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Fターム[4K058BB06]の内容

金属の電解製造 (5,509) | 電解方式 (613) | 溶融塩を用いるもの (120) | 電解精製 (22)

Fターム[4K058BB06]に分類される特許

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【課題】目的金属を含む電解液から不純物(特に、目的金属よりもイオン化傾向が小さい金属イオンおよびその金属)の含有量が著しく低減された高純度な目的金属を、連続的に、かつ、高い作業効率で電解採取できる電解装置、および、このような電解装置を用いた電解採取方法を提供すること。
【解決手段】目的金属を含む電解液から、高純度な目的金属を電解採取するための電解装置であって、所定の、隔壁12、予備電解槽18a、本電解槽18bと、電極対20とを備え、前記隔壁12は、予備電解槽18aと本電解槽18bとを区分けして、各電解槽に析出する目的金属同士が混合することを防ぎ、かつ、前記予備電解槽18aと前記本電解槽18bとの間で電解液14を流通可能にする開口部12’を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】安全性に優れるとともに簡易なプロセスで希土類元素を高純度で回収可能な方法を提供する。
【解決手段】希土類元素の酸化物を含む原料を溶融硫酸塩中に添加する、添加工程と、原料が添加された溶融硫酸塩を電気分解し、原料に含まれる希土類元素を溶融硫酸塩中に溶解させる、溶解工程と、溶解工程の後、希土類元素が溶解した溶融硫酸塩に対して電気化学的に還元処理を行う、還元工程とを有する、希土類元素の回収方法とする。 (もっと読む)


【課題】陽極と、少なくとも部分的に酸化チタンで構成される陰極と、陰極の酸化チタンを化学的に還元可能な金属陽イオンを含有する溶融電解質と、を有する電解セル内において、固体状態で存在する酸化チタンを還元する方法。
【解決手段】陰極の酸化チタンを化学的に還元可能な金属陽イオンが陰極上に金属として沈着する電位よりは高い電位で電解セルを運転する工程を包含し、これにより同金属は陰極の酸化チタンを化学的に還元し;更に高純度のチタン(αTi)を得るために、同セル内での反応およびセル内酸化チタン中の酸素濃度の点から適宜にセル運転の後半の段階で電解質を再生すること、および/あるいはセル電位を変更することを特徴とする酸化チタンを還元する方法。 (もっと読む)


【課題】電解精製により不純物含有ナトリウムから精製ナトリウムを製造する方法であって、操作性、電解液の耐久性および安全性に優れたナトリウムの製造方法を提供する。
【解決手段】不純物含有ナトリウム180を陽極とし、かつNaTFSIとTFSIアニオンの非金属塩との混合物からなるイオン液体170を電解液として電気分解を行う。TFSIアニオンの非金属塩としては、テトラエチルアンモニウムTFSIまたはテトラブチルアンモニウムTFSIが好ましい。陽極では、不純物含有ナトリウムに含まれるナトリウムのみがナトリウムイオンとなって電解液に溶出し、その他の不純物は不純物含有ナトリウム中に残存する。一方、陰極では、電解液に含まれるナトリウム(ナトリウムイオン)のみが陰極の表面に析出する。結果として、不純物含有ナトリウムから高純度のナトリウムを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】金属インジウム含有合金から、高度に精製された金属インジウムを長期間に亘って、高回収率で製造する方法を提供する。
【解決手段】金属インジウム含有合金の陽極1、陰極2に金属インジウムを使用し、電解質3として、塩化インジウムを主成分とする塩化インジウム−塩化亜鉛溶融塩を使用し、溶融塩電解により、陽極からインジウムを陽イオンとして溶出させ、陰極上に金属インジウムを電析する金属インジウムの製造方法において、塩化インジウム−塩化亜鉛溶融塩中の塩化インジウム含有量が68重量%以上、溶融塩の水分含有量が0.5重量%以下であることを特徴とする金属インジウムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属アマルガムを含むアノード、アルカリイオン伝導性を有する固体電解質、及び融解アルカリ金属であるカソードを用いた電気分解によりアルカリ金属アマルガムからアルカリ金属を製造する方法。
【解決手段】大気圧下または大気圧よりわずかに大きな圧力下で攪拌することにより、アノードであるアルカリ金属アマルガムに運動状態が付与されることを特徴とする、アルカリ金属アマルガムからアルカリ金属を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】精製対象となる金属元素または半金属元素の融点よりも電解温度を低くすることができ、かつ、精製物の樹枝状成長や精製物への電解浴の巻き込みを抑制することができる、精製された金属又は半金属の製造方法を提供する。
【解決手段】電解槽内に設置された電解浴中において、金属元素又は半金属元素、及び、不純物を含む材料を陽極として、陽極に含まれる金属元素又は半金属元素と同種の金属元素又は半金属元素と、金属元素又は半金属元素との固溶体を実質的に作らない溶媒金属とを含有し、金属元素又は半金属元素の融点よりも低い完全凝固温度を有する合金を陰極として作用させ、合金が液相となることができる電解温度で電解を行うことにより、陽極中の金属元素又は半金属元素を陰極の合金中に移動させる電解工程と、その後、取出工程と、完全凝固温度より高くかつ電解温度より低い温度での析出工程と、回収工程とを備える製造方法。 (もっと読む)


固体金属化合物等の固体原料の還元のための方法において、電解装置の中で、原料の一部分が、2つ以上の電解槽(50、60、70、80)のそれぞれの中に配置される。溶融塩は、各槽の中に電解質として提供される。溶融塩は、塩が槽のそれぞれを通って流動するように、溶融塩容器(10)から循環させられる。原料は、各槽の中の電極にわたって電位を印加することによって、各槽の中で還元され、その電位は、原料の還元を引き起こすのに十分である。また、本発明は、本方法を実装するための装置も提供する。 (もっと読む)


電解採取の方法及び装置が、高い品質、純度及び大きな体積の成分の堆積物を生成するのに適している。各カソードは、電解採取の際に、前記成分生成物の含有、不純物の偏析、形態的に望ましくない材料の溶解及び生産性の増大のためにに使用される。光起電装置での使用に適したシリコンが、溶融された塩中に溶解している二酸化シリコンから固体の形態で電気堆積する。
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【課題】半導体装置において、素子を構成する材料の高純度化と均質性によって回路の微小化を可能とするための、高純度バナジウム、高純度バナジウムからなるターゲット、高純度バナジウム薄膜、及びそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】α放射を生ずるUの同位体元素とThの同位体元素の不純物含有量が、それぞれ1wtppb未満であり、さらにPb及びBiの同位体元素の不純物含有量を、それぞれ1ppm未満、0.1ppm未満とし、バナジウムの純度が99.99wt%以上とする。粗バナジウム原料を、溶融塩電解してカソード側に電析バナジウムを得、次にこれを電子ビーム溶解し、得られたインゴットを鍛造・圧延してスパッタリング用ターゲットとする。 (もっと読む)


【課題】貴金属含有廃棄物等から経済的に効率よく貴金属を回収する方法を提供する。
【解決手段】貴金属含有物を溶融金属スズで洗浄してスズ貴金属合金を形成し、該スズ貴金属合金を分離回収することを特徴とする貴金属回収方法であり、好ましくは、残った貴金属含有物をスズ化合物、還元剤、およびフラックスと共に加熱し、この還元溶融によって貴金属を溶出させると共に生成した金属スズ溶融層に該貴金属を吸収させ、該貴金属を含有する溶融メタル層を酸化物層から分離して回収し、回収したスズ貴金属合金を電解精製して貴金属を回収し、また還元溶融を強還元と弱還元の二段階に行う貴金属回収方法。 (もっと読む)


【課題】金属カルシウムを溶融塩電解により効率よく製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】電解槽に塩化カルシウム溶融塩を満たし、陽極および陰極を浸漬配置して溶融塩電解を行う金属カルシウムの製造方法であって、溶融塩電解に際しては陰極を金属カルシウムの融点以下に冷却して金属カルシウムを固体状態で陰極上に析出させ、溶融塩電解終了後は陰極を加熱して析出した固体金属カルシウムを溶融させて回収する。また、この製造方法に用いる溶融塩電解装置であって、溶融塩電解装置は、電解槽と、陰極と、陽極と、陰極と陽極の間に浸漬配置した隔壁とから構成され、陰極には、陰極自身を加熱または冷却可能な熱媒または冷媒の流通可能な流路が形成されている。 (もっと読む)


【課題】溶融金属塩化物を電解する際に、金属塩の蒸発を効果的に抑えることができ、溶融金属塩化物の液面からの蒸発による回収効率の低下や、蒸発した金属塩化物の配管内への付着を防止することができる金属精錬方法を提供する。
【解決手段】溶融金属塩化物3に浸漬する電極部材11,12,13の上端位置から電解槽5の底面までの領域では、電解槽5の加熱温度T1を、金属塩化物を構成している金属の融点tm以上で、かつ電解可能な温度に設定し、電極部材11,12,13の上端位置より上方で溶融金属塩化物3の液面3aまでの領域では、電解槽5の加熱温度T2を、金属塩化物の融点tc以上で、融点tc+100℃以下の温度範囲に設定し、溶融金属塩化物3の液面3aの直上の気体の温度T3は、金属塩化物の融点tc以下の温度に設定して、溶融金属塩化物3を電解処理する。 (もっと読む)


【解決課題】溶融塩を用いた貴金属の回収方法において、処理対象物からの貴金属の溶解速度を上昇させ、貴金属の回収を効率的に行なうことのできる方法、装置を提供することを目的とする。
【解決手段】溶融塩10を収容するグラファイト製の内容器20と、内容器20を収容するグラファイト製のコンテナ30、更に、コンテナ30を収容するステンレス製の外容器40、を有する溶融塩電解装置1を用いた。内容器20はグラファイト製の遮蔽版21により密閉されており、更に、外容器40及び遮蔽版21を貫通する塩素導入管50と排気管51が設けられている。そして、内容器20の底部には陽極60が敷設され、陽極60に対向するように陰極61が浸漬されている。外容器40には外容器内をアルゴンガスで充満させるため、不活性ガス導入管52が設けられている。 (もっと読む)


【課題】高温下で大気と接触した状態でも消耗しにくいアルミニウム三層電解精製用陰極黒鉛材を提供する。
【解決手段】本発明のアルミニウム三層電解精製用陰極黒鉛材は、Fe含有量が0.2質量%以下、表面の気孔面積率が22%以下であることを特徴とする。本発明のアルミニウム三層電解精製用陰極黒鉛材で構成された陰極(1)を用い、この陰極(1)と該陽極(2)との間に、陰極(1)側から順に精製アルミニウム層(B1)、精製電解浴層(B2)および陽極母合金溶湯層(B3)が形成された三層電解法精製炉(3)を用い、前記陽極母合金溶湯層(B3)に原料アルミニウム(B)を供給しつつ、前記陰極(1)へ向けて前記陽極(2)から直流電流を通電することにより精製アルミニウム(A)を前記精製アルミニウム層(B1)に析出させて、精製アルミニウム(A)を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】溶融塩の電気分解によるCaの生成、CaによるTiCl4の還元を効率よく行わせ、工業的規模で、安定した操業が可能なTi又はTi合金の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】CaCl2含有溶融塩中のCaにTiCl4を含む金属塩化物を反応させてTi粒又はTi合金粒を生成させる還元工程(反応容器1)と、この生成物を溶融塩から分離する工程(分離手段2)と、溶融塩を電解することによりCa濃度を高める電解工程(電解槽3)等を含み、更に、電極板33、34間に所定の電圧を印加してCa除去領域30内の溶融塩中のCaを除去すると同時にCa濃縮領域29内の溶融塩中のCaを高濃度化させる工程(Ca除去濃縮装置28)を含む方法。調整槽25で還元工程へ送る溶融塩のCa濃度を一定にすることが望ましい。このTi又はTi合金の製造方法は、本発明の製造装置により容易に実施できる。 (もっと読む)


【課題】ジルコニウム廃棄物から、より精製された汚染率の低いジルコニウムを回収することができる溶融塩電解を用いたジルコニウム廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】溶融塩電解法を用いて放射性物質とジルコニウムとを分離するジルコニウム廃棄物処理方法において、使用済み燃料のチャンネルボックス及び/又は被覆管を陽極溶解し、ジルコニウムを陰極で析出させる第1の溶融塩電解工程と、第1の溶融塩電解工程で析出したジルコニウムを陽極に装架して陽極溶解し、再度ジルコニウムを陰極で析出させる第2の溶融塩電解工程と、を有することを特徴とするジルコニウム廃棄物処理方法。 (もっと読む)


【課題】TiCl4をCaにより還元処理して金属Tiを製造するCa還元によるTiの製造方法を提供する。
【解決手段】CaCl2を含む溶融塩中のCaによりTiCl4を、溶融塩のCa濃度C(質量%)が、C>0質量%、溶融塩の温度が500〜1000℃を満たす条件下で還元し、生成したTi粒を前記溶融塩から分離する。C≧0.005質量%、溶融塩の温度を550〜950℃とし、前記Ca濃度と温度との関係が下記(i)式(T:反応容器内の溶融塩の温度(℃))
C≧0.002×T−1.5 ・・(i)
を満たす条件下で還元するのが望ましい。Ca濃度が低下した溶融塩を電解して、得られるCaをTiCl4の還元に用いることもできる。 (もっと読む)


【課題】電気比抵抗が高く、かつ気孔率が低くい窒化珪素セラミックス製のスペーサーで複極を保持することで、電気分解が安定し、またリーク電流によるロスが低減できる電解槽を提供する。
【解決手段】溶融塩化マグネシウムの電解槽において、アノードおよびカソードもしくは複極、または炉壁に埋め込まれたスペーサーによって、電極間隔が所定間隔に保持されるように、前記スペーサーが窒化珪素セラミックスで構成されている電解槽である。また、使用する窒化珪素セラミックス製のスペーサーの電気比抵抗を、1×105Ω・cm以上とする電解槽である。
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