課題】環状の被加熱物の内周面を誘導加熱し、さらに被加熱物を冷却液に浸漬すると共に冷却液を被加熱物の内周面に噴射供給して冷却を促進する高周波焼入装置を小型化することである。
【解決手段】被加熱物10を支持する支持部材3と、被加熱物の内周面10aに冷却液を噴射供給する内側冷却液噴射装置4とを、昇降装置5によって支持する。内側冷却液噴射装置4は、エアシリンダ6を介して昇降装置5に支持されている。エアシリンダ6を駆動すると、被加熱物10の内周面10aと内側冷却液噴射装置4の高さ方向の相対位置が変化する。よって、内側冷却液噴射装置4を被加熱物10の内周面10aに対向させて内周面10aに冷却液を噴射供給したり、内周面10aから内側冷却液噴射装置4を退避させ内側加熱導体2を内周面10aに対向配置すると内周面10aを誘導加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】安価な熱処理設備で、長尺の鋼材における周方向の焼入れ硬さの均一化を達成する方法の提供である。
【解決手段】この焼入れ方法は、長尺の鋼材8を加熱する工程と、加熱された鋼材8を搬送しつつ、この鋼材8に冷却剤を噴射して冷却する工程と、を含む。この冷却剤の噴射速度Vが1m/sを超え30m/s以下であり、噴射角度θが5°以上35°以下である。好ましくは、冷却剤の噴射速度Vが1m/sを超え10m/s以下であり、噴射角度θが15°以上35°以下である。好ましくは、冷却剤の噴射速度Vが10m/sを超え20m/s以下であり、噴射角度θが10°以上30°以下である。好ましくは、冷却剤の噴射速度Vが20m/sを超え30m/s以下であり、噴射角度θが5°以上25°以下である。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、高周波焼入によって焼入硬化層を転走面に沿って全周にわたって均質に形成することが可能な軌道輪の製造方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪の製造方法は、過共析鋼から構成される成形体を準備する工程(S10)と、成形体において軌道輪の転走面となるべき環状領域の一部に面するように配置され、成形体を誘導加熱する誘導加熱部材を、環状領域の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体にA点以上の温度に加熱された環状の加熱領域を形成する工程(S30)と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程(S40)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、高周波焼入によって焼入硬化層を転走面に沿って全周にわたって均質に形成することが可能な軌道輪の製造方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪の製造方法は、0.95〜1.10%の炭素と、0.40〜0.70%の珪素と、0.90〜1.15%のマンガンと、0.90〜1.20%のクロムとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成される成形体を準備する工程(S10)と、成形体において軌道輪の転走面となるべき環状領域の一部に面するように配置され、成形体を誘導加熱する誘導加熱部材を、環状領域の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体にA点以上の温度に加熱された環状の加熱領域を形成する工程(S30)と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程(S40)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】高密度エネルギービームによるクランクシャフトへの焼入れ時に、クランクシャフトの変形を抑制することが可能なクランクシャフトへの焼入方法及びそのクランクシャフトを提供することにある。
【解決手段】本発明に係るクランクシャフト10への焼入方法及びそのクランクシャフト10は、クランクシャフト10のピン部に高密度エネルギービームを照射し、上記ピン部に硬化層を形成するものであって、上記ピン部の外周面のうち、上記ピン部の軸Xよりも上記クランクシャフトの回転軸Yから離れる外周面を第1照射領域Aとし、上記ピン部の軸Xよりも上記クランクシャフトの回転軸Yに合う外周面を第2照射領域Bとし、上記第1照射領域A及び第2照射領域Bの熱容量に応じて、これら第1照射領域A及び第2照射領域Bに上記高密度エネルギービームの出力態様を異ならせて照射している。 (もっと読む)


【課題】表面に凹凸がある被加熱物を良好に焼入れすることができると共に、容易に製造することができる高周波加熱装置の加熱導体を提供することである。
【解決手段】被加熱物4を高周波誘導加熱する高周波加熱装置1の加熱導体3において、加熱導体3は複数の湾曲片9a〜9cを有しており、各湾曲片9a〜9cは同一半径の円弧状であり、各湾曲片9a〜9cの円弧の中心を同一直線L上に配置し、各湾曲片9a〜9cを直線L方向に段状に連結する。 (もっと読む)


【課題】全長が変化すると焼戻しまたは焼き鈍し条件が変化して熱処理工程を含めた全体の工程が終了した状態におけるネジの精度を高くできない問題があった。
【解決手段】高周波電流が流れることにより磁界を発生させるコイル部を長尺金属部品の外周部に配置して該長尺金属部品を加熱し、冷却部により長尺金属部品に冷却材を噴射させて熱処理を行う長尺金属部品の熱処理方法であって、焼入れ加熱工程と焼入れ冷却工程と焼戻し前冷却工程と焼戻し加熱工程と焼戻し冷却工程とを備える熱処理方法により解決する。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱時に加熱導体と被加熱物とを所定間隔に保つスペーサの摩耗が、所定以上進んだことを検出することができる高周波加熱装置を提供することである。
【解決手段】被加熱物4を高周波誘導加熱する際に、高周波電流が供給される加熱導体7と被加熱物4とを所定間隔に保つスペーサ21〜23を備え、スペーサ21〜23を被加熱物に押圧することにより加熱導体7と被加熱物4の間隔を所定間隔に保つ高周波加熱装置10であって、スペーサ21〜23は、加熱導体7の被加熱物4と対向する部位よりも被加熱物配置側に突出する突出部30を有しており、前記突出部30の所定位置にセンサ32aを設け、前記センサ32aは被加熱物4が前記所定位置に達したことを検出する。 (もっと読む)


【課題】ピニオンギヤのシャフト部に形成されるネジ部の円周上を均一に加熱して加熱斑を防止して熱処理の信頼性向上を図り、さらに装置のコスト、コンパクト化を図ったピニオンギヤの熱処理装置および熱処理方法を提供する。
【解決手段】ピニオンギヤ7の軸部72を環状に囲繞する高周波加熱コイル61と、軸部72の軸線GLが高周波加熱コイル61の軸線CLと略一致すると共に、高周波加熱コイル61の内周面と軸部72の外周面とに全周にわたり均一な隙間63を有するように軸部72を内嵌してピニオンギヤ7を支持する筒状のガイド部材4と、ガイド部材4をガイド部材4の軸線RL周りに回動させる歯車機構3と、歯車機構3を駆動する駆動モータ31と、該駆動モータ31及び加熱装置6を制御する制御装置11とを備えている。 (もっと読む)


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